昨夜の米国市場はNYダウ319ドル高だったんだけど。
通常なら連休明けが楽しみなのに、
ともかく台風怖い。
庭の鉢植え移したりなどして備えはしているものの、
十分感がないです。
屋根が飛ぶかも知れないんですし。
どの程度の風圧に耐えられるのか。
株で1億円作り。達成するには大別して2つの方法があります。1つはデイトレなどの超短期投資によるもの。もう1つは成長株に投資し、数週間〜数カ月、銘柄によっては数年をかける中長期投資によるものです。私が実践し成果を上げて来たのは成長株投資。当ブログでは兼業で1億円達成を目指す、しかもこれまでの苦戦を逆転したい。こんな希望を持つ個人投資家に、多数の儲かる投資家を養成してきた実績を持つ私(北浜流一郎)が、株で稼ぎ続け悠々人生を楽しむのに欠かせないノウハウや最新情報を紹介します。ヤフーカテゴリ登録承認ブログ。リンクは自由に可です。
8日間も下げ続ければさすがに反発するのではないか。反発してもおかしくない。こんな期待は残念ながら形になりませんでした。ついに9営業日続落という形になってしまったのです。寄付きこそ9242.13円と小安く始まったものの、次第に水準が高まり、たちまちプラス圏の動きとなりました。
寄付き前の外国証券経由の売買が買い越しだったことで安心買いが入ったのです。都議選で自民党が大敗、民主党が大躍進したことを好感している感じもあり、もしかしたら今日は9日続落とならないのではないか。こんな期待を持たせる好スタートぶりでした。
しかし午前10時30分頃から状況は一変してしまいました。その頃何があったのか。自民党笹川尭総務会長が自民党本部で記者団に対し、解散総選挙について「法案が終われば、待ったなしになると思う」と述べたのです。総務会長が解散を匂わせる発言をしたことは大きく、市場は即座に売り反応となりました。
その後官邸内で自民党幹部が記者団に対し、解散・総選挙について、「7月21日解散、8月30日に投開票を行う方向で麻生太郎首相から話があった」と明らかにし、日経平均は先物から売り込まれ、大きく値を崩しました。
そんな中、元気のよい動きだったのはキリン株でした。朝方キリンHD <2503>とサントリーの経営統合計画が明らかになったことが手がかり材料です。キリンがサントリーと組むなら、アサヒ <2502>とサッポロ <2501>も組まざるを得ないだろう。こんな思惑も持ち上がり、サッポロ株にも珍しく積極買いが入りました。
この種の上昇は一時的に終わりがちですが、今日は他銘柄がことごとく討ち死に状態となっただけに、ビール株の上昇は萎えかけた投資マインドを甦らせる働きをしてくれたといえます。
それにしても意外だったのは、都議選で民主党が大勝し、政権交代の可能性が高まったにもかかわらず東京株式市場がそれを歓迎する動きにならなかったことです。
4年前の「郵政解散」の時には、「解散」ということばが聞かれた直後から東京市場は一斉に買いが入り、歓迎高となりました。それはエキサイティングな高揚感さえ伴っていました。今回の衆院選挙で民主党が政権を奪取するなら、それは国民の支持を得たものとなるのは明らか。株式市場も本来ならいまからそれを好感し始めても良さそうなものでした。
ところが今日はそうなりませんでした。この点、私の予想は完全に外れた形になってしまい、困惑の一日になりました。
こんな結果を受けて明日の東京宝島はどうなるのか。最近の宝島は天地人いずれも軽い混乱状態、方向感を失っているため、明日もなおそれがおさまらない恐れがあります。米国で14日(火)、インテル、ゴールドマン・サックスの第2四半期決算が発表される予定であり、これも投資を手控えさせる要因です。
ここはあと数日様子見気分の強い展開に耐えざるを得ない。こう覚悟しておいた方が良さそうです。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)
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山本伸一の株式投資 先読みトレード
日経平均株価の1万円台回復。ようやく実現しました。悲願というほどではないものの、1万円台を回復しないことには先に進めません。その意味では今日の東京市場は大きな節目に届いたことになります。1万円台回復は8カ月ぶりのこと。実に喜ばしい展開になりました。
寄付きは9992.98円。昨日とほぼ変わらぬ水準からスタートしたあと、9時30分過ぎから一気に上昇、1万円台に乗り、10022円まで上昇しました。その後は1万円を挟んでの揉み合い状態となり、引けは10.16円安の9981.33円で終わりました。結果的には一時的な1万円台回復となりましたが、引けでの1万円割れは株価変動のリズムとしては当然の動きだったともいえます。
1万円に届いたら戻り待ちの売りが出るだろう。当然こんな予想が成り立ち、実際それを警戒する売りが出て、それに押された形で終わりましたが、これは大台を回復した場合によく見られるパターン通りの展開。懸念の必要なしでした。
ただ市場の中身は方向感を欠いたものになり、柱なき一日だったといえます。原油先物価格が1バレル71ドル台に上昇したことで、三菱商事 <8058>など総合商社株が上昇するだろうと予想していたのですが、同社株が10円高に終わるなど、総じてさほど上がりませんでした。国際石油開発帝石 <1605>にしてもマイナスであり、新日本石油 <5001>は上昇したものの、わずか1円に終わりました。
要するに原油先物価格は上昇したのですが、市場はそれに反応することなく、関連株は不発に終わったのです。昨日までの急騰で利益確定売りが勝った。こういうことになるでしょう。
では、ハイテク、自動車株はどうだったか。ソニー <6758>、トヨタ自動車 <7203>、ホンダ <7267>株はいずれもマイナス。キャノン <7751>、京セラ <6971>株は変わらずでした。ただ東芝 <6502>、富士通 <6702>など、いつもは動きが重い銘柄が買われ、意外な上昇ぶりを見せました。
主力株がこんなふうに方向感のない動きになったのに対し、引続き魅力的な動きとなったのがエコ関連株であり、特にそれが際立ったのがGSユアサ <6674>株でした。リチウムイオン電池関連株の最高人気銘柄だけに、今日もそれにふさわい強烈高でした。
リチウムイオン電池関連株だけではありません。太陽電池製造装置関連株も上昇を続け、エヌ・ピー・シー <6255>、アルバック <6728>株の健闘が目立ちました。エコ関連株はテーマ株のど真ん中にあるだけに、息の長い上昇を続けているといえます。
市場を詳細に見るとこんな現象が見られるものの、今日の市場の関心事は、前述したように日経平均の1万円台回復。今日はそれを達成したことに市場の関心は集中してしまいましたが、問題は明日以降です。東京宝島が宝島であり続けるには、1万円が上限になってしまってはなりません。
この点、どうなのか。市場の見方は当然、二つに分かれていますが、私には1万円はあくまでも12000円に向かう途上にある扉の一つ。今日はその一つが開いたに過ぎない。こう見えます。執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)
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