2022年11月13日

週刊種牡馬ニュース 11/7 - 11/13

エリザベス女王杯はジェンティルドンナとモーリスの仔、ジェラルディーナが快勝し、GI初勝利をあげました。前走のオールカマーで牡馬相手に重賞初勝利と母ジェンティルドンナを彷彿とさせる活躍を見せていたジェラルディーナでしたが、そのまま連勝でGIウイナーにまで上り詰めました。様々なサンデー系名牝と種付けされていたモーリスも、ひとまずこれで最低限の仕事は成し遂げたというところでしょうか。さて今回はあのスノーフェアリーの衝撃の連覇以来、11年ぶりの外国馬となるマジカルラグーンが来日。そのスノーフェアリーと同じ愛オークス馬ということで期待しましたが、あれだけ普段重い馬場を走っているにもかかわらず日本の重馬場に脚を取られ、まさかのシンガリ負けとなりました。そこそこの着順でまとめれば今後も外国馬の参戦もあるかと思いましたが、やはり馬場適性というのは大切ですね。
【11/7(月)】

特になし。

【11/8(火)】

ローレル賞(重賞) (川崎 2歳牝 D1600 14頭)
 1. マカゼ (牝2) by フリオーソ 1:44.6
1番人気マカゼが後続に2馬身の差をつけて逃げ切り、重賞初勝利をあげた。フリオーソ産駒は今年ようやく重賞2勝目。昨年はまさかのゼロに終わったため若干盛り返してはいるが、地方リーディングの順位は昨年よりも大きく落としている。2着に3番人気のサーフズアップが入った。

【11/9(水)】

ロジータ記念(重賞) (川崎 3歳牝 D2100 14頭)
 1. スピーディキック (牝3) by タイセイレジェンド 2:17.7
単勝1.2倍の圧倒的支持を受けたスピーディキックが早め先頭から後続に6馬身差をつける圧勝で重賞7勝目をあげた。すでに獲得賞金は1億4000万円に達し、3歳牝馬ではサークルオブライフを抜きトップ5に入っている。今年はシンデレラマイルで走り納めのようだが、来年は中央勢との対戦も楽しみだ。

道営スプリント(重賞) (門別 3歳上 D1200 10頭)
 1. スティールペガサス (牡5) by *サウスヴィグラス(USA) 1:12.3
単勝1.3倍の圧倒的支持を受けたスティールペガサスが2番手追走からきっちり差し切り、前走のウポポイオータムスプリントに続く重賞2勝目をあげた。昨年までは重賞では一歩足りない印象だったが、今年に入って大成し、これで4連勝となった。今年のオフシーズンも南関に遠征するのだろうか。

【11/10(木)】

道営記念(重賞) (門別 3歳上 D2000 16頭)
 1. サンビュート (セ5) by *パイロ(USA) 2:06.3
早め先頭に立った2番人気サンビュートが最後まで抜かせず、この大一番で重賞初勝利をあげた。昨年の道営記念は1番人気に支持されながら10着と大敗に終わったが、オフシーズンに大井でじっくり力をつけ、見事初戴冠となった。1番人気シルトプレもしぶとく伸びてきたが、最後まで勝ち馬を交わせず2着に終わった。

【11/11(金)】

東海菊花賞(重賞) (名古屋 3歳上 D2100 11頭)
 1. コバルトウィング (セ5) by *クロフネ(USA) R2:16.2
大井の単勝1.5倍コバルトウィングが早め先頭から押し切り、重賞初勝利をあげた。昨年夏に去勢手術を行ってからは9戦6勝、特に今年に入ってからは5連勝と絶好調。シルクレーシングの所有馬で、いずれ交流重賞にも出走してくるだろうが、中長距離レースで非常に楽しみな存在だ。

【11/12(土)】

デイリー杯2歳S(GII) (阪神 2歳 T1600 10頭)
 1. オールパルフェ (牡2) by リアルスティール 1:33.2
 2. ダノンタッチダウン (牡2) by ロードカナロア 1/2
 3. ショーモン (牡2) by *マインドユアビスケッツ(USA) 1
3番人気オールパルフェがハナを奪ってそのまま逃げ切り、新種牡馬リアルスティール産駒として重賞初勝利をあげた。リアルスティール産駒は新種牡馬としては全体の2位となる115頭もの初年度産駒を出しながら初勝利は7月後半とやや出遅れたが、気が付けばこれで新種牡馬リーディング首位。この勢いで父が及ばなかった国内GIまで突き抜けることができるだろうか。1番人気ダノンタッチダウンは後方からレースを進め、最速の上がりで追い込むも半馬身及ばず2着だった。

武蔵野S(GIII) (東京 3歳上 D1600 16頭)
 1. ギルデッドミラー (牝5) by オルフェーヴル 1:35.6
 2. *レモンポップ(USA) (牡4) by Lemon Drop Kid (USA) ハナ
 3. バスラットレオン (牡4) by キズナ 1/2
2番人気ギルデッドミラーがゴール直前で差し切り、重賞初勝利をあげた。3歳時にはNHKマイルCで3着に入るなど芝適性もかなり高いが、ダートはオープンクラスのみで3戦2勝2着1回ということで、母父 Tiznow の血がかなり色濃く出ているというところだろうか。オープン時代も含め武蔵野Sを牝馬が制すのは初で、今後ホクトベガ以来、GI昇格後は初となる牝馬によるフェブラリーS制覇も見えてきた。圧倒的支持を受けた*レモンポップは思ったほど伸びず2着。中1週の影響か、あるいはマイルは少々長いのか。

京都ジャンプS(JGIII) (阪神 3歳上 T3140 13頭)
 1. ホッコーメヴィウス (セ6) by ダイワメジャー 3:26.2
 2. マサハヤドリーム (セ10) by メイショウサムソン 7
 3. スマートアペックス (牡5) by ハーツクライ 3 1/2
単勝1倍台の圧倒的支持を受けたホッコーメヴィウスがハナを奪ってそのまま7馬身突き放す圧勝で重賞3勝目をあげた。昨年は重賞であと一歩届かないレースが多かったが、今年になってから覚醒し、直近5走で重賞ばかり3勝2着2回。3000m前半のレースばかり使われているので暮れの4000mは未知数だが、現役最強クラスまで成長した今、ラストランを迎える絶対王者相手にどんなレースを見せてくれるだろうか。2着にはカラ馬に絡まれながらも10番人気のマサハヤドリームがしぶとく粘り込んだ。

【11/13(日)】

エリザベス女王杯(GI) (阪神 3歳上牝 T2200 18頭)
 1. ジェラルディーナ (牝4) by モーリス 2:13.0
 2. ウインマリリン (牝5) by スクリーンヒーロー 1 3/4
 2. ライラック (牝3) by オルフェーヴル 同着
18. マジカルラグーン(IRE) (牝3) by Galileo (IRE)
後方で脚をためた4番人気ジェラルディーナが重馬場をものともせず差し切り、GI初勝利をあげた。ジェンティルドンナ産駒としてもこれが記念すべきGI初勝利。母父ディープインパクトとしては重賞初勝利となったキセキの菊花賞以来となるGI勝ちとなった。オープン入り後はやや足踏みが続いたが、前走のオールカマーで牡馬を撃破した勢いそのままに頂点に上り詰めた。2着はウインマリリンとライラックが同着で入線。アイルランドから参戦のマジカルラグーンは好位追走も直線向く前に一杯となり、まさかのシンガリ負けとなった。

福島記念(GIII) (福島 3歳上 T2000 16頭)
 1. *ユニコーンライオン(IRE) (牡6) by No Nay Never (USA) 2:00.2
 2. *サトノセシル(GB) (牝6) by Frankel (GB) 1 3/4
 3. アラタ (牡5) by キングカメハメハ 3/4
10番人気*ユニコーンライオンがまんまと逃げ切り、鳴尾記念に続く重賞2勝目をあげた。宝塚記念2着後に蟻洞を発症、その後ダートなどで様子を見つつも3戦すべて二桁着順に終わっていたが、調子さえ取り戻せばこれくらいの走りは当然の馬。兄は早世したGIモルニ賞馬 The Wow Signal 、父は人気急上昇の No Nay Never ということで、何としても種牡馬入りまでこぎつけてほしい馬だ。2着に3番人気の*サトノセシルが入り、1番人気に支持されたアラタは3着に終わった。

オーロC(L) (東京 3歳上 T1400 18頭)
 1. ウインシャーロット (牝4) by スクリーンヒーロー 1:20.6
1番人気ウインシャーロットが2番手追走から抜け出し、オープン初勝利をあげた。もともと複勝率9割超と安定した成績を残していたが、特に東京1400mはこれで3戦3勝。京王杯かヴィクトリアマイルかどちらに出るか悩みどころ。2着には11番人気のメイショウチタンが逃げ粘った。

室町S(OP) (阪神 3歳上 D1200 16頭)
 1. *エアアルマス(USA) (牡7) by *マジェスティックウォリアー(USA) 1:09.1
9番人気*エアアルマスが好位追走から抜け出し、2年前の東海S以来となる勝ち星をあげた。かなり長いトンネルだったが、勝ち時計はレコードに0.3秒とかなり優秀で、今後スプリント路線で注目の存在になるかもしれない。1番人気ジャスティンは59キロが堪えたか直線失速しシンガリ負けに終わった。

福島2歳S(OP) (福島 2歳 T1200 16頭)
 1. ビッグシーザー (牡2) by ビッグアーサー 1:10.0
1番人気ビッグシーザーが豪快に差し切り、オープン特別初勝利をあげた。ビッグアーサー産駒の2歳世代はブトンドールの函館2歳Sに続くオープン勝ち。父系の存続に向けたまた1頭楽しみな馬が出てきた。2着には5番人気のスプレモフレイバーが入っている。

北國王冠(重賞) (金沢 3歳上 D2600 8頭)
 1. アンタンスルフレ (セ4) by トーセンジョーダン 2:50.3
愛知の4番人気アンタンスルフレが早め先頭から押し切り、重賞初勝利をあげた。前々走の名港盃、前走のオータムCと2戦続けて重賞で2着だったが、3度目の重賞挑戦で初戴冠となった。JRA時代に2100mの勝ち星がある大井のウラノメトリアが1番人気に支持されたが、アタマ差及ばず2着だった。

プリンセスC(重賞) (盛岡 2歳牝 D1400 12頭)
 1. フジラプンツェル (牝2) by メイショウボーラー 1:25.8
単勝1倍台の圧倒的支持を受けたフジラプンツェルが半馬身抜け出し、若鮎賞、ビギナーズCに続く重賞3勝目をあげた。前走の南部駒賞は他地区勢に圧倒され4着に終わっていたが、今回は5頭出走した道営勢が掲示板を独占する中、1着だけは譲らなかった。

カペラ賞(重賞) (佐賀 2歳 D1800 10頭)
 1. ネオシエル (牡2) by *ケイムホーム(USA) 2:03.9
2番人気ネオシエルが早め先頭から4馬身抜け出す圧勝で重賞初勝利をあげた。前走の南部駒賞では上記フジラプンツェルに先着する3着だったが、地元に戻って重賞制覇となった。ここまで6戦5勝2着1回のミヤノウッドリーは6着に終わり、圧倒的支持に応えることはできなかった。

その他の種牡馬ニュース

3歳から5歳にかけて香港ヴァーズ、ブリーダーズCターフ、キングジョージなどGI計7勝をあげた名ターフランナーの Highland Reel (牡10)が日本に輸入され、エスティファームにて供用されることが発表された。シンジケートが組まれるレベルの種牡馬だが、まさかの個人牧場所有というのには驚き。出走した国は実に7か国に上り、27戦して着外はわずか4回と非常に安定した成績を残したが、イメージ的には*ケープブランコあたりとモロ被りしてしまう。果たしてその実績に見合う産駒を出すことはできるだろうか。

新種牡馬の産駒としてはほかにリアルスティール産駒のエンファサイズが阪神芝1600mで、*マインドユアビスケッツ産駒のタカシが東京ダート1600mで、*タリスマニック産駒のエーティースピカが阪神ダート1200mで、グレーターロンドン産駒のユリーシャが阪神芝1600mで勝利。サトノクラウン産駒はボーンイングランデが福島芝2000mで、トーセンローリエが東京芝1400mで勝ち上がっており、JRAで11勝目をあげている。




この記事へのコメント

1. Posted by ぺれ 2022年11月13日 23:40
日本の重馬場は滑るって聞きますけどそこが合わなかったんですかね
ジェンティルドンナは現役で走りすぎるとダメだとか現役でG1何勝するとダメだとか言う話を吹っ飛ばしてくれました
なんの根拠もないこじつけ論みたいなのが減るのはうれしい限り
ギルデッドミラーは来年3月で引退なのがもったいない
オルフェーヴル産駒はこんな感じの馬多いですね
2. Posted by あ 2022年11月14日 00:05
ハイランドリールは重賞勝ち二頭、アメリカとイタリアだかどこだかのマイナー重賞勝ちしかないので
向こうからしたら見切り品扱いって事なんでしょうかね、ガリレオ産駒飽和してるでしょうし
尚且つ母父デインヒルではこの程度の実績では椅子がないというか…エスティファームは牝馬の質はまあ高いですから(セレクトでいくら競走馬としてはババをつかまされたか)、生産の方向性もウイポプレイヤー的というか、売る事に力点置いてないですし悪くない居場所かも知れませんね
ジェラルディーナはデビュー当初チビで軽量という伯母ドナウブルー的な馬でしたが、最近はその頃から30kg以上デカくなってるんですよね
何故か姉に似た軽量チビに出やすいジェンティルの子ですが、成長でその欠点はカバー出来たんでしょうね
3. Posted by 倫敦納豆 2022年11月14日 00:23
 ハイランドリールの輸入には驚きましたが、エスティファームということは島川さんのところですか。父ガリレオ母父デインヒルと英国競馬ど真ん中な血統ですが、それ故に放出する気になったということでしょうか。
4. Posted by 中城 2022年11月14日 00:38
ジェラルディーナ素晴らしい末脚でしたね。根幹距離で強かった名馬2頭の仔が非根幹に強いのは、なんとも面白いですね。
オルフェーヴル産駒のダート牝馬は混合でも良く走りますね。ギルデッドミラーはあと一年ダート転向が早ければと思いますが、今だからこそ走っているかもしれないですし、見ている方としても難しいですね。引退までにg1挑戦して欲しいですね。
5. Posted by ようよう 2022年11月14日 00:43
ハイランドリールの使い方は難しいですね〜
でも、廃棄処分のカニ殻で大当たりを引いてるので、
今回も実は大当たりかもしれないですね。

オルフェのダートは走りますね。
本格的にダート母馬に種付けしたらいいのにな。
ちょっと値段が高いか。

モーリスはよく頑張ってると思うのですが、
まぁおお肌馬に付いてますね。

そこを見習って、ハイランドリールを有効活用してほしい。
6. Posted by 高田隆史 2022年11月14日 01:00
更新お疲れ様です。

ハイランドリールは、今年の種付け料が1万ユーロで父ガリレオ母父デインヒルという血統から、日本への導入自体は驚きませんでしたが、エステイファーム繁用には驚きました。

正に「リアルダビスタ」「リアルウイニングポスト」だと思います。

管理人様の仰る通りケープブランコとイメージが重なり、初年度はともかく2年目3年目は種付け頭数に苦戦しそうな気がしますので、初年度産駒から活躍馬が出るかどうかが成功の鍵だと思います。
7. Posted by じぇ 2022年11月14日 03:03
矢矧調教師さんのコメントによると、ユニコーンライオンは蹄葉炎までいってたみたいですね。よく戻ってきましたね〜。マイルCSに出るウインカーリアンも、蹄葉炎になってたみたいなので、頑張って欲しいですね〜。
8. Posted by イエス 2022年11月14日 04:54
グレーターロンドン産駒がまた勝ちましたね、凄いです。
9. Posted by 成瀬朋 2022年11月14日 05:41
マジカルラグーンは良馬場でもう一度見てみたいところはあるけど、ジャパンカップどうするんだろうか?

あとハイランドリールの日本入りだけど、ハイランドリールクラスでも日本に流されるほど向こうはいわゆるガリデイン配合だらけになってしまってるんだなって。
ガリデイン配合の最高峰と言えるフランケルの全弟ノーブルミッションでさえも日本に来るくらいだし。

現役時代の成績も香港でそこそこ勝ててるしノーブルミッションよりも活躍するんじゃないかまであるかも。
10. Posted by tnok 2022年11月14日 08:12
日本の重馬場と欧州の深い芝はイコールではないという事。
フォーリー騎手は馬場が悪化した事を敗因に挙げていましたが良馬場だったらそれはそれで付いて行けなさそうなので根本的に日本に向いていない馬なのだと思います。
11. Posted by poke 2022年11月14日 08:46
マジカルラグーンは雨が降ったら走る気を無くすので良馬場でやりたいという陣営の話があると聞きましたが、気性的な面と血統的な馬場適性の面の折り合いが難しいですね
12. Posted by Mtoto 2022年11月14日 12:24
「時計のかかる良馬場」が日本には存在しない以上、走ってみないと判らないのは招致する側としても辛いですね。
欧州仕様の競馬場があってもそれはそれで面白そうなのですが。
13. Posted by LS 2022年11月14日 12:54
時計の掛かる良馬場というと洋芝の札幌記念が最大のレースですかね
あえて探すと閉幕週阪神の宝塚記念と閉幕週中山の有馬記念くらい?
14. Posted by 謎の元郡民 2022年11月14日 13:02
ディープインパクト×ガリデイン牝馬の相性は良さそうですが、ガリデイン種牡馬×ディープ牝馬の相性はどうなんでしょうか。

気の早い話ですが、マクマホン牝馬とも相性は悪くなさそうな印象ですし。

日本の馬場に合うかはさっぱりわかりませんが…
15. Posted by 黒野将軍 2022年11月14日 15:10
>>13
重馬場の宝塚を圧勝したクロノは一桁着順だから多少マシでした
16. Posted by mケー 2022年11月14日 16:28
雨降って滑る馬場が駄目って・・・
高速馬場も駄目なのにだったら外国馬はいつ走るんだろ?
キセキが菊花賞勝った時の京都競馬場みたいに開催ショッパナからずっと雨でボコボコになった後開催終盤でそのレースが開催される週だけ晴れて乾けば外国馬は走るのかなー?
このままだと更に外国馬の日本出走が減りそう。
17. Posted by 7743 2022年11月14日 16:36
欧州の芝コースの特徴が長い洋芝+凸凹した路盤だとすれば、札幌記念は前者のみ、閉幕週のG1は後者のみしか満たしていないように思えます。
札幌日経OPは国際指定もある長距離戦で海外馬にも合いそうですが、時期的に使いづらそうですね

テスコボーイの系譜を継ぐビッグシーザーの今後の成長が楽しみです。本馬が大成するとアーサー産駒には「ビッグ+王名」という命名が増えそうですね
18. Posted by 蓮葉 零士 2022年11月14日 20:41
武蔵野S勝ち馬のギルデッドミラー
牝系を見るとTiznow以外にも北米の大種牡馬がズラリ
せめて春に転向していればと思いますが、芝重賞で好走していた馬をとなると今の日本ではなかなか難しいのでしょうね

そもそもJRAダート重賞の牝馬制覇自体がサンビスタ以来だそうで
優先出走権を取ったチャンピオンズカップは回避、このままワンターンに拘って使っていくようです

日曜日のエリ女
コースに天気に展開にと全ての要素が内枠の馬を潰しに来ていましたがこれも競馬
実際、掲示板外は枠関係なく振り落とされているわけですし

その分、上位五頭はこれからも楽しみです
まあ三歳馬再先着のライラックはまだまだですし、ウインマリリンはもうじき引退……なんとか最後の花道を飾ってほしいものですが
19. Posted by 名無し 2022年11月14日 20:53
結局、JRAが目指すのは、コース設計は欧州競馬よりもアメリカ競馬を、レースの格付けは欧州競馬を意識している中途半端な感じですね。
20. Posted by ロトマニア 2022年11月14日 22:35
スノーフェアリーの走りが異次元だったことが改めてわかりましたね。
日本馬をあっという間に置き去りにした最初の女王杯は、鳥肌が立つような末脚でした。
21. Posted by Organa 2022年11月14日 22:53
マジカルラグーンはさすがにJCは回避しましたね。JCに出走しないなら滞在費はオーナー持ちになると思うのでやらないとは思いますが、どうせならステイヤーズSくらい出てから帰ってもいいのにと思いました。
22. Posted by ようちゃん 2022年11月15日 21:32
マジカルラグーンはゲートを嫌がって押し込まれるなど気持ち面の問題があったみたいです。来年は目隠しでゲートインすることも考えるべきかと。
ジェラルディーナはジェンティルドンナの力を持ちつつもモーリス産駒で晩成気味だったか、といったところですがこの道悪でトリプルティアラの血が覚醒しました。13冠ベビーという超良血お嬢様だけに来年まで楽しみですね。スタニングローズ、ピンハイらは雨が堪えたか大敗。

ハイランドリールは香港ヴァーズ2勝と欧州系統としては良馬場を得意としていたためどう出るか気になりますね。しかしトーセンの牧場とは。

有馬の投票も始まりますが、気になるのはその有馬にアメリカのウォーライクゴッデスが予備登録していること。ペガサスWCターフを本線としても日本最大級のレースに登録というのはねぇ…

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