野沢園の野沢です。
4日目、よろしくお願いします。

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はるか2020

上の写真が昨日書いた夏の出荷が期待できる「はるか」です。
経営塾のときにも食べてみていただいたので覚えがあるのではないでしょうか。
黄色くゴツゴツして、外の皮も中の袋も硬い。酸っぱそうに見えるけど爽やかな甘さと酸味が特徴と言われている中晩柑や雑柑と呼ばれる類のみかんです。

はるかを初めて知ったのはもう15年近く前です。
果樹部会という部会の新品種や珍品種の試食会で初めて食べました。
その味に魅了され部会の友人Kさんに苗木が手に入るか聞いたところ「まだ手に入らないかもしれない。でも持っているから1本やるよ」ということになりました。
初めは自分たちの食べ量で、たくさん採れ出して余ればファーマーズ・マーケットへ出そう、そんな考えでいました。
採れ出してからいろいろな人に食べてもらうと、好みがはっきり分かれることと、味の評価はいいことがわかりました。
ただ、樹のトゲがひどく、手に刺さったり実が傷ついたり栽培面では少々問題がありました。

そして8年前、ビニールハウスの囲いがある園地に甘夏を植えることになりました。
その片隅に少しはるかを植えてみよう、と考え、10本植えました。
ビニールハウスの囲いがあるだけで果皮がおとなしくきれいなみかんができることを経験していたので、傷の程度も全くの露地よりはいいだろう、との考えでした。
その考えどおり、今も全数ではありませんが、初めに植えた1本よりずっときれいなはるかができています。

はるかは1月から4月まで食べることができ、出荷期間が長くありがたいと思っていました。
昨年5月、採り忘れのはるかが2個ありました。
そのうちの1個を5月に食べ、そのボケずにしっかりした味に驚きました。
そして最後の1個を6月末に男性パートさん3人と一緒に食べました。
3人に美味しいと認めてもらえ、「こりゃ、いけるよ。今出せるように増やしたらどうだい?7月だっていいんじゃない?夏の(柑橘が)ないときいいよ」とIさんに提案していただけました。

その年、はるかの夏出荷をしている農園を見つけていました。
Iさんの提案のおかげで、今度は夏出荷できる方法を探し始めました。
そして年末には今度試す方法も決まり、Iさんに報告しました。
Iさんは個人へのパンの配達をしていましたので、以前からそのお客様にみかんも販売してくれていました。
来年の夏出荷のはるかでもそのお客さんにも声をかけてくれ、予定量以上の注文をいただきました。
Iさんも樹にたくさん実を残すことでの樹の傷みをわかって「足らなければ一律に減らしてもらうから負担のない程度でいいよ」と言ってくれています。

Kさんがいなかったら最初の1本も植えることができていません。
多分あきらめていたと思います。
10本植えたはるかの苗木はIさんが教えてくださった種苗農場さんで手に入れました。
今回もそうです。
一昨日注文できていることを確認でき、他力のありがたさを実感しています。

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