洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれてずっとここ錦3丁目でくらしているオールドシティボーイです。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

MADE IN JAPAN特集その2 (2017/11/25)

当店はロロ・ピアーナ、エルメネジルド・ゼニア、ビターレ・バルベリス・カノニコなどイタリア素材の取り扱いが多いオーダー店ですが日本の誠実なものづくり精神で作られた素材もご紹介しています。

今回は国産の雄、御幸毛織と葛利毛織を選んでMADE IN JAPAN特集。その二日目です。

ションヘル織機でゆっくり織り上げた味わいのある素材感で人気のある葛利毛織「DOMINX」。今回1mあたり360gで織り上げたウール100%ウーステッドのミディアムグレー無地をお求めやすい価格でオーダーいただくため反で発注いたしました。秋冬定番の綾織りで御幸毛織同様「仕立て映え」するスーツ素材です。他にチャコールグレー無地、ネイビーブルー無地もございます。
葛利毛織 DOMINXウーステッド ミディアムグレー無地
スペシャルプライス オーダースーツ価格 59800円(税込)
ベスト追加ご希望の場合は14000円(税込)、追加のパンツご希望の場合は21000円(税込)です。パンツ単体でもオーダー承ります。

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DOMINXウーステッド ミディアムグレー無地
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葛利毛織のアイデンティティ ションヘル織機 
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チャコールグレー無地、ネイビーブルー無地もございます。
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葛利毛織、葛谷社長も先週ご来店賜りました。高校の先輩です。 

MADE IN JAPAN特集その1(2017/11/24)

当店はロロ・ピアーナ、エルメネジルド・ゼニア、ビターレ・バルベリス・カノニコなどイタリア素材の取り扱いが多いオーダー店ですが日本の誠実なものづくり精神で作られた素材もご紹介しています。

今回は国産の雄、御幸毛織葛利毛織を選んで、MADE IN JAPAN特集、その一日目。

約100年以上前名古屋市で創業した御幸毛織はMADE IN JAPANオーダー用紳士服地のリーディングカンパニーです。御幸毛織の紳士服地は素材で見るよりスーツが出来上がると仕立て映えがするという評価を多くのお客さまからいただいています。今回は2017年リリースした新しい秋冬素材をオーダースーツ価格 59800円(税込)のスペシャルプライスで承ります。ジレを追加の場合はプラス14000円(税込)となります。

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0137 ネイビーワイドシャドーストライプ
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0123 チャコールグレーブルーストライプ
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0124 ネイビーウィンドペン
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0125 グレーウィンドペン
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0107 ブルーベースブラックストライプ
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0123 チャコールグレーワイドシャドーストライプ
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0128 ブラックベース ネイビーオルタネートストライプ 
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0152 スモーキーダークブルーシャドーストライプ 
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0156 ネイビーブルーシャドーストライプ
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0138 チャコールグレー無地

道路でもジェントルマン(2017/11/23)

昭和の思い出
昨日のお休みは運転免許の更新に平針運転免許試験場に朝から出かける。42年前、昭和50年(1975)に16だった私は原動機付自転車の免許を初めて取った。その頃から全く変わらない昭和の薫りが満ちている場所だが来年から3年かけて建て替えるそうだ。 記念にその風景を写真に残しておく。
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この建物には若い頃の思い出がつまっている。
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昭和テイスト
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来年とりこわし。

あらためて安全運転を
一回違反をしてしまったので今回はゴールド免許ではなく、安全運転講習を受けた。めんどくさいなあと思いながら教室の机に座る。ほどなくさだまさしの音楽が流れてきたが聞くでもなく聞いていたら、それは交通事故の加害者の歌でその内容に衝撃を受ける。そしてその後安全運転講習とビデオ。教官がおっしゃれられることに思い当たるフシがあるので悪い習慣は改めてもう一度安全運転をめざしたい。私の住む愛知県は事故死全国一を14年間続けている。教官になぜこうなったのかと聞いてみたら県民の交通モラルとマナーが悪いからではないかとのこと。わたしも愛知県民の一人としてその責任の一端はあるのでなんとか自分から正さねばと思う。ゴールド免許で教習省略も楽でいいが、5年に一度くらいはあらためて安全運転を学ぶ機会もけして悪いことではない。まちがいなくジェントルマンである友人のシモちゃんは運転マナーもいいのでシモちゃんを見習ってこれからはハンドルを握っても道路上のジェントルマンでありたいと誓う。
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左が今回の写真。多少の劣化はあり。

古い免許を貰う
古い免許ももらえる制度になったらしいのでもらってきて2枚の顔写真の違いを見た。 前回の更新は平成24年なので5年。多少の劣化はあるがあんまり変化はなかったのでほっとした。でも肌のハリはちがいますよね。

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ロンストが八枚。

やはりロンストが好き

平針から帰宅したあと洋服ダンスを整理する小箱でも買おうと街に出た。先の日曜日、あるお客さまからまるで新しく出来たセレクトショップの如く美しいクローゼットの写真を見せていただき、心動いたから。組み立ててできたのを写真を撮ってみる。全体は恥ずかしいのでその一部のみ。そのお客さまのクローゼットとは月とすっぽんだがあらためてロンドンストライプのシャツが好きなんだなあと自覚。

紅葉礼賛(2017/11/21)

晩秋も暮れて今年は冬の訪れが早い。紅葉の美しい季節も駆け足でやって来た。だから先週は紅葉を愛でに水曜は豊田市月原のセントクリークゴルフクラブ、木曜は母をつれて近江の国は湖東三山と永源寺に出かけた。
名所旧跡、神社仏閣に出かけなくてもこの紅葉が美しい一週間、この国は美しい。街の中、近所の公園には美しい木々が並ぶ。サクラの頃と紅葉の頃、美しい2週間を持つ日本は幸せな国。
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今日、名古屋平田町にて
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セントクリークのエントランスはメタセコイアが美しい。
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セントクリークのウェスト9番を見返ると。
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湖東三山 西明寺 三重塔
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西明寺 グリンからのグラデーション
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永源寺
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燃えるような赤。永源寺
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切り取った景色 永源寺
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まさに錦。永源寺

ジレフェア好評につき。(2017/11/20)

現在ジレフェアを開催していますがたいへん好評で多くのお客さまからのオーダーをいただいています。11月末までの開催でしたが好評につき12月3日(日)まで延長いたします。そして年内納品いたします。ジレフェアについてはこちら。

  • ジレの良さ その1
    ジャケット&パンツ、スーツにジレを加えるとファッショナブルな印象を与えます。コーディネートについてあまりご心配される必要はありません。たとえばチェックオンチェックでもチェックのタイプが違えば案外悪くありません。
  • ジレの良さ その2
    だんだん寒くなりましたがジレを着るだけで暖かい。店主はシャツは素肌に着ますがシャツの上にジレを着ることで暖かい。また冷えからお腹も守ります。
  • ジレの良さ その3
    旅行のときに便利なのがジレ。飛行機の座席に座って脇のポケットがチケットや小銭、小物を入れるのにとても便利。
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出来上がってきたジレ。左はウールデニム、背中も同じ素材で。右はイタリア製ウールでコーデしやすいジレ。
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11月はほとんど毎日ジレ着ています。チェックオンチェックですがチェックのタイプが違いのでOKで。

丁寧に仕立てたいから納期はかかります。(2017/11/19)

年内の納品完了につきまして。
お客さまから多くのオーダーをいただきましてオーダースーツ、オーダージャケットの2017年の年内納品が完了いたしました。2018年の納品は1月10日からピッティイマジネウォモ出張がありますので1月18日(金)からとなります。

オーダーパンツ、オーダージレにつきましてはまだ年内納品可能です。


オーダーシャツは約20日間ですので年内納品は十分可能です。


丁寧に仕立てたいから。納期はかかります。 
オーダーサロンタナカは38年間ずっと毛芯縫製でオーダーメイドスーツを作ってきました。それもずっとひとつの縫製工場で。最近私どもの縫製を担当する縫製工場の評価が高まり仕事が増え納期が長くなってきました。そして毛芯仕立ては難しく工程も多く手間がかかります。接着芯仕立てを主体とする工場やキャパシティの大きい工場をつかったり、中国の縫製工場で仕立てたりすると納期が短縮できるのはわかっていますが、やっぱり本バス毛芯を使ったオーダースーツは立体感が美しい。仕上がりの見た目が全然違います。多少お待ちいただいても、信頼する工場で作ったそういう良いスーツを納品するのが私どもの仕事だと考えます。 スーツを丁寧に仕立てたいから、すこしだけおまちくださいませ。

我々の縫製工場は日本最高のモデリスト柴山登光先生が作成した型紙をCADに入力します。そのCADもオーダーメイドの技術をそのままシュミレーションした米ガーバー社のシステム。まさに熟練の腕利きテーラーが頭の中で考えた線がモニター上に表現されカッティングマシンで服地をカットします。ただチェックの素材は柄合わせがずれてもいけないのでまず紙をカットしてそれを服地の上に起き、チェックの柄を丁寧に合わせて人の手で裁断いたします。工場縫製とはいえ手作りで丁寧につくられているのです。
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CADでカットした紙にそって丁寧に手で裁断
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柄合わせをするためチェック柄の素材は無地よりも服地が多く必要となります。

ハイシャイン記(2017/11/18)

雨降りの土曜日は靴磨きでもしましょうか。

パンツの丈がこのところ短くなってきたので靴選びの重要性が増しました。いい靴を履けばスーツ・ジャケットが間違いなくステキに見えます。そして靴はちゃんとお手入れすれば10年以上、それこそ人生のおしゃれの伴侶となります。だからお手入れが肝心。
以前名古屋のオーダー靴屋さんに靴に顔が映るくらい鏡面のように磨き上げる「ハイシャイン」のやり方を教えてもらいました。そのときはうまくいってよくハイシャインをしていました。ただその後いろいろ磨き方、クリームを試したが、やり方を忘れてしまったのかあまりうまく磨けなくなってしまいました。

昨日テレビ塔近くの東急ハンズに買い物に出かけたら靴クリームメーカー「コロンブス」さんのデモをしていたので、そこでもう一度ハイシャインの仕方、そして使うクリーム、ブラシ、布などをご教授いただいてコロンブス社東急ハンズオリジナルクリーム2点。仕上げ用馬毛ブラシを購入。
家に帰ってすぐ今年ロンドンで買ったチャーチのストレートチップ靴「CONSUL」を磨いてみました。

1.まず馬毛ブラシでホコリや細かいごみを除去

2.クリームを薄くブラシで塗る。今回は東急ハンズ用にコロンブスが作ったSHOE CREAMのミディアムブラウンを使った。

3.半乾きの状態でコロンブスの馬毛ブラシで磨きツヤを出す。

4.つま先の部分に東急ハンズ用無色SHOE POLISHと水を交互に付けてコロンブスのコットンクロスで磨く。何度も何度も繰り返し磨くこと10分。段々ツヤが出てきて鏡面のようになりました。成功です。うまく行ったのであと4足磨きました。
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ハイシャインがうまくいくのは革の状態もあるし、磨くグッズもあるようです。いままでサフィール、モーブレーをつかっていましたが、教えて頂いて上手にできたのでこれからはコロンブス/ブートブラックにしよかなと思います。

しかし靴の磨き方はひとによってほんとにいろいろ有るようです。名人に教えていただいたり、磨き方の本を買ったりしましたがみなさんそれぞれ違います。どれがベストか自分なりの方法を編み出すしかないかもしれません、またいい方法が見つかった時それが独り悦に入る時間なのでしょう。いずれにしてもお手入れは楽し。

幸福な縫製工場の風景(2017/11/17)

先日、当店が扱うすべてのスーツ、ジャケット、パンツの縫製をお願いしている縫製工場に訪問した。いりくんだ入江が望める風光明媚な地に建つこの縫製工場は手縫いの職人さんが減って困っているテーラーさんをサポートする目的で約30数年前設立された。それゆえハンドメイドと近づけるため毛芯縫製専門工場となっている。昨今その本バス毛芯仕立て立体感のあるクオリティに消費者のみなさまの注目が集まって、結果たくさんの仕事が工場に集まり働く技術者のみなさんも忙しそうに働いている。
縫製工場というのはむずかしいビジネスで、ミスは許されない上、仕事が少ないと財務に問題が生じるだけでなく仕事が多くなってくると納期を間に合わせるため人手不足の問題にもなる。

近くで立ち寄ったスーパーでレジのスタッフと雑談をしている中で、ぼくがやっている店はすべてこの工場で縫製をやってもらっているんだよと話したら、あそこの工場はいま忙しいしすごくいい工場なんだと話題になっているそうだ。そういう地元の評価はとてもうれしい。この工場はここではたらく人たちに無理な働き方を強いているとそういう評価は生まれない。工場内で何人かのスタッフの人と打ち合わせをしたがみんな自信に満ちた表情だったことが印象的。

設立以来長くこの工場に仕事をお願いしてきたことはほんとうに幸せなことだと思っているしこれからもずっと当店のスーツ・ジャケットはここが仕立てていきます。
お客さまに感謝、縫製工場に感謝。

芯据えのプロセス
 熟練の技術を持つスタッフがこの工場を支えています。この工場の一番大事な工程、毛芯を服地に縫い付ける「芯据え」のプロセスをご紹介いたします。
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裁断した上着の前身に毛芯を重ねて十分湿度を均質に与える。
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軽くプレスする。
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密閉した箱のなかで一定の時間エイジングして、湿度をなじませる。
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毛芯を縫いつける前にシツケミシンを打ってずれないように安定させる。シツケミシンもただ縫うだけでなくバーツによって余裕の付け具合を変える高度な技術を使う。
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一台500万以上するドイツ製ミシンで毛芯と前身を縫い付ける。

春入荷予定のドーメル素材はストレッチツイル(2017/11/16)

先週ドーメル社のスタッフが来店。来シーズンの買い付けを行いました。まず夏のスーツの素材、トロピカルアマデウスがリニューアルしたのでこれを買い付けました。

そして春夏のパンツ用にストレッチするウール100%ツイル素材EXELBLUE(エクセルブルー)をミディアムグレー無地と上品なグレージュ無地の2種選びました。グレージュはコーディネートしやすい色として注目されています。1mあたり240gの軽いツイル(綾織り)なので春先から初夏にかけて快適に着用いただけます。2018年2月初めには入荷、そしてスペシャルプライス(まだ未定)で公開しますのでお楽しみに。
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ドーメル、エクセルブルー 上がグレージュ無地、下がミディアムグレー
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フルコレクションの中から買い付けしました。 

微笑みの詩人の夜(2017/11/15)

ライブハウスブルーノートは我が家から歩いて5分。良いライブがあると見に行く。昨夜は佐野元春、食事を済ませ出かける。お酒をいただきながらしばし開演を待ち、ステージに現れたバンドはみんなダーク姿。短い白髪の佐野元春は引き締まった大人の男。彼の歌はロックでことばはポエム。ドラムキーボードチェロベースの4人が微笑みの詩人の唄を穏やかに支える。ハモンドオルガン特有のゆらぎのある音が耳に心地よいと思ったら、ボ・ガンボスで活動した腕利きミュージシャン、Dr.Kyonだった。知ってる曲は一曲だけだったが全ての曲が知ってる曲以上にワクワクしたこころ踊るライブでした。高いクオリティの音で聞いた今年最高のライブだったかもしれない。
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