
「経営効率のよい会社に投資すべきだ」
こういわれていますが、
「経営効率が良い」
とは一体どんな会社なのでしょうか。
あなたはご存じですか。
■株で1億円作ろ!
株式市場では、誰もが口にするにしては、
実体がどんなものかよく分からない。
こんなことばが数えきれないほどあります。
「経営効率が良い」
これもそんなことばの中に一つです。
経営効率が良い、とは分かったようなわからないようなことば
ではないでしょうか。
なにをもって経営効率が良いということになるのか。
株主資本利益率。
(株主資本利益率 = 当期利益 ÷ 純資産 × 100)
これがそれを表しています。
企業が純資産(資本)をどれだけ効率的に利用しているか、
を示す指数だからです。
数字が大きければ大きいほど、資本が効率的に使われていることになり、
優れた会社。
こうなります。
では、いくらくらいあれば良い会社と言えるのか。
一般的には10%前後あれば合格です。
もちろんそれよりも高い15%以上となると数は少なくなり、
優良企業の仲間入りが可能になります。
そのため実際の投資では、まず株主資本利益率が15%以上の銘柄を探す。
こうします。
そこで期待に答えてくれそうな銘柄が見つからなければ、
15〜10%層の中から探せばよいこと、
さほど難しい作業ではありません。
その先に有望株が隠れていると思えばむしろ楽しい作業になります。