3月8日 朝刊
NYダウ3日ぶり反落、NASDAQ4日続伸
米国市場、コーン国家経済会議委員長の辞任に失望
東京市場、目先の円上げ止まりを好感へ
中小型株中心に見直し買い盛んに
NYダウ82・76ドル安、NASAQ24・64ポイント高。
7日の米株式市場は両市場がまちまちの動きになりました。
NYダウが3日ぶりに反落したのに対し、NASDAQは4日連騰と堅調な展開でした。
NYダウの下落要因となったのは米政権の経済政策の要だったコーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任を表明したこと。
同委員長は「良識派」とされていたため、それが辞めるというのはトランプ政権にとって大きな痛手。
こう市場は見たのです。
それにコーン氏は国際協調を重視していたため、
トランプ大統領が打ち出した鉄鋼・アルミ輸入への関税引き上げ策に抗議していたとも報じられ、
トランプ政権の強攻策を案じる声が多くなったといえます。
その一方でIT関連株の多くは上昇、NASDAQが上昇したのを見る限りでは、
関税引き上げ案は特に米国経済を揺さぶるほどのマイナス材料とは見られていないと解釈することも出来ます。
以上のような動きを受けて今日の東京市場はどうか。
このところ対ドルでの円が、
日銀総裁発言やコーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任などを受けて上昇中だったため、
それがさらに上値を追うかどうか次第、
こんな一日になりそうです。
現在の水準は106円台の手前であり、
いつ105円台に入ってもおかしくない状況ですが、
106円台前半で踏みとどまってもいます。
この水準なら日経平均の続伸があり得る状況です。
105円台と106円台では、心理的に受け止め方に大きな違いがあるからです。
目先105円台では圧迫感があり、106円台でそれがかなり薄らぎます。
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