こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。
皆さんからの支えもあり、こうして最終日を迎える事が出来ました。
ありがとうございました。
それでは7日目よろしくお願い致します。
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足立柿園では2年ほど前から次郎柿の海外輸出に取り組んでいます。
昨年は試験的に1.2トンの柿を香港に輸出しました。
そして今年、、昨年の実績から今年は当初7.5トンの輸出の計画を立てました。

ここまで量が多くなると、当園ひとつでは量の対応が出来ない為
地元の柿農家で輸出のグループを作り、柿を仕入れて販売するように考えました。
当初、2名の若手の農家が協力してくれることになり
私を含めた3名で輸出に取り組むように計画が進んでいきました。

しかし今年はいつにない不作の年でした。だんだんと秋が近づくにつれて
不穏な空気が流れてきした。量が足らない!!
協力してくれている2人に相談しても当初の計画の半分くらいしか柿を出荷できないと
返事をもらいました。

そこで、ほかにも柿を出荷してくれる人はいないか、地元の柿農家さんに
相談に行きました。
足立柿園に柿を出荷するメリット
「事前に金額がわかるので売り上げの予測が立つ」
「毎年、金額をある程度固定するので、価格の変動がない」
など説明をしたのですが、返事はNO。
私の営業力が無かったせいなのか良い返事はいただけませんでした。
話を聞くと今いる固定客の方に売れる分が確保できるか分からないからという
お答えが多かったです。
もしかしたら「困ったときにだけ相談に来て」「どうせ自分が儲けたいだけでしょ」
と見透かされていたのかもしれません。

しかし、無いものは無いので仕方がありません。
また商品仕入れは初めての経験でしたので、あまり出荷者が多くなってしまい
混乱するのも避けたいと思い、今年は今いる人数で取れた分をしっかり出すというように方針を変えました。

そんなこんなで季節が進んでいくと今度は別の問題が出てきます。
出荷方法で協力農家と意見の違いが出てきました。
私は、次郎柿の中でも秀品だけが欲しかったのですが、
それを出荷するには農家自身が選果をしなければいけません。
その選果作業が忙しくて出来ないというのです。
その方は普段は農協に出荷しています。
たしかに農協出荷には選果作業は必要ありません。
選果作業は農協の選果場がやってくれます。
しかし、当園で選果作業をしたらその分、作業コストがかかります。
つまり利益が減ってしまいます。
しかも選果の際に出てきた秀品以外の物はどうするのか?
参ったなぁと思って悩んでいましたが、止まっていても何の解決にもなりません。
そこで実際に選果作業にどれくらいコストがかかるのか
計算してみる事にしました。
そうするとコストは柿1個当たり4円くらいだと分かりました。
1キロ16円くらいです。
それを説明して選果経費として支払価格から引かせていただきました。
また、秀品以外の商品が出てくる問題も
当園の取引先に相談すると買ってくれるとのお返事を頂きました。
これで何とか問題が解決しました。

実際に収穫まじかになるとまたまた問題が発生します。
今年は柿が大不作の為、JAの柿の価格が思った以上に高騰しているのです。
当園の買い取り価格を上回ってしまいました。
再度、価格の調整を行いました。
しかし、これで当園の仕入れ商品での利益はかなり下がりました。

そんなこんなで今期は約3.5トンの柿を香港とマカオに輸出することが出来ました。
色々と問題が発生して、結局思ったほど当社の利益は出ませんでした。
しかし地元の柿の産地としてのブランドを守る事や
今後の事を考えると取り組んでよかったと思います。
よく杉井さんがおっしゃっている問題があるから良くなろう動く。
というのを強く意識した課題でした。わたしは尻に火が付いたくらいでは気が付かないので
杉井さんに言っていただいてもらって良かったです。

来年は出荷コストの削減や価格の調整をきちんと行い。
出荷者、私、取引先の三社が得をする事業に成長させていきたいです。
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