洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれてずっとここ錦3丁目でくらしているオールドシティボーイです。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

ピッッティウオモ報告2015/1月

2015/1 ピッティウォモスタイルブック(1/28)

おまちかねピッティイマジネウォモのスナップ集です。今回はスーツ&ジャケット集を中心にご紹介いたします。すてきなカジュアルスタイルの男達は山ほどいましたがあえて今回はサーバーの負荷を考えてあえて割愛いたしました。それでは2015/1/13日から1/16まで開催のピッティウォモで見かけたお洒落な男達を期間限定で40枚一挙ご紹介いたします。
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ピッティといえば巻物。それを5人まとめて。
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ピッティウォモの門の近くで最高の笑顔をくれた彼。エルボー付きのジャッカが素敵。
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左の彼。すごく凝ったデニムじゃありませんか!
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ライトグレーのダブルブレストスーツ。
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当店でこの冬扱っていたカルロバルベラのダブルブレストです。
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モダンな切り替えラペルの着いたジャケットとベスト。
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右の方のホームスパン調の素材が今っぽいんじゃありませんか。
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水色のコートが目を引きます。
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みんないいっ!。クラシックな真ん中の方、そして右の方のピンキーなジャッカも。
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袖もマフラーも同じ柄。
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こなれた感じのベージュダブルブレストジャケットが。
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帽子、ジャケット、パンツすべていいですね。
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普通ならフォーマルになる黒スーツを黒Tシャツとあわせて。
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ロイヤルブルーのスーツにことしブレイクのカゼンティーノのグリーンコートで。
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サングラス、短じかい丈のジャケット、ポケットチーフでかっこよく。
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極めてクラシックな濃紺ブルーストライプを粋に着こなす技ったら。
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おお、赤のチェックのスーツですかあ。
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シャークスキンのダブルと髪の毛が合っているのがロックンロール!
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ロックンロールと言えばマーシャルアンプでしょ?!
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左の方、エルボーパッチは健在。
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ロイヤルブルージャケットとデニムも健在。
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白のウインドペンジャッカなら最強じゃないですか。
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こういったオーソドックスなおしゃれもとってもいいのがピッティなんですね。いい。
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ジレでなにげなくマローネ&アズーロを表現。GOODです。
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なにも言いますまい。
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いま流行りすばりのウインドペンを渋いおとうさんが着ています。
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チェックアンコンジャケット、白パンツ、赤ソックス茶靴=王道
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きりり細めのライン。右のかたのグレースーツはこのピッティで良く見ました。
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うぉ。カゼンティーノのグリーンとロイヤルブルーなんて。
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シックなライトグレーにブーツなんてあわせるなんざ達人に違いありません。
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ライトベージュのダブルと水色のダブルハーフコート。
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来年秋はやるだろうくすんだ色のブルーとデニム
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巻物とジレでいい感じに着こなしています。
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さりげないマローネ&ブルー。好きです。こんな着こなし。
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ライトカラーのジャケットは使いやすい。
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イタリアの同年代の男達のかっこいいことよ。
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おなじみミラノのリーノさん
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日本でもイタリアでもチェックが人気です。
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山高帽子をかぶったお二人。
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彼のジャケット、いいとおもいませんか?

2015年1月ピッティイマジネウォモ報告(1/27)

以前はピッティイマジネウオモに初日にでかけその夜ホテルですぐにレポートを書きウェブにアップしようと思っていたが、まあそういうのはショップの若い方におまかせして、十数年ここに通い続けているテーラーとしては見て来たものをすぐ知らせたいというほとばしる思いをキーボードにぶつけて出て来た言葉よりじっくり振り返りながら熟成した言葉で書く方がいいのかなといまは思っている。
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バッソ要塞入ってすぐ。やや人が少ない。

ブログで書いたようにフィレンツェには1月13日に着き、まずマリック裏地店に行き、そしてその後セミナーラさんに行った。ピッティイマジネウオモが開催されているフィレンツェサンタマリアノッヴェラ駅北のバッソ要塞に着いたのは午後1時。ルネッサンス期につくられたれんが造りの門の左にいつもはレジストレーションセンターが有ったのだが今回は門の中に入った入場口の脇に移動した。そしていつも重い辞書のようなその年の出展者を書いた冊子をくれるのだが今回からiphoneのアプリになり便利になった。
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これがiphoneのアプリ

入場門の近くで知り合いの神戸三宮ケーニヒスクローネ本店前にある小林洋服店のご主人に会い、再会をよろこぶ。小林さんはナイスキャラクターで先輩テーラーとして大好きな方。ご夫婦で一月近くヨーロッパを旅しているそうでちょっとうらやましく思ったり。しばらく小林さんとふたりでピッティを見る事にした。このところ毎回のピッティウオモで会うエルメネジルドゼニアの服地担当マウロ氏やエルメネジルドゼニアからカノニコ社の重役になったランディ氏にも再会してピッティに来たなと気分が盛り上がる。
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小林さんとカノニコ社ランディさん
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右がエルメネジルドゼニアのマウロさん
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妻のフェリージのバッグを見つけ、うちのだと声をかけてくれたフェリージのスタッフ

しかし入場ししばらくするとなんだか人が少ないのに気づく。まあごったがえすより落ち着いて見られていいがイタリアの経済状況やっぱり深刻なのかなあとおもったりしていた。でも夕方柴山登光先生にお会いして話しを聞いてみたらどうやら1/13までLONDON COLLECTIONというピッティウオモにも似た展示会をピッティとほぼ同時期にロンドンで開催とあって1/13はバイヤー達がそちらに大挙流れていたらしい。(これがLONDON COLLECTIONのサイト。ピッティのサイトとそっくりではないか!?ジェントルマン然としたメンズファッション業界も生き馬の目を抜くきびしい世界になってきたということだろう。)二日目にはロンドンからバイヤー達が戻ったのかいつものすごい人ごみに戻った。
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二日目はいきなりこんな感じで人がいっぱい。

入り口からカジュアルゾーンを抜けまずメイン会場に向かう。以前は我が取引先のロロピアーナ社、エルメネジルドゼニア社、ドーメル社、カノニコ社など服地メーカーも出展していたがいまは出展していない。昨夏からはクラシコイタリアもブースからひとつのラウンジになってしまったが参加しているクラシコメーカーは多少の変動はあれど参加を続けている。
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見るピッティから見せるピッティへ

今年は濃紺の色がくすんだ紺というかややグリーン成分がはいった紺、後染めのきれいな紺ではなく原毛から染めたメランジェのくすんで深みのある紺の素材を多くのメーカーが出展していた。これは来秋冬のひとつのテーマになるはず。明るいロイヤルブルーは春から夏の色としてキープしておいて秋冬はくすんだ紺となっていく可能性がある。
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左のジャケットの色がそのブルー
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日本っぽいヨーロッパブランドことしも健在。ここがフランスのブランドだとは誰も思うまい。
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スーパードライ。英国人のほとんどは日本ブランドだとおもっているが実は英国コッツウォルズが本社。

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モンクレのつぎになるのかロシニヨール

今年はクラシコスタイルにばっちり身を包んだ韓国や中国をはじめとしたバイヤーがことのほか目についた。中国のバイヤー達は前から多かったが、彼らの着ている服のセンスがとても良くなってきた。こと韓国のバイヤーは上から下まで隙のないクラシコスタイルでソウルでクラシコ・コレアーノがブームとなっているのが理解できる。しかしそ衣食足って礼節を知るといにしえのひとは言っているとおりアジア各国にクラシコスタイルが広がるというのは本当に良い事だと思う。男のおしゃれ、特にスーツスタイルは自分を飾るという事ではなくまず場をリスペクトするという精神にもとづいている。場をリスペクトし、相手を尊敬するのがクラシコスタイルの根底にあるとすればそのスタイルを支持する人や国、地域がひろがるということは、その地域もまたおだやかにジェントリーに進化していくだろう。NHKでも特集されたがコンゴのようなアフリカの極めて貧しい地域の人々のなかで上から下までクラシコでばっちり固めた男達を「サブール」といい彼の地のヒーロー、ヒロインであるそうだ。サプールとは、フランス語のSociété des ambianceurs et des personnes élégantesの頭文字で優雅を求め向上をめざす人々の集団という意味。彼らは平和主義に徹し人生を謳歌している。そんな彼らの姿はどこまでも和やかでどこまでも平和。イタリアに端を発し日本からアジアにアフリカにそして世界にクラシコスタイルが広がるとそれは平和が広がるということではないかとピッティの会場で夢想したことである。戦乱がやまずなにかと騒がしい世界ではあるが世界がおしゃれを通して、より平和になっていけば良いと心から思っている。  

おまちかねピッティウオモスナップ集は明日公開です。

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このようにアジアのバイヤーも飛びきりクラシコになって来た。

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サブールの方達かもしれない。
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この方達もかっこいいアフリカ系

優雅を求め向上をめざす人々の集団、サブールの映像

フィレンツェ名テーラー、セミナーラに表敬訪問(1/24)

ローマから特急フレッチャロッサでフィレンツェに着き、駅前の定宿バリオーニに荷物を置いたあと向かったのは裏地店マリック。マリックはフィレンツェ随一の目抜き通りトルナブオーニの中程あたりのストロッツイ宮から一本入った便利なところにある。先月のうちに1月12日には行くからねとメールしたが、先週店主アンドレアさんから酷い風邪をひいて一週間店を休んでいるとメールが来た。なんとかタナカが来るときは店を開けるとメールがきたので心配しながら行ってみたら思ったより元気で安心した。いいキュプラ裏地が入荷したばかりだそうで、その中でとくに良い色をじっくり選んだ。その他にも個性的な裏地を選んだので到着を楽しみにしている。アンドレアさんの奥さんフランチェスカさんはマリックのすぐ裏にあるプラダに勤めていて、フィレンツェの名サルト(テーラー)、セミナーラの当主と従兄弟の関係になるらしい。もし可能ならセミナーラさんに表敬訪問することは出来ないかとアンドレアさんにおそるおそる聞いてみたら、連絡をとってくれて訪問しても良いと快諾してくれた。
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アンドレアも元気になってよかった。
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今回マリックで買い付けた裏地の数々

フィレンツェの有名テーラー、リベラーノリベラーノさんは
サンタマリアノヴェラ教会を南に行った分りやすい場所で知っていたがセミナーラさんの店はフィレンツェになんども通っても知らなかったのは路面店ではなかったから。フィレンツェの心臓部とも言えるサンタマリアデルフィオーレ教会洗礼堂の間の道を入った建物の四階にセミナーラはあった。閉まった門についているブザーをおして門を開けてもらい階段を上って行く。テーラーがテーラーを訪問するのはやはりそれなりに緊張する。ましては今回は試しに洋服を誂えるわけでなく表敬訪問だけなので、ぶしつけにならないよう心をくばりながら戸を開けると当主のジャンニ・セミナーラさんが笑顔で迎えてくれた。ジャンニさんはいままでにお会いした事のないようなジェントルマン。お店は大きくはないがまるで小さな美術館のようでここならエレガントなフィレンツェ流ハンドメイドスーツの雰囲気が醸し出されるとすぐわかった。サロンの隣には工房があり女性がとても丁寧に裁断されたパーツを縫い合わせていた。また若き日本人女性もひとり働いていた。彼女がいるから日本からオーダーしにいってもスムーズに対応してもえらえるはずだ。ジュゼッペさんは明るめのブラウンのウインドペンのジャケットを着ていてそのラペルはけっして高すぎる事も無くそして上品に傾斜がついていてこれがまさしくセミナーラさんのハウススタイルなのだろう。試しに着させてもらったがサイズも違うわたしだったが着ごこちあくまでも軽やか。名サルトの服はさすが違うと感服した。ジュゼッペさんと洋服について語り合ったが、ロシアや東欧にはすぐれた手縫いの職人さんが現在でも沢山いるが、それがイコール美しい洋服につながらないそうだ。戦乱等の荒れた環境のなかで良いスーツつくりはやはり難しいという事らしい。クラシックなスーツつくりは流行を追うばかりではなく、ウフィッツイ美術館にあるような世界最高の絵画、彫刻を沢山見る事によって磨いて行く「感覚」「センス」という事が大切だとおっしゃっていた。ナポリ同様フィレンツェはルネッサンスの昔から洋服作りのさかんな場所だった。羅紗つまり紳士服地組合もあの巨大なサンタマリアデルフィオーレ教会の建設に多大な貢献をしたそうだ。いまも共和国広場の近くにはいにしえに羅紗商協同組合だった石造りの建物が残る。セミナーラさんの窓から見えるフィレンツェの美しい景色をみてワインと同様、セミナーラさんの作る服にはこのフィレンツェの文化が深く染み込んでいると実感した。

洋服はオリジナルは西洋の服である。洋服だけ見ていると日本で作られている洋服もヨーロッパで作られているものもあまり変わらないかもしれない。しかし実際西洋のどんなところで生み出されているかその現場を見る素晴らしい経験ができた。セミナーラさんは完全ハンドメイド、わたしどもの服は工場生産であるので差があるのはあきらかだ。でもミラノの有名洋服学校セコリ講師の資格をもつ日本を代表するモデリスタ柴山登光先のパタンから流れるヨーロッパ本道の洋服の血が当店の服にも流れている。すべてのスーツにイタリアでクリーノといわれる本バス毛芯を使うのもイタリアからの強い影響であるしセミナーラさんが使うマリックの裏地を当店でも使う事ができる。フィレンツェから遠く離れた日本、名古屋にある当店のお客様にもすこしでもこの西洋から来た服、「洋服」のすばらしさを味わっていただきたい。そのために今回名サルト、セミナーラさんに訪問できた事は本当に有意義だったと思う。
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右がジャンニセミナーラさん左はここで働く日本人女性
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ジャンニさんご自身の服を試着させてもらった。やさしい味わいのラペルだった。
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まるで小さな美術館のような店内。天井には壁画が。
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明るいラボラトリオでは女性が丁寧に仕事をしていた。
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ラボラトリオの窓からはフィレンツェの美しい風景が。

セミナーラを紹介するビデオを見つけた。

ナポリみやげのフィナモレのウールネクタイなどはいかが?(1/23)

ナポリのお話をつづけよう。それ以前は威厳と格式のある仕立ての英国ロンドンセヴィルロウがスーツ仕立ての総本山だったが1990年以降ナポリ仕立ての再評価により飛躍的にスーツは柔らかくなりスタイルもよくなり着心地がよくなった。だからナポリは洋服屋にとってやはり行くべき場所である。しかしナポリのサルト(オーダー店)にそうそう飛び込めるわけではなし、ナポリは治安が悪く危険な場所として名高いためツアーなどはすべてナポリ市街をスルーしてポンペイ、景色のいいアマルフィなどに行ってしまい個人旅行以外ではなかなか行けない場所でもある。とはいえナポリはローマテルミニからたった一時間あまりで着くし、以前はマッドマックス的ともいわれていた退廃的な駅も近年すっかりモダンに変貌したのでミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマというお決まりの団体旅行を経験されたかたは次の機会には個人旅行でナポリをめざしてほしい。上の4都市に勝るとも劣らない人間的な魅力ある町である事は保証する。ナポリ300万人が住むイタリア第三の都市で通りは人でいっぱいで活気がすばらしくある。スリや泥棒に気をつけてイタリア人からも気をつけてと言われるがいままで5回通っているがおかげさまでスリに遭遇したことはない。(細心の注意は必要だが。)ナポリに着いたらすぐタクシーにのり駅を離れプレビシート広場に向かってほしい。ナポリが好きになるとするならこのプレビシート広場とトレド通りの周辺を歩くのが一番だ。買い物ゾーンのキアイア地区も近いし卵城やカステルヌオーボ、サンカルロ歌劇場など魅力的なスポットがあつまる場所である。

ナポリの魅力その一  お買い物
ナポリ人はまちがいなく洋服が好きな人たち。市街地にならぶお店は洋服関係が圧倒的に多いのは旅行中のブログに書いた。トレド通りからはいった歩行者天国になっているキアイア通り(歩行者天国なのでグーグルで見られないのが残念)を歩くと洋服屋やスイーツ屋が軒をならべ楽しくなってくる。キアイア門をくぐってちょっと行くとこぎれいな並木道となりエレガントなお店も増える。並木が途切れたところを右に曲がるとエルメスなどラグジュアリーブランドが並ぶ通りになり、海の方に歩くとカラブリット通りをへて有名なネクタイ店マリネッラがあるヴィットリア広場にでる。ミラノモンテナポレオーネより洋服好きならきっとこの周辺のほうが魅力的な店がおおいのでないか。
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キアイア通りのおわりはおしゃれな並木道
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チェーザレアットリーニのジャケット地コレクション
ナポリの魅力その二 美術館
昨年行ったカポティモンテ美術館は絵画中心で今回は市街地に近いナポリ国立博物館にでかけた。イタリアでも最大の博物館とも言われている彫刻とモザイクそしてポンペイからの出土品はここの集まっている。巨大なファルネーゼの雄牛など名品が多い。さすがイタリアともおもわせるのはGabinetto segretoつまり秘密の小部屋といわれている古代のあちら関係を集めた部屋が国立博物館にあること。大人のみなさまはちょっとまゆをひそめながら心の中で楽しんみてはいかが?カラヴァッジョの遺作「聖ウルスラの殉教」を含むサンパウロ銀行のコレクションをあつめたザヴァロス・スティリアーノ宮はトレド通りにあり行きやすく便利なのでぜひ行ってみてほしい。
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ナポリ国立博物館 ファルネーゼの雄牛。
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秘密の小部屋 ナポリ国立博物館 ひだりになにやら。
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刺激の少ない写真を一枚。宮殿のなかにうやうやしく。 ナポリ国立博物館
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カラヴァッジョの遺作 聖ウルスラの殉教 ザヴァロス・スティリアーノ宮
 

ナポリの魅力その三 食べ物
ピッツア発祥の地で食べるピッツアマルゲリータは格別だが、海の幸の料理はフィレンツェやローマあたりでは味わえないレベルの高さなのでナポリに来たら肉ではなくお魚料理がおすすめ。ナポリ独特のブリオッシュにたっぷりのラム酒を染み込ませたババも町歩きに疲れたら食べてみると楽しい。
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スターター トラットリアアボカート ナポリ
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タコのフリットと豆煮込み トラットリアアボカート ナポリ
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手長海老のパスタ トラットリアアボカート ナポリ
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小エビとトマトのパスタ トラットリアアボカート ナポリ
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ババの有名なウンベルトのガレリアにあるマリーの店
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マリーの店のショーウインドーのまんなかがババ

ナポリの魅力その四 眺望、町並
ナポリは丘の町でもある。高いところから町をながめると市街地、海、そしてあの有名なヴェスビオ火山が見える。人口密度が高いため坂の細い路地にぎっちり建物がならび大きい建物はべんがら色に塗られているものがおおい。タクシーにのると町並みにとても変化があるのがわかる。
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壁が赤いのがナポリの建物の特徴
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泊まったホテルから見たヴェスビオ山

ナポリの空気をいっぱいに吸ったネクタイを買ってきました。海に近いカラブリット通りにあるフィナモレでカジュアルなすたいるにぴったりのセッテピエゲのウールネクタイとポケットチーフです。ウールのネクタイはシルクと味わいが違いあなたをよりファッショナブルに見せます。またフィナモレのポケットチーフもウールで色鮮やか。いつもより多めにポケットからだしてみたくなります。色鮮やかなウールスカーフもまたマットな味わいでおしゃれ。5本だけですがナポリの有名セレクトショップ、ミッレ通りにあるエディモネッティ本店ではシルクネクタイを買ってきました。数量が限られていますのでご興味のあるかたはお早めにごらいてんくださいませ。

フィナモレ セッテピエゲ ウールネクタイ 16800円(税込)

フィナモレ ウールプリントポケットチーフ 6800円(税込)

フィナモレ ロングスカーフ 19800円(税込)

エディモネッティ シルクネクタイ 12800円(税込) 
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フィナモレ ウールネクタイ16800円 (左の3本はセッテピエゲではありません。)
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フィナモレ ポケットチーフ 6800円
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フィナモレのチーフはこんな感じに楽しんでください。
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フィナモレ ロングスカーフ 19800円
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エディモネッティ シルクネクタイ 12800円
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フィナモレのあるカラブリット通りを抜けるとマリネッラのあるヴィットリオ広場
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カラブリット通りのフィナモレ

ナポリのカオスをたのしむ(1/17)

オルビエートを後にして電車を二度乗り継ぎナポリに向かう。ローマテルミニ駅で特急フレッチャロッサにちゃんと乗り継ぎができるかヒヤヒヤしたがなんとか無事に乗り継ぎも出来て定刻にナポリ到着、ナポリは以前駅が古く着いた瞬間治安の悪さを感じたものだが今はモダンな駅に変貌を遂げた。ホテルに向かうタクシーに乗ると運転手のあんちゃんはいきなりメーターを倒さず値段交渉ときた。運転極めて荒く、ホテルから離れた場所に降ろされる。あーあ我がナポリよと思い、のどかな田舎町オルビエートの静寂を懐かしんだ。治安が悪いとさんざイタリア人にも吹き込まれたため身を硬くしてやっとの思いで今夜のホテル La cilliegina lifestile hotelに入る。

ホテルは安全な三階にあり極めて清潔でモダン、それにホッとしながら気分を変えて、街に生まれ酸いも甘いもかみ分けた本来の自分にもどりナポリの混沌に向かう。小さなオルビエートは雑貨屋やワイン屋が目についたが、それより市街地がはるかに巨大なナポリは洋服関係が圧倒的に多い。有名サルト、ルビナッチあたりを頂点としてファストファッションに至るまで巨大なおしゃれヒエラルキーがここに形成されている。着倒れ兼食い倒れとも言うべきかいまや世界に冠たるナポリメイドもそんなナポリっ子の洋服好きが支えている。美しいプレビシート広場の一本脇から出ているキアイア通りから続く地域がナポリのエレガントゾーン。ひとりの洋服好きとしてワクワクしてしまう。

話はそれるが今回の旅の前、二度ほどイタリア語教師のナディアと会って話す機会があり、そのせいか今までより滑らかにイタリア語を使える気がする。例えば このあたりで靴下の店GALLOを見つけて入り短い靴下を探していると尋ねると客の五人のイタリア人女から総攻撃に遭った。「あんたらどっからきたの?どえりゃーいなかもんだねー!おしゃれななナポリっ子はカンペキ全員ホーズをはいとるのしらんでしょう?」ぼく「おしゃれを勉強しにわざわざナポリくんだりまで来とるぼくがそんな事知らんわけにゃーでしょう。今は時代が変わってオトコのパンタローネ(注ズボン)がでら細なったんだわあ。だで長靴下履くとだんだんずりあがってしまうんだわー。あんた知らんのー。遅れとるねー!」と逆襲を試みた。マンマたちは口々にそんなことにゃーわ、とおっしゃっていたが風変わりなイタリア語を話す日本人との会話を楽しんでくれたのか店を出るときには、またこやーといっぱいの笑顔で挨拶してくれた。しかしながら今日のナポリの気温18度近いのにこの地の男たちがホーズを履き続けているのは驚きでもあった。

その後アットリー二さんのお店にも表敬訪問したりフィナモレでステキなチーフを選んだり、エディモネッティさんでナポリ好みを探したりしていたら夜も更けて、お腹もすいてきてナポリ名物の海の幸が食べたくなってきた。


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チェーザレアットリー二の店で
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フィナモレ
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エディモネッティのヴェットリーナ(ショーウインドー)
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チェーザレアットリー二のヴェットリーナ
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