2007年09月17日
シングンオペラ
9/16(日)の中山2R、2歳未勝利戦(芝1200)でシングンオペラ産駒のシングンリターンズが出走。3番人気で3着だった。
で、そのシングンリターンズの父シングンオペラとはこんな馬。
で、そのシングンリターンズの父シングンオペラとはこんな馬。
シングンオペラ
日本産 1998年生 黒鹿毛
牝系
ヒカルカマタ 1967
|ミヤコメルド 1972 (2着)福島記念、札幌記念
|ホースメンホープ 1973 日本経済新春賞、中京記念
|ニッショウキング 1975 クモハタ記念
|ホースメンピース 1976
||ヘイリョウ 1984
|||キンショーテガラ 1996 (2着)共同通信杯4歳S(GIII)
|タケノハナミ 1982 ローズS(GII)
||テンショウメイジン 1991 (5着)中山大障害(春)
||オペラハナミ 1995
|||イエロージャケット 2003 若草賞、スプリングC
||シングンオペラ 1998
|ショウワハナミ 1985
||ブリットレーン 1999 (4着)アルゼンチン共和国杯(GII)
競走成績 16戦1勝
母タケノハナミはローズSの勝ち馬。オークスやエリザベス女王杯にも出走した。その他、母の兄弟から一昔前の重賞ウイナーが多数出ているが、近年ではキンショーテガラやブリットレーンの活躍が目立つ程度の牝系。その他、祖母の半弟に1972年の天皇賞(春)の勝ち馬ベルワイドがいる。
シングンオペラは2歳の7月に船橋でデビュー。2戦目でJRA認定競走を勝ちあがった。初の中央遠征となったひいらぎ賞では初芝で地元でも目立った成績を残していないシングンオペラは16頭中の15番人気という低評価だったが、最後方から最速35.2の脚を繰り出して2着に入り、波乱を演出した。その後も船橋所属のまま中央遠征を続け共同通信杯4着など好成績をあげると、山吹賞2着の後に中央移籍。500万条件のまま青葉賞5着、アルゼンチン共和国杯3着など重賞でも好走を続け、「最強の500万条件馬」などと言われたが、結局条件戦すら勝ちあがることができず、16戦1勝で引退。本賞金は船橋時代の200万円のみだった。
個性派ではあったがお世辞にも競走馬として大成したとはいえない馬だが、引退後は生まれ故郷の沖田牧場で種牡馬入りすることができた。2006年度がデビューの年でここまで毎年1頭ずつしか産駒を出せていないが、まず初年度産駒ラストヴィクティは母が東京プリンセス賞の勝ち馬でGIIIグランシャリオCで4着のデアヴィクティー(父*アフリート)。シングンリターンズ及びその全弟の母ピロット(父*ラムタラ)は上山で2勝した程度だがその母がフラワーC2着のウィーンコンサート、半弟にファルコンSの勝ち馬でスプリンターズSで波乱を演出したタガノバスティーユがいる良血馬。
こういった繁殖馬の顔ぶれはわずか船橋で1勝しか出来なかった馬にふさわしくないラインナップだが、これはシングンオペラのオーナーであった伊坂重憲氏の持ち馬。良血牝馬に競走実績も血統的魅力も大きくない種牡馬をつけるのはなかなか勇気がいるところだと思うが、いきなりこうして中央でも勝ち負けできそうな馬が出てくるあたり、オーナー冥利に尽きるというものだろう。
日本産 1998年生 黒鹿毛
| *オペラハウス | Sadler's Wells | Northern Dancer |
| Fairy Bridge | ||
| Colorspin | High Top | |
| Reprocolor | ||
| タケノハナミ | *ハードツービート | *ハーディカヌート |
| Virtuous | ||
| ヒカルカマタ | *アイアンリージ | |
| *コランディア |
牝系
ヒカルカマタ 1967
|ミヤコメルド 1972 (2着)福島記念、札幌記念
|ホースメンホープ 1973 日本経済新春賞、中京記念
|ニッショウキング 1975 クモハタ記念
|ホースメンピース 1976
||ヘイリョウ 1984
|||キンショーテガラ 1996 (2着)共同通信杯4歳S(GIII)
|タケノハナミ 1982 ローズS(GII)
||テンショウメイジン 1991 (5着)中山大障害(春)
||オペラハナミ 1995
|||イエロージャケット 2003 若草賞、スプリングC
||シングンオペラ 1998
|ショウワハナミ 1985
||ブリットレーン 1999 (4着)アルゼンチン共和国杯(GII)
競走成績 16戦1勝
| 日付 | 競馬場 | レース名 | 着順 | 距離 | タイム |
| 2000/7/31 | 船橋 | 3歳新馬(JRA認定競走) | 3/6 | D1000 | 1:03.6 |
| 9/20 | 船橋 | 3歳(JRA認定競走) | 1/12 | D1200 | 1:16.2 |
| 10/24 | 船橋 | 特選(3歳) | 2/8 | D1200 | 1:16.1 |
| 12/16 | 中山 | ひいらぎ賞(500) | 2/16 | T1600 | 1:35.9 |
| 2001/1/20 | 中山 | 若竹賞(500) | 7/14 | T1600 | 1:36.4 |
| 2/4 | 東京 | 共同通信杯(GIII) | 4/12 | T1800 | 1:48.4 |
| 2/24 | 中山 | 水仙賞(500) | 2/14 | T2200 | 2:18.6 |
| 3/31 | 中山 | 山吹賞(500) | 2/12 | T2200 | 2:19.2 |
| 4/28 | 東京 | テレビ東京杯青葉賞(GII) | 5/16 | T2400 | 2:27.9 |
| 5/26 | 東京 | 3歳500万下 | 4/16 | T2000 | 2:00.6 |
| 9/30 | 中山 | 習志野特別(500) | 4/9 | T1800 | 1:49.2 |
| 10/21 | 東京 | 3歳上500万下 | 2/13 | T2300 | 2:24.1 |
| 11/4 | 東京 | アルゼンチン共和国杯(GII) | 3/10 | T2500 | 2:32.4 |
| 12/2 | 中山 | 美浦特別(1000) | 4/10 | T2500 | 2:35.3 |
| 2002/3/16 | 中京 | 恋路ケ浜特別(1000) | 5/15 | T2500 | 2:35.6 |
| 4/20 | 東京 | 4歳上500万下 | 13/18 | T2400 | 2:29.0 |
母タケノハナミはローズSの勝ち馬。オークスやエリザベス女王杯にも出走した。その他、母の兄弟から一昔前の重賞ウイナーが多数出ているが、近年ではキンショーテガラやブリットレーンの活躍が目立つ程度の牝系。その他、祖母の半弟に1972年の天皇賞(春)の勝ち馬ベルワイドがいる。
シングンオペラは2歳の7月に船橋でデビュー。2戦目でJRA認定競走を勝ちあがった。初の中央遠征となったひいらぎ賞では初芝で地元でも目立った成績を残していないシングンオペラは16頭中の15番人気という低評価だったが、最後方から最速35.2の脚を繰り出して2着に入り、波乱を演出した。その後も船橋所属のまま中央遠征を続け共同通信杯4着など好成績をあげると、山吹賞2着の後に中央移籍。500万条件のまま青葉賞5着、アルゼンチン共和国杯3着など重賞でも好走を続け、「最強の500万条件馬」などと言われたが、結局条件戦すら勝ちあがることができず、16戦1勝で引退。本賞金は船橋時代の200万円のみだった。
個性派ではあったがお世辞にも競走馬として大成したとはいえない馬だが、引退後は生まれ故郷の沖田牧場で種牡馬入りすることができた。2006年度がデビューの年でここまで毎年1頭ずつしか産駒を出せていないが、まず初年度産駒ラストヴィクティは母が東京プリンセス賞の勝ち馬でGIIIグランシャリオCで4着のデアヴィクティー(父*アフリート)。シングンリターンズ及びその全弟の母ピロット(父*ラムタラ)は上山で2勝した程度だがその母がフラワーC2着のウィーンコンサート、半弟にファルコンSの勝ち馬でスプリンターズSで波乱を演出したタガノバスティーユがいる良血馬。
こういった繁殖馬の顔ぶれはわずか船橋で1勝しか出来なかった馬にふさわしくないラインナップだが、これはシングンオペラのオーナーであった伊坂重憲氏の持ち馬。良血牝馬に競走実績も血統的魅力も大きくない種牡馬をつけるのはなかなか勇気がいるところだと思うが、いきなりこうして中央でも勝ち負けできそうな馬が出てくるあたり、オーナー冥利に尽きるというものだろう。