2010年03月06日

2010年より種牡馬入りするマイナー馬たち

2010年の繁殖シーズンに向けて、続々と種牡馬登録される馬が増えており、今年に入ってからだけで実にその数26頭。その中にはディープスカイやカンパニー、マツリダゴッホにスクリーンヒーローと2009年のターフを沸かせた馬の名前も見えますが、はて、この馬は?というような名前も混じっています。いくつか紹介したいと思います。

カミツキ(牡6) 父ニホンピロニール 中央14戦1勝、地方2戦0勝

いきなり??全開。ニホンピロニール産駒というのもかなりレアだが、戦績は未勝利戦を勝っただけで、500万でさっぱり頭打ちになって笠松でも勝てなかった馬。「父カミツキ」という馬柱を想像しただけでも噴飯ものである。ちなみに由来は「神付」となっているが…。中央3勝のユメイッポなどで有名なオーナーの持ち馬らしいが、将来的にはこの2頭の仔を…と思ったが、この2頭は兄妹だった。父ニホンピロニールは韓国に輸出されており、その代わりに…というわけでもなさそうだが。

スマートエンブレム(牡7) 父アグネスタキオン 中央5戦0勝、地方5戦4勝

こちらはピカピカの良血馬。父は言うに及ばず、母は報知杯4歳牝馬特別とテレビ東京3歳牝馬Sを勝った活躍馬ディスコホールで、半兄にオープン関越Sの勝ち馬イサオヒートがいる。スマートエンブレムは中央でデビューしたものの期間内に勝ちあがることができず、道営(のちに船橋)に移籍して4連勝を飾った。いずれ中央に戻る予定だったのだろうが、結局2008年10月の船橋での2着が最後のレースとなった。中央でも掲示板をはずしておらず、無事ならそこそこの活躍はあったか。

スマートギルド(牡8) 父*エンドスウィープ 中央20戦3勝、地方1戦0勝

母*ナニーズアピールは米LRデザートヴィクスンSの勝ち馬で、全姉に米GIサンタモニカHの勝ち馬 Nany's Sweep 、全兄にOPもみじSの勝ち馬で朝日杯3歳S4着の*エンドアピールがいる。*エンドアピールの活躍後に母が輸入され、さらに父も輸入されて実現した配合である。母系には Valid Appeal 、Great Above 、Decidedly 、Citation と異系種牡馬が代々配合されており、種牡馬としてなかなか味がありそう。

モエレプルトス(牡7) 父*サンデーサイレンス 地方6戦5勝

母*エターナルビートはクリスタルC2着馬で、全兄マルカジークはシンザン記念・共同通信杯でともに3着の活躍馬。モエレプルトス自身は川崎でデビューし、下級条件ばかり走って6戦5勝。最後に走ったのが2007年6月のことで、それ以降一度も出走せず、今年の1月になって競走馬登録を抹消されている。モエレ=中村畜産の*サンデーサイレンス産駒で地方で走って底を見せず…と来れば否が応でもゴールドヘイローを思い浮かべる。

リキサンダルジャン(牡5) 父アグネスタキオン 中央2戦0勝

中央で2戦してともに大敗し、荒尾に移籍したが1度も出走することなく引退が決まった。急死したアグネスタキオン産駒という以外には血統的にそれほど見るべきものはなく、いとこに神戸新聞杯のシロキタクロスがおり、祖母が El Gran Senor の全妹であるというくらいで、さすがに未勝利馬であるという事実を覆すほどのインパクトはなさそう。

他にもアジュディミツオー、エムオーウイナー、トップオブツヨシ、ミツアキタービンなど思わずニヤリとしてしまいそうなラインナップとなっております。いつか機会があれば「2010年初供用種牡馬リスト」としてまとめたいと思います。
Organa at 18:30|コメント(0)TB(0)血統談義

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