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■幻十郎ってこんな人《基本》
幻十郎(画:伊藤サトシ先生)
・シリーズ2作目の真サムより登場。
・人を殺す事を何とも思わない冷酷な男。殺し屋稼業を営んでいる。
・好色家であり、その相手は男女問わない。(バイセクシャル)
・過去に枯華院に身を置き花諷院和狆に師事していたが、魂が暗黒に近すぎたため和狆に破門、追放される。
・同門の弟弟子である覇王丸に何やら深い恨みを抱いており、常に覇王丸を殺す事を考えている。
・背中の傷は実母に付けられたものである。
 実母と内縁の夫は幻十郎が幼少の頃に自ら殺し、この出来事が彼の性格を大きく歪ませる要因となった。
・いつでも人が斬れるようにと、刀は常に抜き身で持ち歩いている。
・博打、遊郭巡り、特技「千人斬り(男女問わず)」など、とてもバイオレンスな男である。
幻十郎(画:白井影二先生)

■主な戦う理由
・仕事。
・覇王丸を殺すため。
 基本的には覇王丸を殺す事が全てであり、ゲーム上のボスは「覇王丸を殺すための通過点」としての位置づけである事が殆どである。

■デザインと設定
幻十郎(画:北千里先生)
・初代では覇王丸のライバルとして右京が設定されていたが、続編制作の予定も無かったからか単に2人の性質や外見上の差による要素が殆どであった。
 シリーズ化を機に、覇王丸と深い関わりを持つ者として幻十郎が新たにライバルキャラとして作られたと思われる。
・デザイン上のモチーフは特にないようである。
・182cmの長身に鍛え上げられた筋肉、紅色の長い髪を結い、真紅の着物に紺色の袴を着用。晒を巻いている。
 背の部分には花札の『桜に赤短』の柄が入っている。(戦う時は上半身は裸)
みよしの
・使わないとはいえ、初期の公式絵には鞘を腰に差しているものがある。が、いつの間にか鞘すら無くなった。
・大きな盃や煙管などの装飾小物アイテムが多種登場する。
 中でも花札の『柳に小野道風』を模した番傘と黄色い蛙が有名。
・愛刀は名刀 梅鶯毒(ばいおうどく)
・誕生日が6月9日だったり、意図的にプロフィールの細部までとことんダークヒーロー路線を貫いている。

■ゲーム画面上の幻十郎
・剣サム以外のCVは全てコング桑田氏が担当。ドラマCDでは大塚明夫氏が担当。
幻十郎進行方向→
・刃を上向きにし上段で構える。手はクロスするような格好で刀を握っている。
 画像では分かりづらいが、左利きである。
・元同門であるため、技の型は覇王丸に少し似ている部分もある。
 が、覇王丸と違いどちらかと言うとテクニックを要する扱いの難しい弱キャラの部類である。
・必殺技でも花札や浮世絵、桜の花弁を演出に多用しており、華やかで美しく且つ豪快な物が多い。
幻十郎
・しかし、見た目とは裏腹に使い勝手は非常に渋い技ばかりである。
・セリフにも「上がりだ」「役にもならん」など、花札を連想させるものが使われている。
・そしてとにかく煩い。
 特に真サムはちょっと後退するだけで「どりゃあ!」と叫ぶため、カルシウム足りてない人などと言われていた。
・恋愛ゲーム版『Days of Memories~大江戸恋愛絵巻~』にも登場。
 八つ当たりも甚だしい、とても迷惑な人である。
 両刀設定が無駄に活かされており、主人公(男)が幻十郎に掘られるというED(※バッドエンド)が用意されている恐ろしいゲーム。
幻十郎
 
■幻十郎の黒歴史
・華やかなデビューをしたものの、斬サム以降覇王丸が話上の主人公に設定されない作品が多かったこともあり、徐々に存在感が薄くなってしまった。
・気が付けばただの覇王丸ストーカー
・『KOF』に同系統のキャラである八神庵が登場し、「幻様~!」と騒いでいたはずの婦女子を庵にゴッソリと持って行かれた。
・OVA『アスラ斬魔伝』で開始直後にあっさり斬殺される。きさまなどにくっするとは!

■その他
・『SNK VS. CAPCOM CHAOS』に参戦。
 このゲームで幻十郎が女体化した姿が見れる。(CAPCOM『ヴァンパイア』シリーズのデミトリさんの技”ミッドナイトブリス”を食らうと男性は女性になる)
 色っぽい花魁で、中々の出来栄えだったが一般的に喜ぶ人がどの位いたのかは定かではない。
・同社作品の『餓狼伝説SPECIAL』に登場するギースに風貌が似ており、中の人も同一人物だった為「ギースの祖先なのではないか?」という噂があったが、全く関係無い。
ギース
・『るろうに剣心』の和月先生は熱心なサムスピファンとして有名だが、中でも幻十郎が1番のお気に入りらしく、志々雄真実や斎藤一のモチーフとしてセリフを含めてかなり強い影響を与えている。
志々雄(画:和月伸宏先生)
・RPG版『武士道烈伝』でも無駄に設定を活かされてしまい、天草編では1人旅を強いられる。
 その為、ステータス異常時には相当苦しい旅路となるのは言うまでもない。
 ミヅキ編では誰が主人公でも強制的に仲間になる疾風の鈴音がいるので2人旅となるが、意外にもちょっと良い感じな展開があったりする。

■魅力(超独断)
今でこそ珍しくないが、当時はこういったダークヒーロー的な要素をここまで前面に打ち出したキャラは殆どおらず、実に鮮烈なデビューでした。
重く暗い過去と、狂人のような冷酷さ、そして溢れ出す好色感。
覇王丸とは別のベクトルの粋な潔さを持ったキャラで、使用感も玄人好みであるため男性人気もかなり高いように思います。
決して奇抜な衣装でも何でもないのに、色合いとアイテム効果だけで”画”になるキャラですよね。

シリーズ通して、覇王丸と下手に和解する事もなくずっと孤高の狂人ダークヒーローで居続けたのが格好良いです。
ただ、その所為で結局覇王丸だけとの絡みになってしまい全体の話の中心から外れる感じになり、存在感が薄れてきてしまったのが非常に勿体ないキャラだったなぁと思います。
熱心なファンは多いと思うので別にいいのかな。