2017年02月21日

新種牡馬辞典 - マコトスパルビエロ

新種牡馬辞典、第二十弾はマコトスパルビエロ。「マコト」の冠名で知られる眞壁明オーナーの代表産駒で、*ブライアンズタイム産駒のダート馬らしくダート中長距離で活躍しました。6歳という脂の乗り切った時期に故障し、実に3年ものブランクを経て復帰した時にはさすがに衰えが隠せませんでしたが、それでもオープン特別で5着に入るなど意地を見せており、もし無事なら2つや3つ重賞を勝っていたことでしょう。頭数自体は少ないですが、オーナー所有の選りすぐりの牝馬に種付けしており、チャンスは十分もらっていると言えそうです。

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2017年02月19日

週刊種牡馬ニュース 2/13 - 2/19

名種牡馬ゴールドアリュールが亡くなりました。奇しくも自身が制し、さらに父としてものべ3回の優勝馬を出したフェブラリーS前日でしたが、そのフェブラリーSはゴールドアリュール産駒ゴールドドリームが制し、これ以上ない父へのはなむけとなりました。ゴールドドリームは母父が近年目立って好成績をあげている*フレンチデピュティ、さらに名牝スペシャルの牝系で、そのスペシャルのクロス持ちという、種牡馬として申し分ない血統の持ち主です。残された世代はまだ少しいますが、これで安心して旅立てることでしょう。

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2017年02月17日

新種牡馬辞典 - ダイシンオレンジ

新種牡馬辞典、第十九弾はダイシンオレンジ。父*アグネスデジタルは芝の短距離(マイルChS、安田記念)、王道路線(天皇賞(秋))、ダート(フェブラリーS)、そして海外(香港C)と異なるカテゴリでGIを制した名馬で、日本史上最高のオールラウンダーといっても過言ではないでしょう。その*アグネスデジタルの初にして今のところ唯一の後継種牡馬がこのダイシンオレンジです。種付け頭数は少ないですが、「ダイシン」のオーナーのある程度のバックアップがあり、何とか結果を残してほしいものです。

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2017年02月15日

新種牡馬辞典 - フサイチセブン

新種牡馬辞典、第十八弾はフサイチセブン。オーナーの関口房朗氏は豪快な金遣いで知られ、次々と高額馬を競り落とすなど個性派の馬主として存在感を示していました。それだけでなく、フサイチコンコルドがわずか3戦でダービー馬となり、フサイチペガサスがアジア人オーナーとして初めてケンタッキーダービーを制すなど、「引き」の強さも相当なものがありました。ただ、しだいに馬主業は縮小し、ついには所有する競走馬を差し押さえられる事態に。そのうちの1頭がこのフサイチセブンでした。

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2017年02月13日

新種牡馬辞典 - ネオヴァンドーム

新種牡馬辞典、第十七弾はネオヴァンドーム。種牡馬入りした産駒がすべて重賞ウイナーの父となったネオユニヴァースを父に持つ期待の新種牡馬です。産駒数は少ないですが、オーナーであった小林仁幸氏がなかなかの良血牝馬を用意しているほか、同じネオユニヴァース産駒でプライベート種牡馬ながらブレイブスマッシュを出したトーセンファントムとは非常に共通点が多く、意外と種牡馬として面白そうな印象です。もし同馬がそれなりに結果を残せばネオユニヴァースがサンデー系の後継者として再評価されることになりそうですね。

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2017年02月12日

週刊種牡馬ニュース 2/6 - 2/12

京都記念は香港ヴァーズを制したサトノクラウンが連覇を達成。ここまで今一つ安定感のない走りを見せていた印象もありましたが、前走でハイランドリールを破り、今回もダービー馬マカヒキを下した実力は本物でしょう。*サンデーサイレンスを一切含まず、ノーザンダンサーやミスプロも遠い同馬の血統は今後の日本生産界において非常に重要度が増してくるはずで、まずはしっかりと実績を積み重ね、無事に種牡馬入りまでこぎつけてもらいたいものです。そのマカヒキは道悪もあって伸びを欠きましたが、悲観するほどの内容ではなく、ここを叩いての次走に期待したいです。

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2017年02月10日

新種牡馬辞典 - ロードバリオス

新種牡馬辞典、第十六弾はロードバリオス。競走馬としてはオープン勝ちが目立つ程度で、晩年は園田で走っていたような存在でしたが、弟ロードカナロアが世界を代表するスプリンターとなったことで種牡馬入りのチャンスが巡ってきました。とはいえ、全兄ならともかく父が*ブライアンズタイムということであまり種付け数は伸びておらず、現在は熊本に移って種牡馬を続けている状況です。血統的には超一流のものを持っているだけに、何とかそのポテンシャルを発揮してほしいものですね。

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2017年02月08日

新種牡馬辞典 - トーセンロレンス

新種牡馬辞典、第十五弾はトーセンロレンス。競走馬としては聞きなれない存在ですが、それもそのはず、実際に競走馬としてデビューすることなく種牡馬入りした馬です。血統的には超一流で、父はダイワメジャー、そして半兄にディープインパクトとくれば未出走で種牡馬入りできたのも納得でしょう。GIIまでの勝ち星しかなかったブラックタイドからも年度代表馬が出るなど、母系から受け継いだポテンシャルは計り知れないものがありますが、果たして日本生産界のフェアリーキングになることができるでしょうか。

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2017年02月06日

新種牡馬辞典 - フェデラリスト

新種牡馬辞典、第十四弾はフェデラリスト。オークス馬ダンスパートナーがわざわざ米国まで*エンパイアメーカーを種付けしに行って生まれたのが同馬で、今のところダンスパートナー産駒として唯一の重賞ウイナーとなっています。その*エンパイアメーカーはすぐに日本に輸入されたこともあり、種牡馬入りしてわずか供用1年で韓国に輸出されることとなりましたが、父はアメリカンファラオの活躍で米国に帰国、さらに同父の*バトルプランから重賞2勝のブレスジャーニーが出たことを考えると、もう少し日本にいれば種牡馬として人気が出たかもしれませんね。

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2017年02月05日

週刊種牡馬ニュース 1/29 - 2/5

川崎記念は*ウォーエンブレム産駒のオールブラッシュが制しました。今回が交流重賞初参戦で、昨年の最優秀ダートホースのサウンドトゥルー、ダート重賞で連対率100%のケイティブレイブ、ダート中距離で素質開花したミツバなど、それなりに骨っぽいところもそろっていましたが、それらを尻目に3馬身差の圧勝はこの距離によほどの適性を持っているということでしょう。*ウォーエンブレム産駒としてもラストクロップにして待ちに待った牡馬のGI馬誕生で、シビルウォーに続いて後継種牡馬となる可能性も出てきましたね。

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2017年02月04日

新種牡馬辞典 - シルポート

新種牡馬辞典、第十三弾はシルポート。近年を代表する逃げ馬の1頭で、マイラーズC連覇など重賞を3勝する活躍を見せたほか、何より天皇賞(秋)でその辺の芝1000mのレコードタイムをも上回る前半56秒5という規格外の逃げを見せ、トーセンジョーダンの1分56秒1というとてつもないレコードの立役者となりました。競走馬としての実績には物足りないものがありましたが、スピードだけならGI馬にも引けを取らないポテンシャルの持ち主で、1頭でも多く中央デビューして父のような個性を発揮してほしいですね。

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2017年02月02日

新種牡馬辞典 - スマートロビン

新種牡馬辞典、第十二弾はスマートロビン。競走馬としては目黒記念勝ちが目立つ程度で、ディープインパクト産駒でなければ種牡馬入りも怪しいレベルでしたが、すでに種付け料が同じで血統的評価の高いトーセンホマレボシが種牡馬入りしていたこともあり、種付け数を伸ばすことができませんでした。ただ、さすが海外でも数々のGIを制してきたディープインパクト産駒だけあってトルコからオファーが届き、産駒のデビューを待たず海を渡ることに。現地では100頭以上の牝馬を集めるなど人気は上々のようで、海外でもその父系を広げてもらいたいものです。

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2017年01月31日

新種牡馬辞典 - ロジユニヴァース

新種牡馬辞典、第十一弾はロジユニヴァース。勝ち時計2分33秒台という記録的な不良馬場となったダービーを制しましたが、あまりに過酷なレースだったためかクラシック前は粒ぞろいと評価されていた有力馬たちがその後鳴かず飛ばずで、最終的な世代の評価としては決して高いものではありませんでした。しかし、同世代ですでに種牡馬デビューしたアンライバルドやリーチザクラウン、そしてジョーカプチーノらは一流とは言えないまでも期待以上のスタートを切っており、ロジユニヴァースもいい意味で予想を裏切る可能性も十分ありそうです。

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2017年01月29日

週刊種牡馬ニュース 1/23 - 1/29

今週はなんといっても米国で行われたペガサスワールドCでしょう。1着賞金700万ドル(約8億円)というドバイワールドCも真っ青の賞金設定でしたが、昨年BCクラシックでカリフォルニアクロームを負かしたアロゲートが完勝し、初代王者に輝きました。米国ではこれからしばらく同馬の時代が続きそうですが、アメリカンファラオ、カリフォルニアクローム、そしてアロゲートと途切れることなく次々に大物が誕生していますね。一方でそのカリフォルニアクロームは全く見せ場なく大敗。最後の最後で一矢報いたかったところでしたが、その夢は子供たちに託すとしましょう。

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2017年01月27日

新種牡馬辞典 - エスポワールシチー

新種牡馬辞典、第十弾はエスポワールシチー。ダートの名種牡馬ゴールドアリュールの代表産駒で、GI5連勝を含むGI9勝をあげ、賞金にして10億円以上を稼ぎ出した砂の王者です。デビュー当初は芝を使われたためオープン入りはやや遅れましたが、どちらかというと同期のスマートファルコンがGIIIやGIIで勝ち星を重ねていたのに対し、8歳までずっと一線級で活躍し続けた息の長さは特筆すべきポイントで、大物が出る可能性でいえばこちらのほうが上でしょうか。ともかく、ともにダート界を盛り上げてほしいですね。

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