日本瓦屋根研究室『和の心』〜京都瓦工事浪漫〜

日本に1400年前から伝わる瓦、その瓦を屋根に葺く瓦職人blogです。 昔ながらの伝統施工と現代施工を研究しながらお客様に安心して頂ける瓦屋根を心がけ日本の文化【瓦】を守りたいです。 [キーワード] 瓦 屋根 京都府瓦工事協同組合加盟店 日本 和形 簡略 本葺 大棟 降り棟 隅棟 社寺 住宅 土葺き 桟葺き 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 南蛮漆喰 瓦職人 直線 曲線 放物線 技術 伝統 瓦工事 瓦施工 瓦画像 瓦写真 日記 blog 施工日記 瓦の種類 建築 建設 匠 製造 メーカー 窯元 いぶし 釉薬 鏨 瓦技能士会 雨漏り 修理 京都府瓦工事協同組合青年部 全瓦連 長野グランプリ 京都府代表 敢闘賞 井上瓦産業株式会社 丸新美濃瓦 奈良瓦センター 瓦熊 応援工事

2009年06月


この前の現場の続きでブロック塀の上に垂付雁振を施工しました。

両側の出寸法を同じにして、紐部分の下端に糸を張り真っ直ぐ通るように施工し、緊結線はステンレス線を使用して瓦の穴にはシリコンを付けて、水がブロックに入らないようにしました。
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今回の仕事はブロック塀の瓦工事です

軒瓦だけの塀で、石持軒瓦を使いました。



まずは軒瓦をの出寸法を決めて、水糸を瓦頭の天端に張り全て納めていきました。

[ブロック塀]

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昨日から下屋の瓦葺き替え工事が始まりました。


まずはトイレがある一番遠い屋根から古い瓦をめくり瓦棒の屋根を通りダッシュで運びました。

[トイレの屋根]
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屋根面積は小さいですが、びっくりするほどの葺き土が入っていて運ぶのに苦労しました。

[瓦棒]
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この瓦棒を通り、今日葺き替えした場所を通り、瓦揚げ機がある場所まで運びました。(同じく新しい瓦も)

[今日の葺き替え場所]
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横が39枚の縦が10枚(56判)ありましたが、古い瓦は80枚判だったので中々瓦運びが進みませんでしたが、袖瓦以外は葺けたので明日の雨も安心でき良かったです。

来週から雨の日が続くみたいなので、疲れた身体を癒したいと思います。



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ようやく大屋根の瓦葺き替え工事が終了しました。

隅木の場所に瓦揚げ機を設置していたので、朝一に瓦揚げ機を外し下屋に設置しなおして、残りの切り隅瓦と隅巴を施工して隅棟を積みました。


この現場の破風板は漆喰塗りなので、水切り部分と破風尻部分のプラスター塗りをして、足場を外し綺麗に屋根を掃除して大屋根が終了したと同時に雨が降って来ました。


[大棟]

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[隅棟]
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隅棟の写真を見て頂けると、鬼際と隅棟尻の熨斗勾配とチリが違いが変わってるのが分かると思います。

台熨斗の下端から紐丸の下端の厚みが鬼際が多く、隅棟尻が少なくなっていて、鬼際で勢いを付けています。(棟幅は鬼際で広くしています)

[立浪隅蓋]
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この立浪隅蓋は以前使用されていた物を施工しました。

[落ち棟と谷部分]
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[相びれ平袖と水切り]
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明日からは下屋の瓦めくりが始まるので気合いで頑張ります。〓



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先週の土曜日から大屋根の棟部分が始まり、大棟・落ち棟・隅棟×5・水切り熨斗×3ヵ所あり、ぐるぐる回りながら作業をしています。


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まだまだ棟部分が沢山あるので大変ですが、お客様の喜んでおられる顔を見て、元気を頂きました。

明日も頑張ります。



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このblogを始めてから二年位になりますが、訪問者数や内覧ページ数などが大幅に増えました。

多い時では1日に100ページ以上を内覧されているお客様もおられます。



私は瓦の仕事が好きで、昔から家を雨から守ってきた瓦の魅力と普段は見られない瓦の施工内容を一般の皆様に見て頂けたら・・・・と書き始めましたが、何分文章にするのが苦手で誤字脱字が多く、皆様にご迷惑をおかけしました。






これからも日本瓦屋根研究室を続けて行きますんで、宜しくお願いします






最後に

皆様、日本瓦屋根研究室を見て頂いてありがとうございました☆ヽ(▽⌒*)





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今日は去年の4月から仕事をさせて頂いてます現場に行きました。

[改築]


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[新築]
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[目板瓦]
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以前の日記にはコンパネが邪魔をしていてはっきりと目板瓦が見えていませんでしたが、工事も終わり蔵風に魅せた目板瓦が光っていました。



今日の仕事はくぐり門の築地塀の瓦工事で、石持軒瓦を使用しました。

[くぐり門と築地塀]
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くぐり門側にはえぶり板があるので瓦が当たる部分は隙間無く施工しました。(年数がたつと木が痩せるので、えぶり板と瓦の接点にシリコンを付けて隙間が出来ない施工をしました。)


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今日は以前お世話になりましたお寺の現場に仕事に行き明後日ました。


天気が悪く写真が撮れにくい状況でしたが、利根丸だけは写真に撮りました。


仕事の内容は袖丸の施工で一番深い場所で三寸七分程の袖丸が入りました。


[利根丸]
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このお寺の玄関側は前の増築の為に一部分がしころになってます。

[利根丸2]
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この現場の利根丸は破風中央部分で外側に五分強傾けて、厚みのある利根丸に仕上げました。


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皆様、お久しぶりです

今日までの施工内容は地葺きは一ヶ所以外は終了していて、平袖瓦の合端と施工、風切り丸を伏せました。
[地葺き]
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妻側は拝部分の棟木芯に桟瓦の桟芯になるように瓦割りをしました。(瓦割りによって桟芯と谷芯になる場合があります)

[棟木芯と桟芯]
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※妻側の瓦割りの基本は棟木か拝部分の破風板芯に桟瓦の桟芯か谷芯に合わせて割り付けをします。


[平袖瓦の合端]
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今回の合端は師匠がしましたが歳の事を考えるとまだまだ現役じゃないでしょうか。

[平袖瓦施工]
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[風切り丸]
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風切りの半月巴は軒瓦と同じ万十を使用しました。

桟瓦を固定するのに55ミリのステンレス釘を使用し、軒瓦と平袖瓦、半月巴、風切り丸にはシリコン入りの南蛮とステンレス線を使用しました。


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先週の水曜日から谷付き入母屋屋根瓦葺き替え工事が始まりました。


瓦めくりはお客様が手伝って頂いたので屋根の上は瓦職人二人で頑張りました。

[屋根風景]

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[現場風景]
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山奥の現場なのでコンビニや自動販売機などは一切ありませんが自然が一杯で空気も美味しいです。

[谷付き妻部分]
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休憩時間は小屋の軒先を借りていますが、よく見るととんでもない場所に燕の巣があります!(◎-◎;)

今は卵を産んで一生懸命あたためているので静かに休憩してます(笑)

[燕の巣]
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今日は谷付きの妻側の瓦を葺きましたが、天気が悪く空を見ながらの仕事だっので神経を使いました。

明日は反対側の妻部分の瓦めくりと瓦葺きをします。


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