![DSC_1113[1]](https://livedoor.blogimg.jp/orion3/imgs/9/a/9ab83f12.jpg)
今年の6月28日、
グロース市場に上場されたM&A総合研究所って銘柄、
ご存じだろうか。
今日はストップ高して驚いたが、
6月28日に上場された日の初値は2510円。
本日の引け値は7080円。
上場来2・8倍だ。
期間は約4カ月。
4カ月で2・8倍なら十分なのでは。
正直私はこの株がこれほど上るとは思いませんでした。
同業の日本M&Aセンター、
M&Aキャピタル、
ストライクなどの株価が
低迷を続けていたからです。
市場はM&A関連株に関心を失っている。
M&A総合研究所の潜在成長力は素晴らしいが、
市場はそれを無視するか、
気づかないだろう。
こう考えたのですが、
実際は違いました。
グロース市場に上場されて間もなくは、
失速状況が続いたのですが、
8月に入ったとたん、
様変わりの動きになりました。
7月29日に開示された第3四半期決算が、
高収益を誇るM&A各社の業績を上回るものでした。
市場はそれを素直に好感、
株価はそれを切っ掛けに日々水準を高め、
ついに本日のストップ高に至ったといえます。
日本にはまともな成長株などない。
こんな声をよく聞きますが、
私にいわせるとそれはあまりに浅薄な見方といえます。
M&A総合研究所だけでなく、
他にも驚くほどの上昇ぶりとなっている銘柄もあるからです。
M&A総合研究所はそんな銘柄の一つであり、
その収益力の高さと、
株価の成長力は素晴らしいの一語。
私は株の上昇力を判断する場合、
もっとも重視するのは企業価値であり
それが拡大するかどうかを問いますが、
M&A総合研究所はこの条件をクリアしている点で、
モデル的な銘柄といえます。
他に有望株を探す場合も、
同じ条件を適用できることになるだけに、
M&A総合研究所株のこれまでの上昇と、
本日のストップ高は非常に参考になる動きだったといえます。