洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれ、ずっとここで生活し六十年。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

音楽が好き

ツボど真ん中。ダニー・クーチマーバンド(2019/5/11)

昨夜も名古屋ブルーノートのセカンドステージ、楽しみにしていたダニー・クーチマーバンドに北くん夫妻と出かけた。客席にはだいたい還暦前後、今の言葉でいうとアラカンな男女でいっぱい。洋楽で育ったわたしにとってはこのあたりが間違いなく音楽のツボど真ん中です。赤ワインをすすりながら待っていたらお待ちかね、ダニー・クーチマーバンドの登場。
1970年代にウエストコーストサウンドのなかの珠玉の名アーチストばかりを擁したアサイラム・レコードがあった。ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、イーグルス、JDサウザー、ジョニ・ミッチェル、ウォーレン・ジヴォンなど、当時はアサイラム・レーベルというだけで買ったものだった。ダニー・クーチマー、リー・スカラー、ラス・カンケル、そしてウェディ・ワクテル。彼らはそのアサイラムのほとんどすべてのレコーディングに関わっていた凄腕スタジオミュージシャンたち。特にダニー・クーチマーはその前のスーパーウルトラヒットアルバム、キャロル・キング「つづれおり」にも参加している。そのあたりを好きな人はまさに垂涎もののライブ。一曲目はウォーレン・ジヴォンに見出されたウェディ・ワクテルのシャープなレスポールサウンドで始まったのは21世紀初めガンで惜しくも亡くなったウォーレン・ジヴォンの「ロイヤー、ガンアンドマネー」から。そしてジェイムス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、彼らのオリジナルなど、シンプルながら素晴らしい演奏をばっちり聞かせてくれた。クラブだと尺は短いのが普通だが1時間40分、アンコール2曲もあり、ほぼ全員70才を越えているのにおもいっきりエネルギッシュでごきげんなライブでした。

まだ未来なんか全く見えない十代の頃、お金がないので着たきりスズメの汚いデニムを履いてウォークマンのヘッドフォンで彼らの音楽を地下鉄の車内の片隅で聞いていました。そんなアメリカ西海岸のスーパーミュージシャンの音楽をビスポークのジャケットを着てワインを飲みながら家の近くのクラブで見る未来が来るなんて想像もつきませんでした。それもそのころ共に過ごした仲間たちと。
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北くん夫婦と近藤くん夫婦とご一緒。
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みなさんお元気でゴキゲン!
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リー・スカラーのベース、フレットが放射状!


こういうのがゴキゲンだということ。

夜はひとりソファで音楽を(2019/4/27)

令和に向かう連休が始まりました。オーダーサロンタナカは5/1〜5/4は休みでその他は営業です。

昨晩夕食のあと自室でひとり音楽を楽しみました。むかしお金がない頃、あれほど渇望した音楽も、いまは配信なら聴き放題だそうな。ありがたみが無くなってきました。でも自分が今まで好きだった音楽は愛おしくいまも我が人生のBGMでもある。
きのうひとりソファで聞いたのは昨年11月ジョニ・ミッチェル75歳の誕生日におこなわれたバースデイ・コンサート「JONI75」。ジョニ・ミッチェルは病気をして以来音楽から遠ざかっているそうですが、客席で聞いていたそうです。ジョニの素晴らしいオンリーワンな音楽をチャカ・カーン、ロス・ロボス、ノラ・ジョーンズなどフォロワー、そしてグラハム・ナッシュ、ジェイムス・テイラーなど元彼たちが演奏。特にグラハム・ナッシュはジョニとの同棲時代に書いた「OUR HOUSE」を恥ずかしげもなく演奏するなどそれはほほえましくあったり。

ジェリー・ガルシアがなくなってもう25年も経過したのが不思議でなりません。ジェリー・ガルシアは老人のように思っていましたが亡くなったのはなんと53歳。わたしはとっくのむかしにジェリーの歳を超えてしまいました。なりゆき、雰囲気で演奏しても、楽曲、演奏のグレードなど素晴らしかったグレイトフル・デッド。そこでジェリー・ガルシアとならんでトップをつとめていたボブ・ウィアがジェリー・ガルシアの誕生日に、残されたメンバー、デッドの若いフォロワーを自分のスタジオに集めてライブをしたミュージックビデオ「MOVE ME BRIGHTLY」を見ました。残されたすばらしい音楽と、それを尊敬する人たちの美しい音色のロックです。ひさしぶりにぐっとくる音楽でした。以前買ったデッドの「テラピンステーション」も聞き直しました。噛めば噛むほど味が出るデッドの良さをあらためて再確認した夜でした。
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午後9時過ぎ佐野元春。(2019/3/26)

昨日は名古屋ブルーノートで佐野元春。いつものブルーノート名古屋には食事をしてからレイトショーにでかける。佐野元春とホーボーキングバンドは2年前に見てとてもよかったので楽しみにしていた。赤ワインを飲みながら待っていると午後9時15分頃ステージに登場。過去の曲もクラブ用にアレンジを変え、おしゃれにかっこよく。大きなホールではないので大音量で押すわけでなく、Dr.Kyonさんをはじめ腕利きミュージシャン達が佐野元春の歌をさらり支えるのがたまらなく心地いい。今年で音楽生活40年になるそうだが、パワーでぐいぐい押していた若き血潮、ヤングブラッズの音ではなく熟成のサウンドとなった佐野元春の歌だった。
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ダニー・コーチマーバンドが名古屋ブルーノートに(2019/3/11)

品切れのお知らせ
ドーメルアマデウス365ネイビー無地が本日で完売となりました。ありがとうございました。

5月10日が楽しみ
若い頃、アメリカ・ウェストコーストサウンドをよく聞いていた。当時はレコードは値段も高く貴重で、買うとジャケットの隅から隅までじっくり読んでいたが、スタジオミュージシャンとして頻繁にクレジットに載っていたミュージシャン達、ダニーコーチマー、ラス・カンケル、リーランド・スカラー、ウェディワクテルが来る5月10日名古屋ブルーノートにやってくる。つづれ織りのキャロル・キングをはじめ、リンダ・ロンシュタット、ウォーレンジボン、ジャクソン・ブラウン、ジェイムステイラーなどのバックをつとめた腕利きたちばかり。渋い男たちのロックがいまからたのしみでしょうがない。
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昨年ビルボード東京でのライブCDもリリースされている。

美しいハーモニー、温泉の如し(2019/2/27)

ホントに有り難いことにお客様のご来店が多い毎日です。とはいえオフの時間はやすらぎたいもの。先の土曜日、お店の看板のあとすぐ、「トワ・エ・モワ」を聞きに近所の名古屋ブルーノートへ急いだ。一昨年の冬、聞いてとても良かったので母親も誘って。赤ワインをいただきながら開演を待っていると、白鳥、芥川のお二人が登場。白鳥さんの美しい声を引き立て包み込む芥川さんのバリトンボイスがまた心地いい。虹と雪のバラード、誰もいない海など超名曲、そして春の季節にふさわしい美しい日本の唱歌がじんわりこころに沁みる。
菜の花ばたけに、入日薄れ、
見わたす山の端は、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
ロケンローなわたしだからエッジの利いた音楽が好きだが、こういう情景が浮かぶ言葉がちりばめれれた歌にほっこりする歳にもなった。白鳥さんのエンジェルヴォイスで歌い上げるうつくしい言葉にひたると、それこそなんにも考えずに温泉に浸っているような心地良いとしか言えない気分になってくる。ときにはハーモニー、ときにはユニゾン、主旋律を交互にとりながら自在に歌うトワエモアの音楽世界でお仕事の疲れも吹き飛んでしまいました。
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白鳥さん芥川さんこれからも元気でブルーノート名古屋に来てくださいね。
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