
馬場わかな写真展。
夢のような日々がおわってしまいました。
12日間の展示、来場者1000人超。
あらためまして馬場わかなさん、
郷ケ丘幼稚園の皆さん、子供たち、安斎伸也さん一家、根本きこさん一家、
写真展に足を運んでくれたすべての皆様に心から感謝です。
本当に本当に、ありがとうございました。



思えば、ベースカフェで展示会をやりたい、と思った時、
「笑顔の未来」というテーマと馬場わかなさんの写真が、
驚くほど自然に、ほとんど同時に心に浮かびました。
去年の暮、ベースカフェのスイーツ本の出版記念パーティーの席で
何の前触れもなく馬場さんに写真展を依頼してから、
馬場さんにとってはまさに怒涛の撮り下ろし。
12月下旬 写真展決定
1月中旬 北海道 あんざい果樹園さん 撮影
1月末 福島 郷ヶ丘幼稚園 撮影
2月中旬 沖縄 根本きこさん一家 撮影
2月29日 展示会初日
北海道・福島・沖縄。
合間に国内外の撮影のスケジュールがびっしり・・・・。
あらためてまして、馬場さん、
僕の無茶苦茶なお願いを、形にしてくださったこと、心から感謝です。
何度でも何度でも言いたい。ありがとうございました。
プロの仕事かくあるべし、馬場さんの仕事に、心意気に心が打たれた日々でした。

撤収前、馬場さんの写真を前に想います。
3.11に起きた出来事。それからの一年間、
それは僕らの世代が「覚悟」という言葉の本来の意味を
取り戻そうとしてきた日々だったのではなかったか、と。
それまでは、僕らは「覚悟」の大安売りの時代を過ごしてきました。
誰だって、気軽に「覚悟」という言葉を使ってきた。
もちろん僕も、その言葉を軽く使い捨ててきた。

馬場さんが写した世界。
子供たちの姿。
それは、震災以来、僕らが必死に取り戻そうとしてきた
覚悟という言葉の一つの形だったのだとおもいます。

初日を終えたあとの馬場さん夫婦。
一浩さんの存在の大きさがあるからこその馬場さんの
写真なのだと、今回つくづくおもいました。
終わっちゃったなぁ・・・・、写真展。
寂しいですが、そう思える展示会だったことが、僕はとても嬉しいです。
ずっと心に残る12日間の展示でした。
・・・・・・。
また、日々が続いていきますね。
ベースカフェは明日からまた通常営業です。
「口角をあげていこう、それぞれの日々を」by 馬場わかな
皆さま、ほんとうにありがとうございました!!