仕事&投資、お疲れさまでした。
北浜です。
株式投資では、
「負けず嫌いは勝ちにくい」
こんなことを言うと奇妙な顔をされてしまう。
「株に限らず、
何事も負けず嫌いの人が勝つに決まっているじゃないか」と。
■株で作ろ1億円!
スポーツやその他勝負事では、
負けず嫌いだった方が勝ち残り安いでしょう。
あっさり負けを認めてしまったら、
そこで勝負あったになり、
敗北が決定的となるからです。
そのためスポーツや将棋などでは、
絶対負けられないと粘りに粘った結果、
逆転して勝利した。
こんな例はいくらでもあります。
つまり「負けず嫌い」だったことで、
勝利したのですから、
「負けず嫌い」は勝利への大きな条件の一つにさえなるといえます。
では、株式投資ではどうか。
「負けず嫌い」の人は、
私が知る限りでは、投資に失敗してしまう人が多数です。
負けず嫌いゆえに、株式投資で成功しなければ、
と頑張るのは勝利へのステップになるのですが、
株式投資は、頑張れば儲かるというものではありません。
どんなに頑張ったところで、
投資タイミングが悪ければ、株価は期待と逆に動いてしまい、
その結果、資金は失われてしまいます。
問題なのは、そうなった場合です。
負けず嫌いとなると、
とても損失など認められず、
頑張って少なくともトントンに戻ることを目指します。
といっても自分で株価が上がるようなことが出来るわけではないため、
ただひたすら持続し続ける。
こうすることになり、
その結果は大抵が損失を拡大させてしまう。
こうなるものです。
損失が拡大しなくても、
塩漬けにしておくため、大事な資金が、
まさしく塩漬け状態となり、
市場の流れが変わってもそれについていけません。
それでも負けず嫌いの人は、
負け=損失を認めたくないため、
依怙地に頑張り続け、
無駄に時間を過ごしてしまう。
こうなりだちです。
で、対処法は?
簡単です。
あっさり負けを認めてしまう。
これになります。
実際の喧嘩でも、強者と戦い、
不利な場合、とことん戦ってしまうと、
とんでもないことになります。
最悪命を失うことになるのです。
株式投資ではそこまでのことはありませんが、
ともかく、
負けをあっさり認めてしまう。
こうすれば、意外にも勝利者になれるのです。