石破新政権誕生とその直前ショック安へどう対応? 私が提案している 未来バカ勝ち「株リッチ1000年」プロジェクトでは、 当然石破新首相誕生と、それを目前した段階での石破ショックへの対策も考えていますので、そのご紹介です。 投資家のほとんどは週明け早速石破氏ショック安に耐えねばなりませんが、 問題は下落が長引くのか短期で消息するのか。 私は米国市場がダウ、SP500ともに史上最高値をつけたばかりという強さであることに加え、FRBは年内さらなる利下げの可能性があるとの見方もあることから、3市場ともに年末高に向けて浮上を続ける。 こんな可能性が高く、東京市場も石破政権の緊縮財政政策の実施方針を恐れながらも、恐る恐る米国市場を追随すると考えられるからです。 それに石破氏は自民総裁選の初期段階では、岸田首相と同様に金融所得への課税強化をぶち上げていたものの、 今回の株価暴落でかつての「岸田ショック」を思いだし、方向転換、つまり金融所得への課税強化に及び腰になるでしょう。 新NISAに限るなら、永久無税が約束されているシステムでもあり、それを変更することなどまずあり得ないことでもあります。 となると石破政権にはなんの問題もないかのような印象を与えかねませんが、もちろんそうではありません。 なんといっても石破氏は、総裁選前までの各社の世論調査では首相になって欲しい人物として人気首位だったのです。 そして総裁選には5度も立候補、4回苦杯を舐めながら5度目のチャレンジで成功したのです。敗北しても敗北しても諦めない。これは普通は出来ることではありません。チャレンジ精神旺盛というより、信念を貫く意志が常人以上に強固ということになるでしょう。サバイバルに強い人物ともいえます。 そんな首相が人気持続を期待して、新NISAへの課税はないとしても、一般取引に対しては課税強化に踏み切る可能性はあります。それに緊縮財政策も「孫子の代につけを残すな」の一言を発するだけで国民の支持を得やすく、実行されることも有り得ます。 何しろ前述したように石破氏は信念の人+理論の人なので、世直し意識の強さから行き過ぎの恐れがあり、この点懸念されるところです。 ただ、マスコミは大抵政権に対して厳しいため、石破氏に対しても同様で、就任後しばらくするとたちまち集中砲火を浴びてしまい、短命に終わってしまうことも考えられます。菅元首相、岸田現首相もマスコミのネガティブ報道により世論の評価が忽ち低下、結局短命に終わっています。 そうなる契機となる狼煙。まずは「週刊文春」、「週刊新潮」からのスタートとなりそうです。 以上のような予測を前提に、私は投資対象としては防災分野に目を向けています。防災事業は地方創生とも結びつきやすく、国民の支持も得やすいからです。もちろん「石破=防衛」なので、防衛関連株も魅力的ではあるのですが、目先上がり過ぎなので手を出し辛く、今後大きく下げたところで狙い直す作戦です。 この点では、週明け後に想定される市場全体の下げは「割安成長株」の絶好拾い場と考えるのが適切となります。 以上、未来バカ勝ち「株リッチ1000年」プロジェクトの提言でした。参考になれば幸いです。