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街の近くの山


キョウコ「ドラゴンがいるってのはこの山なんか?」

アワイ「そうだよー! もうすぐだよ!」

キョウコ「なんやドラゴンがいるっていうからどんな山かと思うたけど、たいしたことないな!」

トヨネ「コマキちゃんは今回も死んでるけどねー」

コマキスライムのしかばね「」チーン

トキ「ホンマよわいなこのこ……」


ズシンズシン!


キョウコ「うわ、なんや!地震か!?」

トキ「いや、足音やでこれ!」

アワイ「あ! あいつだよ! あいつがドラゴンだよー!」








クロチャードラゴンがあらわれた!


クロチャードラゴン「がおーですのだー! んぎゃおーですのだー!」

キョウコ「うお!? な、なんやあいつはー!? 」

トヨネ「ちょーでかいよー」

トキ「でも鳴き声はマヌケやな……」

アワイ「あいつだよ、この山を荒らしてるのは!」

キョウコ「あ、アカン……あんなでっかいドラゴンやなんてうちきいてないで……」カタカタ


キョウコはすくみあがっている!


アワイ「ちょっとー! いまさらなに言ってんのー!」

トヨネ「キョウコがんばだよー。今こそ勇者の力のみせどころだよー」

キョウコ「せ、せやな! うちは勇者、いわばこの世界の主人公なんや……せやからこの世界はすべてうちにつごうのいい展開になるはずなんや……!」

トキ「つごうのええのはお前の頭だけやで」

キョウコ「よっしゃ!やったるわ!やい、そこのドラゴンうちと勝負や!」ブンブン

トヨネ「わざわざ声をかけるなんてちょーバカしょうじきだよー」

トキ「姫松の参謀の面影はみるかげもないな」

クロチャードラゴン「んん? ですのだー」ギロリ

キョウコ「うげ……」


クロチャードラゴン「……」ジー

キョウコ「な、なんや?」ペチャパイー

トキ「こっちのようすをみとるようやな」ヒンニュウー

トヨネ「ちょーはずかしいよー」ヨウセイダカラチッパイ

アワイ「ホントにだいじょうぶなのー?」スーパーノヴァジャナイカラヒカエメ


クロチャードラゴン「なんじゃそのおもちはー! なめとんのかですのだー!」

キョウコ「うお!? きゅうに怒り出したであいつ!」

トキ「ドラゴンの考えることはわからんわー」

クロチャードラゴン「おもちのないやつらなんかこーしてやるですのだー」ンゴー


クロチャードラゴンはもえさかるかえんをはいた!


アワイ「わ! 火を吹いたよ!」

トヨネ「ああ! トキちゃんあぶなーい!」

トキ「え? あっぢいいぃぃぃぃいい!!」


つうこんのいちげき! 

トキはしんでしまった!


トキのしかばね「」プスプス


トヨネ「ああー! トキちゃーん!」

キョウコ「なんてこったー!? トキが一瞬にして消し炭になってもうたー!」ガビーン

アワイ「だからいったのにー!」アワアワ



キョウコ「なんやあいつむっちゃつよいやんけ! 冗談やない、にげるで!」ダダダ

アワイ「もうにげるの!?」

トヨネ「ちょーなさけないよー」


キョウコはにげだした!


クロチャードラゴン「にがさんですのだー!」バッサバッサ

アワイ「そらをとんだー!」


しかしまわりこまれてしまった!


キョウコ「うわあー! にげられへん!」

トヨネ「ボス戦でにげられるわけないよねー」


クロチャードラゴン「いただきますのだー」

アワイ「きゃー! はなしてー!」

トヨネ「あー! アワイちゃーん!」

キョウコ「アワイがつかまったー!」

クロチャードラゴン「うまうまですのだー」ボリボリムシャムシャ

アワイのしかばね「」

キョウコ「アワイが食われてもうたー!」

トヨネ「ちょーぐろいよー」


キョウコ「あ、アカン……腰が抜けてたてへん……」

トヨネ「キョウコー! しっかりしてー!」

クロチャードラゴン「ふっふっふ、観念するのです!」

キョウコ「も、もうダメや……」カタカタ

クロチャードラゴン「ふみつぶしてやるですのだー!」グオオオ

トヨネ「キョウコー!」

キョウコ「ぎゃあああああああああああ!!!」




ズシーン





キョウコたちはぜんめつした……