洋服屋、街を生きる。オーダーサロンタナカ店主blog

名古屋、錦3丁目のオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーシャツのお店の店主です。名古屋のまんなかに生まれてずっとここ錦3丁目でくらしているオールドシティボーイです。オーダーメイドのこと、街の暮らしのなかで感じたことをつづっていきます。

2017夏 ピッティウォモ

ピッティ・ウォモ92°スナップ集vol.2(2017/6/30)

昨日に引き続いてことし6月13日から16日までフィレンツェ・バッソ要塞で開催された第92回ピッティイマジネウォモスナップ集Vol.2です。あらためて画像を整理しているとピッティの会場のバイヤーたちの装いにたいする思いの深さを感じます。着こなし、コーデのご参考になれば幸いです。
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ジェントルマンが着るスーツの股上の深いパンツがやけにかっこ良く見えました。
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ブルーは濃い色から明るい色までいつの時代もメンズのスーツ、ジャケットのメインストリームです。グレーが流行るといっても主流になることは今までありませんでした。とはいえ同じブルーでもブルーの表情の中に変化は毎年あるのです。こんなブルーを会場でよく見ました。来夏はこんなブルーを街で多く見かけるようになるでしょう。
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この3ピースも同じ系統のブルー。
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モデルさんですね。すっとんきょうですね。
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これはリアルクローズ。こんなシャツなら試してみたいな。
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ジャケットから靴まで白ですがアイテムごとに素材を変えてさり気なさを出しています。
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二日目ゲートの前でロロ・ピアーナのヴィットリオにばったり。この方タッパもあるのでよく日本の雑誌やスナップ集に掲載されています。グリーン系のグレーのリネンウール。サマータイムでしょうか。
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外はモデルさんが百花繚乱のおもむきですがメイン会場の中ではこんなさり気ないリアルクローズをお召の方々が普通に商談をしています。
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クチネリさんのブースは毎回いつも人がいっぱいです。
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パンツの巾と長さをコントロールして靴にフィットさせる。夏のオシャレの大前提。
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赤いジャケットの方はモデルでしょうが左の二人の色使いとパンツのコーデは参考になるかも。
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コンビ靴、懐中時計。そこのけそこのけモデルが通る。
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とおもえばこんな素敵なカップルが。
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かんちがいもはなはだしい赤いスーツ着たモデルさんをパシャッと。
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ぜひ我が国のシニアも白パンツをオシャレに活かしてくださいませ。
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サファリ系は今年のピッティの注目アイテムです。
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タリアトーレさんはこんな素敵なサファリを
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右の女性のサファリスーツいいですね!
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ことしのピッティのブルーはまちがいなくこの色。そして素材の中心はウールリネンです。
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ジャケパンスタイルも時にはタイドアップをおすすめします。
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ピッティの顔リーノさんは今年もダブルブレスト。3パッチです。
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右のボタニカルシャツいいですね。夏のパンツは9分丈一択ですね。
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シニョーラの美しいロングジャケットを後ろ姿だけでも。
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かなり普及してきたプリーツパンツをはく二人。
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カンカン帽かぶり、さっそうとしたモデルさん。
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モデルさん、モデルさん、さわやかモデルさん。
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こんなさり気なさがホントは好感持たれます。
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クレリックシャツにブラウンのネクタイ。もらいました!
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ミニマル系の北欧デザインのスーツを着る。
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ジャケットの色とシャツの色が、達人感を出しています。
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わたしと同じカノニコ素材のジャケットを着る方を発見。2日前のブログのわたしのジャケットをご覧くださいませ。

ピッティ・ウォモ92°スナップ集vol.1(2017/6/29)

7月だけは水曜日と木曜日をお休みといたします。
オーダーサロンタナカは通常、毎水曜日定休と第二、第三木曜日定休ですが7月は毎水木をお休みといたします。

2017夏ピッティイマジネウォモスナップ集vol.1
いままで過去、夏冬合わせて15回以上ピッティウォモのスナップを紹介しています。いまは男性ファッション誌だけでなくスナップ集も最近は出版されていて洋服屋の私がスナップの紹介をつづけなくてもいいかもしれません。バイヤーたちのリアルな装いでなく、メーカーのモデルによる、ともすれば七五三のお子様のような着飾りすぎな人たちがピッティイマジネウォモの会場にあふれる現状もあります。

しかしオーダーサロンタナカ店主夫妻のフィルターを通して見るこの6月に行われたピッティイマジネウォモのリアルを紹介するのもお客さまそして皆様の着こなしの向上にとって無駄ではあるまいと思い直し、ことしもスナップ集を伝えます。ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。

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この夏のピッティの入り口はBOOM PITTI BOOM
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ロロ・ピアーナドリームツイードで仕立てたジャケットの端正な着こなし。
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夏でも首には巻物好きなイタリア人
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白のパンツはマストアイテム
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ノータイにリュックでもポケットチーフとパンツが9分丈なら十分ピッティピープル。
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普通に見えますがえりこしの高いドレスシャツとピークラペルのジャケットがなかなか。
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ぜひ日本のクールビズもジレを活かしてみてほしい。
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鮮やかなロイヤルブルーのスーツに白いボタンはリアルクローズとしてはやりすぎかも。
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紺に小さなウィンドペンはどことなく知的。
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ネクタイのあしらいがいいですね。
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さっそうとロイヤルブルーストライプスーツ。
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左のジェントルマン、短い丈のダブルを端正に着こなしています。
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ジレにもポケットチーフでぐっとオシャレに。
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リネンウールジャケットにワイドパンツのエレガントなマダム。
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シンプルなブラウンのリネン100%スーツが粋。このあたりはまったくリアルクローズだと思うのです。
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おふたりともさりげなく完璧なサイズ感のジャケット&パンツです。
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赤い髪の毛とパンツの色がそろっている美しい女性。
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ブラウンのリネンウールの色がいいですね。
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ニットのストライプジャケットが抜けてていいですね。
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ザッツフォトジェニック!
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ストライプのダブルブレストでも白パンツを合わせると軽やかな夏のオシャレに。
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ジレは夏でもどんどん使いましょう。
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100%モデルさん。でもピッティの花でもある。
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悪い奴はだいたい友達。
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モデルさんではないとおもいますが、アフリカの方の色使いにははっとさせられます。
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マスタード色のジャケットにグリーンのコットンパンツ。
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目の前に一瞬トリコロールが出現。
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モデルさんですね。お若いのに杖持っていますね。

いい1分を過ごせばイタリア旅は楽し(2017/6/17)

イタリアの旅もあと数時間になった。ピッティイマジネウォモのことや街の思い出などは帰国後書くことにしよう。

今回の旅は航空会社の倒産問題、旅行中あると聞いたゼネスト、欧州で起こるテロなど行く前に少し気が重かったのが正直なところ。行く前の日、家の近所のお寺、福生院さまに行き旅に安全を願い深く合掌したくらい不安だった。でも結果的にとてもいい旅だった。

イタリア語は現在形、過去形だけしか使えない。そんなチャチなイタリア語を使うとイタリア人が喜んでくれる。意思疎通を拒否する観光客は観光立国の彼らにとっても苦手なはず。接客してくれた1分間、ちょっとでもお互い楽しく過ごせたらなとヘタなイタリア語使います。


たとえば
イタリア人「はいエスプレッソどうぞ」
ぼく「砂糖抜き。ダイエットだからねー」
イタリア人「そういうのカフェアマーロ(苦いコーヒー)っていうんだ」

写真はカフェアマーロではなくパンテオン前の有名コーヒー店のコーヒーかき氷生クリームたっぷりのせ。「グラニータ」

タクシーで
運転手さん
「料金13ユーロだよ」
僕「はい15ユーロ、お釣りもらわないのが日本風!」
運転手さん「日本風が好きだなあ、中国式より」
お互い笑う
タクシー車窓からナポリの街  




写真撮っていいですか?

もちろん!

え?店の写真じゃなくてわたしの写真?

このiPhone綺麗な人用なんです。

またあ!


かの有名な帽子屋さんでした。


さあさあ
Donna occiali メガネ美人集まって!
そのキノコ全部食べていい??

もちろん!
で、季節の生ポルチーニ、揚げてもらいました。アレッツォ



どの街が好き?

もちろんここアレッツォさ!

アレッツォも最高だけどこんどわたしの街ペルージャに来てよ!いいところだよ!

ピッティイマジネウォモな1日(2017/6/15)

早朝起きてローマから特急に飛び乗りフィレンツェへ。ピッティイマジネウォモに朝一番出かける。



会場に向かう道で


古い要塞が会場


イタリア統一以前フィレンツェ防衛のために作られた要塞Fortezza bassoが会場。入場券を求めるレジストレーションは黒山の人だかり。ウェブで簡単に入場券が買えるのに、とちょっと不思議に感じながら我々は並ばずスムーズに入場。


会場前にはこんな方々が


内部には四角い大きなメイン会場のほかに行くつかの建物がある。その中に数百のファッションメーカー、ブランドが知名度を高め海外のマーケットに自社製品を買ってもらうためブースを出展している。建物内ではそんな多くの中から何を選び消費者に紹介、販売するかリアルなビジネスが交わされる。


建物内の様子


そして会場外では自社製品で美しく着飾る人やモデルなどがカメラマンに向けてポーズをとるシーンが多く見られる。


撮りつ撮られつ。


それはメディアなどのカメラに収まり海外に自社製品のイメージを拡大するためのマーケティングにほかならない。


とはいえあつくて暑くてさ。


アフリカからの熱風「シロッコ」が吹き摂氏32度を越す中、来年の傾向の調査、ミーティング、買い付けをしたらもう午後 4時。帰路にいつもの居酒屋プロカッチで今日一日を思い出し一杯の冷たいワインでノドを潤す。


仕事あと、トリュフのパニーニで一杯が楽しみ。



ハーブティー専門店


ホテルに帰りシャワーを浴びた後、夕暮の涼風が心地よいアルノ川を渡り散歩。途中ハーブティー専門店を見つけて母へのお土産を購入。どうやらひそかな人気店らしい。


アルノ川の夕暮

妻と同郷でフィレンツェ在住の友人ゆきさんと気楽なトラットリアで食事を楽しみ、フィレンツェの1日が暮れる。


アンティパストの一皿。

ローマからの車中にて(2017/6/14)

ローマからフィレンツェへの電車の中。今日からイタリアへの旅のはじまり。観光ではなく出張なので、期待以上の成果を残さなくてはと気持ちを引き締めている。アポイントのあるミーティングもあるが、それ以外の何かを見つけることができるかどうか。あと60分でフィレンツェサンタマリアノヴェッラ駅に着きます。まず主目的のピッティイマジネウォモへ。
初日のスタイル。ロロピアーナトリロジーのジャケット、ソルビアティのコットンパンツ、ネクタイはチレントで。
ローマテルミニ駅の朝
イタロの車窓から見えるミネルヴァ神殿。かってローマを代表する遺跡だった。いまは人もなく。
車窓から。ラツイオ州の田園風景
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