NYダウ、NASDAQともに下落
国のシリア攻撃示唆を懸念
東京市場、好悪材料消化難で動き取れず
様子見気分強く軟調な一日に
11日の米株式市場はNYダウ218・55ドル安、NASDAQ25・27ポイント安。
ともに下落してしまった。
対中貿易摩擦は後退し、フェイスブックに対する批判も弱ったものの、
新たな懸念材料が浮上したのだ。
シリアが化学兵器を使用した疑いがあるとして、トランプ大統領がシリア攻撃を示唆する発言をしたのだ。
なにしろ大統領は、例によってツイッターに、
「シリアにミサイルが来るぞ」と投稿したのだ。
実際はいまのところロシアにシリア支援を中止するよう働きかけている最中だが、
ツイッターに前述したようなことを書いた以上、
シリア直接攻撃の意図があり、準備も行なっていると見るのが自然でもあることから、
市場は警戒のために売りが先行したままに終った。
以上のような状況を受けて今日の東京市場はどうか。
米国よるシリア攻撃懸念があるとなると、東京市場としては上がるわけにいかない。
これが実際であり、今日も様子見になってしまうだろう。
かといってシリア攻撃があるとしても、遠い国のことであり、
日本への影響はあるにはあるものの、深刻なそれは考えられないため、
大きく売り込むわけにもいかない。
これが実際のところであり、下げても小幅に終る可能性が高くなります。
ただ地政学リスクが市場の関心事になると、
石川製作所、豊和工業株などはほとんどいつも決まったように反射的に上昇するので、
今日もそれが見られる可能性は高いといえます。
しかし明日まで続くかどうかは分かりません。
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