2016年12月01日

天野季子さんソロライブ

15109623_614060885467668_8900277718580374747_n11/26(土)に十日町の「いこて」で開催された、天野季子さんのソロライブへ行ってきました。
企画したのは長年に渡り映画「阿賀に生きる」と、新潟水俣病の患者たちをサポートしてきた「冥土連」の皆様です。
ミニライブは何度か観たことがありましたが、1時間以上のライブは初めてで、素晴らしい企画をありがとうございました。

季子さんは、現在暮らしている鉢集落の野菜や植物で染めたドレスに身を包み、家族、集落の隣人、職場の仲間や友達などを前にして、飾らない表情でうたっていました。
途中に上映された「風の波紋」の未公開だった鉢集落のシーンを見ながら大笑いしたり、スクリーンに映る自分も受け入れて、とにかく全てを「さらけだして」いる、そんな印象を受けました。
ナチュラルな姿が神々しい。
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人間は排出して、循環しないと、やがて詰まってしまいます。
まあ、季子さんも実は、子育てや仕事にストレスが溜まっているのかもしれませんけど。(笑

私なんて人に言えないシークレットだらけですが、季子さんのうたで浄化されました。
今後も応援させていただきます。

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(鉢集落のセキさん(88)が登場し、戦争で亡くなった画学生の慰霊のために長野県上田市に建てられた「無言館」という美術館のある絵に贈られた詩を朗読しました。)

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(絵本と木の実の美術館の田島征三先生もお越しでした。)



映画「風の波紋」主題歌 めざめのとき

organicradio at 19:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 

2016年11月26日

2016/11/20(日)Salud!! vol.29 レポート

2016/11/20(日)に中野にあるHeavy Sick Zeroで行われた「Salud!! vol.29」のプレイリストを記録しておきます。
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今回はずっと気になっていた日本民謡DJ「俚謡山脈」がゲスト出演ということで、彼らに聴いていただく事を意識して選曲をしました。

「俚謡山脈」のDJは素晴らしく、日本民謡のレコードだけを使用するのですが、こんなに踊れる民謡があるのかと新鮮でした。
しかも曲の繋ぎ方もお洒落で、スクラッチをしながら「登呂ばやし」というブレイクビーツみたいな曲が決まった時には思わず叫びました。
彼らの選曲は、もともとは土着の唄である民謡を、地域の文脈から切り離し、まるで日本人が外国の音楽を「音」として楽しむように、単にダンスミュージックとして使っている気がして、凄く新鮮でした。
また、彼らのツイッターを読むと、民謡に取り組む姿勢がフェイクではなく、深い知識と愛にあふれている事がよくわかり脱帽です。
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一方、地方在住として私ができることは逆に、「地域にこだわる」ことだと思っております。
「俚謡山脈」のお二人なら理解してくれるだろうと期待して、越後以外ではなかなか聴けない唄をテーマにし、優しく踊れる世界の民謡から繋ぎました。
いつも頭でっかちで恐縮なんですが、音だけでは何の歌なのか伝わりにくいため、少しトークも交えて曲の説明もさせていただきましたところ、意外と反応してくださったお客さんがいてうれしい限りです、ありがとうございました。

1.enya / Anywhere is
エンヤさんが生まれ育った民謡王国アイルランドの北西部にあるドニゴール地方は、英語ではなくアイルランドの言葉「ゲール語」が強く残っています。
幼いころから家族で民謡バンドをやっていたこともあり、根本にはアイルランド民謡がしっかり宿っているのであります。

2.高木正勝 / Wave of Light 〜音頭〜
世界の民族音楽をオシャレに取り入れ、女子から圧倒的人気を誇るピアニスト。
兵庫の山奥で地域の方々と歌いながら暮らしているという現在の姿が自然に音になった、ナチュラルで新しいローカルミュージックだと思います。

3.大島保克 with ジェフリー・キーザー / 東方節
八重山民謡×ジャズピアノで、よく使わせてもらっています。

4.Joy Dunlop / Bithibh aotrom 's togaibh fonn
スコットランド民謡×ジャズで、こちらもよくお世話になっています。

5.Monica Zetterlund / Waltz for Debby
民謡ではないですが・・、スウェーデン語をジャズに乗せて歌うことで地域性を出したパイオニアが、ビル・エヴァンス様をバックに迎えた夢のような名曲。

6.Elina Duni Quartet / Delja Rude
先日来日して話題になったアルバニア出身のジャズシンガー。ピアノトリオの演奏はジャズだが、歌は憂いのある民謡にしか聴こえない。静かに螺旋階段を上るような、民族音楽的な高揚感が凄いです。

7.Le Mystere Des Voix Bulgares / Pilentze Pee
いわゆるブルガリアンボイス。そしてジャパニーズボイスへ。

8.片貝木遣り / 前唄
花火と職人の町、新潟県小千谷市片貝の木遣り唄。現在は、花火の玉(?)を神社に奉納する際に唄われます。

9.越後酒造り唄 / 桶洗唄
越後杜氏の仕事は「唄半給金」と言われるほど、昔の酒作りには時間を計る為や、力を合わせるために唄が欠かせませんでした。
この曲は桶を洗う時に唄われ、桶を洗う音がリズムになっています。まさにカラオケ(空桶)。

10.小林ハル、土田ミス / 瞽女万歳
瞽女とは、古くから伝わる伝統曲や当時の流行歌を唄いながら家々を回ってお金をもらう盲目の女性旅芸人のことです。
長岡瞽女・小林ハルさんは、平成まで生きた最後の瞽女と言われ、晩年の録音が残っています。
とても縁起がいい存在だった瞽女は、縁起のいい楽しい唄も多く歌い、その代表が瞽女万歳です。
三河万歳がルーツとなっており、長岡藩の殿様であった牧野家は三河の出身なので、何らかの関係があるのではないでしょうか。
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そしてもう一人のゲスト出演、Mr.熊谷雄一。私やKONPEX同様に、富山のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに二年連続DJ出演している強者。
ピーターバラカン氏の弟子(自称)ということで期待通りのジェントルマン。ジェントルなワールドミュージックを選曲してくれました、限りなく優しい。
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スコットランドに再び渡り、ストリートパフォーマンスの資格をゲットしてきたAllyさん。
今まではトラッドの演奏をあまりしなかったように思えますが、トラッドも交え、緩急織り交ぜて、パワーアップしたバグパイプ演奏を聞かせてくれました。
衣装も伝統的なものにチェンジしており、かっこいいけど暑そうでした。
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organicradio at 15:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サルー! | DJ

2016年09月04日

「SUKIYAKI MEETS THE WORLD2016」

「SUKIYAKI MEETS THE WORLD2016」にDJで参加させていただきました。

テーマはこちらに書いています。
http://ameblo.jp/sunday-jump/entry-12192079620.html

前に演奏したFlor De Juazeiroが素晴らしかったっす。実は今回のスキヤキで一番良かったかも。。
私がプレーした曲は、こんな感じだったと思います。


8/28(土)12:30〜 フォホー、サンバとトロピカルなクレオール音楽
1.白い翼/久保田真琴
2.バイヨン踊り/生田恵子
3.Paraiba/Forro In The Dark
4.バトゥカーダ/Sergeo Mendes
5.Tamba/Tamba Trio
6.愛するポルテーラ/Clara Nunes
7.Amedee/Orchestre Pierre Louiss
8.Cindy/Armando de La Trinidad et Son Orchestre Antillais
9.Monkey/Lord Flea and his Calypsonians
10.Cool Eyes/Horace Silver
11.Gypsy Blue/Freddie Hubbard

13:30〜 ハンディキャップトの音楽
1.あさばな節/里国隆
2.月の下で水を汲む/Kim Sinh
3.津軽よされ節(本唄)/高橋竹山
4.Minor Swing/Django Reinhardt
5.Hit The Road Jack/Ray Charles
6.Fly By Night/Roland Kirk
7.Face's Face/Michel Petrucciani
8.Senegal Fast Food/Amadou & Mariam
9.Mother In Law/Sierra Leone's Refugee All Stars

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里さんをかけた時にごつごつした異質の音楽に、おじさんが近寄ってきてびっくりしました。
高橋竹山はサハラ・ハルガン・トリオのギターの方が反応したのでCDと、佐渡おけさの7inchをプレゼントしました。
異形の音楽をたまにかけると、目立って食いついてくる人がいるので面白いです。

ピーターソロさんに「ヴードゥとは何か」を聞いたら、「宗教ではなく、ダホメー王国のフィロソフィーだ」と教えてくれました。ちなみにピーターさんの宗教はネイチャーだそうです。

セザリアエヴォラや、松田美緒さんのカバーの原曲(サイコー)などレアなアナログでもりあげたDJ YOSUKE BAOBABさんさすがでした。

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2014年06月28日

【祭る】と、アラゲホンジと、GLOCAL MUSIC

ふと気づくと、通勤中に見る田んぼの稲がだいぶ伸びたなーと。
夏至が終わり、【祭る】も終わり、楽しい楽しい夏がやってきます。
まつり囃子が血中をループしている今、毎年恒例【祭る】無事終了のご報告をさせていただきます。
image【祭る】とは、江戸時代に天領だった祭と職人のまち小千谷市片貝の商工会青年部が主催し、五周年を迎えたスーパー町内祭りです。
資本主義的な「フェス」や「ライブ」の価値観とは全く異なる、無料の「おまつり」に、5年前に江戸より帰郷した私は衝撃を受けました。

それまで野外のライブといえば、フジロックに代表される大手のイベンターが主催してチケットを買って見に行くもので、ライブはお店にお金を払って見るものだと思っていて、自分たちでDIYするなんて考えてもいませんでした。


大きなスポンサーがいるわけでもなく、みんなで協賛を集め、みんなでステージを設営し、会社を休み、二日酔いと筋肉痛でバキバキの身体でまた片づける、業者なんてもちろん入らない。
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住宅街のまんなかの公園で、近所の子供にご長寿も大集合して紙芝居やもちつき、伝統芸能にライブを自然に楽しむ。
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「青空キャンプ」をはじめとし、越後にはこんなまつりがいっぱいある。
きっと全国にもあるのだろうけど、越後ほど数が多いところは無いんじゃなかろうか。
話題の「橋の下世界音楽祭」もそのひとつだと思いますが、正直なところ「橋の下」はすげえデカくて楽しかったけど、【祭る】を知っているものからすると想像の範囲内の凄さだったのでした。

そんな最高のまつりで、最高のお祭りバンド「アラゲホンジ」がライブしたら凄いことになるだろうと思い、今年は商工会青年部にまじって準備段階からスタッフとして参加させていただき、出演をお願いさせていただきました。

アラゲホンジは、「おもしろWORLD MUSIC」というブログを運営するKONPEX氏のワールドミュージックパーティー「Salud!!」に昨年出演しました。
そこで見たときに甚く感動し、1年半で何度もライブを見ました。
おかげでメンバーとも仲良くさせていただき、【祭る】に来ていただけることに。

越後のわっしょい組合やヒッピー、少年少女に受け入れてもらえるか不安でしたが。

結果は・・・
写真 1

写真 3

朝から飲み続け、越後わっしょい組合のふんどし軍団に飲み込まれ記憶が飛び飛びですが、最高でした。
後ろから盛り上がりを冷静に見ようと思っていたのですが、お祭り大将・隼人にそんなことはさせてもらえませんでした。

お囃子のさこ姫はふんどし軍団の中心で舞いましたよ。
写真 2


アラゲホンジというバンド、動画を見ても、CDを聴いてもいまいちわかんないんです、ライブを体験しないと凄さは伝わらないのです。
写真 4

動画やCDを先に聴いてしまうと、おそらくちょっと「ダサっ・・」と感じるんじゃないかと思います。
KONPEX氏がライブを体験しないとわからないと繰り返していましたが、実際あっしもSalud!!でライブを見るまで「ダサそうだなー」と思って期待はゼロ。

・・・ところが、
演奏が始まりしばらく経つと・・・、ふむ、やっぱりちょっとダサ・・あれ?いや、こりゃすごい!!
浴衣と祭装束のメンバーは決しておしゃれではなく、頼りなくすら見えますが、彼らの気合と波動が徐々に伝わり、まつり魂に火が灯ります。
20〜30代の若者達が、流行・ファッションや商業から対極にある音楽を全身全霊で奏でるグルーヴに「ダサさの向こう側」まで昇天します。

うまく説明できませんが、きっとフジロックの大きなステージに出たら、みんな「何コレ、やばい!」と思うはず!
期待してます、グリーンステージで観たいな〜!
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撮影:のりぴー。

昨年の「青空キャンプ」にもお越しくださった音楽ライター・大石始さんを中心として「"グローカル"ミュージック」がここ数年盛り上がっていて、その流れで日本の「民謡ニューウェーブ」といえるシーンも注目されています。
その先鋒が「アラゲホンジ」や「TURTLE ISLAND」で、故郷の民謡を世界のビートで奏でます。

このムーヴメントの魅力はズバリ、「田舎を肯定してくれる」ところだと思います。
いままで、東京や都会が発信する情報が世界の大部分を占めていて、それが良いものであり、全てであると信じ込まされてきたところがあります。田舎はダサいと。
(まあ、いまでもお金持ちの大手メディアが大枚をはたいて発信する情報がほとんどか。)

しかし、大石さんは「地方を含めた伝統文化がカッコいい!」と発信するわけです。
拡大解釈をするとつまり、「田舎に住んでいても、それぞれの文化と暮らしを送ることがカッコいい!」と言っている気がするのです。(たぶん・・・)

田舎の伝統をカッコいいとする【祭る】×民謡をグローバルな視点から演奏する「アラゲホンジ」の組み合わせは最高でした。
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もともとワールドミュージックの盛り上がりは、アメリカ・イギリスの都市のファッションから離れた辺境の音楽・文化の魅力を再発見するところから始まっているので、その流れで考えると日本の地方の伝統文化にカッコよさを見る展開もつながっているわけです。

片貝伝統芸能保存会の「木遣り」
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東京は面白く、スゲーパワーがあって大好きな街です。
しかし、越後長岡で生まれ育ち、この地で暮らす者としては、この町にかっこよくあってもらいたいのです。
東京集中の価値観に負けず、この町のかっこよさを再発見し、新潟は熱いと言わせたいわけです。
まつりをやっているメンバーの中でもそんなことを考えて行動している人なんてほとんどいないと思いますが、あっしは考えちゃいます。

故郷に戻ってきて以来、発見ばかりです。
長岡に素晴らしい「瞽女唄」が残っていることも知りませんでしたが、出会ってしまいました。

伝統を大切にし、新しい価値を加える【祭る】や、「青空キャンプ」など他にもスゲー楽しいまつりがたくさんあることを全国の皆さんに知ってもらいたいです。
自分がそうだったように、高校卒業とともに田舎を見切った若者に届けたいです。
どうすか、一緒にやりませんか?
こんな楽しいことがあって、参加したい、戻ってきたい、移住したいと思ってもらいたいです。
特にかわいい女の子、カモン!


今年の【祭る】には他にも「ちだ原人& NUTS」、「ラビラビ」といった守護神とも言える無敵のお祭りバンドに、「SUNDRUM」というこれまた世界の民謡を原始のグルーヴにちゃんぽんするすごいバンドが初登場、濃厚なわっしょい大会となりました。
「ちだ原人& NUTS」は音源がなくライブを見るしかないため、いつかSalud!!で炸裂してほしいですね。
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ちなみに、アラゲホンジが手ぬぐい作成を依頼していたのが「祭る」実行委員長の松井くんが260年の伝統を受け継ぐ染め屋「紺仁」です。
全くの偶然、アラゲホンジと片貝は繋がっておりました。
手ぬぐいは何より、紺仁の半纏(はんてん)や帯は極上です。
写真であっしが来ている飛火舞の半纏も紺仁製です。

片貝商工会青年部の皆様、松井くん、越後わっしょい組合の皆様、有り難う御座いました。
また来年、和っ背負い!
写真 5


おまけ:打ち上げで酔っ払って歌うアラゲホンジ齋藤リーダーとSUNDRUM
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2013年06月17日

平成25年『祭る』!

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素晴らしい祭りは余韻がよい。

体調と仕事の都合で打ち上げに参加できなかったために比較的すっきり目覚めた朝、通勤のBMGを流す気にならない。
普段なら爆音で流れるCDの代わりに、頭の中に「木遣り」と太鼓、笛の音と、ちだ原人の「極楽音頭」が流れている。
全開した車の窓から早朝の町が聞こえ、自然と口ずさむは長岡甚句。

今頃打ち上げで酔いつぶれたみんなが起き出し、会場を撤収し始める頃だね。
さわやかに晴れていてよかった〜。
私にできることは片づけではなく「祭る」の素晴らしさを少しでも多くに人に届けることだ。

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6月16日に花火と職人の町、新潟県小千谷市片貝で開催された「祭る」は今年で4年目。
会場の旧佐藤佐平治亭(忍字亭)は町の中心で保育園の隣にあり、実は超住宅地での祭りなのだ。(徒歩圏にはAコープ以外無いが)
しかし古民家の裏に広がる芝生に大きなけやきの木群が木陰を作り、時間の流れが明らかにゆったりしている。

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町内からはアクセス抜群、昼間は妊婦さん、赤ちゃんから推定100歳くらいまでまさに老若男女、近所の学生、障害者、ヒッピー、全身タトゥー、ふんどし、ギャルまで入り乱れ、それぞれ飲み、踊り、歌い、寝て、食べ、話し、買い、サッカーし、犬の散歩し、ナンパし、みんな好き放題楽しんでいる。

シルバーカーを置いて、ふんどしモッシュ集団にうっかり突進ちゃうおばあちゃんも!

主催は片貝町商工振興会青年部で現在15人、年々減っているという。
しかし準備には青年団だけでなく長岡や近郊からボランティアが集まってくる。
その気持ちはわかる、一度参加したものならこの素晴らしいまつりにできるだけ関わりたくなる。

しかし、意外なことに地元小千谷市では知らない人も多いという。
青年部で藍染職人の松井氏は「好きな人だけ集まってくれればいい」とぽそっともらしたが、来たら必ず好きになり、また来年も再会したいと思うはずである。

どの出演者も出店者もこの瞬間にターゲットをあわせて本気で準備してくる。

片貝伝統芸能保存会の謎の人形踊りと木遣りの奉納。
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阿賀町の舞踏家・渡部恵美子の創作舞踊はエチオピア民謡に合わせて和踊り。
70年代のビンテージエチオピア音楽はどこか「和」の雰囲気と妖しい香りがただよい、舞踊は素晴らしい出来でした。
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ちだ原人チームは前日の大間から800キロを駆け抜け、新曲の「祭る」テーマソングを作ってくる。
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毎年すさまじいフライヤーをデザインし、ステージの背景をキメ、異次元のライブペイントをキメるOZ。
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越後わっしょい組合JOINT CIRCUSは過去最高の演奏と炎舞で盛り上げる。
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マダムギターは研ぎ澄まされたブルースを唄い長岡の蝋燭作家・馬場氏のキャンドルとともにフィナーレを彩る。
そして包丁研ぎ出店!の「研ぎ達」は主婦が家から持ってくる包丁でにぎわう!
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気合いがちがう。
これが祭りなんだね。
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終演のあいさつで「片貝に生まれてよかった〜!」と心の底から叫ぶ青年団の核弾頭・ハヤト。
その片貝は柏崎原発から17Kmくらい。

福島第一原発事故では未だに故郷を追われている人多くがいる。
「祭る」では福島から来たと言う方にも数人出会った。
”首都圏に原発がない”ことが東京オリンピック招致のアピールのひとつになっている現実。

片貝青年部は40歳までの在籍ということで、松井氏は「自分が40歳になるまで、少なくともあと5年は祭るを続ける」と言う。
9月には日本一の4尺玉が上がる「片貝祭り」があり、祭りの片貝の2大看板としてずっと続いてほしいと心から思う。

わっしょい。


以下、個人的記録です。
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あっしも「祭る」の出演オファーをいただく前から祭るでプレーする為の民謡を調べ、探し、オファーをいただいてからは民謡で頭がいっぱいになり寝ても冷めても民謡〜和ミュージック漬けでした。

聴けば聞くほど奥の深さに吸い込まれ、グルーヴの心地よさにハマって行きます。
民謡〜和ミュージックのみでプレーさせていただける機会はなかなか無く、非常に楽しいです。
片貝のお隣越路町が生んだ大スター三波春夫大先生や、ひばり〜チエミをプレーした時におばあちゃんたちが反応したのは感動しました!

片貝青年部のみなさま、本当にありがとうございました!
来年も参加させていただければこれ以上の喜びはありませぬ。

最後に1週間酒も飲まず体調をベストに合わせる・・はずだったのですが台風の影響による暑さにやられたようで、金曜日から発熱、それが少し下がった頃土曜日に強烈な下痢で身体の中を浄化し、このまま続くと全て水に流れてしまうのでは・・・と心配しましたが何とかストッピング!

当日は正露丸をつまみに日本酒をちびちびキメながら様子を伺いました。
神聖な祭りで失態をさらすものか、ぬおー!

気合いと、祭りの神様の応援により力が漲り、サムシングを完封できました!
ありがとう、正露丸!

渡部恵美子さんと感激の2ショット
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※以下順不同ながらプレイリストです、実際もっとかけてます。
ニッコリ音頭/三波春夫
ひばり音頭/美空ひばり
木遣くずし/江利チエミ
スーダラ節/植木等
復興節/ソウルフラワーモノノケサミット
十日町小唄
炭坑節
長岡甚句
八木節/小野田実
EAST END CARAVAN/GOOFY KINGLETS
海行かば、山行かば、踊るかばね/SOUL FLOWER UNION
ハイサイおじさん/喜納昌吉&チャンプルーズ
テーゲー/ネーネーズ
真昼のゆめ/アラゲホンジ
諸鈍長浜/朝崎郁恵
六調/大工哲弘
平和に生きる権利/ジンタラムータwithリクルマイ

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