洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれてずっとここ錦3丁目でくらしているオールドシティボーイです。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

2013年夏コレクション

イタリアで日本でサファリジャケットが人気です。(7/5)

今回ピッティインマジネウォモに行くにあたりどんな服を着ていこうか考えたが、結局、2年前仕立てたサファリジャケットを着ていくことにした。ピッティ会場に行くという事は自分自身も何万分の一でピッティの顔になるわけだから旅の途中とはいえ着ていく服は大事なことだと考えている。1950年頃から英国で流行しヘミングウェイも好んでで着たというサファリジャケットにはブルゾン型とジャケット型があり、日本では1970年代に流行り、その後おじさんファッションになってしまった感があった。2年前ふと「新しさ」を感じてジャケット型サファリジャケットのオーダーをあつかいはじめた。左右の胸にフラップ付きのポケット、脇ポケットはプリーツが入ってフラップにボタンをあしらってある。色はほとんどサンドベージュかカーキで素材はコットンが多い。旅で着てみるとスポーツジャケットとしてなかなか使い勝手が良い。何人かのファッション業界のイタリア人にもイイネと褒めてもらった。またピッティのいくつかのブースのコレクションでこれと全く同じディテールのジャケットを見たし、ミラノの目抜き通りのセレクトショップでも同一ディテールのジャケットがあったのでサファリジャケットがクラシックスタイルのアイテムとして認められていることがわかった。
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ミラノの有名セレクトショップのショーウインドーで。左側がサファリジャケット
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フィレンツェ駅前で自分撮り 18/6/2013
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このサファリを着て二年間イタリア、国内といろんなところに行きました。

日本・イタリアでよくみるこのサファリを旅のアイテム(もちろんタウンでも!)としていかがですか? オーダーサロンタナカではこの夏サファリジャケットによくあう素材を2種類お選びいたしました。
 
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日本製御幸毛織コットンリネン ツヤがありながらコットン、リネンのワイルドな表面感がサファリジャケットにはピッタリマッチします。
御幸毛織 コットンリネン オーダーサファリジャケット 46000円(税込)


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ロロピアーナ ウール100% トラベルプロ、
タテ糸とヨコ糸に濃淡をつけた平織りのウール100%なのでシワにもならずしゃきっとした味わいです。
イタリアならではのブラウン無地の美しさがあります。
ロロピアーナ ウール100% オーダーサファリジャケット 55000円(税込)

旅で着るシャツを新調(6/14)

夏の時差
昨年6月、フィレンツェピッティイマジネウォモに行ったとき、日本はまだまだ暑くなかった。羽田を深夜便で発ちシャルルドゴールで乗り継ぐ。空港の中は空調が利いているので季節はよくわからない。ミラノの空港におりたち通路を歩いて市街地にほどちかいリナーテ空港の扉を開けた瞬間分っことはイタリアは夏まっただ中だった。信じられているような地中海のカラッとした暑さではなく日本同様の湿気もしっかりある夏。急な暑さのため立っているのもやっとなのに目の前にはタクシーまちの長い行列。タクシーもぽつりぽつりと来るだけ。らちがあかないので照り返しの強いアスファルトを歩き中央駅行きのバスを探しやっとの思いで乗り継いだ。これが去年の夏の始まりの瞬間。ことしは昨日、とつぜん名古屋に夏が来た。舗装の道を歩くといままで気温が低かったのにまるで熱をためこんだかのような照り返し。摂氏35度は軽く突破しかげろうがたった。
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2012年、夏のミラノ。

旅の装い
来週月曜に名古屋国際空港をフィンエアーで飛び、ヘルシンキ経由ミラノマルペンサ空港まで。マルペンサからミラノ中央駅まではシャトルバスを使う。 中央駅のバス乗り場の前にホテルを予約したのでとりあえずホテルに午後8時に着けばラッキーだ。今度は金曜日の朝には名古屋に帰る極めて短い旅なので替えの服はあまり持って行く必要は無い。でもヨーロッパにいるときはおしゃれしていくべきだという信条だし、クラシックファッションの祭典でもあるピッティウォモに出かけるわけなので装いには気を使わねばと思うのでこの旅に着ていくシャツを2枚新調した。一枚はコットンのブロードの太いネイビーストライプ。これにこれも新調したダークブラウンのシルクニットタイをすればそこそこクラシックにまとまる。昨年はロイヤルブルー無地ジャケットを着ていったので同じジャケットを着ていくわけもいかなずサファリジャケットを着ていく事に。これは私が仕立てたものとほとんど同じ形を昨年のピッティで見たのが着ていく理由。そしてもう一枚仕立てたシャツはリネン100%のドット。どちらもカラーの形はオーソドックスなワイドスプレッドにした。結局ワイドスプレッドが一番好き。
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 やっぱりヨーロッパでは長袖を着ないとさまにならない。

夏でも清潔。洗えるウールパンツをオーダーで。(6/11)

クールビズの時期になるとお客様からパンツのオーダーが増えてきます。オーダーでパンツを仕立てると好きな素材を使って自分の好みのラインが思いのほか簡単に実現するので一度オーダーを試したお客様からは喜ばれています。当店はコットンパンツも多く用意していますが通常テーラーはウール素材が得意種目です。ウールはあたたかい秋冬素材というイメージがありますがシワに強く、通気性もいいため実は夏にも快適な素材です。ただ夏はどうしても汗をかいて汚れる事がおおいのですがウールについては家庭での洗濯がむずかしくドライクリーニングが必須です。それはウールには繊維表面にスケール(うろこ)があるため水を使って家庭で洗濯するとフェルト化する恐れが有るからです。

このたび日本の紳士服地の名門「御幸毛織」から原料であるウールに特殊加工を施し自宅で洗濯できるウール100%素材がリリースされました。そして縫製工場のサイドでも自宅洗いを前提にした腰ウラを選んだり水洗い後でも変化の少ない縫い糸等をつかってこの素材を縫製する事で自宅洗いが可能なオーダーウールパンツが完成しました。またシロセット加工も施してありますのでクリースラインも消えにくくなっています。

ドライクリーニングでは油性の汚れには強いのですが汗など水性の汚れにはあまり得意ではないのです。その点自宅洗いですと汗よごれが落ちて清潔にビジネスシーンにご着用いただけます。

オーダーサロンタナカはこの夏さわやかに着用いただけるメランジェ感(同じ色に均質に染まっているわけでなく適度にムラがあるもの。杢ともいう。)のあるライトグレー、ベージュ、ミディアムダークブルー、サックスの4色をお選びしました。夏に最適な平織り、タテヨコに高級糸である72番手を双糸にして使用していますのでシワにも強い。スペックは1mあたり226g、ウール100%となっています。

日本製 御幸毛織 ウール100% トロピカル 
自宅洗いできるパンツ パンツオーダー価格23000円(税込)

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ライトグレー
夏のジャケットスタイルが一番引き立つ色はまちがいなくこのライトグレーです。ブルーでもブラウンでも靴の色を変える事でお使いいただけます。
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ミディアムダークブルー

メランジェ感がある濃紺ならスーツの下を着ているとは思われずファッションに敏感な方のビジネス用パンツとしてお使いいただけるはず。
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ベージュ
自然なブラウンのジャケットに合わせるならこのベージュのパンツがおすすめです。この色ならチノパンツのようにお使いいただく事もできます。
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サックス 
ライトグレーパンツをすでにお持ちの方ならこのサックスがいいでしょう。さわやかにダークブルー、ロイヤルブルーのジャケットを引き立たせる事ができます。


このパンツの自宅での洗濯方法 
  • ボタン、前カン、ファスナーを閉じて2つまたは3つ織りで大きさに合った洗濯ネットに入れる。
  • 洗剤はウールが洗える中性洗剤を使用。(例 アクロン)
  • 水温は30度以下で選択コースは「弱」「手洗い」「ソフト洗い」などのコースに設定。
  • 手絞りはしない。
  • 脱水機を使う場合は短時間で軽く絞る。
  • 腰部を上にしてパンツハンガー等に吊るしシワを伸ばして陰干しする。
  • タンブラー乾燥はしない
  • もしアイロンを使う場合は中温(140度〜160度)で当て布をする。
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このように吊るしておけばアイロンなしでもクリースラインが復活する。スソから吊るしてもそう問題はない。
 

マルチストライプのシャツを着てみる。(6/2)

はやいもので一年の半分が過ぎ6月が始まる。和の暦なら晩夏となるが実際は初夏でまだそれほど暑くもなくさわやかな風が吹くいい季節。いつもはついたちに行くのだが昨日は都合で行けなかったため二日の今日、母と墓参に出かけた。家にかえったらしもちゃんが吉野のおみやげの柿の葉寿司を持って来てくれた。

先日PTAのご苦労さん会で赤いドットのポケットチーフをいただいた。なにも出来なかった私だったがこの贈り物にちょっと感激してしまった。このクールビズの季節、ことしはまだまだ暑くて蒸し暑い訳ではないが仕事場にジャケット姿が多くなりそんなときにはポケットチーフが重要なアイテムになってくる。だらしなくネクタイをはずしているわけでなくお洒落のためにネクタイなしにしているんだよという「サイン」がポケットチーフなのだ。ポケットチーフはキザだとかチャラいと思っているにっぽん男児はまだまだ多いがちょっと勇気をだしてポケットチーフに挑戦してみてはいかがだろうか。最小コストで最大のおしゃれ効果を発揮する事うけあいだ。

ビジネスシーンでのジャケットスタイルの場合、ほとんど濃紺、最近ではロイヤルブルーの無地となっている。 だれもが同じようなジャケットを着るそんなときおしゃれに差がつくのはシャツの柄。シ
ャツは出来上がると案外地味になるので思い切ってすこしハデ目のマルチストライプなどを選んでみるのはどうだろうか?出来上がってみるとあんがいハデ過ぎずジャケットが引き立つのが分るだろう。デザインはあえてボタンダウンやクレリックにせずにワイドスプレッドのクラシックシャツにするのがおすすめだ。いまやイタリアのピッティウォモでは色の濃いボタンや色糸のステッチ、ドウエボットーニ(二つボタン)のシャツを着ている男達はほとんどいない。

いまオーダーサロンタナカではイタリア製カンクリーニ社のストライプシャツが通常価格17850円のところ13650円(税込)とお求めやすくなっています。
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イタリア・カンクリーニ社ストライプ オーダーシャツ素材
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カンクリーニ社のタグ

きれいな色の夏コットンのオーダーパンツはいかが?(6/27)

夏になるとジャケットスタイル、シャツスタイルになるためパンツが欲しくなる。今年の3月にオーダーをスタートしたローライズパンツは作った方からはスタイルもスリムでかこいいし着心地もいいと評価も高くこのローライズパンツでのオーダーが多くなっている。やはりスリムなパンツはジャケットスタイルを引き立てるし、なにより見た目がすっきりしてダイエット効果がある。セレクトショップなどでさがしても案外、フィットしたサイズと色の気に入ったものを探すのもなかなかたいへんな作業だがオーダーなら案外簡単にお気に入りのラインのパンツが手に入る。

4/2にこのブログでお伝えしたコットンのストレッチチノも多くのお客様にオーダーいただいているが、このたびイタリア製のコットンカラーパンツに最適な素材を6色そろえた。イタリア製ラルスミアーニ社製でコットン98%、ポリウレタン2%のストレッチツイル(綾織り)素材は1mあたり240gとチノより薄いため夏にさわやかで着心地のいいパンツになる。

イタリア製ラルスミアーニ社製素材 コットン98%、ポリウレタン2% 
スペシャルプライス オーダーパンツ22000円(税込)

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さわやかな「サックス」
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「ホワイト」
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「サンドベージュ」
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「ベージュ」
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「ロイヤルブルー」
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「オレンジ」
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「レッド」

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