2月も残すところあと3日、名古屋では今日は最高気温が摂氏15°まで上がるとのこと。春本番もう目の前で今日は春のためにオーダーしたジャケットにはじめて袖を通しました。

10年ほど前は、世間で言うニッパチの月の2月はオーダーサロンタナカもヒマな時期でした。それが今は一番忙しい9月とほとんど同じくらいお客さまがオーダーに来店される時期になってきました。

もちろんそれは春夏の素材が入荷するのを楽しみにされるお客さまが増えてきたということが一番大きいファクターだとは思いますが、ただ春素材はスリーシーズン素材とほとんど同じであるということがお客さまに知られてきたということも有る気がします。春素材は夏よりやや厚く250g〜290gでツイル(綾織り)素材中心。それはまさにスリーシーズン素材のことで単に春の時期着る素材ではなくて秋や初冬も着られる素材。季節ごとにふさわしい素材というより長い季節着られる素材に人気が集まり、この2月頃にそういう素材が揃うということで2月に来客数が増えてきたということもあると考えられます。

ただ本当に「春素材」と「スリーシーズン素材」が全く同じかというとそうではありません。250gウール100%ツイルの同じ素材でもチャコールグレーなどは3シーズンのための素材ですが、例えばライトグレー、ブルーグレーなど淡い色使いは春特有の色。春に着ると気分が高まるでしょう。春をイメージするピンク、グリーンを差し色に使ったジャケット素材などもまた春の季節だけのもの。またさわやかなリネンを混ぜる素材使いも春特有です。

オシャレ好きの人たちは春らしい素材を探しにご来店いただき、リアルに長く着れられる服をオーダーしに来られる方はスリーシーズン素材をオーダーされる。そして始まりの月である4月を目前にして入学式、入社式などのためにオーダーいただくかたもいて、そんなお客さまが重なるこの2月はオーダーされるお客さまで賑わうようになったのでしょう。

3月になっても春の素材が多く揃っているオーダーサロンタナカの店内です。ご来店を心からお待ち申し上げております。

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ブログに書きましたように春のジャケットにはじめて袖を通しました。
素材は英国製ドーメルアマデウスジャケッティング。ネクタイはステファノビジのガーゼ。