自分がとことん発想頼みの人間であることを認識する今日この頃。依頼原稿のための材料をさんざん集めて、後は枠組みにしたがって書くだけの状態になってもうどれくらい経つのだろう。肝心の枠組みがいくら頭をひねっても出てこない。
 枠組みもないのに材料をどうやって集めたの、という声がどこかから聞こえてくるのだが、いやそれは何となく、としか言いようがない。興味の赴くままに当たるを幸いとばかりに集めまくった材料を前にしばらく悶々と過ごしていたら、いつの間にか天から何かが降ってくる。そして、降ってきたらあとは一気に、とまでは行かないまでも、さほど時間もかからず、まあなんとかまとまった原稿になるというやり方で、これまでなんとかやってきた(←いやいや、おまえが思てるほどまとまってないで、というツッコミは横に置いといて)。
 でも、今回は降ってこない。
 どこで行き詰まっているかを言葉にすることはさほどむずかしいことではないのかもしれない。単純化して言えば、哲学と神経科学の親和性のはざまで、さて社会心理学の出番は何?というところだろうか。でも、”ダンシングオールナイト、こぉーとばにすればー、ダンシングオールナイト、嘘に染まるぅー♪“ということで、きっとそれとは違う何かが、言葉にできない何かが今回の行き詰まりの背景にある。それは何?
 分からん。あ”ー、頭悪いな!
 こんな時には、確か、遠くに旅に出ると良い発想が生まれるのだったか。でも、きっと駄目だろうな。もうこんなことを戦略的に考えている時点で、この問題からの心理的距離が近すぎる。だから、いくら物理的距離をとったところで無駄。あ”ー!
 もうこうなったら、寝るしかない。寝て、レム睡眠の情報整理機能に頼るしかない。そういえば、最近の夢はけっこう一大スペクタクル系の内容のものが多い。きっと何か、まあどういうか、ダイナミックに整理してくれているんだろう。
 明日の朝目覚めたら、あとは一気に・・・・。