岳団彩雲

それ行け自然派探検隊!

4/22-23登山他

2017年4月22日 ①犬が岳 ②九千部界隈周回 ③野岳フリー
2017年4月23日 ①霧立越・扇山登山 ②三郡~宝満交叉ボッカ ③昭和の森沢登り 
        ④慶良間ダイビング

久々に晴れの週末となった4月末、今年は遅れ気味だった花の季節に山々はそろそろ彩られているようです。またGW遠征を計画している組はボッカトレに勤しみ、フリー全盛期を迎え指も出来上がって来た者もいるようです。何をやるにも良い季節の到来!今年も自然に飛び出します☆

AAA



















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キャノキ谷~山犬切

2017年3月19日(日)久連子起点~キャノキ谷右股~山犬切~石楠越周回

冬枯れの様相呈する早春の脊梁山地を彷徨いに今回、久連子からキャノキ谷沿いを山犬切
を目指しました。この週末は三連休と言う事で多くの登山客が脊梁山地を訪れた模様、
おそらく福寿草の名残りを求めてでしょう。我々は久連子荘を過ぎて久連子大橋付近に
停車しキャノキ谷沿いの崩落舗装路を終点まで進み、キャノキ谷に降り立つ。石灰岩質
の山らしく、殆ど伏流した涸沢のキャノキ谷は沢筋も広く冬枯れも手伝って陽射しもよく
明るい渓谷を淡々と登りました。源流域では所々残雪も煌めく早春の渓らしい風情が
広がる中、緩やかな斜面を登り詰めると南山犬切山頂にひょこり☆下山は石楠越から、
久連子大橋方面にダイレクトに降りれる道を取り、早春の周回縦走の巻でした☆

◆久連子大橋からスタート~キャノキ谷沿いの舗装路を東に進む。
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◆ほぼ伏流の涸沢は、広くて明るくて快適な歩行☆
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◆すぐに通り過ぎるのがもったいないくらいの源流域☆ここで一泊せねば!
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◆北斜面には残雪が☆
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◆渓谷添いにも残雪煌めく☆
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日向神タワーマルチルート開通

2017年3月12日 日向神タワー 第1及び第2ルート開通

■昨年11月から着手した日向神タワーのマルチルート、開通しました。この日向神タワー(日向神開拓団の皆様により命名)であるが現在では、規模の大きな岩壁@びっくりフェイスはよく知られているが、すぐ隣に突き刺さっているこのタワーの存在はこれまで一部の人々にしか知られていなかったようだ。おそらくその昔は、舗装路沿いに植えられてる杉植林が今のように大きな大木に育っていなくて、麓からもっとよく見渡せたのかもしれません。昨年の晩秋、雨で登れないかもしれない・・と思いつつも諦めきれず日向神に行ったものの案の定、岩場には浸み出しでズルズルで登れず、この日向神タワーの偵察に行ったのが始まりで、調査、試登、整備、剪定作業に大掃除にと岳団彩雲のメンバーや鹿川庵の白河さんらと通う事8回で、短いながら2本のマルチルートを整備できました。

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◆アプローチ

日向神エリア駐車場から、道端エリアの前を通り過ぎ、びっくりフェイス方向に≒3~4分進む。びっくりフェイスへの立派な取付き道が出てくるので鋭角に左折~終点まで進むと左側に浅い谷を渡ってトラバースしつつ右上。赤テープとフィックスロープに導かれ登り上がると、日向神タワー右端の末端岩壁に突き当たる。道なりに岩壁裾を左に進むと第2ルート取付き点で、更に10m奥に進めば第1ルート取付き広場に出る。

 

◆注意点

日向神タワー・メインフェイスはバージンフェイスでは無く、往年のクライマーが引いたルートが2~3本残っていて、錆びたリングピンやボロボロのハーケンが見受けられる。今回はフリーに拘ったルート取りとはなっているが、往年のルートと一部交叉しながらルート整備した。かつては登られた痕跡はある物の、ここ数十年?はほぼ手つかずの状態であった事は間違い無く、出来るだけ浮石の除去は行った物の、特にタワー中央部から上部の岩壁には脆い部分もまだあり、浮石、落石の恐れも充分にある為、登攀にあたっては充分に注意の上、自己責任で登って下さい。


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★<日向神タワー 第
1ルート> 3ピッチ 77m 5.10c  (Oblg : 5.9)

*おそらく往年のクライマーが日向神タワーメインフェイスに引いたルートはこの第1ルートの付近に1本と、タワーの右端から登る1本ではないかと思われる。取付き点に残っている古いハーケンと松の木の成長につれて、はち切れてしまって、ほぼ土と同化しつつあるスリングが当時の様子を物語っていた。

 

 

■1ピッチ(5.10a : 30m) : 日向神タワー奥の第1ルート取付き点の広場で登攀具に身を固め取付き。最初の一歩が緊張するものの落ち着いてホールドを探ればルートは拓け、その後は快適なフェイスをスプーンカットやら何やらを拾って快適なクライミングをエンジョイできる。

 

 

■2ピッチ (5.10c : 25m) :出だしは段差のあるフェイスをガシガシ登り、壁が立って来た辺りからが核心。傾斜の強いフェイスを一段登って右に回り込み、浅いジェードル部分を登り上がる。抜け口の甘いホールドは、初見ではかなりスリリング。当初初見では10d11aでも良いか!?・とも考えたがスタンスもはっきりしてるのでこれぐらいか。

 

 

■3ピッチ (5.10a : 22m) :かかりの良いホールドを繋いで直上、問題なく頂上直下に出るが、直下ののっぺりとしたスラブは細かなカチを拾って繋ぎ最後はカチ握りこみで登り上がると、頂上の終了点に抜ける。下山は同ルートを懸垂下降~途中で一度切り返して取付き点へ帰着。

 

 

 

★<日向神タワー 第2ルート> 4ピッチ 83m 5.11a  (Oblg : 5.10b)

*このルートの取る付き点は当初、低灌木、草付、苔にびっしりと覆われていて岩肌が覆い隠されていた箇所を、下村、坂根により大規模な掃除を繰り返した所、中々面白そうなフェイスが出てきた。周りの樹木の状況も変わっているようで陽の当たりも良好で、適度に登ってさえいればおそらくは自然に戻る事も無いのでは・・と思われる。

尚、この第2ルートの1ピッチ目はショートルートとしてルート名、あやぐも(5.111a)としても登れる。

 

 

■1ピッチ (5.11a : 18m)*彩雲* :当初、この1ピッチと2ピッチをリンクして整備していたが、曲面に引いたルートの為ザイルの流れが悪くコールも通らないのと、下部と上部のグレードが大きく違う事から2ピッチに分割した。取付きは日向神タワー右側(広場の一段下)から取付き、何とも明確なホールドスタンスの少ないフェイスをじわじわ登る。

中間テラスまでも緊張するが、核心はその上位、終了点間際は少々スリリングなムーブ。

 

 

■2ピッチ (5.8 : 15m) :草付が除去された階段状のフェイスは乗り上がるようなムーブでぐんぐん登る。時折ヒヤリとするポーションもあるが落ち着いて登れば問題なし。

 

 

■3ピッチ (5.10a : 25m) :頭上に見えるハング地点まで直線的に登りハング下へ。ハングは左端から越えるが小さめのホールドを押さえ込みながら乗り越えるが、ちょっとスリリング。後は終了点まで階段状を登る。

 

 

■4ピッチ (5.10b : 25m) :出だしは瞬間、左の段差にスタンス・ホールドを求めるが、この左側の凹角箇所は浮石が多く、早めに正面から右よりのフェイスに乗り移るのが良い。細かなカチを数手繋ぎ、一段乗越っしてテラスに出た後は、右寄りに回り込みホールド豊かなフェイスを直上すると終了点に達する。 
下山は第1ルートを懸垂下降するのが良いが、第1ルートにクライマーが居る場合は第2ルートを懸垂下降し、3ピッチ目の終了点で、一旦切り返した方が無難だと思われる。
60ザイル 2本であれば2ピッチ目の終了点まで届くか。

 



八ヶ岳 赤岳主稜

2017年2月23日~26日 八ヶ岳・赤岳主稜登攀 (simo, ayakichi)

2月23日(木)

大荷物・・・。かなりの視線を感じながら小倉の街を歩く。新大阪までの格安チケットを購入。
吉野家で夕食として牛丼を食べ、マクドナルドでビックマックとフィレオフィッシュバーガーとポテトを購入し食べる。(もう満腹です。)キオスクでビール2本購入。集合直前、「金麦を買って~」とラインが入る。金麦追加購入。予定していた新幹線内で綾ちゃんと合流してみると生ビールを車内にぶちまけたとかで、足元にはずっしり濡れたタオル。貴重なアルコールの流失に綾ちゃんショックを受けてるようだ。でも、金麦飲んでご機嫌はいつも通りに。新大阪で高速バスに乗り換え。車内はほぼ満席。早めの予約でよかったです。4列シートだが、ぐっすり寝れた。

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2月24日(金)快晴

バスは予定通り茅野駅着。寒い!

あらかじめ買っていた朝食(パン)を食べるが、駅には蕎麦屋があり、温かい蕎麦はとても美味そうだった。タクシーで美濃戸口まで。美濃戸からの林道は前日の雨と今朝の冷え込みでツルツル。冗談じゃなく氷の滑滝。スケートリンク状態。(何キロも続いている)さっさとアイゼンを出せば良いものを、めんどくさくて結局、行者小屋までノーアイゼンで突破。途中、林道ではなく、南沢沿いのトレースをたどるが、ショートカットにもならず時間がかかっただけ。赤岳山荘ではビールを4本追加購入。おばちゃんがちょっとおまけしてくれた。二ホンカモシカに会う。警戒心のないやつで2mぐらいまで近づいてきた。

行者小屋では韓国人チーム40名が幕営。中央には本部テント。靴のまま入れるようになっており、中では何か調理が行われている。無線機も備えていてどこかと交信中。テントの外では使い切ったプリムスのガス缶を潰しているが未使用の缶と合わせるとその数、50本以上。ソリも10台はあったように思う。本部テントの周囲には各隊員のテントがあり、続々と登攀を終えた隊員が戻ってくる。装備もしっかりしている。規模といい装備といいナショナルチームの合宿か??我々は韓国人チームの邪魔にならない所にテントを設営。天場工作ではワカンが効力を発揮。(うれしい)

水場はすぐ近く。厳冬期でも使えるようだ。トイレは小屋のものを使用。なんとトイレットペーパー付き。テント設営を完了して、一息ついたところで14時近く。時間的にキツイし、主目的は赤岳主稜だったので、阿弥陀岳北稜はカットすることにした。そうなると、食べて、飲んで寝るだけ。韓国チームは大騒ぎしていたが、夜中は意外と静かでぐっすり眠れた。
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 2月25日(土)快晴

3時起床。マイナス17℃。テント内はありとあらゆるものに霜が降りている。綾ちゃんのコンタクト液も凍ってしまった。ゆっくり支度し、出発。出発してすぐ、下村が行動食を忘れたことに気づき取りに戻る。
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取付きへのトラバース地点手前で明るくなる。阿弥陀岳が素晴らしい。横岳方面のモルゲンロートも美しい。トラバース手前で登攀具を着けようと思っていたが、思いのほか不安定で取付きで着けることにする。
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ところが取りつきはさらに不安定で後着した信州大学山岳部の3名に1ピッチ目を譲る。さすが名門山岳部。しっかりした先輩の指示と確実な確保に感心。色々な資料で核心は1ピッチ目の出だしということだったが、さほどの困難も感じることなく通過。2人の間に「後は歩けばつくんじゃねぇの~」的な楽勝ムードが漂う。(これがとんでもない間違いでした。)

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 3ピッチ終わったところで信州大学に先を譲ってもらう。全体的に残置は少ない。ほとんどない。中間支点もない。岩のでっぱりはそれなりに使える。ビレイ地点はハンガーがあるが、エビの尻尾と同化して見えにくい場所もある。雪面はかたくてピックは刺さるが、石突の方は5㎝ほどしか刺さらない。アイゼンは良く効く。問題は6ピッチ目。

浅いチムニーを登るが悪い。珍しく中間支点もあるが少なくてランナウト。ビレイ地点も見えず50m出す。しかし、確保できるような場所は無い。10mクライムダウン。やはり、ハンガーを見逃していた。どう考えても、ここが核心だが記述が少ないのはなぜだろう?それからも確保地点がわからず、変則的に切る。次第に傾斜が緩くなり縦走路が見えてくる。
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ザイルでつながったまま2人で赤岳山頂に立つ。無風快晴。山頂には一般登山者が続々とあがってくる。甲斐駒、千丈が真っ白にそびえている。富士山が大きい。阿弥陀岳南陵、北稜、北西稜、全部見える。満足です。1時間は山頂にいたと思う。遠い福岡から来てこの天気と眺望。下るのがもったいなくて長居する。綾ちゃんはいろんな人とおしゃべりしてる。 
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文三郎道を使って下山。バリエーションとまではいかないが、一般道としてはかなり手強い。アイゼンをひっかけて一瞬ヒヤッとする。落ちれば止まらないだろう。慎重に下って天場に着く。韓国人たちはいなくなっていた。達成感で放心状態。とりあえず飲もうということになり、あれこれ摘まみつつ、この日開いた行者小屋でビールを買い足し、梅酒、焼酎とともに飲む。ちょっと寝るか~・・・で朝までぐっすり寝てしまう。(夕食は作らなかったけど、結構お腹いっぱいでした。)
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2月26日(日)晴

朝方、多少雪がぱらついたが、晴れている。朝飯を食べて、テント撤収。一気に下る。楽しみにしていた温泉も、ちょうどバスが来たため断念。特急で名古屋まで出て居酒屋で満腹になるまで詰め込む。新幹線で小倉まで。急病人発生のため14分遅れで到着。解散。 

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自分なりに色々調べたものの、やはりその場で処理というものが多かったように思います。テントに食料を忘れたり、登攀中にトポを落としたり、アイゼンひっかけたり、マメができたり反省です。装備や食料はもっと綿密に打ち合わせできたら減らせると思います。ワカンは阿弥陀をカットしたため天場工作以外、使いませんでした。

歩荷、歩き、雪氷技術すべてがまだまだで、その分天気に恵まれての成功だったと思います。発案してくれた綾ちゃん、残留してくれた勝野さん、応援してくれた彩雲の皆様に本当に感謝しています。

赤岳西壁主稜登れました!ありがとうございました!

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大山別山中央稜、夏道

2017年2月18日 伯耆大山北壁 別山バットレス 、 夏道登山道

些か気温の上がり気味の伯耆大山、天候に一抹の不安を感じつつアプローチ、雪の状態等
見極めつつ当初の狙いだった滝沢リッジを諦め、別山バットレスに取付くcha & tokaチーム。
雪は少なめで岩稜が露出するポーションも多いながらも難易度はそれほど上がっては無かった
模様。夏道ボッカを行ったayakichiは、ガスのなか登頂~北壁を覗くもガスで展望無く、往路を
引き返し、時折突風に吹かれまつ毛を凍らせつつ下山。良いアイトレにはなりました☆

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