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いろはさんからの賭け麻お題『恭子×京子』です。
末原恭子さんとゆるゆりの歳納京子さんのお話となっております。

京子こんな口調じゃないだろとかそういうツッコミはなしの方向で……。 





恭子「あ、アカン……」

恭子「わざわざ富山くんだりまで遠征にきたっちゅうのにみんなとはぐれたうえに道に迷ってまうとは……」

恭子「こんなときに限ってスマホの充電きれとるし……ホンマめげるわ……」

京子「んー? あんなとこに見慣れない人が」

京子「しかもなんか困ってるみたいだし、これは助けるしかないっしょー」ビューン

京子「ねねお姉さんお姉さん、なんかお困りみたいだね?」

恭子「え? ああ、実はちょっと道に迷ってしもてな……」

京子「わー、関西弁だ。お姉さんどっからきたの?」

恭子「大阪や」

京子「大阪? なんで富山に? 旅行?」

恭子「部活の遠征でな。この近くの高校なんやけど」

京子「なんて高校?」

恭子「射水総合」

京子「あー、そこなら知ってるよ! 案内してあげよっか?」

恭子「ホンマか? ありがたいけどなんや悪いな」

京子「いーのいーのどうせ暇だし」


恭子「おおきにな。自分、名前は?」

京子「あたし? あたしはみんなのアイドル歳納京子ちゃんだよ!」ビシッ

恭子「きょうこ?」

京子「? どしたの? そんなにおもしろかった?」

恭子「いや……うちもきょうこって言うんや。末原恭子」

京子「へえ! そりゃ偶然だね」

京子「よろしくね恭子さん!」

恭子「自分もきょうこのくせに名前で呼ぶんか」

京子「いーじゃんせっかくだし。これも運命かもしれないよ!」

恭子「どういう運命やねん」

京子「ほら恭子さんも私のこと呼んで呼んで」

恭子「んー……き、京子?」

京子「よろしい。へへ」

恭子(なんかへんなかんじやな……//)



京子「部活って言ってたけど、恭子さんはなんの部活やってるの?」

恭子「麻雀部や」

京子「大阪の麻雀部……って、もしかして千里山女子? 藤白七美ちゃんならしってるよ」

恭子「あー……千里山ではないな。うちらは姫松や」

京子「姫松? ってどこ?」

恭子「南大阪の高校や」

京子「ふーん」

恭子「しらんやろな」

京子「うん。有名な人とかいる?」

恭子「愛宕洋榎とか」

京子「しらない」キッパリ

恭子「あそ……」

恭子(一般的にはこんなもんなんやろか……)


京子「んー」

恭子「ん? なんや?」

京子「なんか恭子さんて私の友達に似てるね」

恭子「え? そうなんか?」

京子「うん」

恭子「どんなとこが?」

京子「うーんとね……落ち着いてるとことか雰囲気とか」

恭子「ふーん」

京子「まあそれ以外はぜんぜん似てないけどね!」

恭子「それは似てるとは言わんのやないか」


恭子「そう言う京子もうちのツレに似とるわ」

京子「え! ほんと?」

恭子「まあ、ちょっとだけやけどな」

京子「どんなとこがどんなとこが?」

恭子「うーん…… やかましいとこ……とか?」

京子「えー!なにそれーしつれいなー!」プンプン

恭子「だってほんとやし」

京子「いいとこはないのかよーいいとこはー」

恭子「せやなー……話してておもろいとこも似てるかな」

京子「おお! そーかねそーかね!おもしろいかね!」エッヘン

恭子(そうやってすぐ調子に乗るとこもにとるな)


京子「ふーん。で、恭子さんはその人と仲いいの?」

恭子「ううん? まあ、高校ではなんだかんだで1番よくいっしょにおるかな」

京子「ほほー、私たちといっしょだね」

恭子「そうなんか?」

京子「うん、よく泊まりに行ったりもするよ」

恭子「仲ええんやな」


京子「ふふーん、てことはさ」 

恭子「ん?」

京子「私と恭子さんもすっごく仲良くなれるのかもね!」

恭子「どういう理屈やねん」

京子「だって1番仲いい人がお互いに似てるんだから私たち自身も仲良くなれるってことじゃーん」

京子「名前もおんなじだしね」

恭子「いやそれは関係ないやろ」

京子「あるってばー」



京子「あ、みえてきたよ射水総合」

恭子「え、ホンマか」

京子「ホラ、あの建物」

恭子「ああ、あれか。結構近くまでは来てたんやな」

京子「このへんちょっとわかりづらいからねー」

恭子「いやホンマ助かったわ」

京子「いいってことさー」




恭子「そや……」ゴソゴソ

京子「ん?」

恭子「お礼と言っちゃなんやけど、これやるわ」

京子「これ……リボン?」

恭子「うちが使っとったやつでスマンけどな」

京子「もらっていいの?」

恭子「ああ。うちはもう使わへんから」

京子「なんでー? 恭子さんかわいいんだからつけたほうがいんじゃない?」

恭子「うちは高校の間は麻雀に集中するってきめたんや。やから余計な色気はいらん」

京子「ふーん……ちょっとつけてみよ」ゴソゴソ

京子「どう!? にあう?」

恭子「ああ、ええんやないか?」

京子「ホント? へっへーありがとー」

恭子「ああ。こっちこそおおきにな京子」

京子「うん。恭子さんも元気でね!」




洋榎「おおーい!恭子ー!」

恭子「あ、主将」

洋榎「どこいっとったんやまったくー! 電話も繋がらんし」

恭子「すいません。ちょっと道に迷ってしもて」

洋榎「あれ? 恭子リボンどうしたんや?」

恭子「ああ。あげたんですよ」

洋榎「ええんか? お気に入りやったのに」

恭子「ええんですよ」

洋榎「誰にやったんや?」

恭子「……友達です」




数ヶ月後


ミーンミンミン


京子「あっついなー」パタパタ

結衣「夏休みだからってだらけ過ぎだぞ」

京子「テレビでもみよー」ピッ

結衣「また勝手に……」

キヨスミコウコウミヤナガセンシュ、ココデカンデス!

京子「あ、麻雀やってる」

結衣「インターハイか」

ツモ‼︎

ヒメマツコウコウスエハラセンシュ、ギャクテンノバイマンツモデニイフジョウデス!!

京子「……ん? あ!ああー!?」




カン!