何か特別な売り材料でもあったのか。
それはありませんでした。
特別な売り材料がなくてもそんなに下げるのか。
あります。
人間でも、ちょっとしたことにびっくり仰天することがあるみたいに。
今日のちょっとしたこととは、日銀の金融政策決定会合開催。
これになります。
金融政策に変更がなかっのです。
私はそんなものはないという考えなので、変更なし当たり前と受け止めましたが、
市場には様々な考えの人がいて、中でも機関投資家たちは追加金融緩和を期待していたようなのです。
しかしそれはなかった。
そこで失望して一斉に売りを出したところ、下げ過ぎてしまった。
こんなことになったといえます。
正直私にいわせると、追加の金融緩和を当てにしているなんてどうかしている。
こうなります。
私は必要ないと思うからです。
でも前述したように、必要と思う人や機関投資家たちもいて、
彼らは、これではマズい、と売ったといえます。
しかし、実は私は有料メルマガがレポートの読者には、
GW前の対応策を細かく紹介していて、売りを勧めていたのです。
だから今日の大幅安もほとんど関係なかった。
こういえます。
実際、読者さんから今日は感謝の電話をいくつもいただきましたからね。
ただ私が持ち株の売りを強く勧めたのは、今日のような下げがあると予測していたからではありません。
GWが近いので用心のために売っておこう。
こう提言し、それがズバリだったことになります。
結果的に読者の大事な資金を守るサポート役を果たせたことになり、
私としては安堵の一日になりました。
改めて書くまでもなく、投資は刺激や頭の体操などのためにやるものではなく、
自分や家族の将来のために行なうもの。
私はこんな考えですので、まずはリスク回避を優先。
これをお勧めしていますので、この点で今日は満足の行く結果を出せて満足です。
それに株が下げた時、資金がなければ株を安く買えません。
この点も考えて、今回私はGW前の売りをお勧めしてきたのです。
実行してもらえれば、キャッシュポジションが高まり、株を安いところで買えますからね。
ささいなことかもしれませんが、このようなことを実行するかどうかで、成果が大きく違ってきます。
自分年金作りの投資では、ぜひこんなことも意識したいですね。