3月14日 朝刊

NYダウ続落、NASDAQ反落
ティラーソン国務長官解任とクアルコム買収禁止を警戒
東京株式市場、米国市場安に連動安へ
ハイテク株が軟調に

■NYダウ171・58ドル安、NASDAQ77・31ポイント安。
13日の米株式市場は両市場とも下げてしまった。
売り材料が2つあったといえます。
まずは、トランプ米大統領がツイッターでティラーソン米国務長官の解任を突然発表、
外交面で不透明感が強まったとして売られた。
シンガポール企業のブロードコムによるクアルコム買収に対し、
トランプ大統領が禁止を決定したことも売り要因になったといえます。
代わりに債券が買われ、長期債利回りは低下、
この点は歓迎できる展開になったといえますが、
市場の関心は薄かったようです。

以上のような動きを受けて今日の東京市場はどうか。
NYダウだけの下落なら東京市場はたえられるかれませんが、
NASDAQも下げたとあっては反落確率が高くなってしまいます。
国内政局を案じる声も聞かれるものの、
それはほとんど関係ないでしょう。
市場が常に意識しているのは米国の金利動向であり、
主力銘柄のそれであり、昨夜はそれに異変の兆候が見えたとして、
今日は売りが避けられないと見るのが自然です。
問題はどの程度下げるかですが、
最低でもNY市場の0・68%下落と同じ150円前後、
しかし東京市場は下落する時は大抵NYダウの下落率を越えるので、
200円前後の下げもあり得ます。


「この記事は 参考になった ! 」という場合はお手数ですが、
下のブログランキングボタンをクリックしていただけると助かります。

人気ブログランキングへ←応援クリックで次回の投稿にも気合が入ります


夕刊は以下の無料ルマガで読めます