2008年08月16日

キョウワダイキチ

8/16(土)の佐賀10R、A2A3クラスの玄界灘特別(D1400)で*キョウワダイキチ産駒のダイキチヘイロー(牡4)が勝利。これが25戦目にして初勝利となった。ちなみに父*キョウワダイキチにとってもこれが産駒の初勝利となった。ダイキチヘイローは元JRA馬で、中央13戦未勝利で佐賀に移籍。これまで勝ち星には恵まれていなかったが、荒尾の九州産馬限定の重賞、霧島賞では10番人気ながら2着に健闘していた。

で、そのダイキチヘイローの父、*キョウワダイキチとはこんな馬。
*キョウワダイキチ

アメリカ産 1995年生 栗毛
Mr. ProspectorRaise a NativeNative Dancer
Raise You
Gold DiggerNashua
Sequence
Miss BrioSemenenkoVaguely Noble
Carrozza
Miss EvaCon Brio
Apolinea

牝系

  Apolinea 1965
   |Miss Eva 1977
   ||Miss Brio 1984 チリ1000ギニー(CHI-GI)、マスケットS(米GI)
   |||*キョウワダイキチ 1995
   ||Maria Candela 1985 チリダービー(CHI-GI)、チリオークス(CHI-GI)
   ||Private Status 1991 (3着)アシュランドS(米GI)
   |||Secret Status 1997 ケンタッキーオークス(米GI)、マザーグースS(米GI)
   |||Alumni Hall 1999 ベンアリS(米GIII)

*キョウワダイキチは○外として輸入された。母系はもともとはアルゼンチンの土着牝系出身で、Miss Evaの代でチリに輸出されて大爆発した。母Miss Brioはチリでチリ1000ギニー、アルトゥーロリヨンペーニャ賞と2つのGIを制した後、北米に移籍してマスケットSなど重賞を3勝した。おばMaria Candelaはチリのダービーとオークスを制した名牝。さらにいとこにはケンタッキーオークス馬Secret Statusがいるなどかなり華やかな牝系で、そこにMr. Prospectorだからなかなかの良血である。ちなみに父Danzigの半兄*アサカジャンボも○外として輸入されているが、こちらは荒尾で1勝をあげたのみに終わった。

競走成績 38戦5勝

日付競馬場レース名着順距離タイム
1998/3/28中京4歳未出走12/18T12001:13.0
4/19阪神4歳未勝利1/17T16001:37.4
5/10京都4歳500万下5/17T18001:48.9
5/30中京4歳500万下8/14T17001:43.2
7/12阪神胡蝶蘭賞(500)5/17T16001:36.2
8/2阪神中之島特別(500)6/12T14001:23.4
1999/1/5京都4歳上500万下3/16D14001:26.2
1/16京都4歳上500万下2/16D14001:26.7
2/6京都4歳上500万下2/15D12001:13.3
2/21京都4歳上500万下1/10D12001:12.5
3/7阪神須磨特別(900)7/14T14001:23.7
3/20阪神千里山特別(900)3/15T16001:38.4
4/11阪神山陽特別(900)3/14T16001:36.5
2000/2/20京都4歳上500万下7/16D14001:26.4
3/11中京寒狭川特別(500)1/14T17001:42.9
3/25阪神山陽特別(900)3/13T16001:36.5
10/15京都清滝特別(900)11/13T18001:47.7
10/29京都鞍馬特別(900)2/14T14001:22.0
11/19京都東山特別(900)4/12T16001:35.4
12/3阪神ゴールデンサドルT(900)5/14T16001:34.2
12/17阪神4歳上900万下3/11T16001:35.1
2001/3/24阪神山陽特別(900)3/15T16001:33.7
3/31阪神仲春賞(900)1/16T14001:22.1
4/22京都紫野特別(900)4/13T18001:46.7
5/6東京高尾特別(900)11/16T16001:34.4
5/27中京有松特別(900)1/16T18001:48.9
6/16阪神水無月S(1600)4/9T14001:21.4
7/7阪神ストークS(1600)4/13T16001:35.0
10/14京都渡月橋S(1600)8/9T16001:35.3
10/28京都京洛S(1600)4/15T12001:08.6
11/10京都清水S(1600)2/16T14001:20.9
11/25京都アンドロメダS(OP)5/11T12001:08.4
12/15阪神逆瀬川S(1600)5/16T16001:34.5
2002/1/6京都新春S(1600)6/16T16001:34.7
5/12京都洛陽S(1600)2/16T14001:21.3
5/25中京名古屋城S(1600)12/16D17001:48.2
6/9中京関ケ原S(1600)7/16T18001:49.4
6/22阪神米子S(OP)6/7T16001:35.8

*キョウワダイキチはデビュー戦を大敗した後、2戦目の未勝利戦で10番人気の低評価を覆して初勝利をあげた。その後は主にマイル前後の距離を使われ、休養期間を挟みながらも7歳まで現役を続け通算5勝をあげた。準オープンの身ながらOPアンドロメダSで5着するなど相手なりに走るところがあり、38戦のうち2/3以上の26戦で掲示板に載っているが、逆に言えば勝ち味に遅く、結局1600万下の壁を破ることは出来なかった。ただ戦績を見る限りではどちらかといえば1400m以下の距離で安定した成績を残しており、スプリント路線にシフトしていればまた違った結果だったかもしれない。

引退後はオーナーが経営する協和牧場の鹿児島分場にて種牡馬入りし、初年度となる2003年には3頭に種付けして2頭の産駒を得た。この2頭の母というのがなかなかのレベルの繁殖馬で、そのうちの1頭ダイキチヘイローの母は*グッバイヘイロー×トウカイテイオーのクィーンヘイローで、キングヘイローの半妹にあたる。もう1頭ジュエリーメイの母は中央で3勝をあげたキョウワジュエリーである。ただ、翌年、翌々年も種付けしたものの死産・不受胎もあって産駒は得られず、供用3年目の2005年に死亡したため産駒は結局初年度の2頭だけということになってしまった。

現役馬はもはやダイキチヘイローただ1頭だけだが、もともと中央時代は芝をメインに走っており、芝では500万下への格上挑戦での3着も含めて2着2回、3着3回の結果を残している。中央時代に1戦だけ出走したダートは大敗しているので、ダートはからっきし駄目だったと思われ、とりあえず1勝したということで中央復帰の可能性は十分あるのではないか。初勝利はようやくという感じだったが、芝を使えるとなると2勝目は案外すぐできそうな気がしないでもない。とにかく、*キョウワダイキチの忘れ形見として息の長い活躍を期待したい。





この記事にコメントする ※常識的なハンドルネームでお願いします。

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
記事検索
サラBLOOD!

サラBLOOD

サラBLOOD!
価格:1,680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

当ブログ「父系馬鹿」とのコラボ企画が掲載されています。

最新コメント
QRコード
QRコード