2019年05月06日

現代貨幣理論(MMT)の中途半端な素人の理解 4 政府の役割 素人織原の理解

>新たなキャラクター政府の役割について話してゆきます。

さて、△鉢の人物が事業を展開する中、△凌擁B氏は10名の従業員を雇ってその従業員に一人10万円の賃金を支払う必要が出ました。
残念なことに、事業を展開して市中から資金を集金するために仕事を行いましたが、まだ仕事が完了していないので市中から報酬としての資金を集金できていません。
ですが、従業員へ賃金を支払わないわけにはいきませんので現金が必要になりました。現金手渡しをする企業なんですねw。
と、いうわけで、人物B氏は自分の【100万円を現金化できる権利】を行使して、α銀行a支店から≪現金100万円≫を得ます。
さぁ、ところが今度はの人物Cがやってきて、△汎瑛佑暴抄醗に賃金を現金で支払うから【100万円を現金化できる権利】を行使して≪現金100万円≫を得ようとします。

ところがα銀行a支店はもう人物B氏に≪現金100万円≫を供給したので、≪現金100万円≫がありません。
このままですと、人物C氏は【100万円を現金化できる権利】を実際には持っていないこととなり、賃金を支払うことができず信用を落とします。

ですがご安心ください。こういう時のために、政府がお金を印刷して供給してくれました。はい、これで人物C氏もα銀行a支店から≪現金100万円≫を得ます。

はい、突然ですが人物A氏が≪現金100万円≫で買い物をすることになりました。なので、銀行から≪現金100万円≫を引き落としにα銀行b支店に現れました。あら?以前a支店で預けたのにb支店に来たんですね。b支店には一度も≪現金100万円≫を預けていませんのでいくら【100万円を現金化できる権利】があっても、≪現金100万円≫は本来はないはずです。
ですが、実際には人物C氏と同じように政府がお金を印刷して供給してくれました。

はい、つまり以上のように皆さん漏れなく【100万円を現金化できる権利】を行使して≪現金100万円≫を手にすることができました。

結果どうなったでしょうか?
人物A→≪現金100万円≫
人物B→≪現金100万円≫
人物C→≪現金100万円≫

≪現金300万円≫が現在市場に存在する、ということになります。最初は人物A氏の≪現金100万円≫だけだったのに。

この現象をインフレーションといいます。
インフレとは物価が上がることを言いますが、それは同時に円の価値が下がることを示します。
かつての100万円の価値が300万円になるわけですから1万円の価値はかつての3分の1の価値、1万円と書かれていますが0.3万円の物品しか買えなくなっています。

はい、実はこれが政府の役割です。
適切に国民が求めるように現金を金融機関を通じて市場へ供給する、これをマネーサプライを上昇させるといいますが、それが基本の役割です。なんたってお金を印刷することができます。これを通貨発行権といいます。
もちろん、上記のように1万円の価値がいきなり3分の1になったりしたら困ります。ですので、時機を見て適切なインフレを適切な範囲で行う必要があるわけです。
政府の仕事は適切なインフレを起こすことが仕事、とすら言い換えることができるでしょう。

ハイパーインフレがああああああっ!といわれる前に言っておきましょうw。
実際にはいきなり3分の1になることは「意識して数年単位で継続して行わないと無理」です。
そして、意識して継続的に行ってもインフレになかなかならない可能性すら、この日本には現実には存在します。

例に出した人口3人の小さな世界の事例は2つ前の記事で述べたとおり、簡略化したモデルなのでちょっとした現象でも大きな変動を観察することができます。あくまで簡略化したモデルなので現象の傾向だけを観察して欲しく思います。

例えば「3名が同時にいきなり預金を引き落とす」=【100万円を現金化できる権利を行使する】という状態は、現実に当てはめると、ある日突然、1億2千万人の人間がいきなり全額預金を一瞬にして引き落とすという「取り付け騒ぎ BANK RUN」に即時対応したために大きなインフレが発生するという現象です(寧ろそういうことが小さい規模で起こったほうが良いくらい日本のデフレは異常ですが)。
あり得ますか?あり得ませんでしょ、常識で考えて。


さぁ、以上、久々に4年4か月ぶりに経済を語ってまいりました。
4年たって何にも変わっていない、むしろ悪化している世の中に愕然としますねw。
実質賃金が下がってますけど、増税したらもっと下がるんだろうなぁw。
あきらめて亡くなった皆さん、あの世でお元気ですかw?
私もそっち行こうと思ったけどもう少し頑張るよw。


ざっくり何が言いたいかというと、この上記の万年筆マネーによる資金調達の仕組み、MMT、現代貨幣理論の根幹を理解しないと、国の借金理論に騙され、消費税増税に騙され、政府が適切なインフレーションを起こす仕事を怠っていることにも気づけない、野党の無能にも気づけず、与党の詭弁にもすべてに騙されて一切の抵抗すらできず丸裸にされて死にます。

経済学の専門ではない私ですら気づけたのです。決して難しくない話です。
よろしければご参照ください。


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中野 剛志
東洋経済新報社
2016-12-09






orihara22 at 07:00|PermalinkComments(0) 経済考察