2009年04月18日

インテリパワー

インテリパワー。道営でデビューし中央移籍、後に南関で走って晩年は笠松に所属、種牡馬入りは広島と数奇な運命をたどった馬です。

インテリパワー

日本産 1995年生 鹿毛 種付:1頭 登録:1頭
*ルションRivermanNever Bend
River Lady
*ベルドリーヌMarshua's Dancer
Palsy Walsy
インテリフラワー*オウインスパイアリングSlew o'Gold
Highest Regard
ササノマサル*リマンド
ササノビューティ

牝系

  ササノビューティ 1975
   |ササノマサル 1981
   ||インテリフラワー 1991
   |||インテリパワー 1995
   |||ロードウィズダム 2002 (3着)バイオレットS(OP)
   ||フラッシュリリー 1993 白毛馬ハクバノデンセツ、ハクバノイデンシの母

父*ルションはサセックスS、ムーランドロンシャン賞などを制したマイラーで、英国で種牡馬入りし、名ステイヤーVintage Cropなどを出した。後に日本に輸入されてからはインテリパワーのほかにNHK杯など重賞を3勝したマイネルブリッジを出した程度だったが、母父として牝馬のダービー馬ウオッカを出したことで日本競馬史に名をとどめている。いとこには史上初の白毛直系3代目であるハクバノデンセツ・ハクバノイデンシがいる。

競走成績 48戦15勝 主な勝ち鞍:川崎記念、浦和記念、ダイオライト記念

日付競馬場レース名着順距離タイム
1997/6/5札幌フレッシュチャレンジ(JRA認定)取消D1000-:--.-
6/26旭川フレッシュチャレンジ(JRA認定)1/12D10001:01.9
7/24旭川サラ系3才(OP)1/8D10001:02.5
8/31札幌3歳500万下1/12D1000:59.6
10/16岩見沢ヤングチャレンジC(D重)2/12D15001:35.2
11/6岩見沢ウィナーズチャレンジ(OP)4/10D15001:36.0
12/10門別北海道3歳優駿(GIII)3/12D18001:57.1
12/29川崎全日本3歳優駿(GII)2/11D16001:42.2
1998/2/15東京共同通信杯4歳S(G外)4/9D16001:38.4
3/22中山スプリングS(GII)8/15T18001:50.7
4/5中山クリスタルC(GIII)10/15T12001:10.5
5/3京都端午S(OP)15/15D18001:52.5
9/26阪神大阪スポーツ杯(1600)11/11D12001:11.8
10/11京都太秦S(1600)12/15D18001:52.0
10/31京都貴船S(1600)6/16D12001:11.4
11/29東京ウェルカムS(1600)11/16D16001:38.4
12/19中山師走S(1600)8/15D12001:11.7
12/27阪神サンタクロースS(1600)15/16D14001:25.9
1999/3/16船橋京葉盃(A3)1/10D18001:51.4
3/30川崎光風特別(A2)1/14D16001:41.6
4/20浦和卯月特別(A2)1/11D16001:37.9
5/5川崎ダイヤモンド特別(A2)1/8D16001:42.5
5/25船橋よみうりランド皐月盃(A2)1/9D18001:51.9
6/30川崎報知オールスターC(D重)2/12D16001:39.8
7/22大井サンタアニタT(D重)1/16D16001:40.3
9/23大井東京盃(GII)4/15D12001:13.3
10/28大井グランドチャンピオン2000(D重)4/14D20002:08.2
12/15浦和浦和記念(GII)1/9D20002:05.1
2000/1/10大井東京シティ盃(D重)2/16D14001:26.1
2/9川崎川崎記念(GI)1/13D21002:14.5
3/8船橋ダイオライト記念(GII)2/11D24002:36.7
4/13大井マイルグランプリ(D重)1/14D16001:41.0
5/22大井大井記念(D重)7/16D26002:48.2
6/22大井帝王賞(GI)4/16D20002:06.1
10/9盛岡マイルチャンピオンシップ南部杯(GI)5/14D16001:40.0
10/31大井グランドチャンピオン(D重)5/15D20002:07.2
12/29大井東京大賞典(GI)12/16D20002:06.1
2001/1/26川崎川崎記念(GI)3/11D21002:14.1
3/1大井金盃(D重)1/16D20002:04.5
3/14船橋ダイオライト記念(GII)2/13D24002:33.7
4/17大井マイルグランプリ(D重)5/14D16001:38.3
5/30船橋かしわ記念(GIII)5/13D16001:39.0
6/26大井帝王賞(GI)3/13D20002:05.2
9/19船橋日本テレビ盃(GIII)6/8D18001:52.9
2002/3/6大井金盃(D重)1/16D20002:06.4
3/27船橋ダイオライト記念(GII)1/13D24002:30.7
5/8船橋かしわ記念(GII)2/12D16001:36.6
6/19大井帝王賞(GI)3/15D20002:04.3
2003/11/24笠松東海クラウン(OP)中/8D1600-:--.-

道営での実質デビュー戦を大差で圧勝すると、そのまま中央500万下を含む3連勝を達成し、交流重賞でも上位に健闘した。翌年は中央に移籍したものの、ダート変更でグレード外となった共同通信杯4歳Sで離された4着に入った以外は掲示板にも載れず、旧5歳時からは川崎に所属。ここから実力を発揮し、5連勝でオープンまで出世すると、サンタアニタTで重賞初勝利。暮れには浦和記念でグレードレース初勝利を飾ると、翌年の川崎記念でついにGIウイナーに登りつめた。その後も交流重賞を中心に活躍したが、2002年の帝王賞3着後に故障。ここでオーナーが「馬の神様」福永守氏に変更となり、その装蹄技術もあって翌年には復帰したが、その復帰戦で再び故障。引退の運びとなった。

引退後はその福永氏が拠点にしている広島県のホースプロジェクトにて種牡馬入り。プライベートで供用された。こうした種牡馬入りの経緯は同じく福永氏の持ち馬であった*セリーセクレタリーとよく似ている。もちろん広島に他に競走馬を生産しているところはなく、必然的に自家生産用種牡馬ということになるが、わずか初年度は1頭の種付け。しかもどうやらホースプロジェクトの生産部門が終了したらしく、そのまま種牡馬も引退してしまった。ただ、ラッキーなことにその一粒種は見事受胎し生誕、無事成長し競走馬としてデビューできそうである。

母名備考
セリーローレン山口幸雄牧場の生産。母は川崎で5勝。半兄ヒロシマベイビーと半姉セリースピリットは広島県産馬だが、同馬は受胎中に母が移動したため北海道産馬となる。「エイワンガール」として南関東で登録される予定。

いくら中央と地方で環境が違うとはいえ、1600万下ですら全く話にならなかった馬が後にGIを制するのだから、よほど南関東の水が合ったのだろう。唯一の産駒は残念ながら?広島県産馬ではないが、インテリパワーの血を受け継ぐ唯一の牝馬として無事に競走生活を終え、その血を次世代につないでもらいたいものである。



   

この記事へのコメント

1. Posted by どこかに 2013年11月18日 17:12
百万が一、エイワンガールが処分されてないとして、どうにか探す方法ってないですかね?
2. Posted by Organa 2013年11月20日 23:21
うーん。少なくともネット上では繁殖入りしてなければほぼ不可能ではないでしょうか。乗馬になっていたとしても名前は変わっている可能性もあるでしょうし・・・。

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