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「お父さんの靴下」は他の洗濯物と分けますか? に参加中!
 
 ある休日の昼ごはん時。
 デパ地下の片隅で、ものすごく変な雰囲気を醸し出している親子連れがいた。パパとママと男の子の3人で、男の子は小学校中学年ぐらいだろうか。3人とも神妙な面持ちで、それぞれが床を見つめて、ジィ〜〜ッと押し黙っているのだった。
 わたしは、その親子を横目で見ながらエスカレーターで同じ階に降り立って、背中で親子を気にしながら物産展のポスターを見ていた。「鶏の唐揚げ」的なものが食べたいのだが、それが名古屋の手羽先なのかケンタのチキンなのか自分でも分からず、中途半端にガストでケイジャンスパイシー唐揚げを食べてしまったせいで、なんだか胃袋が納得していなかったのだが、そんなことはどうでもいいわな(笑)。

「――でもさ」
 親子の男の子が言いかけたのへ、
「でもじゃないよ」
 パパが優しい声で、しかし厳しい口調で、言った。わたしも思わず振り向いてしまったが、パパは、想像以上の無表情だった。
「いつもいつも、○○(男の子の名前らしい)はママと一緒になって、パパのことクサいとかキタナいとか馬鹿にして喜んでるだろ。そんなふうに自分を馬鹿にする○○が、今日いきなりアレ買ってくれコレ買ってくれって懐いてきたって、パパは○○を可愛いとは思えない。買ってあげようなんて気持ちにはならない。だから買わない。分かるね」
 うっへぇ〜〜。いきなりヘヴィな展開だ。
 わたしはさりげなく移動しながら親子の様子を横目で見た。パパは相変わらず無表情。男の子は半ベソかいて俯いている。そして、ママは……両手をオヘソのところで組んで、俯いて、その場にいる誰よりも「叱られている人」風情だし。
「分かったら帰るよ。ほら」
 パパに背中を押されて、男の子は「はーい」と心底残念そうに返事をすると、脱力気味に歩きだす。ママは、旦那と息子の1歩後ろを、あからさまにうなだれた表情と姿勢でついていった。
 いつものわたしなら「ネタ発見!」と喜んでネタ帳(@ケータイ)を取り出したところだけど、今回は、あまりにも異様な3人の様子に気圧されて、足が竦んでしまった。(でも後日しっかりブログに書いている)

 まず、パパとママの間に何かあったんだろうなぁ。
 あのパパとママは離婚しそうな気がするなぁ。

    ◆

 パパに限らず、汗だくだくで働いて帰ってきたら、大抵の人間は臭くなっていますよ。頭、腋の下、足、わたしだって臭いッスよ。それは、わざとじゃないんだから、ママが率先して息子と一緒になって臭い臭いって馬鹿にしちゃいけないよねぇ。

 以前、ダーリンと居酒屋の座敷席に通されたとき、ダーリンの足のファンキーなスメルに驚き、うっかり「足くちゃ!」と笑ってしまって、大喧嘩になったのを思い出しました(笑)。
 1日中仕事で、蒸し暑い場所にいて、革靴か長靴で立ちっぱなしで働いていたら、そりゃ靴の中まで汗だくだくになるよ。どんなに気をつけていたって、臭っちゃうのはしょーがないよね。それは、本人が誰より気にしていたことなのに、思わず笑っちゃったから、わたしは彼のプライドを傷つけてしまったのでした。
「俺の仕事を知っていながら、どうして靴を脱ぐ店を選ぶの?」
 って、その店を選んだのがわたしだから、当然そこんところを責められますわな。
 数日後に、別の座敷の店に入ったときは、ダーリンがバッグの中から新品の靴下とデオドラント系のウェットシートを取り出して、まずトイレに直行したのです。それだけ傷つけてしまったんだなぁと、改めて反省したのでした。

    ◆

 ちなみに、我が家では、パパ上や弟の靴下も普通の洗濯物と一緒に洗っています。あんまり臭いが気になるときには、本人が入浴の際に下洗いして、汚れ物を溜めるところに干しています。というより、靴下に限らず下着でも何でも、臭いや汚れが酷いときは、自分で下洗いしてから洗濯に出すこと、っていう暗黙のルールがあります。
 そーゆーところは、割ときちんとしてるんですよ。
 どちらかというと、布巾と下着を一緒に洗濯してしまうことのほうがマズいんじゃないかと思い始めました。今、突然(笑)。
 


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