町村信孝官房長官は30日のフジテレビ番組で、日本がミャンマーへの制裁を強化することに反対のような発言をした。
「中国が(ミャンマーの)圧倒的な支援国だ。ミャンマーをどんどん中国(の方)に追いやって東南アジアの安定が図れるのか」
というのだ。
その上で「国際的な決定がなされれば日本は当然、従っていく」
と。
でも撃たれたのは中国人じゃない。
日本人なのだ。
日本は独自の制裁をして当然ではないか。
自国民が銃殺されたのに「国際的な決定」に合わせるなんて言っている場合じゃない。
日本が制裁したりすればミャンマーがさらに中国寄りになるなんて、
どこをどう考えれば出てくる考えか。
要するにミャンマーに抗議したり、制裁を加えたりするのはややこしいのでやめておこうということだろう。
元々ミャンマーは中国寄り。
いまさら「さらなる接近」など心配することはない。