➡️銘柄選びは好きな企業より収益好転向上企業。 ソニーが好きならソニー株が、 トヨタ自動車が好きならトヨタ自動車株が・・。 という具合に自分好みの銘柄が上昇すると、 気分が高揚し嬉しくなるため、 つい社名をよく知っている銘柄、 自分が就職するなら選ぶであろう銘柄を 投資対象としがちです。 それは間違いではないものの、 投資成果という点では、 好みの企業より、 数字のよい企業=収益向上銘柄、 こちらを選んだ方が銘柄選択の幅が広がりますし、 成果も上がりやすくなります。 たとえば日本たばこ株。 私はたばこを吸いませんし、 喫煙にも否定的です。 そのため企業としての日本たばこの存在について好感を持っていません。 しかし投資対象としては、とても有望度の高い銘柄として、 多くの投資家さんに買いを勧めてきました。 しかもしょっ中。 投資はあくまでもビジネス。 投資するなら利益を上げることが一番で、 自分の主義主張、 好みとは切り離して考えるべきだと考えているからです。 日本たばこ株だけに限りません。 自動車株にしても、 妻がスバルに乗っていてSUBARUに好感を持っているものの、 投資はスズキをよく勧めます。(私は運転できない) もちろんインドでの販売力に着目してのことです。 ビール株でも同様のことが。 飲んでいるのはアサヒなのに 投資の対象とするのはキリンという具合です。 キリンの「晴れ風」のヒットが続くと見ているからです。 他の分野についても同様で、 自分の好みよりは実需重視。 株はこうした方が 私の経験では成果が上がりやすくなります。
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