2006年12月24日

明日で終わっちゃう

12月23日(土)
柿喰う客の玉置玲央です
今日の日記は僕が書かせていただきます

今日は昼夜公演

有りの侭の感情で、無防備に、だがしかし存在する

やっぱり難しいものです

僕ら出演者六人と演出家がひーひー言いながら創っているものは、勿論形が存在するものではなくて、目に見えないものを創り上げて、それをお客様に観ていただいている訳です
空間として


物理的に何か用いて創っている訳ではないので、言い訳も出来ないし、とてつもなくあやふやなものだと思っています
視覚による絶対的な約束が無いから
いや、厳密に言えば装置や照明等がそれに当たるのだと思うのですが、それだけを信じて『演劇』というにはちょっと不実過ぎる気がする
役者として演出として発信して、それをお客様に受け取ってもらう事
その遣り取り
一概にそれが演劇とは言いませんが、それも演劇を言い表すのには充分だと思っています

それってやはり物凄く恐い事ですが、同時に物凄く遣り甲斐のある事なのです
お客様と空間を共有出来た時の喜びに比べたら、恐怖なんてなんのそのです

僕らが舞台上で巻き起こす何かが皆様に伝わって、皆様の中でそれぞれ何かが産まれる
そうやって、共通の答えを持つのとはまた別の、言わば一緒にあの空間に確かにいたという証明、何かを共有できたという感情が芽生えれば、それ程嬉しい事はありません

何かうまく言えないや

未だ未だ僕は、皆様と共有したい事が沢山あるから、だからそんな奇跡を信じて明日も頑張ります

どうか皆様
クリスマスイブに出演者六人と、演出家と、他のお客様と、何もかもと、空間を共有する奇跡を味わいに来て下さい

劇場でお待ちしています

明日は千秋楽
玉置玲央

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