東京鋼鉄が大阪製鉄の傘下入りを目的に開催した臨時株主総会。

会社側の期待は裏切られ、株主に否決された。

これで東京鋼鉄は大阪製鉄の傘下入りを断念せざるを得ず、

投資ファンド「いちごアセット」の実質的な支配下に入ることになる。

いちごアセットは、支配するつもりも、物言う株主にもなりたくないとのことながら、東京鋼鉄はとてもそれを信じるわけに行かないだろう。

今回のことで重要なのは、経営陣は常に株主に十分に配慮しながら経営していかなければならない時代に入っていることだ。

株主、特に大株主の意志を無視したり、ご機嫌を損ねるようなことをすれば投資ファンドなどに株を委ねる株主が多くなっているのだ。

経営者は片時もこの点を忘れてはならない時代です。

でないと株主は簡単に敵に回る。

そうした方がメリットがあるからだ。