2017年04月14日

4/22(土)『Salud!!』開催と、10周年について思う

2007年に始まった世界の音楽パーティ「Salud!!」も今年で10年になります。私がDJに誘われたのも「Salud!!」が初めてなので10年選手になりました。車いすになり、ギターも弾けなくなった私を誘ってくれ、ステージへ引き戻してくれたKONPEX氏にはたいへん感謝をしています。

10年前と比べて、DJ技術は変わらず素人同然ですが、音楽を聴く量だけは増えました。それ以前から世界の音楽をかなり聴いていましたが、さらに幅広く、掘り下げて買うようになったと思います。

東京にいたころは毎週、今でも東京へ行く際は必ず、新宿にある中古レコード店の狭い通路を車イスで通行止めにして音源を掘ります。数時間に及ぶこともあるその様子は、傍から見たら邪魔だし、異様なんだと思いますが、入れる店が限られているのでまあ、勘弁してください。

持ち帰れないほど大量に掘ったCD・レコードは宅配で送ったりできるので便利です。階段でしか行けないフロアにあったり、狭い通路の奥にあるレコードは店員に頼んで箱ごと持ってきてもらったりします。たいへん忙しそうに検盤をしているを店員も気合に負けるのか、商売根性なのか、嫌とは言えず持ってきてくれます。

アマゾンやヤフオクなど通販もピンポイントで探せて自宅へ届くので大変便利なのですが、やっぱり店頭へ行き、棚とA〜Zまでにらめっこしていると、新しい出会いに溢れているためやめられません。

狂っていると自分でも思いますが、同等か、それ以上に狂った仲間たち、先輩たち、ファンたちに今日も勝手に刺激されたオフロードで、気づいたら10年が経ったGrateful Daysです。

長岡で立ち上げた世界の音楽鑑賞会「Sunday Jump!」も5年経つのですね。

先日NHKの番組でタイへレコードを掘りに行くDJクルーの密着取材をやっていましたが、車イスでレコードを掘りに突撃し、狭い階段を担がれてクラブでDJをする密着番組も面白いんじゃないかとちょっと思います。

その蒐集の結果、部屋に積まれたCDとレコードと本が車イスで生活するスペースを圧迫し、本当に置き場所に困ります。今も、空き部屋に置いていて、高校生の時にバックナンバーまで買いあさったメタルの教科書「BURRRN!」が邪魔だと親父に言われ泣く泣く選別して処分している最中です。

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何の話か分からなくなってきましたが、4/22(土)は10年目、30回目の「Salud!!」が中野で開催されます。土曜の15時から20時30分までなので、終了後でもまだまだ長い夜が待っています。

わたくしは16:30頃〜17:10頃に世界に広がる「民族的なジャズ」をテーマに選曲をします。

100年前のアメリカで生まれたジャズは、アフリカとヨーロッパの音楽が根っこにあり、東洋的な要素も取り入れて最初のワールドミュージックとして世界へ広がっていきました。

逆輸入的に故郷へ還ったジャズは、バルカン〜地中海〜アフリカ〜スカンジナビア〜ケルト〜カリブ〜アジアなどで現地の音楽と混ざり合っています。ふくよかなアコースティックの音色とエキゾチックな旋律を楽しみにいらしてください。

詳細は以下と、KONPEX氏のブログ「おもしろWORLD MUSIC」をご覧ください。

◆2017.4.22(土)@中野「HEAVY SICK ZERO

◆15:00(open)〜20:30(close)  ¥1,800(1D別)

◆LIVE
Tropicos
Risabravo(リザブラーボ)
 
◆DJ
KONPEX(おもしろWORLD MUSIC)
IB(SunDay Jump!)
da!k!
トモヒロ
TAKE
EBICHILI
shouji(Tokyo Curry Night Show)

◆助っ人DJ
熊谷悠一(A night with DJ Kumagai)
TOBITA (Drink'em All)
安達真(大大大で酔酔酔)
河野 伊佐央(れげ切り絵の世界)
japonica
日向葵

◆出張料理
居酒屋番長 A.K.A SHINGO/3LDK( 現CURRY SHOGUN 東京カリ〜番長OB )

◆FOOD(おつまみ)
謎の女・S子

◆PHOTO
のりぴー

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2017年03月07日

風の波紋の波紋(4/1見附市上映会)

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映画『風の波紋』全国公開から1年になりますが、毎週のように上映会が全国であり、波紋は広がり続けています。

各地の映画館は2016年のベスト作品を選んでいて、新潟市「シネ・ウィンド」では、なんと「君の名は。」に次ぐ5位です!

日比谷で開催の「グリーンイメージ国際環境映像祭」では審査員特別賞を受賞し、海を越え「台湾国際ドキュメンタリー映画祭」にまでも波紋は広がっています。熱帯の人々が、豪雪地帯の暮らしをどう見たか気になるところです。

さらに、天野季子さんによる主題歌『めざめのとき』は、「第3回インディペンデント映画大賞」の主題歌賞を受賞しました!紅白に出る日も遠くないんじゃないでしょうか。(希望)

そして、満を持して、4/1(土)に見附市で初上映が決まりました。
上映後には小林茂監督のトークと、グランドピアノで天野季子さんのミニライブ付き!! 

『風の波紋』は不思議な映画で、私は10回近く観ましたが、毎回グッとくるシーンが変わります。(笑うシーンは大体一緒です。)

しかし、何度観ても必ず感動するシーンがあり、それが、天野季子さんの歌声が入ってくる瞬間です。まるで天から光が差し、浄化されると言うか、許されると言うか、はたまた目覚めると言うか。
(失礼ながら)今までのシーンはこの歌の為にある長いイントロだったんじゃ・・とまで思ってしまいます。

いや〜、天野さんを見出した小林監督さすが!

天野さんの歌をグランドピアノの演奏で聴く事ができる機会はめったにありません。
濁った心を浄化してもらいに、また、行こうと思います。

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上映詳細は以下です。

■上映日:2017年4月1日(土)
■上映時間:14:00(開場 13:30)※上映後、小林監督のトーク、天野季子さんのミニライブあり
■会場:見附市文化ホール アルカディア 小ホール(新潟県見附市昭和町2丁目1-1)
■料金:前売り1,000円(当日1,200円)
■前売りチケット取扱い:アルカディア、アオーレ長岡市民協働センター、お好み焼き花月(長岡)、地域たすけあいネットワーク(三条)
■主催・問合せ:風の波紋実行委員会
TEL: 080-5062-7642
E-MAIL: lumierejour27★gmail.com
※メールでお問い合わせの際は★を@にかえてください



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2016年12月01日

天野季子さんソロライブ

15109623_614060885467668_8900277718580374747_n11/26(土)に十日町の「いこて」で開催された、天野季子さんのソロライブへ行ってきました。
企画したのは長年に渡り映画「阿賀に生きる」と、新潟水俣病の患者たちをサポートしてきた「冥土連」の皆様です。
ミニライブは何度か観たことがありましたが、1時間以上のライブは初めてで、素晴らしい企画をありがとうございました。

季子さんは、現在暮らしている鉢集落の野菜や植物で染めたドレスに身を包み、家族、集落の隣人、職場の仲間や友達などを前にして、飾らない表情でうたっていました。
途中に上映された「風の波紋」の未公開だった鉢集落のシーンを見ながら大笑いしたり、スクリーンに映る自分も受け入れて、とにかく全てを「さらけだして」いる、そんな印象を受けました。
ナチュラルな姿が神々しい。
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人間は排出して、循環しないと、やがて詰まってしまいます。
まあ、季子さんも実は、子育てや仕事にストレスが溜まっているのかもしれませんけど。(笑

私なんて人に言えないシークレットだらけですが、季子さんのうたで浄化されました。
今後も応援させていただきます。

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(鉢集落のセキさん(88)が登場し、戦争で亡くなった画学生の慰霊のために長野県上田市に建てられた「無言館」という美術館のある絵に贈られた詩を朗読しました。)

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(絵本と木の実の美術館の田島征三先生もお越しでした。)



映画「風の波紋」主題歌 めざめのとき

organicradio at 19:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 

2016年11月26日

2016/11/20(日)Salud!! vol.29 レポート

2016/11/20(日)に中野にあるHeavy Sick Zeroで行われた「Salud!! vol.29」のプレイリストを記録しておきます。
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今回はずっと気になっていた日本民謡DJ「俚謡山脈」がゲスト出演ということで、彼らに聴いていただく事を意識して選曲をしました。

「俚謡山脈」のDJは素晴らしく、日本民謡のレコードだけを使用するのですが、こんなに踊れる民謡があるのかと新鮮でした。
しかも曲の繋ぎ方もお洒落で、スクラッチをしながら「登呂ばやし」というブレイクビーツみたいな曲が決まった時には思わず叫びました。
彼らの選曲は、もともとは土着の唄である民謡を、地域の文脈から切り離し、まるで日本人が外国の音楽を「音」として楽しむように、単にダンスミュージックとして使っている気がして、凄く新鮮でした。
また、彼らのツイッターを読むと、民謡に取り組む姿勢がフェイクではなく、深い知識と愛にあふれている事がよくわかり脱帽です。
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一方、地方在住として私ができることは逆に、「地域にこだわる」ことだと思っております。
「俚謡山脈」のお二人なら理解してくれるだろうと期待して、越後以外ではなかなか聴けない唄をテーマにし、優しく踊れる世界の民謡から繋ぎました。
いつも頭でっかちで恐縮なんですが、音だけでは何の歌なのか伝わりにくいため、少しトークも交えて曲の説明もさせていただきましたところ、意外と反応してくださったお客さんがいてうれしい限りです、ありがとうございました。

1.enya / Anywhere is
エンヤさんが生まれ育った民謡王国アイルランドの北西部にあるドニゴール地方は、英語ではなくアイルランドの言葉「ゲール語」が強く残っています。
幼いころから家族で民謡バンドをやっていたこともあり、根本にはアイルランド民謡がしっかり宿っているのであります。

2.高木正勝 / Wave of Light 〜音頭〜
世界の民族音楽をオシャレに取り入れ、女子から圧倒的人気を誇るピアニスト。
兵庫の山奥で地域の方々と歌いながら暮らしているという現在の姿が自然に音になった、ナチュラルで新しいローカルミュージックだと思います。

3.大島保克 with ジェフリー・キーザー / 東方節
八重山民謡×ジャズピアノで、よく使わせてもらっています。

4.Joy Dunlop / Bithibh aotrom 's togaibh fonn
スコットランド民謡×ジャズで、こちらもよくお世話になっています。

5.Monica Zetterlund / Waltz for Debby
民謡ではないですが・・、スウェーデン語をジャズに乗せて歌うことで地域性を出したパイオニアが、ビル・エヴァンス様をバックに迎えた夢のような名曲。

6.Elina Duni Quartet / Delja Rude
先日来日して話題になったアルバニア出身のジャズシンガー。ピアノトリオの演奏はジャズだが、歌は憂いのある民謡にしか聴こえない。静かに螺旋階段を上るような、民族音楽的な高揚感が凄いです。

7.Le Mystere Des Voix Bulgares / Pilentze Pee
いわゆるブルガリアンボイス。そしてジャパニーズボイスへ。

8.片貝木遣り / 前唄
花火と職人の町、新潟県小千谷市片貝の木遣り唄。現在は、花火の玉(?)を神社に奉納する際に唄われます。

9.越後酒造り唄 / 桶洗唄
越後杜氏の仕事は「唄半給金」と言われるほど、昔の酒作りには時間を計る為や、力を合わせるために唄が欠かせませんでした。
この曲は桶を洗う時に唄われ、桶を洗う音がリズムになっています。まさにカラオケ(空桶)。

10.小林ハル、土田ミス / 瞽女万歳
瞽女とは、古くから伝わる伝統曲や当時の流行歌を唄いながら家々を回ってお金をもらう盲目の女性旅芸人のことです。
長岡瞽女・小林ハルさんは、平成まで生きた最後の瞽女と言われ、晩年の録音が残っています。
とても縁起がいい存在だった瞽女は、縁起のいい楽しい唄も多く歌い、その代表が瞽女万歳です。
三河万歳がルーツとなっており、長岡藩の殿様であった牧野家は三河の出身なので、何らかの関係があるのではないでしょうか。
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そしてもう一人のゲスト出演、Mr.熊谷雄一。私やKONPEX同様に、富山のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに二年連続DJ出演している強者。
ピーターバラカン氏の弟子(自称)ということで期待通りのジェントルマン。ジェントルなワールドミュージックを選曲してくれました、限りなく優しい。
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スコットランドに再び渡り、ストリートパフォーマンスの資格をゲットしてきたAllyさん。
今まではトラッドの演奏をあまりしなかったように思えますが、トラッドも交え、緩急織り交ぜて、パワーアップしたバグパイプ演奏を聞かせてくれました。
衣装も伝統的なものにチェンジしており、かっこいいけど暑そうでした。
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organicradio at 15:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サルー! | DJ

2016年09月04日

「SUKIYAKI MEETS THE WORLD2016」

「SUKIYAKI MEETS THE WORLD2016」にDJで参加させていただきました。

テーマはこちらに書いています。
http://ameblo.jp/sunday-jump/entry-12192079620.html

前に演奏したFlor De Juazeiroが素晴らしかったっす。実は今回のスキヤキで一番良かったかも。。
私がプレーした曲は、こんな感じだったと思います。


8/28(土)12:30〜 フォホー、サンバとトロピカルなクレオール音楽
1.白い翼/久保田真琴
2.バイヨン踊り/生田恵子
3.Paraiba/Forro In The Dark
4.バトゥカーダ/Sergeo Mendes
5.Tamba/Tamba Trio
6.愛するポルテーラ/Clara Nunes
7.Amedee/Orchestre Pierre Louiss
8.Cindy/Armando de La Trinidad et Son Orchestre Antillais
9.Monkey/Lord Flea and his Calypsonians
10.Cool Eyes/Horace Silver
11.Gypsy Blue/Freddie Hubbard

13:30〜 ハンディキャップトの音楽
1.あさばな節/里国隆
2.月の下で水を汲む/Kim Sinh
3.津軽よされ節(本唄)/高橋竹山
4.Minor Swing/Django Reinhardt
5.Hit The Road Jack/Ray Charles
6.Fly By Night/Roland Kirk
7.Face's Face/Michel Petrucciani
8.Senegal Fast Food/Amadou & Mariam
9.Mother In Law/Sierra Leone's Refugee All Stars

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里さんをかけた時にごつごつした異質の音楽に、おじさんが近寄ってきてびっくりしました。
高橋竹山はサハラ・ハルガン・トリオのギターの方が反応したのでCDと、佐渡おけさの7inchをプレゼントしました。
異形の音楽をたまにかけると、目立って食いついてくる人がいるので面白いです。

ピーターソロさんに「ヴードゥとは何か」を聞いたら、「宗教ではなく、ダホメー王国のフィロソフィーだ」と教えてくれました。ちなみにピーターさんの宗教はネイチャーだそうです。

セザリアエヴォラや、松田美緒さんのカバーの原曲(サイコー)などレアなアナログでもりあげたDJ YOSUKE BAOBABさんさすがでした。

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