これぞ暁斎!展に行ってきました。

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日本版 不思議の国のアリス!
動物も妖怪も明るく楽しく人間臭いヘンテコ世界を堪能できる展覧会でした。


〜目次〜
1. 展覧会の基本情報
2. 気になる混雑状況は?
3. 例えばこんな作品がありました
 ①和製不思議の国のアリス!
 ②動物たちの人間っぽさにくすっと笑える
 ③カラスと墨って相性良すぎ!
 ④もろアウトな春画たち
4. 逆に惜しかったところ
 ①冷房がきつい
5. まとめ
6. グッズ情報


展覧会の基本情報

展覧会名:ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
最寄駅:渋谷駅
会期:2017/2/23〜4/16
作品数:約200点
所要時間:1時間30分
観覧料:一般は1400円
ロッカー:あり(完全無料!100円玉すら不要)


気になる混雑状況は?

かなりの混雑です!
金曜の夜だったのにまあまあ人がいました。
土日は大混雑になること間違いないです!

平日に行ける人は絶対に平日が良いです。
土日の人は…昼間の一番混む時間はなるべく避けましょう。
オープン直後(10時)、閉館ちょっと前(17時)は割と空いているのでおすすめです。



例えばこんな作品がありました

①和製不思議の国のアリス!

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「百鬼夜行図屏風」(1871–89年)

変な生き物がいっぱい!
ギリギリ元ネタの動物が分かるような、分からないような…
しかもみんな黒目が上向いてイっちゃってる表情。

異形の生き物が闇に隠れて行進するなんて、めちゃくちゃファンタジーじゃないですか?
さながらアリス・イン・ワンダーランドですよ。

百鬼夜行というモチーフは妖怪の絵でよく見られる題材です。
ですが、こんなふざけたキャラクター大きな屏風に描いたのは暁斎だけ!

妖怪一人ひとりをよく見るとディテールまで描きこまれているし、立体感の出るグラデーションが特に最高です。
また、全体で見ても賑やかで楽しい作品です。
このように暁斎は架空の生き物に命を与えた画家なのです。

とにかくこの屏風かわいいので暁斎展に行って見てくださいね!
弊職は気に入りすぎて百鬼夜行屏風グッズを買ってしまいました。
グッズ情報(ページ下部)


②動物たちの人間っぽさにくすっと笑える

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「動物の曲芸」(1871〜89年)

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「蛙の学校」(1871〜79年頃)

年賀状のデザインのような絵ですね!
(美術館めぐり歴10年の感想)

猫やねずみが仲良くどんちゃん騒ぎしていたり、カエルの先生と生徒が真面目に勉強していたり…
なんだか微笑ましいですね。楽しそうです。

でももし猫やカエルが人間だったら?
人間がどんちゃん騒ぎをしていたら?
人間が勉強している絵だったら?

全然面白くないですよね。笑えないでしょう。
人の行動を小さな動物たちに演じさせたからこそ、日常が面白く見えてくるんです。
(逆に、現実世界で人間は動物からこう思われている!ってことを教えてくれる作品でもあります)

これも私たちの人間界を別の鏡で見たような作品、といえるのかもしれません。
まさにワンダーランドです。
想像の世界を写実的に表現した暁斎、凄すぎます!



③カラスと墨って相性良すぎ!

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「枯木に夜鴉」(1871〜89年)

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「烏瓜に二羽の鴉」(1871〜89年)

現代の日本人にとってはカラスって怖い生き物だと思うんですけど、こうやって暁斎の絵を見ていると
「カラスってかっこいいじゃん!」って思えてくるから不思議です。
墨の黒はカラスの黒を描くためのものだったのですね!

海外のコレクターたちからも高く評価されましたし、暁斎は大量に鴉の絵を描きました。
本展では「枯木に鴉」という作品が沢山展示されています。

その結果、左向きで枯木に止まる鴉の絵が10作品ほど展示される結果になってしまいました!

全部向き一緒!
(写真撮れない展覧会なのでイメージでお伝えできず、残念です)

微妙に表情が違ったり、木に花がついてたりするので見比べるのも楽しいです。
大量の左向きカラスに囲まれる斬新な体験は他ではあり得ませんよ!



④もろアウトな春画たち

もうね、ブログに載せたら一発アウトな作品ばっかりです。
ノーモザイクです。無修正です。

大人のカップルならOKなのかもしれませんが、初デートにはオススメできないですね…
いやほんとしっかり無修正なんですって!

春画のコーナーの前には注意書きがありますので、冷静な対処をお願いします。
あとお子さま連れの方はしれっとスルーしてくださいね。



逆に惜しかったところ

①冷房がきつい

下から冷たい空気がブワッと来ます。
ロッカーにコートを預ける方も多いと思いますが、着ているものを預けすぎると寒くなります。

防寒対策はしっかりめに!
それでも寒かったらスタッフに言ってブランケットを借りましょう。



まとめ

暁斎・イン・ワンダーランド!
小動物や妖怪たちと戯れる展覧会!

今回はかなりハイテンションで記事を書いてしまったのですが、楽しいし驚きに満ちてるし、本当にテンション上がりました。
ウィットに富んだ展覧会です!

かわいいとは言いつつも、お子さまよりも大人の方が楽しめるのではないでしょうか。
意外と同性同士で行くのも楽しいかもしれませんね(春画もあるからね!)

みなさんもぜひ!



グッズ情報

弊職は百鬼夜行の屏風型ポストカードが気に入りました!

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裏面は白紙で普通にポストカードとして使えるようになっています。

ですが、これは飾っておきます!
手軽に暁斎の屏風アートを楽しめるなんて最高です。

でもポストカードとして送る場合は2通とも同じ人に送るのでしょうか?
愛の証として片割れを恋人に送るのでしょうか?
百鬼夜行の片割れが届いたらびっくりしますけどね!
歪んだ愛ですね!

他にも素敵なグッズがたくさんありました。
(すみません、こそこそショーウィンドウの写真撮りました)

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ポーチかわいい!
マスキングテープもあります。女子が好きそう!

ピンバッジはガチャガチャに入っているのですが、人だかりが凄かったです。
暁斎による謎の生き物のピンバッジです。

升とか…誰が買うのかな…?


グッズも含め展覧会の詳細情報はこちら
これぞ暁斎!展公式HP


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