
仕事&投資、お疲れさまでした。
北浜です。
時々、えっ?
と相手の方の改めて顔を見てしてしまう質問があります。
分散投資が良いのでしょうか、
集中投資が良いのでしょうか。
この質問です。
時々、聞かれるので、
他にも選択に迷っている人がおられるんじゃないかと・・・。
■株で作ろ1億円!
まず自分のことから買いておきます。
私は分散投資です。
集中投資は考えられません。
なぜ考えられないのか。
もちろん「卵を一つの籠に盛るな」
という投資格言をよく知っていますし、
1銘柄で勝負する自信もないからです。
実際は特定の銘柄で勝負したいのです。
そして実際実行していた時期もあります。
しかし残念ながら結果は思わしくなかったのです。
それどころか、大失敗することが多かった。
これが現実です。
狙った銘柄が大化けしたことは幾度もあります。
その時は集中投資のすばらしさを実感、
投資は集中投資に限る。
こう思ったこともたびたびでしたが、
その株を利食い、そして新たな銘柄にまた集中投資したところで、
思いがけない急落に見舞われてそれまでの利益を失ってしまう。
こんな経験を幾度もさせられました。
そうなると当然、分散投資をせざるを得ません。
そしてそれを実行するようになったのですが、
結果は正解でした。
当たり前のことながら、リスクが分散されるからで、
ある銘柄が損勘定でも、ある銘柄がプチス勘定になることでそれをカバーしてくれる。
これによりリスクがヘッジされることになる効果はやはり重要です。
もちろん多くの投資家の中には天才的な投資才能を持つ人もいますので、
株式投資は集中投資に限ると主張し、
実際に成果も上げているという人もいるでしょう。
しかしそれは例外的存在。
こう言ってよいでしょう。
それゆえ通常は、分散投資か集中投資か、
で迷う必要はないといえます。
分散投資でOKということです。
では、どの程度分散すればよいのか。
資金によりますが、3〜7銘柄というところです。
ところが私がかねがね多くの投資家さんのポートフォリオを見せてもらっている限りでは、
銘柄が3〜7銘柄どころか、20も30も、と数多い方が非常に多くなっています。
あれこれ有望そうな銘柄を仕込んでいるうちにそんなに増えてしまった。
ということのようですが、10銘柄程度なら管理可能でも、
20も30もとなると、ちゃんと管理できなくなってしまいます。
それを考えると、分散投資が好ましいといっても限度があり、
10銘柄を越えるのは要注意、
好ましいのは3〜7銘柄程度ということになります。