3日目 いむら建築株式会社 伊村益広

来週のブログ当番立候補して頂ける方が居ましたら、何卒宜しくお願い致します。
コメントには、今日の「重要課題」と昨日の「重要課題」の結果を必ず記載しましょう。「今日の課題」ではなく2024年11月の経営塾やCLで勉強したとおりの「重要課題」を記入してください。

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「治助商店(じすけしょうてん)」
御前崎市に、たわしやお鍋、日用品に灯油まで何でも売ってる万屋さんがありました。
お店は私の住む部落にあって、近所の人から「治助さま」という愛称で呼ばれて人が集まり、親しまれていました。
しかし、私が中学の頃、店主さんが高齢のためにお店は閉店し、元お店だった建物をリフォームして親戚の人が暮らしていました。
それからご親戚の方もいなくなり、10年近く空き家になっていました。
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それから時は過ぎ一昨年、地域の先輩から「お祭りの時に行う演芸の練習場所を探しているんだけれど良い所ないかな?」と相談をいただきました。
それまで練習していた建物が老朽化で解体になり、不動産の仕事をする私に、代わりに使える建物がないかお話をしてくれたそうです。

このお話を聞いて、空き家になってしまった治助さまを使わせてもらえないかと考えました。
登記簿を取り、現在のオーナーさんを調べました。
昨年のお盆休みにたまたま草取りに来ていたオーナーさんと会う事が出き、地域の人が集まる場所を探していることの事情を説明しました。

何度か条件を話し合って、
・お店だった所に残っている不要な物は私が処分をすること
・電気代と水道代は私が支払うこと
など提案を受けることで破格の値段でいむら建築に貸していただけることになりました。

先輩に建物を借りることができた事を伝え、「レンタルルーム「じすけさま」って名前はどうですか?」と話すと「お〜懐かしいな〜、俺より上の人たちはもっと喜ぶぞ!」と笑ってくれました。
オーナー様にも「じすけさま」の屋号をお借りして良いか相談をすると「懐かしいわ〜。使ってくれて良いけれど、もっとしゃれた名前にしたら。」と笑っていました。

私の住む御前崎はどんどん人が少なくなってきていて、特に子供の数は自分の時代の半分近くになってしまいました。
今回のレンタルスペースで地域の人たちが集まり、笑顔で話ができる空間になれば嬉しいです。
また、開いているスペースには置き場に困った地域の災害用品や備品をおいてもらうように話をしました。
経営としては、すごく儲かる事業ではありませんが、普段はレンタルスペースとして使ってもらい経費を出すことで地域の人たちに使ってもらえたらと考えています。

将来、このスペースで部落のおじいちゃんやおばあちゃんと己書を一緒に書くのも素敵だなって思います。
普段はお金に追われ、ギスギスすることもありますが、何か自分のできることで地域の人が笑顔になる取り組みを少しでもしていきたいと思います!
32(地域の人がこんな感じで演芸をしてくれます。)
まだ始まったばかりの話しですが挑戦して改善して地域の仲間に喜んでもらいたいと思います。

ありがとうございました!

人生で大切なことを教えてくださる杉井先生のブログはこちらです!



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