洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれてずっとここ錦3丁目でくらしているオールドシティボーイです。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

2ストライプ原則(2017/9/23)

スーツのコーディネートはけっして難しくありません。
まず原則はVゾーンを構成するスーツ、ネクタイ、シャツの3つの中で2つをストライプにするとオシャレになります。そしてひとつは無地にする。3つの要素すべてストライプにするとゴチャゴチャ煩雑ですので2つに整理しましょう。

全てもしくは2つの要素を無地にするのも悪くはありませんが地味になります。店主自身がストライプのスーツのコーデに1番シンプルだと考えているのはネクタイを無地にしてシャツをロンドンストライプにすることです。

 DSC05668
グレーのストライプスーツには、ブラウンロンドンストライプとソリッドタイ。
DSC05678
チェックにもロンドンストライプと無地ネクタイにしました。
DSC05673
今日の店主のコーデは無地スーツに赤のロンドンストライプとウールのストライプタイ。

オーダーシャツ素材追加しました。(2017/9/22)

10月15日(日)まで一ヶ月間、インポートシャツ、一番人気のロイヤル・カリビアンシャツを表示価格から3000円引きでオーダーいただけるオーダーシャツフェアを開催しています。

本日新たにカンクリーニ、トーマス・メイソン、モンティなどイタリアからのインポート素材を中心に追加しました。オーダーシャツの素材選びもさらに楽しくなりました。

P1230311
トーマスメイソン
オーダーシャツ価格19000円(税別)現在3000円引です。
P1230297
カンクリーニ 秋冬素材メルトン
オーダーシャツ価格18000円(税別)現在3000円引です。
P1230316
モンティ社 秋冬素材メルトンなど
オーダーシャツ価格16000円〜19000円(税別)現在3000円引です。
P1230326
モンティ社 
オーダーシャツ価格18000円(税別)現在3000円引です。
P1230301
トーマスメイソン白各種

秋は京都(2017/9/21)

渋滞がなけりゃ1時間半、名古屋は京都に近い。だから休みになると出かけることも多い。今日はまず名だたる観光地の嵐山から。トロッコ電車に乗ってみる。大河然としている桂川も嵐山の上流は渓谷。急な河の流れを見ながら電車に揺られること20分、亀岡に着く。駅の外に出るとまごうことなき日本の秋の田園風景。曼珠沙華も咲く。これだけで眼福。土産はいつも森嘉の豆腐。口福。
保津川を見ながら。
トロッコ電車、亀岡駅前の秋
季節の花を愛でる。
竹林にて
暑さの残る今は冷奴。森嘉の豆腐

けいろうえ(2017/9/20)

18日は敬老の日。母を連れて家族で新栄「青海波」へ。
その夜は弟の奥様のご両親も来ていてさながらグランド敬老会。やはり親を敬う家風が根付いているのを見るのはそれは嬉しいものだ。母からすると青海波店主は実子で孫も二人働いている。その日は母がもし存在しなければこの世に居ない人間が、私を含め6人店内にいたということ。そんなすばらしい家族をつくった母にも感謝です。先祖というのは本当にありがたい存在です。これからもずっとずっと長生きしてね。 

IMG_5098
良い料理を出してくれる田中家三男勤也
IMG_5104
天草大王のグリル
IMG_5106
季節のきのこ
IMG_5108
次男きんぼし社長と母
IMG_5109
母と娘
IMG_5110
天然鮎
IMG_5111
椀物。中はうなぎ。
IMG_5116
シメは温麺。大満足。 

ドミンクスサキソニーパンツ(2017/9/19)

この連休は台風と重なり行楽を予定していた方には残念でした。当店は西は福岡、大阪、奈良、東は東京そして青森と、ご遠方からご来店のお客さまでにぎわいました。本当にありがたいことです。接客に追われブログを書くこともままなりませんでしたがご紹介したい素材はまだまだたくさんあります。

今日ご紹介するのは日本で一番古くからの毛織物会社葛利毛織でスーパー100`sグレードのタスマニアウールの糸をションヘル織機でゆっくり織り上げた「ドミンクスサキソニー5色。秋冬のジャケットにコーディネイトするパンツにはぴったりの素材です。1mあたり340gとしっかりした織物ながらけっして厚すぎず秋から冬、3月末まで気持ちよく履けるパンツとなります。サキソニーの原毛で染めるトップ染め特有の表現である杢(もく)感も十分あります。ジャケットとコーディネイトしやすい色を選びました。

ドミンクス タスマニアウール100% サキソニーパンツ 
スペシャルプライス オーダーパンツ価格22000円(税込) 


P1230226
スモーキーブルー
濃紺にもブラウンにもコーデできるおだやかなブルーです。
P1230237
グリーン・グレー
秋のオシャレにきっと活躍するグリーン系のグレーです。
P1230253
ミディアムグレー
杢(モク)感つまりメランジェがよく表現されたミディアムグレー。黒靴でもブラウン靴でも使え幅広いコーデができる使いやすいミディアムグレーです。
P1230264
ナチュラル
やや明るい色合いでコーディネートしやすいパンツになります。 
 P1230284
ブラウン
秋色のブラウン、マローネ&アズーロなどにいちばん合わせやすい色です。 

雨が止んだから山登り。宝剣岳(2017/9/16)

今年の夏は雨が多く気温が低く過ごしやすかった。秋の訪れもことのほか早くもう掛け布団なしでは夜は寒いほど。

この水木は連休。最近山登りに目覚めたが休みでもお天気の日が少なくなかなか登山靴を履くことはなかったが木曜日にはやっと晴れたので遠くない木曽駒ヶ岳に登る。高速道路を駒ヶ根で下り、バスとロープウェイに乗り継いで11時に千畳敷駅に着く。そこから屏風のように開いた岩山の上を目指し登る。急な登りだがここも3度めなのでペース配分もわかって約40分で乗越浄土に着く。そこからは全く別の景色。植生も違うがむしろ下から見るより穏やかな景色でなだらかな稜線が見えすぐ近くに岩山である宝剣岳が見える。休憩もそこそこに宝剣岳を目指す。宝剣岳は決して高くないが岩場を足元を確保しながら登らなくてはいけない。高いところに恐怖心を持つ妻が登れるか心配だったがとりあえず登りはなんとか問題がなくわずかな場所しかない宝剣岳の頂点に着いた。しかし帰りでは不安で声もでていたが励ましながらなんとか下山。妻の顔には恐怖の色がありあり。
それから駒ケ岳の頂上を目指す。「難所有り」の看板もある巻き道を通ったほうが近いことを知っているので岩場もある道を経て駒ケ岳の頂上に着く。おかげさまで天気は上々、360°の眺望がすばらしくそれがいちばんのごちそう。秋の澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込んで下山の途につきました。 
 DSC05465
ロープウェイ千畳敷駅からさあ歩くぞ
DSC05469
乗越浄土まで急坂を登る。
DSC05471
乗越浄土では余裕のよっちゃん
DSC05542
同じく
DSC05530
さあ宝剣岳を目指すぞ。
DSC05502
宝剣岳まではすぐそこなれど。
DSC05480
まず谷からの強風がお迎え。天狗岩。
DSC05485
岩場を登る。
DSC05491
御嶽山がすぐそこ。下は断崖で鎖を伝って上へ。
DSC05487
宝剣岳頂上は狭い。
DSC05493
下にはロープウェイ千畳敷駅
DSC05494
ベテランははるか稜線を目指す。
DSC05496
向こうに見えるは駒ケ岳頂上 
DSC05521
澄んだ秋の空気に映える山並み。 駒ケ岳頂上より。

10/15までオーダーシャツフェア開催(2017/9/15)

本日から10月15日(日)まで一ヶ月間、インポートシャツ、一番人気のロイヤル・カリビアンシャツを表示価格から3000円引きでオーダーいただけるオーダーシャツフェアを開催いたします。

この機会をお待ちのお客さまも多いシーズンに2回のオーダーシャツフェアです。今回新しく登場した素材をご紹介いたします。どうぞ画像をクリックして拡大の上お確かめくださいませ。

 DSC05565
カリビアンコットン120双
通常価格16000円税別 フェア価格13000円税別 
当店で一番人気のある柄、ロンドンストライプ新色5色が追加となりました。左からサックス 、ピンク、ベージュ、パープル、ネイビー
DSC05572
カリビアンコットン100双
通常価格14000円税別 フェア価格11000円税別 
右2色のブラウンミニチェック、ブラウンロンドンストライプが新色。
DSC05611
リバティプリント 通常価格17000円税別 フェア価格14000円税別
リバティは柄に名前があります。上の左はサラ、右はいちご泥棒
下左はイースタンヴォヤージュ 下右はケイティアンドミリー

アルビアーテのデニムシャツ素材始めました。
アルビアーテはイタリアのデニムシャツ素材を糸から染色、織物まで一貫生産する1830年創立のイタリアのメーカーです。2000年に当店でも扱っているイタリアのシャツメーカー、アルビーニ社の傘下になりました。アルビアーテの素材の最大の特徴は通常のデニムシャツより使っている糸番手が細い、つまり良い品質の糸を使っているということ。色ムラの美しいインディゴブルーのメランジェ糸で織られた素材はセンスを感じます。今回よりこのアルビアーテ社素材を扱います。このフェアの適応ですのでこの機会にお試しくださいませ。
DSC05638

上87004 下87005 ミニヘリンボン(80双80双) 
通常価格20000円税別 フェア価格17000円税別
左はそのままの素材サンプル。右は洗い加工をした後。アルビアーテのシャツをオーダーいただきますと、まずシャツを仕立ててそれからデニム加工工場で洗い加工をいたします。そのため通常のシャツより5日間納期が多くかかります。
 DSC05643
上87006 下87007 ドット柄デニム(100双100双)
通常価格22000円税別 フェア価格19000円税別 
DSC05645
 上87008 下87009 花柄デニム(80双80双)
通常価格22000円税別 フェア価格19000円税別 
 DSC05649

上87000 下87001 無地(60双120双) 
通常価格18000円税別 フェア価格15000円税別
DSC05654

上87002 下87003 無地 オックスフォード(60双60双)
通常価格18000円税別 フェア価格15000円税別 

現物に宿るファブリックの夢(2017/9/12)

テーラーでスーツやジャケットをオーダーする場合、バンチサンプルで選ぶか、もしくはお店にある現物素材で選ぶことになります。様々なメーカーのバンチサンプルがたくさん並ぶ店が選択肢が多く、よりベターではないかと考える方も多いのではないでしょうか。でも私共オーダーサロンタナカは現物素材を多く並べることが情熱を傾けています。
バンチサンプルで見る場合とスーツ、ジャケット分をカットした現物素材で見る場合ではやはりイメージが変わります。どうしてもバンチサンプルではその色柄だけを注目してしまいがちですが、現物素材を手にとった瞬間、厚みとか素材の重み、そしてなにより味わい、テイストをよりリアルに感じることができます。

素材をスーツにしたらどう仕立て上がるかイメージ出来ないお客さまあります。お客さまより経験の多い私どもがしっかり目利きとなって仕立て映えする素材を買い付け、現物素材をご覧いただいてオススメすることがテーラーとしての重要な使命だと考えています。

テーラーが現物素材を在庫として持つということは、オーダーいただけるかどうかわからないのにメーカーから買い付けるためリスクを抱えることになります。そのリスクを避けるためメーカーからの貸出しの委託素材で揃えるテーラーもあると聞いています。でもそれを私どもはリスクと考えてはいません。素敵なスーツ、ジャケットになる素材ならテーラーにとってそれこそ宝、いい現物素材ばかり揃える店はまさに宝の山。

いい素材を選べばオーダーの8割いや9割は成功したと同然と言われています。いい素材には美しいスーツ、ジャケットに「孵化」する夢が宿っています。その夢をお客さまに伝えるのが私どもの使命ですから。


本日2017年9月12日の品揃え。8月24日秋冬素材のオーダーを始めてから本当に多くのお客さまがご来店いただいていますが、まだまだ秋冬素材はごらんのとおり多く揃っていて、ファブリック好きには楽しい店内です。
DSC05431
当店の一番人気、ロロ・ピアーナ社のスーツ素材だけで揃えた棚、上の段がスペシャルプライスのウインタータスマニアンです。
DSC05429
上の2段がロロ・ピアーナのジャケット素材、下の段がエルメネジルド・ゼニアのジャケット素材です。
DSC05447
ドーメルとエルメネジルド・ゼニアのスーツ素材を揃えた棚。
DSC05436
ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社の素材だけで揃えた棚。
DSC05449
こちらは繊細な手触りのエレガントな素材を揃えた棚です。
DSC05454
バックヤードにはこれからご紹介する素材が待機しています。

紺ジャケファブリックパレード(2017/9/11)

朝はからりと澄んだ空気で目覚める日が続いて、秋を暮らす喜びを感じる。

秋はおしゃれの季節。官製のクールビスの縛りから逃れ、やっと大手を振ってスーツ、ジャケットを愉しめると思うおしゃれ好きの方も多いはず。 ジャケットはチェック柄が主流だが濃紺系無地ジャケットはまちがいなくマストアイテム。濃紺を着るとカジュアルとは言え引き締まったコーデになる。そして以前は濃紺ジャケにはグレーのパンツと決まっていたがいまはマローネ&アズーロの時代、ブラウン系のパンツを合わせてその色の深みを愉しむこともアリだ。

オーダーサロンタナカは紺ジャケットの素材をバラエティ豊かにそろえています。同じように見える紺ジャケットですが素材ごとに異なる魅力があります。できあがるジャケットをイメージしながらファブリックを吟味して秋の紺ジャケットをあつらえてみてはいかがでしょう。下の画像が当店おすすめの紺ジャケット素材でおすすめの天然ボタンもそえておきました。

 P1230153
名称 ドミンクス タスマニア・サキソニー
メーカー 葛利毛織 日本製 
素材の特徴 
日本製の雄、葛利毛織がションヘル織機で織るタスマニアウールスーパー100`sを100%使った良質なサキソニー。インポート素材とひけをとらないいい紺ジャケットになります。
1mあたりのウェイト 340g
おすすめのお仕立て方法 本バス毛芯仕立て
オーダージャケット価格 47000円(税込)

P1230168
名称 エレクタ133マットウース
メーカー エルメネジルド・ゼニア イタリア製  
素材の特徴
ふっくらした味わいの秋冬の平織り素材であるマットウース。シワにも強い素材です。 
1mあたりのウェイト 390g
おすすめのお仕立て方法  本バス毛芯仕立て、アンコン仕立て
オーダージャケット価格 59800円(税込) 

P1230172
名称 ドリームツイード 627019 
メーカー ロロ・ピアーナ イタリア製 
素材の特徴 複数の色の糸で織り上げたムリネーの傑作です。セーターのような味わいで当店で人気のある素材。2色あるうちのロイヤルブルーの方です。
1mあたりのウェイト 320g 
おすすめのお仕立て方法 アンコン仕立て 本バス毛芯仕立て 
オーダージャケット価格 65000円(税込)

P1230184
名称 ドリームツイード 627020 
メーカー ロロ・ピアーナ イタリア製 
素材の特徴 複数の色の糸で織り上げたムリネーの傑作です。セーターのような味わいで当店で人気のある素材。2色あるうちのネイビーの方です。
1mあたりのウェイト 320g 
おすすめのお仕立て方法 アンコン仕立て 本バス毛芯仕立て 
オーダージャケット価格 65000円(税込)

P1230221
名称 ウール、シルク&カシミア 
メーカー ドーメル  
素材の特徴 複数の色の糸で織り上げたムリネーでもドーメル社の味わいはまた違います。ざっくりした織物感がある素材。カラバリはこちら
1mあたりのウェイト 320g 
おすすめのお仕立て方法 アンコン仕立て 本バス毛芯仕立て 
オーダージャケット価格 68000円(税込)

P1230197
名称 カシミアウィッシュ
メーカー ロロ・ピアーナ イタリア製  
素材の特徴 この秋冬、反で買い付けたスーパー170ウール93% カシミア7%の極めて柔らかい素材。エレガントを求める方ならこれです。和テイストで織り上げた甲州裏地(キュプラ100%)も無料で選択可能です。 くわしくはこちら 
1mあたりのウェイト 280g 
おすすめのお仕立て方法 本バス毛芯仕立て 
オーダージャケット価格スペシャルプライス75000円(通常価格95000円)

P1230208
名称 カシミアウィッシュベロア
メーカー ロロ・ピアーナ イタリア製  
素材の特徴 上のカシミアウィシュ(170ウール93%カシミア7%)のベロアバージョン。 なめらかな毛並みのベロア素材の上品なロイヤルブルーに食指が動く方もいるはず。くわしくはこちら 
1mあたりのウェイト 320g 
おすすめのお仕立て方法 本バス毛芯仕立て 
オーダージャケット価格95000円

靴を飼い慣らす。(2017/9/10)

すべての身の回りのモノを良いモノで揃えたいというのは無理だとしても、せめて靴と家具だけは良い物にしたいと思う。なぜ靴と家具かというとずっと生活の中で長く使うから。家具はもちろんのこと靴も洋服に比べると寿命が長い。10年は軽く履けて使いようによっては一生の友となる。時計ほどメンテナンスにお金がかからないし自分でもできるので可愛がる甲斐があるというものだ。 

今年の1月倫敦で二足革靴を買った。一足はジャーミンストリートのクロケット&ジョーンズで買ったスエード。もう一足はニューボンドストリートのチャーチで買ったブラウンのコンスル。クロケット&ジョーンズのスエードはすっきりした細身の靴で見ていい感じなのだが日本に帰って履いてみるとすこし窮屈な気がした。でもこれはそのうち履き慣れてくると信じて、足が痛いと思いながらも10日に一度ほどずっと履いていた。最近底のコルク層が沈んできて底を触ってみると足の形になっていることがわかった。こうなればだんだん履きやすくなってくる。ときどきスエード用のブラシで手入れをしたり防水スプレーをかけたりしてお手入れも怠らない。やっとこの頃この靴を飼い慣らした感じがする。そろそろ私の「部下」として慣れて、この秋の装いにも使えるなといまから楽しみにしている。
DSC05422
靴はかわいい相棒かもしれない。クロケット&ジョーンズのスエード 
livedoor プロフィール
記事検索
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ