新時代の網膜光凝固装置PASCAL
最新機種PASCAL Streamline Yellowを発売
株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、短時間で多数のレーザスポット照射が行える新時代の網膜光凝固装置PASCALの最新機種 PASCAL Streamline Yellowを発売いたします。
PASCAL Streamlineは、共同研究によりスタンフォード大学で開発され独占使用権を得ているPASCAL独自の ”PrecisionSpotTM レーザ照射” 技術を搭載しています。高速ガルバノミラーテクノロジーをはじめ、パターンスキャンを行うための画期的かつ理想的な技術の採用により、患者さんの疼痛を軽減(*2)、また短時間に多数のスポット照射が行えるため治療時間の短縮が図れます。さらに短い照射パルス幅でも安定したパワーで照射することにより均一な凝固斑を可能にしています。PASCAL Streamlineはまさにパターンスキャン(*3)のために生まれたレーザ装置、それは術者、患者さん双方の負担を減らし、かつ安定した光凝固を実現した画期的な眼科レーザ装置です。
(*1)加齢黄斑変性や糖尿病網膜症等、主に網膜疾患・障害の光凝固治療に使用。光凝固治療とは、レーザを照射し熱で組織を凝固させることにより病気の進行を抑えたり治療を行う施術です。
(*2)治療を受けた患者さんのヒアリングによる
(*3)従来のレーザ光凝固装置は1スポット(点)ずつしかレーザ照射が出来なかったのに対し、PASCALは複数のスポットの一括照射が可能。2×2〜5×5の正方配列やサークル、同心円等のパターン(下図参照)をあらかじめ設定すると、その通りにレーザ照射できる技術です。