2007年05月28日

5月25日NY外国為替相場



5月25日(ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場ではドルがユ
ーロに対して約1週間ぶりの大幅安を記録した。午前に発表された4月の米中
古住宅販売件数がほぼ4年ぶりの低水準だったことから、ドルが売られた。

ドルはブルームバーグが調査する主要16通貨のうち、円と豪ドルを除く
14通貨に対して下落した。4月の中古住宅販売件数(季節調整済み、年換
算)は2003年6月以来初めて600万戸を割り込んだ。一方、北朝鮮のミサイ
ル発射実験を受けて円はユーロに対して2週間ぶりの大幅安となった。

デーリーFXドットコムのシニア通貨ストラテジスト、ボリス・シュロス
バーグ氏(ニューヨーク在勤)は、「住宅市場の減速を示す中古住宅統計は、
明らかにドル対する売り圧力を高めた。統計内容はドル弱気派にとってはその
見方を強めることになった」と語った。

ニューヨーク時間午後3時53分現在、対ユーロでのドルは1.3447ドル
(前日は1ユーロ=1.3429ドル)。対円でのドルは1ドル=121円75銭、
前日は121円40銭だった。ユーロは円に対して163円71銭。前日は163
円02銭だった。

中古住宅の不振

全米不動産業者協会(NAR)が発表した4月の中古住宅販売件数は前月
比2.6%減の599万戸だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ
スト予想の中央値である612万戸を下回った。

CMCマーケッツ(ニューヨーク)の主任外為アナリスト、アシュラフ・
レイディ氏は、「住宅市場が底を打ったとの結論に至るにはまだ早いことが示
された。ユーロはまだ上昇するとみられ、ドルにとってはさらなる下落の予兆
となった」と述べた。

レイディ氏は10月までにユーロはドルに対して1.37ドルをつけるとみ
ている。

商務省が前日発表した4月の米新築一戸建て住宅販売は前月比16%増の
年率換算98万1000戸となった。増加率は過去14年で最大。3月の新築住
宅販売は84万4000戸と、速報値の85万8000戸から修正された。ブルーム
バーグ・ニュースが実施したエコノミスト予想の平均は0.2%増の86万戸だ
った。新築住宅価格の中央値は前年同月比10.9%下落した。

トレーダーは連邦公開市場委員会(FOMC)が年内にフェデラルファン
ド(FF)金利誘導目標を引き下げるとの見方を後退させている。FF金利先
物10月限利回りは5.21%、1週間前は5.19%だった。

円が下落

円は主要16通貨すべてに対して下落した。韓国の合同参謀本部の発表に
よると北朝鮮は25日、通常の年次軍事訓練の一環として複数のミサイル発射
実験を実施した。これに対し安倍晋三首相は、追加制裁の可能性を示唆し、北
朝鮮を強くけん制した。

1カ月物ユーロ・円オプションのインプライドボラティリティ(IV、予
想変動率)は7.05%と、約2週間での最高に達した。

ソシエテ・ジェネラルのシニア為替トレーダー、クリスチャン・デュポン
氏(モントリオール在勤)は、「地政学的リスクの高まりで円が下落してい
る」と語った。

人民元相場

中国の呉儀副首相は24日、2日間におよんだ米中経済戦略対話後の晩餐
会で、人民元は米貿易赤字の原因ではないと述べ、同国が人民元の大幅な上昇
に向けた措置を講じない可能性を示唆した。

対ドルでの人民元はほぼ変わらずの7.6523元。2005年7月のペッグ
(連動)制廃止後では8%の上昇。

ブラジルのレアルは対ドルで0.9%上昇して、1ドル=1.9510レアル。
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスがブラジルを格上げ
の方向で見直すことが明らかになり、買いを集めた。

5月25日NY債券相場



5月25日(ブルームバーグ):米国債相場は続落。今週は米連邦公
開市場委員会(FOMC)メンバーからインフレ抑制に対する決意表明
が相次ぐなか、米景気回復兆候を受けて、債券相場は週間ベースで3週
続落した。

朝方発表された4月の米中古住宅販売件数がほぼ4年ぶりの低水準
に落ち込んだことを受けて、10年債相場は一時下げ渋る場面もあった。
24日の市場で10年債利回りは1月以来の高水準に上昇。新築住宅販売
件数が14年ぶりの大幅増となったことから米利下げ見通しが弱まったこ
とが背景だった。

ドイツ銀行の上席投資ストラテジスト、ジェラルド・ルーカス氏
(ニューヨーク在勤)は、「指標に対する相場の反応が鈍かったことは
ここ2週間の相場の低調を示唆している」と指摘。さらに、「市場が弱
いニュースに反応できないときには、弱気トレンドが続いていることを
意味する」と述べた。

キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午後
2時45分現在、10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp
=0.01ポイント)近く上昇し4.86%。週間ベースでは6bp近く上昇。
前日には一時4.90%と、1月31日以来の高水準を付けた。25日の10年
債価格(表面利回り4.5%、2017年5月償還)は1/8下落し97 6/32。

米利下げ観測後退

米商務省が24日に発表した4月の米新築一戸建て住宅販売(季節調
整済み、年率)は前月比16%増の年率換算98万1000戸となった。増加
率は過去14年で最大だった。

バンク・オブ・アメリカ証券の米金利戦略責任者、マイケル・クロ
ハティ氏は、「新築住宅販売は急激に増加した」と指摘した上で、「F
OMCの利下げ観測を打ち消す水準に達している」と述べた。

  全米不動産業者協会(NAR)が25日に発表した4月の中古住宅販
売件数(季節調整済み、年換算、以下同じ)は前月比2.6%減の599万
戸と、ほぼ4年ぶりの低水準になった。ブルームバーグ・ニュースがま
とめたエコノミスト予想の中央値である612万戸を下回った。前年同月
比では10.7%減少した。3月の中古住宅販売件数は615万戸と、速報値
の612万戸から上方修正された。

インフレ警戒

FOMCメンバーは今週、インフレが引き続き高過ぎるため、これ
を抑制する必要があると強調した。

  ミシュキン米連邦準備制度理事会(FRB)理事は24日、ダラス連銀
主催の会議で講演し、「重要なのは、インフレから目を離さないこと
だ」と述べた。

今月9日のFOMCでは政策金利が据え置かれるとともに、声明で
はインフレが最重要の関心事との見方が繰り返された。さらに「今後の
政策調整」はこれから出てくる経済指標次第との見解をあらためて示し
た。

DAデービッドソンの債券部門バイスプレジデント、メアリーア
ン・ハーリー氏(シアトル在勤)は「市場はFOMCの文言を額面通り
受け取り始めている」と指摘した。

米国株相場は活発な合併・買収(M&A)に支えられて過去最高値
に接近。債券相場は低調が続いた。

  RBSグリニッチ・キャピタル(コネティカット州グリニッチ)の
金利ストラテジスト、イアン・リンジェン氏「資産配分に基づく取引で、
株式相場が上昇すればその分、債券相場は圧迫される」と語った。

2年債利回りは10年債利回りとほぼ同水準となり、利回り曲線の平
たん化が進んだ。今月は2年債利回りが10年債利回りを上回る相場展開
がほとんどだった。

ICAPを通じた米国債取引は午後2時4分現在、約1374億ドル。
3カ月間の1日当たり平均は約2690億ドル。この日の米国債市場は28
日の米メモリアルデー(戦没者記念日)を控えて午後2時までの短縮取
引だった。28日は休場。29日に取引を再開する。

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5月25日NY株式相場



5月25日(ブルームバーグ):米株式相場は反発。コカ・コーラのエナ
ジー・ブランズ買収に加え、不動産業界での合併・買収(M&A)に関する憶
測を材料に買いが優勢になった。S&P500種は4日ぶりに反発したものの、
週間ベースでは3月以来、2カ月ぶりの下げとなった。

  コカ・コーラは4月17日以来の大幅な上げ。米エナジー・ブランズを41
億ドル(約5000億円)で買収すると発表したことが買いを誘った。アパート
を保有する不動産投資信託(REIT)2位のアーチストーン・スミス・トラ
ストについて、UBSが買収対象になる可能性があると指摘した。これをきっ
かけに、産業別S&P500種株価指数の「不動産」は構成する14銘柄のうち
12銘柄が上昇した。

  コカ・コーラのほか、米2位の株式市場ナスダックの運営会社ナスダッ
ク・ストック・マーケットがスウェーデンの証券取引所運営大手OMXを買収
することで合意した。年初からのM&A総額(発表ベース)は1兆ドルを超え
ており、前年同期比64%増となっている。

ベッカー・キャピタル・マネジメント(オレゴン州ポートランド、運用資
産約25億ドル)のポートフォリオ・マネジャー、ロバート・シェーファー氏は
「M&Aかプライベート・エクイティ(PE、未公開株投資)かにかかわらず、
流動性主導で相場は上昇してきている」と指摘。「不動産投資信託(REI
T)は全般に非常に強い」と述べた。

  S&P500種は前日比8.22ポイント(0.6%)上げて1515.73となった。
ダウ工業株30種平均は同66.15ドル(0.5%)高の13507.28ドル。ナスダック
総合指数は同19.27ポイント(0.8%)上昇して2557.19。

  週間ベースでS&P500種は0.5%安、ダウ平均は0.4%安となり、ともに
8週間ぶりの下落となった。ナスダック指数は0.1%下落した。

               幅広い買い

  ニューヨーク証券取引所の騰落率は3対1と、2週間ぶりの高さとなった。
原油先物相場が1.6%高になったため、エネルギー株が上昇し、全体の上げに
寄与した。業種別S&P500種では「エネルギー」が1.4%高と、全10業種中
で上昇率首位となった。

  ニューヨーク証取の売買高は約12億株と、1週間前と比べ26%少なかっ
た。28日のメモリアルデーを含む3連休を前に一部の投資家が早めに休暇を取
ったため、商いは薄かった。

              不動産株の上昇

  アーチストーンは8%高となり、ほぼ7年ぶりの大幅な上昇率を遂げ、S
&P500種の構成銘柄で上昇率首位となった。

  4月の中古住宅販売件数が前月比2.6%減の599万戸と、ほぼ4年ぶりの
低水準になったものの、REIT株はほとんど材料視しなかった。

               鉱山株

  金先物相場が前日に付けた2カ月ぶり安値から回復。銀相場も上昇したた
め、フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドなど鉱山株が上
昇した。

  ナスダック株は下落。同社はOMXを現金と株式交換方式により251億ク
ローナ(約4500億円)で買収することで合意した。

      NYSEユーロネクストの投資判断引き上げ

  世界最大の証券取引所運営会社、米NYSEユーロネクストは上昇。ゴー
ルドマン・サックスのアナリスト、ジョシュア・カーター氏が世界の取引所の
統合が進むとの見通しがNYSE株の支援材料になるとし、投資判断を「売
り」から「中立」へ引き上げた。

  クロフト・レオミンスターで約6億ドルの資産運用に携わるラッセル・
クロフト氏は「相場は適正水準にあり、M&A活動は続くだろう」と述べた。

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5月25日NY金相場



5月25日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は反発。ユーロが対ドルで上昇し、代替投資としての金の魅力が高まった。

金相場は総じてユーロの値動きと一致している。ユーロは今週に入り、ドルに対して6週間ぶり安値をつけた。年初から前日までの値動きをみると、金相場は2.4%上昇、ユーロはドルに対して1.8%上げた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場6月限は前日比2ドル(0.3%)高の1オンス当たり655.20ドル。前日は1.4%安と、3月15日以来の安値だった。週間ベースでの金は1%安。3週連続の下落となった。銀先物7月限は同8セント(0.6%)安のオンス当たり13ドルだった。

ハドソン・リバー・フューチャーズ(ニューヨーク)のカルロス・ペレスサンタラ社長は、「金にはこの水準で買いが入るだろう」と語った。



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5月25日NY原油相場



  5月25日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油先物相場は反発。
前日の2.4%安は説明が付かないほど大幅な下げだったとの見方が背景。
ナイジェリアで石油関連の労働者が誘拐されたことも買いを促した。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨーク)
の石油ブローカー、トム・ベンツ氏は「昨日のような大幅下落の後には
幾分の反発は予想すべきだ」と述べた。さらに、「ナイジェリアでは誘
拐や攻撃の脅威や暴力が増えており、イランをめぐる情勢も緊迫してい
る。また、ガソリン在庫はひっ迫している」と付け加えた。

前日のニューヨーク市場原油先物相場はバレル当たり1.59ドル下落
と、1日の下げ幅としては4月9日以来最大だった。独立系石油精製・
販売会社バレロ・エナジーや米石油3位のコノコフィリップスがルイジ
アナ州やテキサス州の製油所での生産を削減したことが嫌気された。米
英の政府広報官によると、25日にナイジェリアで誘拐された石油関連労
働者には米国人3人や英国人4人が含まれる。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物7月
限は前日比1.02ドル(1.6%)高の1バレル=65.20ドル。週間ベース
では1.2%安。過去1年間では8.6%下げている。

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2007年05月25日

5月24日NY外国為替相場



5月24日(ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場ではドルがユ
ーロに対して約6週間ぶりの高値を記録した。午前に発表された4月の米新築
住宅販売では値下げが寄与し、前月比での伸び率が過去14年で最高だったこ
とから、ドルが買われた。

ブルームバーグが調査する主要16通貨のうち、ドルは11通貨に対して
上昇した。トレーダーは連邦公開市場委員会(FOMC)が年内に利下げに踏
み切るとの見方を後退させた。ドイツのIfo経済研究所が発表した5月の企
業景況感指数(2000年=100、季節調整済み)は4月から横ばいとなり、市
場予想には及ばなかった。この日の円は、投資家がキャリートレードを控えた
ことから、上昇した。

三菱東京UFJ銀行の米国コーポレート外為セールス部門のバイスプレジ
デント、ロバート・フレム氏は、「住宅の販売増は値下げによるものだが、そ
れでもドル相場にとっては若干の支援材料となった。過去数週間に発表された
経済指標は非常に堅調な内容だった。リセッション(景気後退)はかなり想定
外といえよう」と語った。

ニューヨーク時間午後3時18分現在、対ユーロでのドルは1.3430ドル
(前日は1.3459ドル)。一時は1ユーロ=1.3415ドルと、4月11日
(1.3408ドル)以来の高値となった。対円でのドルは1ドル=121円44銭、
前日は121円66銭だった。ユーロは円に対して163円07銭。前日は163
円74銭だった。

4月の新築住宅販売

米商務省が発表した4月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年
率)は前月比16.2%増の年率換算98万1000戸となった。3月の新築住宅販
売は84万4000戸と、速報値の85万8000戸から修正された。ブルームバー
グ・ニュースが実施したエコノミスト予想調査によると、4月の新築販売は平
均86万戸が見込まれていた。

新築住宅価格の中央値は前年同月比11%下落して22万9100ドル。下
落率は1970年以降で最大となった。

4月末の住宅在庫は53万2000戸と、3月末の54万戸から減少した。
新築住宅の販売に対する在庫比率は6.5カ月分と、3月の8.1カ月分から低
下し、年初来で最低となった。

ウェルズ・ファーゴ・バンク(ニューヨーク)の通貨戦略責任者、ニッ
ク・ベネンブローク氏は、「市場参加者は住宅統計の内容に励まされたが、在
庫一掃のための大幅な値引きもみられた。だが結局のところ、明るいニュース
であり、住宅市場がおそらく安定化した兆しといえるだろう。ドルはやや上昇
しており、この傾向が続くとみている」と語った。

ドイツの5月の企業景況感指数は108.6と、4月から横ばいだった。エ
コノミストの調査中央値では108.8への上昇が見込まれていた。同指数は昨
年12月に108.7と、統計が開始された1991年以来の最高を記録していた。

この日の円は、低金利通貨の円で資金を調達し、高金利通貨で運用する円
キャリートレードの取引が手控えられたことから、主要16通貨のうち15通
貨に対して上昇した。

グリーンスパン前FRB議長の発言

グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は23日、衛星回
線を通じてマドリードの会議で講演し、中国株は「劇的な収縮」に見舞われる
可能性があるとの見方を示した。またブッシュ米大統領がイランの核開発計画
を中止させるために同国への圧力を強める必要があると述べたことから、中東
地域の地政学的リスクが高まった。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS
I300指数は24日、前日比0.5%安。一時は前日比で最大2%下落した。前
日の市場でCSI300指数は過去最高値を更新した。

BMOキャピタル・マーケッツ・エコノミック・リサーチのシニアエコノ
ミスト、デービッド・ワット氏(トロント在勤)は、「リスクの高い資産にと
って衝撃的な材料は、キャリートレードに対する信頼感の減退につながる」と
語る。

この日の英ポンドはユーロに対して4日続伸した。

5月24日NY債券相場



5月24日(ブルームバーグ):米国債相場はほぼ変わらず。住宅市
場の回復兆候を受けて、米国債利回りはほぼ4カ月ぶりの高水準にとど
まっている。

米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーがインフレ抑制発言を
繰り返す中、2年債利回りは3月上旬以来約35ベーシスポイント(bp、
1bp=0.01ポイント)上昇している。

リーマン・ブラザーズの米国債トレーディング責任者、スコット・
ゲビルツ氏は、「債券市場は過去2週間、かなり低迷している」と指摘
した。

キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午後
4時45分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp
=0.01ポイント)弱低下し4.84%。一時は4.9%と、1月31日以来の
高水準を付けた。10年債価格(表面利回り4.5%、2017年5月償還)は
97 101/32。

米経済の底堅さが示されたことから、2年債利回りに対する10年債
利回りの上乗せ幅は一時、4月30日以降で最大の2bpに拡大した。

利下げ見通しの後退

債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメント・マネジ
メント(PIMCO)のマネジングディレクター、ポール・マカリー氏
は、「株式市場が過去1年間と同じくらい堅調なことから、債券市場は
利下げシナリオという幻想をあきらめている」と述べた。

今月は2年債利回りが10年債利回りを上回る、いわゆる逆イールド
を形成した日が多かった。2年債利回りは昨年8月中旬から今年3月中
旬にかけても10年債を上回って推移していた。

10年債利回りは23日、過去3週間で初めて10年債利回りを上回っ
た。

米商務省が24日に発表した4月の米新築一戸建て住宅販売(季節調
整済み、年率)は前月比16%増の年率換算98万1000戸。増加率は過去
14年で最大。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト予想の
平均は86万戸だった。

住宅統計が極めて重要

リバーソース・インベストメントで国債運用に携わるジェイミー・
ジャクソン氏は、「住宅指数は極めて重要だ」と述べた上で、「景気軟
調シナリオの原因を探るとすれば、それは住宅市場だ。この日発表され
た住宅統計は特に重要だ」と指摘した。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は17日、シカゴ連
銀の会議に出席し、融資基準の引き上げが信用力の低い借り手への住宅
ローンの提供を抑制しているほか、住宅差し押さえも増加していること
から、今後数四半期の住宅市場は引き続き伸び悩むだろうとの見解を示
した。

同議長は同日、「サブプライム(信用力の低い借り手への融資)市
場が経済の他の分野や金融システムに現実的な影響を及ぼすとは考えて
いない」と語り、従来からの見方を繰り返した。

米商務省が24日に発表した4月の米製造業耐久財受注額は前月比
0.6%増加。変動の大きい輸送用機器を除く受注は4月に前月比1.5%増
加した。エコノミスト予想は0.6%増加だった。同項目は3月に1.5%増
加した。

強気センチメント

米国債利回りが魅力的な水準に接近するにつれ、相場の下落は限ら
れた可能性がある。

米調査会社ストーン・アンド・マッカーシー・リサーチ・アソシエ
ーツが23日発表した週間の投資家調査では、投資家のセンチメントが過
去3年以上で最も強気になっていることが示された。

ベーカー・グループのストラテジスト、ジェフリー・コーロン氏
(オクラホマシティー)は、「魅力的な水準では幾分の買いが見られよ
う」と指摘した。

財務省は24日、2年債入札(規模180億ドル)を29日、5年債入
札(規模130億ドル)を30日に実施すると発表した。

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5月24日NY株式相場



5月24日(ブルームバーグ):米株式市場ではダウ工業株30種平均が
4日続落。新築住宅販売件数が予想以上に増加したため、今年中の利下げ期待
が一段と後退し、売りが優勢になった。国債利回りはここ2週間、上昇基調に
ある。

  原子力発電で米最大のエクセロンやカリフォルニア州で第2位の公益事業
会社エジソン・インターナショナルが下落。国債利回りの上昇を受け、配当利
回りの魅力が薄れ、売りを誘った。ストレージ(外部記憶装置)メーカーの米
ネットワーク・アプライアンスが発表した収益見通しがアナリスト予想に届か
なかったため、ハイテク株は全般に下げた。

  新築住宅販売の急増に加え、4月の米製造業耐久財受注額が3カ月連続で
増加。景気全体の足を引っ張ると懸念されていた住宅市場と製造業が持ち直し
てきたことを示唆した。フェデラルファンド(FF)金利先物相場が示す9月
の利下げの可能性は9%。前週は51%だった。10年債利回りはほぼ4カ月ぶ
りの水準に上昇した。

  モルガン・アセット・マネジメントで300億ドルの資産運用に携わるウォ
ルター・ヘルウィッグ氏は「耐久財や新築住宅の統計を受け、利下げは以前考
えられていたほど早期には実施されないとの見方が広がった。つまり、株式相
場には好材料ではないということだ」と語った。

ダウ工業株30種平均は前日比84.52ドル(0.6%)安の13441.13ド
ル。S&P500種は同14.77ポイント(1%)下げて1507.51と、10日以
来の大幅な下落率となった。ナスダック総合指数は同39.13ポイント
(1.5%)下落して2537.92。

  ニューヨーク証券取引所の騰落率は1対6。売買高は18億株と過去3カ
月の平均を9.9%上回った。

              公益事業株の下落

  業種別S&P500種で「公益事業」は2.7%安と、ほぼ3カ月ぶりの大幅
な下落率となった。公益事業株の配当利回りは平均で2.9%と、S&P500種
全体の1.8%を上回っている。10年債利回りは一時、4.9%と1月31日以来
の高水準を付けた。

ポイント・ビュー・ファイナンシャル・サービシズのデビッド・ディーツ
ェ社長兼最高経営責任者(CEO)は「10年債利回りが過去10日間、上昇基
調にあり、1月以来の高水準にあることに注目が集まっている。金利の上昇は
株式の投資家にとって不安な材料だ」と述べた。

米商務省が24日に発表した4月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済
み、年率)は前月比16%増の年率換算98万1000戸となった。増加率は過去
14年で最大。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト予想の平均は
86万戸だった。新築住宅価格の中央値は前年同月比11%下落して22万9100
ドル。前年同月は25万7000ドルだった。下落率は1970年以降で最大とな
った。

4月の米製造業耐久財受注額は前月比0.6%増加した。ブルームバーグ・
ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値(1.0%増)は下回った。変動の
大きい輸送用機器を除く受注は4月に前月比1.5%増加した。

               ネットワークAの急落

  ネットワーク・アプライアンスは17%安と2002年以来の大幅な下落率と
なった。S&P500種の構成銘柄の中で下げが最もきつかった。5−7月(第
1四半期)の売上高と特別項目を除く1株利益の見通しがともにアナリスト予
想に達しなかった。

  業種別S&P500種では「情報技術(IT)」が1.7%安と3月13日以
来の大幅な下げとなった。

  S&P500種の「エネルギー」は1.6%安。原油先物相場が2.4%下げ、
エクソンモービルなどに売りを誘った。



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5月24日NY金相場



5月24日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は反落。2カ月
ぶりの安値をつけた。ドルが上昇して代替投資としての金の魅力が損なわれた。
銀も下落した。

金価格連動型上場投資信託(ETF)、ストリートトラックス・ゴール
ド・トラストへの投資は4億6900万トン。過去最高を記録した4月17日以
来6.3%減少した。年初来前日までに金相場は3.9%上昇。ユーロはドルに対
して1.9%値を上げた。

エクイデックス・ブローカレッジ・グループのロン・グッディス氏は、
「金相場は何とか持ち応えている状況だ。ドル相場は相応な水準で推移してい
るため、ファンドマネジャーが金をあわてて買うことはない」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場6月
限は前日比9.30ドル(1.4%)安の1オンス当たり653.30ドル。終値ベー
スでは3月15日以来の安値だった。銀先物7月限は同18.5セント
(1.4%)安のオンス当たり12.92ドルだった。


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5月24日NY原油相場



  5月24日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油先物相場は大幅反
落。先物指標銘柄の引き渡し場所であるオクラホマ州カッシングの製油
所閉鎖で原油の余剰在庫が増加する可能性が生じたことが悪材料となっ
た。

ロンドン原油市場の北海ブレント先物中心限月の7月物は、ニュー
ヨーク先物相場の価格をバレル当たり6.40ドル上回っている。ナイジェ
リアやイランからの供給が中断される可能性を受けて、ブレント先物相
場は上昇している。23日のエネルギー省の週間在庫統計では、ウエス
ト・テキサス・インターミーディエート(WTI)原油在庫の増加が示
された。

サミット・エナジー・サービスの商品アナリスト、ブラッド・
サンプルズ氏は、「WTIがブレントと同方向の相場展開となるには、
カッシング製油所での過剰在庫の減少が見られる必要がある」と指摘し
た。さらに、「ブレントは海外の問題や製品市場の力強さによって相場
が動いている」と指摘した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物7月
限は前日比1.59ドル(2.42%)安の1バレル=64.18ドル。ロンドン市
場(ICEフューチャーズ)のブレント先物7月限は前日比10セント高
のバレル当たり70.70ドルで取引が終了した。

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