2016年07月27日

マル外種牡馬辞典 - ネアルコ系

「マル外種牡馬辞典」第七十九弾はネアルコ系。ナスルーラやノーザンダンサー、ターントゥらメジャー父系の祖にあたる存在ですが、これらを経ない系統は現在かなり衰退してしまっており、非常にマイナー色が強くなっています。日本ではバリーモス産駒のバリモスニセイが大阪杯など重賞8勝の大活躍を見せたほか、モスボローやアイセイらが重賞ウイナーの父となりました。ただ、それもかなり過去の話で、ここ20年ほどはほとんど産駒が輸入されておらず、*セトノゼディタブがオープンでそこそこ走ったのが目立つ程度です。

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2016年07月25日

系統別種牡馬辞典 - サンデーサイレンス系その1

こちらのシリーズはメジャー父系に突入ということで、「系統別種牡馬辞典」内国産編第五十二弾はサンデーサイレンス系。この系統だけで十数回の長丁場になる予定です。あまりに数が多すぎて初年度産駒すら一回で紹介しきれないほどですが、今回紹介する中ではやはり皐月賞馬ジェニュインとダービー馬タヤスツヨシが目立ちますね。どちらも種牡馬として期待を上回ったとは言い難いですが、シャトル先のオセアニアでGI馬を出しており、辛うじて後継種牡馬を残すことにも成功しました。

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2016年07月24日

週刊種牡馬ニュース 7/18 - 7/24

 今週のニュース 

(7/19)新種牡馬スズカコーズウェイ産駒のフィールザファイア、門別のJRA認定戦勝利
(7/21)*スターキングマン産駒のクラバズーカー、門別のA1戦勝利
(7/23)*ゴスホークケン産駒のマルターズアポジー、福島の1000万特別勝利
(7/23)新種牡馬ディープブリランテ産駒のディーパワンサ、OP中京2歳S勝利
(7/24)Pioneerof the Nile産駒の米国産馬*レヴァンテライオン、GIII函館2歳S勝利

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2016年07月23日

海外版レッドリスト - フォルリ系

「海外版レッドリスト」第十五弾はフォルリ系。アルゼンチンのクラシック三冠を制した歴史的名馬で、後に移籍した北米では故障もあって目立った成績は残せませんでしたが、種牡馬として3年連続米年度代表馬に選ばれた偉大なセン馬フォアゴーなどを出し、一大父系を築き上げました。日本でも二冠馬セイウンスカイを出した父系として知られていますが、現代につながるラインはサッチやフォーミダブルなど短距離路線に活路を見出した系統ばかりで、セン馬も多く常に断絶の危機にさらされていると言えるでしょう。

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2016年07月21日

海外版ホットリスト - アンブライドルズソング系

「海外版ホットリスト」第十五弾はアンブライドルズソング系。仕上がりの早いマイラータイプの系統で、超大物はいませんが堅実な成績を残し北米を中心に勢力を広げています。ただ、タピット系などと比べると今一つ勢いに欠けるところがあり、父系の存続が絶対安泰という状況とは言えないでしょう。さらにアンブライドルド系の主流としての地位も、三冠馬アメリカンファラオが出たパイオニアオブザナイルの登場で揺るぎつつあり、ここでそろそろ超大物の登場が待たれるところです。

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2016年07月19日

海外種牡馬ニュース 7/1 - 7/15

このシリーズを始めて半年。今回はちょっと趣向を変えて7月上半期に行われた全重賞レースを紹介するとともに、欧米のGIレースを中心とした主要レースや気になる血統の馬が活躍したレースは簡単なコメント付きという形式でまとめてみました。それにしてもこんなに毎日世界各国で重賞レースが行われているのかと驚いています。お試しということで次回もこの形式を続けるかは微妙なところですが、もしレースの抜けなどがあればご指摘お願いします。

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2016年07月17日

週刊種牡馬ニュース 7/11 - 7/17

 今週のニュース 

(7/13)ディープスカイ産駒のキョウエイギア、GIジャパンダートダービー勝利
(7/15)新種牡馬キタサンカムイデン産駒のデスティニー、大井の新馬戦で7着
(7/16)Elusive City産駒の仏国産馬*ベリースコール、函館の3歳未勝利戦で初勝利
(7/16)ウインクリューガー産駒のワールドツアラー、福島の2歳新馬戦勝利
(7/16)新種牡馬*アイルハヴアナザー産駒のアイルキャッチユー、福島の新馬戦勝利
(7/17)新種牡馬*タートルボウル産駒のトリオンフ、函館の新馬戦勝利
(7/17)Creative Cause産駒の持込馬マジカルスペル、函館の新馬戦で3着
(7/17)チェリークラウン産駒のチェリーサマー、函館の500万下勝利

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2016年07月16日

マル外種牡馬辞典 - ニアークティック系

「マル外種牡馬辞典」第七十八弾はニアークティック系。メジャー四大父系が終わり、いよいよマイナー父系へというところですが、ご存じニアークティックはノーザンダンサーの父であり、ワイルドアゲインらが北米を中心にそれなりの勢力を誇っているので、あまりマイナーという感じがしないかもしれません。日本ではそのワイルドアゲインが3歳重賞を3勝したナリタキングオー、ダート重賞を3勝したワイルドブラスターなどを出しているほか、クレヴァートリックやその息子フォーントリックがオープンクラスの産駒を出しています。

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2016年07月15日

系統別種牡馬辞典 - その他のマイナー父系

「系統別種牡馬辞典」内国産編第五十一弾はこれまでに紹介していないマイナー父系の種牡馬をまとめて紹介したいと思います。英2000ギニーの勝ち馬*オンリーフォアライフ、皐月賞を制した持込馬ウイルディール、ホープフルSの勝ち馬*トンピオン、愛ダービーの勝ち馬*マラケート、そして英ダービー馬*ラヴァンダンの仔らが種牡馬入りしてその血を繋ぎましたが、種牡馬として成功した馬は皆無。ダテホーライがわずかに南関の活躍馬コーナンルビーを出したのが目立つ程度で、牝系ですら一切残りませんでした。

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2016年07月13日

海外版レッドリスト - スターキングダム系

「海外版レッドリスト」第十四弾はスターキングダム系。ザビールなどを出したサートリストラム系に並ぶオセアニアの土着父系で、1950年代から1990年代までの40年近くの間に10回豪リーディングに輝くなど非常に長きに渡ってオーストラリアを牽引してきた系統になります。さらにその一部はアメリカに渡り、ノーダブルが米リーディングに輝く活躍をしましたが、元々2歳戦・短距離戦で結果を残してきた系統だけに米国などのスピード血統に苦戦しており、現在では衰退の一途。ほんの一部を除き今や絶滅寸前となっています。

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2016年07月11日

海外版ホットリスト - ブラッシンググルーム系その2

「海外版ホットリスト」第十四弾はブラッシンググルーム系の続き。前回紹介した以外にもいくつかの枝分かれが残っていますが、その中でも注目はラーイの系統のルアーヴルですね。競走馬としては仏ダービーが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬として*アヴニールセルタン、ラクレッソニエールと2頭の無敗の仏二冠牝馬を送り出すなど成功しています。フィリーサイアー気味なのが気になりますが、ここから繁殖の質も高くなってくると思われ、今後牡馬の大物を出す可能性は十分にあるでしょう。

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2016年07月10日

週刊種牡馬ニュース 7/4 - 7/10

メイセイオペラが韓国で亡くなったようです。日本ではダートチャンピオンとしては物足りない種牡馬成績で、一方で韓国に輸出されていた産駒が好調だったため、当初は数年間のリース供用の予定で輸出されましたが、結局最後まで祖国の地を踏むことはありませんでした。日本ではすでに現役馬はいなくなり、韓国でも種牡馬入りした産駒はいないようですが、何とか母系で生き残ってほしいものです。

 今週のニュース 

(7/7)レギュラーメンバー産駒のウルトラカイザー、門別の重賞・星雲賞で5着
(7/9)新種牡馬*キングズベスト産駒のタケショウベスト、福島の2歳新馬戦勝利
(7/9)新種牡馬ルーラーシップ産駒のダンビュライト、中京の2歳新馬戦勝利
(7/9)新種牡馬*サマーバード産駒のフォーカード、中京の2歳新馬戦勝利
(7/10)Paddy O'Prado産駒の米国産馬*ヴァイスジーニー、福島の2歳新馬戦で12着
(7/10)新種牡馬リーチザクラウン産駒のニシノオウカン、福島の2歳新馬戦勝利

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2016年07月09日

マル外種牡馬辞典 - ニジンスキー系その3

「マル外種牡馬辞典」第七十七弾はニジンスキー系の続き。世界的に衰退傾向にあるニジンスキー系ですが、その中でかろうじてそれなりの勢力を誇っているのが日本にもリース供用された*ロイヤルアカデミーIIの系統となります。*ロイヤルアカデミーII自身も輸入前・輸入後問わず日本で活躍馬を送り出しましたが、その孫たちはなぜかほとんど輸入されませんね。歴史的名牝 Black Caviar を出した Bel Esprit など、日本が好きそうな種牡馬もいるのですが、日本で目にする機会はありません。

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2016年07月07日

海外種牡馬ニュース 6/16 - 6/30

日本からの遠征は一休みといったところですが、欧州3歳路線はなかなか見ごたえがあります。特に仏1000ギニー、仏オークスと制した無敗馬ラクレッソニエールは凱旋門賞でマカヒキらの前に大きな壁として立ちはだかりそうですね。ほかに英・愛ダービーを制したハーザンド、プリティポリーSを難なく制したマインディングなど、実力馬たちが着実に実績を積み上げています。アルゼンチンでは南米のブリーダーズCことエストレジャス大賞が行われましたが、これはパレルモ競馬場(ダート)とサンイシドロ競馬場(芝)にて隔年で交互に開催されるようです。

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2016年07月05日

系統別種牡馬辞典 - トウルヌソル系・ガーサント系

「系統別種牡馬辞典」内国産編第五十弾は*トウルヌソル、*ガーサントとかつてのリーディングサイアーたちの後継種牡馬を紹介します。*トウルヌソルは戦前の種牡馬のため紹介するのは一部のみとなりますが、クモハタ・メイヂヒカリ・オーシャチ・アイアンハートと繋ぎ、1980年代まで父系を存続させることに成功しました。*ガーサントは社台が導入した名種牡馬で、今なお牝系に息づいていますが、後継種牡馬としては阪神3歳S2着のヨドヒーローが中日新聞杯のアスコットエイトを出した程度と振るいませんでした。

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