野沢園の野沢です。
昨日のはるかは味のばらつきが少ない品種で新鮮なものは皮が硬いです。
柔らかいものは日が経っている場合や稀に枝折れの場合もあり、苦みを感じることもあります。
店頭などで買われるときの参考にしていただければありがたいです
6日目、よろしくお願いします。

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今月の経営塾のとき、「はるみ」を皆様に食べていただきました。
小さめだったことで少々酸味が強かったかもしれません。
でも、最近のはるみへのお客様からの反応は過去最高レベルのように思えるほどです。

この令和元年産は6月から摘果作業を始めたのですが、その頃は実が少ないだけでなく形も縦長が目立ち、今年は見た目だけでなく味の面でもどうなるだろう、と不安になるぐらいでした。

年が明け、1月上旬の果実分析でその数値が過去のデータと比べて最高レベルだったのには驚きました。
測定機器を疑ったぐらいです。

樹に付いた実の量が少ないということは、樹への着果ストレス方が少なく糖度が上がりにくくなります。
その面でも少々心配で、夏の乾燥による水分ストレスがかかるのを期待したぐらいです。

このはるみの園地は一般には水はけが悪い赤土の三方原台地にあります。
ここで作るみかんは全般に味が良くならなく、台地のみかんは美味しくない、と言われるぐらいです。
そういう土地ですので私の祖父の代だと思いますが、水はけ対策で空井戸が掘ってあります。
空井戸のおかげでここは乾燥しやすく、温州みかんでも平地としては糖度が上がります。
その反面、夏場の日照りには周り以上に弱くみえ、水はけのよい山の傾斜地のみかんよりも樹の衰弱が目立ちます。
昨年も温州みかん、はるみともに葉が黄色くしおれてしまう樹が多く見られました。
衰弱した樹を見ると、なんで空井戸なんて作ったんだ、と思えてきます。
当時はこうしないとろくなものが作れなかったのだ、と想像しても祖先を責めたくなってきます。

それから約半年が経ち、樹が持ちこたえ今年のようにいい味に仕上がると、半年前に祖先を責めるように思っていたことをすっかり忘れ、祖先をありがたく思えています。
空井戸を掘った頃、もしかしたら周りの場所以上に水はけが悪かったのではないか。他より多くの手間や費用が掛かっていたんだろう。
それがこんな恵まれた土地に変わったんだ。
そんなことが思い浮かんできまました。
今日は作業場所までの途中にあるお墓に寄って拝んできます。

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