[9月30日 朝刊]

NYダウ、NASDAQともに反落。
消費者信頼感指数低下と原油先物価格安で売り優勢に。
東京株式市場、米国市場下落で積極買い入りにくく軟調展開へ。
円高一服で輸出関連株の反発確率高く全体を支える形に。

■NY47・16安、NASDAQ6・70安。
両市場は揃って反落した。
前日大幅高したため、基本的に利益確定の売りが多かった。
その切っ掛けになったのは。9月の米消費者信頼感指数。
予想に反して前月から低下していたのだ。
一方で7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は前月比で上昇していた。
これは好材料だったのだが、7月のそれであることもあり、
消費者信頼感指数の悪化の方強く意識されてしまった。
前日、格付け会社が金融保証会社MBIAの格付けを引き下げたことも市場マインドを悪化させた。

■東京株式市場。
昨日の日経平均株価は堅調な展開になった。
前日大幅安してしまったため、リバウンド狙いの買いが入った結果だ。
それにより何とか10000円台をキープして終われたが、
それでも力強さは感じられなかった。
為替が90円をはさんで微妙な動きを続けていたためだ。
このような状況を受けて今日はどんな展開になるか。
米国市場安や原油先物価格安がマイナスに働くのは避けられない。
このため基本的には軟調な展開を想定しておきたい。

ただ為替は90円台に下げている。
今回円は88円台まで上昇した。
いまは急激な円高が修正されつつあるところであり、
今日は90円台前半での推移が見込めるため、
輸出関連株の反発があり得る。
それでも積極的な買いは入りにくく、
上昇しても小幅に終わるだろう。
状況が変るとすれば、いつものように上海、香港市場高になるが、
これらの市場も際立つような上昇は見込めず、
やはり方向感が出ないままに個別に材料株が物色されて終わってしまいそうだ。