日銀、マイナス金利の解除へ1歩。
日本銀行が企業の賃上げ表明や
ヒアリングなどを通じて、
昨年を上回る高水準の賃上げ実現に自信を深めているという。
日銀が企業に賃上げを働きかけたり、
要求したりすることが出来るわけではないのに、
賃上げに関心を寄せているのは、
もちろん今後の金融政策にそれが大きく関わって来るから。
日銀はこれまで物価の推移と
賃上げの動向を見守りたいとして来ました。
現在物価は2%台をキープ、
デフレからの脱却が見込める状況となっているのに加え、
賃上げが昨年同様高水準を保つなら、
マイナス金利の解除を考えるだろう
こんな憶測が説得力を持つ状況となっているため、
いまは日銀から発せられるあれこれの情報が、
株価に大きく関わって来ると見ておくべきで、
ここから私もしばらく日銀ウオッチャーでありたいところです。
今後の金融政策は、東京市場全体に関わる前に、
まずは銀行・証券、その他金融株の動きに大きく影響するからです。
いや、もうすでに動き出している銘柄もあります。
それらはゼロ金利の解除を想定した動き。
こう見てよいため、三菱UFJをはじめ、リースのオリックス、
証券の野村ホールディングスなど、
業界最大手やそれに続く2番手銘柄からも、
目を離さないようにしたいですね。
そこにも爆益STAR株あり、です。