2016年05月23日

系統別種牡馬辞典 - ボワルセル系・ヒンドスタン系その1

「系統別種牡馬辞典」内国産編第四十五弾はボワルセル系と、その代表種牡馬である*ヒンドスタンの産駒をまとめていきます。ボワルセル直仔の持込馬ヒカルメイジはダービーをレコードで制した活躍馬で、種牡馬としても天皇賞馬アサホコ、菊花賞馬グレートヨルカなどを出して成功しましたが、その先が全く続かず、父系ははるか昔に途絶えました。*ペキンリュウエン産駒のマキバスナイパーは帝王賞を制すなど渋い活躍を見せましたが、牝馬には恵まれず、唯一デビューしたサイバーフルパワーの引退をもって日本からボワルセル系競走馬はすべて姿を消しています。

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2016年05月22日

週刊種牡馬ニュース 5/16 - 5/22

プリークネスSに出走した*ラニはいつもどおりの後方待機策で、直線一気の追い込みを見せ勝ち馬から5馬身ほどの5着に健闘しました。今回得た賞金は中央の未勝利勝ちにも満たないものですが、ナイキストに半馬身差まで迫りましたし、十分誇るに足る結果でしょう。これでベルモントSが俄然楽しみになりました。

それにしてもレースはナイキストが圧倒的優位に思えましたが、極めつけのハイペースに横滑りするような極悪馬場もあって上手く力が発揮できませんでしたね。一方の勝ち馬エグザジャレイターは父がBCクラシックやドバイワールドCを勝ったカーリンで、仕上がりの早さで優位に立っていたアンクルモーに地力で勝ったとも言えるでしょうか。

 今週のニュース 

(5/21)*ワークフォース産駒のクィーンズベスト、東京の3歳500万特別勝利
(5/21)新種牡馬ジョーカプチーノ産駒のリュウノチーノ、盛岡の2歳新馬戦で2着
(5/22)ナイキアディライト産駒のケンコンイッテキ、東京の3歳500万下勝利

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2016年05月21日

海外種牡馬ニュース 5/1 - 5/15

米国やフランスでもクラシックシーズンに突入。ケンタッキーダービーは大本命ナイキストが横綱相撲でまずは一冠目を制覇。ここまで8戦無敗の成績を残しており、日本時間で明日朝行われるプリークネスSでも敵は見当たりません。日本から参戦の*ラニはスタートで出遅れ、最後の直線ではそれなりの脚は見せましたが勝負に絡むことはできませんでした。当初はベルモントS直行とも伝えられましたが、一転してプリークネスS参戦を決めており、前走以上の着順が期待されます。

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2016年05月18日

海外版レッドリスト - クラリオン系

「海外版レッドリスト」第八弾はクラリオン系。現代に続く父系としてはあのニジンスキーを下したロレンザッチオを経たアホヌーラのラインと、ジャックルマロワ賞の勝ち馬リュティエのラインがありますが、このうち後者は障害用種牡馬が何頭か残っている程度で、父系存続の望みはかなり薄いでしょう。アホヌーラからは前回紹介したインディアンリッジのほか、エクリプス賞などGI3勝のノットナウケイトが出ており、これがどこまでやれるかにかかっています。

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2016年05月17日

海外版ホットリスト - ミルリーフ系

「海外版ホットリスト」第八弾はミルリーフ系。日本でも*ミルジョージを筆頭に多くの種牡馬が輸入された系統ですが、欧州ではあまりに多くの種牡馬が輸出されたため現存するラインはあまり多くなく、その中でも初期の産駒であるシャーリーハイツの系統が多くを占める状況となっています。この系統は*コンデュイットや*コタシャーン、*ハイライズなど(日本にとっての)失敗種牡馬のオンパレードで、少なくともこの先日本に種牡馬を輸出したせいで父系が衰退したということにはならなさそうですね。

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2016年05月15日

週刊種牡馬ニュース 5/9 - 5/15

 今週のニュース 

(5/11)新種牡馬ヒルノダムール産駒のケケ、門別のJRA認定戦で6着
(5/12)新種牡馬フリオーソ産駒のハウマーナ、門別のJRA認定戦で6着
(5/14)Ice Box産駒の米国産馬*ラーリオ、東京の3歳未勝利戦で初勝利
(5/14)メイショウホウオウ産駒のクリノプリムラ、盛岡のC2戦勝利

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2016年05月14日

マル外種牡馬辞典 - ストームキャット系その5

「マル外種牡馬辞典」第七十一弾はストームキャット系の続き。長く続いたストームキャット系も今回が最後です。今回紹介する種牡馬は比較的若い種牡馬が多いということもあって輸入頭数も少なく、目立った活躍馬を出している種牡馬は今のところ少ない印象です。この中ではブルーグラスキャット産駒が10頭以上輸入されていますが、祖国でも活躍馬を出せずに種付け料が右肩下がりで、なかなかこれ以上の活躍は難しいかもしれません。

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2016年05月13日

系統別種牡馬辞典 - リボー系その2

「系統別種牡馬辞典」内国産編第四十四弾はリボー系の続き。*マロットや*フジオンワード、*アレミロード、*ロンバード、*ジムフレンチに*ラディガなどそれなりの成績を残した輸入種牡馬の多い系統ですが、内国産種牡馬はほとんど結果を残すことができませんでした。その唯一の例外がダービー馬バンブーアトラスで、菊花賞馬バンブービギンをはじめ多数の重賞ウイナーを出して成功しました。後継種牡馬も複数輩出し、絶滅寸前とはいえ今なお父系を存続させることに成功しています。

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2016年05月11日

海外版レッドリスト - インディアンリッジ系

「海外版レッドリスト」第七弾はマッチェム系からヘロド系に移りまして、インディアンリッジ系です。絶滅の危機にあった20世紀前半のヘロド系を救ったのが同馬の祖にあたるトウルビヨンで、さらにそこから代を経て再び父系が傾きかけたところに現れたのが快速馬インディアンリッジでした。主に欧州の短距離路線で結果を残し、今でも多くの後継種牡馬が残っていますが、今のところ核になるような種牡馬はおらず、父系の存続は安泰とはいえないでしょう。

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2016年05月10日

海外版ホットリスト - ボールドルーラー系

「海外版ホットリスト」第七弾はボールドルーラー系。ボールドネシアンからシアトルスルー、エーピーインディと継承されたライン以外にも多くのラインが生き残っていますが、今回はその中でも主だったラインを抽出して紹介していきます。とはいえ基本的にエーピーインディ系以外のラインは衰退の一途をたどっており、スペクタキュラービッドやセクレタリアトといった歴史的名馬の系統も例外ではありません。唯一イエスイッツトゥルーを出したラジャババ系に父系存続の可能性があるくらいでしょうか。

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2016年05月08日

週刊種牡馬ニュース 5/2 - 5/8

ケンタッキーダービーの*ラニは出遅れが響き、最後はそれなりの脚で追い込みましたが勝ち馬から10馬身ほど離された9着でした。次走はベルモントSとのことですが、コース適性はともかくとして例年の傾向ならケンタッキーダービーより相手関係が楽になるはずなので、もしかすると掲示板くらいは可能性があるかもしれません。

 今週のニュース 

(5/3)新種牡馬*キングズベスト産駒のカリーナ、門別のJRA認定戦で3着
(5/4)新種牡馬*サマーバード産駒のイーグルパス、門別のJRA認定戦で初勝利
(5/6)新種牡馬トランセンド産駒のムッシュレノ、船橋の2歳新馬戦で2着
(5/6)ホールウォーカー産駒のファッションモード、船橋の3歳見出走戦勝利
(5/8)マルカシェンク産駒のマルカウォーレン、新潟の1000万特別勝利
(5/8)Poet's Voice産駒の仏国産馬*スワーヴラーシド、東京の3歳未勝利戦で5着

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2016年05月07日

海外種牡馬ニュース 4/16 - 4/30

日本から*ラニの挑戦するケンタッキーダービーの発走が刻一刻と迫っていますが、とりあえずは4月下半期の海外競馬ニュースを。イギリスでもいよいよクラシックが始まり、一冠目の英2000ギニーは伏兵ガリレオゴールドが勝ちました。今後はダービーではなく愛2000ギニーへ進むようですね。南アフリカではアバシリがクラシック三冠を達成したようです。おそらく馬名は網走から来ていると思われますが、日本にやってくることはあるでしょうか。日本馬が3頭挑戦した香港のクイーンエリザベスII世Cは案外な結果に終わりました。

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2016年05月05日

マル外種牡馬辞典 - ストームキャット系その4

「マル外種牡馬辞典」第七十弾はストームキャット系の続き。ストームキャットの最高傑作として名高いジャイアンツコーズウェイですが、日本でもマイルチャンピオンシップの*エイシンアポロンをはじめ複数の重賞ウイナーを送り出すなど一定の成功を収めました。それ以外にもGIIIウイナーに過ぎなかったバーンスタインから朝日杯フューチュリティSの勝ち馬*ゴスホークケンが出たほか、日本で生まれたカラコンティーがBCマイルなどGIを3勝する大活躍を見せています。

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2016年05月04日

系統別種牡馬辞典 - リボー系その1

「系統別種牡馬辞典」内国産編第四十三弾はリボー系。よく一発大物の系統と表現されることが多い血統ですが、種牡馬入りした産駒も有馬記念や菊花賞、ダービーとクラシックディスタンス以上の大レースで結果を残した馬が目立ちますね。スターマンが向かうところ敵なし状態だった3歳時のナリタブライアンに唯一土をつけたのも、このリボーの血のなせる業でしょうか。しかし産駒にその大レース向きの血は伝わらず、種牡馬としては微妙な馬ばかりでした。

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2016年05月01日

週刊種牡馬ニュース 4/25 - 5/1

新種牡馬が好調です。早くも2勝をあげたスマートファルコンに*トビーズコーナー、そして先週はスズカコーズウェイが勝ち上がっており、ここまで勝ち星をあげた2歳馬7頭のうち半数以上の4頭が新種牡馬の産駒となっています。中央で産駒が見られるのは丁度1ヵ月後のことになりますが、今からデビューが楽しみですね。

そして天皇賞(春)はブラックタイド産駒のキタサンブラック、香港のチャンピオンズマイルはスクリーンヒーロー産駒のモーリスが勝ちました。まさかこれらの種牡馬が王道路線で主役級の活躍をしているとは、1年半ほど前には想像すらできませんでしたね。

 今週のニュース 

(4/27)新種牡馬スマートファルコン産駒のラブミーファルコン、門別のJRA認定戦で初勝利
(4/28)新種牡馬ディープブリランテ産駒のコンカローレ、門別のJRA認定戦でシンガリ負け
(4/28)新種牡馬*トビーズコーナー産駒のリシュリュー、門別のJRA認定戦で初勝利
(4/28)レギュラーメンバー産駒のウルトラカイザー、門別の重賞コスモバルク記念勝利
(4/28)新種牡馬スマートファルコン産駒のシェナトウコン、浦和の2歳新馬戦勝利
(4/28)新種牡馬トーセンホマレボシ産駒のクロイダンガン、浦和の2歳新馬戦で3着
(4/28)ヤマニンセラフィム産駒のグルームアイランド、笠松の重賞オグリキャップ記念勝利
(5/1)アンクルスーパー産駒のウインクルスーパー、東京の3歳未勝利戦勝利

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