きんでんの2024年1〜3月期(第4四半期)の決算は
好調でした。
以下に、具体的な数値と好調の要因をまとめます。
■2024年1〜3月期(第4四半期)の業績 売上高:2,274億円(前年同期比 +10.0%) 営業利益:220億円(同 +32.0%) 経常利益:227億円(同 +24.4%) 親会社株主に帰属する当期純利益:159億円(同 +18.9%)
これらの結果、通期(2023年4月〜2024年3月)の業績も好調で、
売上高は6,545億円(前年同期比 +7.5%)、営業利益は427億円(同 +14.0%)、
経常利益は460億円(同 +14.3%)、純利益は336億円(同 +16.8%)となりました。
■好調の要因
堅調な受注と売上の増加:主要な工事部門での受注が堅調に推移し、
それに伴い売上高が増加しました。
利益率の改善:売上営業利益率が前年同期の7.3%から10.7%に改善し、
収益性が向上しました。 コスト管理の徹底:コスト管理の徹底により、
営業利益と経常利益が前年同期比でそれぞれ14.0%、14.3%増加しました。情報源
■今後の株の見通し
【1. 業績面からの見通し:堅調】
きんでんは2024年3月期までの業績が非常に好調でした。
特に注目すべきは:
営業利益が前年比+14.0%
営業利益率が10.7%まで改善
純利益も前年比+16.8%
安定した公共工事や再開発、電力・通信インフラ整備が背景にあり、
インフラ投資が継続する限り、業績は堅調に推移する可能性が高いです。
【2. 事業内容:ディフェンシブ性が強い】
きんでんは、関西電力系の電気設備工事を主力とする総合設備工事会社です。以下の特徴があります。
電気・空調・情報通信・土木・建築などインフラ寄りの需要が安定
公共案件や再開発、再生可能エネルギー、5G関連など成長テーマにも絡む
景気に左右されにくく、ディフェンシブ銘柄としても評価されやすい
【3. 株主還元:配当も魅力的】
配当利回りは3%台後半(2025年3月期予想:年間配当96円)
近年は連続増配傾向
財務内容も健全で、自己資本比率約65%超
安定配当+増配期待あり。中長期保有に向いた銘柄。
【4. 株価の懸念材料】
すでに好決算を織り込んだ感があり、短期的には材料出尽くしの利益確定売りが出る可能性
建設業界全体の人件費・資材コスト高が利益率を圧迫する懸念あり
公共投資の縮小や設備投資抑制があれば逆風になる
【5. 総合的な見通し】
期間見通しコメント
・短期★★☆☆☆
利益確定売りや指数連動の調整に注意
・中期★★★★☆業績・配当ともに安定、押し目は拾いたい
・長期★★★★★インフラ更新需要&安定配当で堅実に期待
【結論】
「安定成長・高配当・ディフェンシブ性」の三拍子がそろった良銘柄。
短期での急騰は狙いにくいものの、中長期では資産形成やインカムゲイン狙いに適した銘柄といえるでしょう。
押し目を拾い、継続保有するスタンスが有効。
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