北浜流一郎の「株で自分年金作り。悠々人生 ! 金泉銘柄で逆転勝ち」

株式投資初心者、株式投資入門者へ株式投資情報を提供、株式投資セミナー、株式レポートを紹介、日経平均、NYDOW、NASDAQの動向を分析。ヤフーカテゴリ登録承認サイト。リンクは自由に可です。

日足チャートで読む○○○株価診断

今日の東証1部急騰銘柄。U−NEXT。



「この記事は 参考になった ! 」という場合はお手数ですが、
下のブログランキングボタンをクリックしていただけると助かります。

人気ブログランキングへ←応援クリックで次回の投稿にも気合が入ります


夕刊は以下の無料ルマガで読めます


日足チャートで読む新日鉄(5401)株の緊急診断

  まずは私の個人的なジンクスから。昨日私は都内で株式講演会がありました。日本証券新聞社の主催だったのですが、会場が私にとっては意味がありました。茅場町にある鉄鋼会館だったからです。
  
  これまで鉄鋼会館で講演会があったあと、不思議なことに新日鉄 <5401>株はいつも上昇しました。このため今回もそうなるのでは、などと期待してしまい、値動きをウォッチングしているのですが、今日8日(水)は前場終わって8円安でした。

  米国市場安、原油先物価格安などの影響を受けていると見てよいでしょう。つまり私にとってのジンクスは実現していないことになり残念ですが、日足チャートで診断するとこの株は今後どんな展開が見込めるのか。

  まず注目したいのは、ここに来て短期トレンドを示す25日移動平均線が横ばいから下降に転じはじめたことです。これは当然好ましいことではなく、株価の近未来にとって厳しい見方をせざるを得ない状況です。

  ただし下値支持線を基準として見た場合はどうか。同線は320円であり、現在の株価はそれに近づきつつあると言えます。最近の安値は4月28日の325円や5月18日の329円であり、現在の水準334円前後。あともう少しで前回の安値に届くことになります。

  この場合、もちろんそこで止まる可能性もあるのですが、前述したように下値の支持線はキリのよい数字になりやすいため、320円と見ています。それが突破された場合も想定しておきますと、当然第二支持線は300円となり、現在の市場状況ではそこまで下げることも想定しておきたいところです。

  このように日足チャートだけで見ると厳しい判断を下さざるを得ないのですが、鉄鋼業界を取り巻く経済環境は次第に改善されつつあります。6月18日に発表された09年5月の鉄鋼生産活動は、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)のいずれも前月比で増加していました。特に粗鋼生産は前月比13.1%の648.8万トンで2カ月ぶりの増加となっていました。

要するにこれは、ファンダメンタルズの改善につながる非常に好ましいデータです。

  ところが株価の方は、このデータにほとんど無反応となっています。これは業界動向よりも、他の要因に株価が反応していることになります。では他の要因とは何か。考えられるのは、原油先物価格です。それはこのところ下げ足を早めています。それとともに新日鉄株だけでなく、鋼材、非鉄株なども軒並み安となっています。

  それが止まるには、まずは原油先物価格の下落。これが止まらねばならず、それが実現したところから、粗鋼生産回復のデータが正当に評価されてくることになるでしょう。そうなってはじめて私の個人的なジンクスも達成されるのですが、今回はしばらくお預けとなりそうです。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
株式投資では犬型投資より猫型投資が有利 - 北浜流一郎

日足チャートで見るソフトバンク(9984)株、緊急診断

私にとって「SS銘柄」とは、ソニー <6758>、ソフトバンク <9984>株になります。この両社株は個人投資家にとって甲乙つけ難い人気銘柄であり、多くの人が株価の上昇を待っているといえます。そのため私は両社株を他とは切り離しわざわざ「SS銘柄」と呼び、別格扱いしてきました。

 では両社株は、投資家の期待にこたえて来たかとなると答えは、「NO」とまでは言い切れないものの、自信をもって「YES」と答えきれないのも事実です。ここ数年のソニー株は07年5月に7190円の高値をつけたあと今年の2月まで1491円まで下げ続けました。

 ソフトバンク株はどうか。こちらの07年の高値は3月の3190円。そして安値は昨年10月の634円。とんでもない下げ方をしたわけですが、1800円台まで戻っています。

 これら両社株のうち、ここで日足チャートで診断したいのはソフトバンク株になります。この株を日足チャートで見たらどんなことになるのか。日経平均株価が1万円の大台を目前にして足踏みを続けている時だけに、この機会を利用して緊急チェックしておきます。

  前述したようにこの株は安値は昨年10月。この点ではソニーよりも早めに底を打ち、回復に転じたことになります。その後の動きも比較的堅調で、特に2月25日以降の動きはかつて長期にわたって下落トレンドと付き合わされたのが信じられないほどの回復ぶりといえます。

  日足のチャートはゆるやかな上昇というわけではなく、上昇と下落とがやや極端な形になっているのですが、これはソフトバンク特有の上昇ぶりといえます。人気が高いために一斉買いによって一気に上昇するのですが、戻り売りも出やすく、それに押されてしまうのです。

  それでも注目すべきは、3月下旬から上向きはじめた25日移動平均線は典型的な上昇トレンドを描き続けていることです。6月半ば以降そのカーブはゆるやかになっているものの、横ばいや下降に転じる前に株価は一度25日移動平均線を割り込み(6月22日)、そしてこの原稿を書いている時点では再び25日移動平均線(1830円)に接触するところまで下げています。

  この株の目先の下値支持線は1800円。そこで止まらなかった場合1700円であり、6月22日から23日の下落局面ではこの水準で止まっています。このため今後25日移動平均線を割り込み、さらに下げた場合、1700円までの下落も覚悟しておくべきですが、実際には第一下値支持線である1800円で止まる確率高いと見ています。

  動きが重かったはずのソフトバンク株のトレンドがこのように上向きに変ったのは、11年度までの3年間で1兆円のフリーキャッシュフローを創出、15年度末に純有利子負債1・9兆円の完済を目標に掲げて実行に移しつつある。これが大きいといえます。

  収益については予想値を明らかにしていないので具体的な数字は不明ながら、携帯電話の累積契約者増により収益が上向き続けていて、今期だけでなく来期も増収増益が見込めます。携帯電話の驚異的な販売増がここから成果を生み出すようになるのです。

  株価の値動きはやや不安定です。しかし急騰急落の繰り返しはこの株に付き物の動き。その意味では特に珍しくありませんが、それでもいまは下落局面に比べれば回復力強く、たとえ反落しても間もなく再起、さらに高値を目指すことになりそうです。

  それに環境関連のテーマに乗っているわけでもないのに、上昇トレンドをキープし続けている事実。これも見逃せない動きといえます。

  目先は2000円を目前にしています。そのため売り物を被りやすく、実際に足踏み中です。それが終わっても2000円は鉄板。その突破に手間取るでしょうが、いずれクリア、さらなる高値(2300円前後)を目指す。こんな方向性が予見されます。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
日経225ETFへの投資 - 北浜流一郎

底打ち銘柄で稼ぐ、証券ディーラーの隠し技 
山本伸一の株式投資 先読みトレード

働き盛りの40代は何を買っているんでしょうか。
40代男性に売れている人気商品

難しい時だから頼りになる株式投資虎の巻です
渋谷高雄の儲かる投資家育成プログラム

日足チャートで見る日経平均株価緊急診断

  1万円台回復まで順調に上昇を続けた日経平均株価が、このところ調整色を強めています。6月12日に付けた高値10170.82円が頂点になってしまうとは思えないものの、現在のところそこからの距離は広がる一方となっています。
 
  特にこの原稿を書いている6月23日(火)は、前場終わって303.26円もの下落。それよって日経平均は25日移動平均線を割り込んでしまいました。

短期のトレンドを示す同移動平均線が上向きに転じたのは3月10日以降。理想的ともいえるほど見事な右肩上がりのトレンドを描き続けて来たのですが、実際の株価は時々下げたり、揉み合い状態に入ったりしています。

  25日移動平均線割れは4月28日にも起きていて、その時にはすぐに回復に転じました。翌日平均線の上に頭を出したのです。今回の25日移動平均線割れはそれ以来のこと。上昇トレンドに転じてからは2回目です。

  今回の下落要因は、世界銀行が昨日(22日)公表した報告書です。今年の世界の経済成長予想をマイナス2.9%としたのです。3月時点の 1.7%のマイナス成長から下方修正されていました。米国市場がそれに驚き、一斉売りに見舞われてしまいました。

  しかしこの報告書、東京市場ではすでに昨日午後報じられたもの。その時には特に問題になりませんでした。無視に近い受け止め方であり、日経平均も上昇して終わったほどです。ところが米国市場で売り要因となったため、今日は改めて報告書を見直している。こんな状況にあります。

  このような場合、日経平均株価の今後の推移はどうなるのか。前述したように、(1)25日移動平均線を割り込んだ、(2)目先一本目の下値支持線価格である9500円すれすれまで下げた。以上2つのデータで見る限り、目先は9500円を割り込だとしてもそれは一時的に終わり、反発確率が高いと見てよいでしょう。

  ここに来ての下落要因となった世界銀行の経済報告書にしても、いつまでも影響力を持つものではありません。もちろん手放しの楽観は許されないため、念のために下値支持線は二本目までを想定しておくべきで、それは9000円になります。

  これを「想定下限」とした上で対応策を練ることになり、具体的には日経平均の1万円回復過程でリード役を勤めた資源エネルギー関連株や電子部品株などの再起が見込めます。

そしてもう一つ回復確率が高いのが、日経平均ETFになります。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
日経225ETFへの投資 - 北浜流一郎

不思議。いま時、こんな高いものが売れるのか
楽天で一番高いものは何でしょう?

難しい時だから頼りになる株式投資虎の巻です
渋谷高雄の儲かる投資家育成プログラム 

自宅で独自判断で銘柄を選び、
売買するための投資家自立応援ソフトです。
北浜の株価分析ソフト「卑弥呼の決断」ご案内

日足チャートで読む日立建機(6305)株緊急診断

 

  株価の推移を示すチャートは、月足、週足、日足が昔からよく使われて来ましたが、ネット取引が盛んになってからは分足がそれに加わりました。これらのうちどれがより大事か。こう問われることが多いのですが、実際にはどれとは決めがたいところがあります。

  一般的には週足と日足になるでしょう。私はどうか。どちらも見るのですが、より重視するのは日足です。移動平均線も週足の13週移動平均線や26週線よりも、25日移動平均線を重視しています。

  25日移動平均線は25日間=約一カ月の値動きを平均化したものとなるため、その株の最近の値動きの傾向がかなりよくわかります。そこで建設機械株の一つである日立建機株を日足チャートと25日移動平均線の二つを使って診断してみることにします。

  日立建機 <6305>株は昨年10月28日に735円の安値をつけたあと回復に転じ、今月6月12日には1804円の高値をつけました。特にどんどん上がっているようには見えないのですが、安値からはすでに2・4倍強になったことになります。素晴らしい上昇ぶりと言うべきでしょう。

  ところが高値をつけて以降は、3日続落し、この原稿を書いている時点では1630円前後です。高値からはかなり下げています。
  
  このような状況を日足チャートと25日移動平均を使って診断するとどういうことになるのか。

  まず明瞭なのは、短期のトレンドを示す25日移動平均線はここ数日、上向きの角度がややなだらかになって来たことです。これは好ましいことではないのですが、現在の段階ではまだ株価下落を示唆するとまではいえません。

  それにこの株のトレンドが上向きはじめた3月半ば以降、25日移動平均線は4月下旬に一時横ばいとなっています。そして間もなく上向きに転じたことを考えると、今回もそうなる可能性の方が高そうです。

  それがいつになるか。もちろん正確な予測など困難ですが、これまでのデータからは、日々の株価が25日移動平均線にタッチしたり、少し割り込んだあたりから。こうなります。

  では日足と25日移動平均線の関係はどうなっているのか。株価は前述したように1630円前後。25日移動平均線価格は1603円。まだタッチはしていないものの、非常に接近していることが分かります。

  それにもう一つ、今後の展開予想に役立つデータがあります。この株の目先の下値支持線。これが1600円であることです。「だから1600円で止まる」とまでは断言は出来ないのですが、この前後で止まり、その後はゆるやかに回復する可能性が高くなります。

  1600円を割り込むこともあります。市場環境がさらに悪化した場合、そうなることは避けられません。しかしそんな場合でも、トレンドが上昇基調をキープしている限り、大きな崩れはない。こんな診断が下せます。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
株式投資では犬型投資より猫型が有利 - 北浜流一郎

底打ち銘柄で稼ぐ、証券ディーラーの隠し技 
山本伸一の株式投資 先読みトレード

日足チャートで読むGSユアサ(6674)株:緊急診断

  多くの銘柄が浮上中ではあるものの、それらの中で特に上昇ぶりが際立つのがGSユアサ株 <6674>です。この株、いつ見ても高過ぎる。こんな印象があるのですが、それでもそう思ったところからさらに上昇するという極めて強力な上昇力を持つ銘柄です。
 
  しかもここに来て上昇力は勢いを増し、今日(12日)も前場終了段階で50円高と値を飛ばしています。昨日(11日)84円高したあとの50円高です。当然かなりの上昇ぶりということになります。

  なぜこの株はこんなにも上がるのか。もちろんリチウムイオン電池開発の中核銘柄と見られているからです。そのためテレビや新聞などのマスコミでエコカーが取り上げられるたびにこの株に関心が集まり、株価は上昇を続ける。こんな形になっています。

  この種の銘柄は、実は私のような株式評論家泣かせの銘柄ともいえます。この株を注目銘柄に取り上げたことがなければ、その有望性に気付かなかったとして大恥をかいてしまうからです。幸い私は早い段階で取り上げていますので、他では多くの恥をかいても、この株に関する限り恥ずかしい思いをしないですんでいるのですが、それにしても強力な上昇ぶりです。

  その結果株価はなんと1000円の大台に乗りました。日経平均株価が1万円の大台に乗ったのとは別の意味で、同社株の1000円乗せは意義深いものがあります。東京市場がこの株をエコ関連株の中核銘柄とみなし、それ相応の扱いをしている。こう見てよいからです。

  株に対する批判としてよく聞かれることばに、「株は訳の分からない動きをする」というのがあります。そんな例もあるにはあります。しかしちゃんと理屈に合う動きをしている銘柄もあり、特にテーマ株がそうなります。GSユアサ株はそのモデルケースのような動きをしている。こう言ってよいでしょう。

  電気自動車の命は電池である。市場はこの事実を見逃していないのであり、株価はしっかりこの点を踏まえた動きをしていることになります。しかしそれでも気になることはあります。株価の短期トレンドを表す25日移動平均線からの乖離度合いです。

  この原稿を書いている時点で25日移動平均線価格は773円です。それに対して株価は1030円前後です。乖離率は33%以上に達します。

  こうなったからと言って、株価が下げてしまうとは限りません。もっと乖離率を広げながら上昇した銘柄はいくつもあります。GSユアサ株もそんな銘柄になりつつあるともいえます。すでに同社株を所有している人にとっては、ぜひそうなって欲しいところでもあるでしょう。

  この株を安いところで注目銘柄に取り上げている私にしても、願いは同じです。このまま突っ走って欲しいところです。空売りの投げが入ればさらに好ましいとさえいえます。 

  しかし新規にこの株に投資したい。こんな人にとっは、はっきり言ってリスクがかなり高いといわざるを得ません。この株は2月23日に363円の安値を付けて現在の水準に達するまでの間、幾度も押し目をつけたり、足踏みしたりしています。そんな局面がこの株の買い場だったのであり、それが過ぎて高くなってから買いたくなる。

  これは、リスクを恐れぬ投資となってしまいます。このような観点から現在のGSユアサ株を見ると、新規投資はリスクが非常に高くなっているように見えます。それでも投資するなら、一旦押し目を入れてから。これがリスク度の低い投資になります。執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
日経225ETFへの投資 - 北浜流一郎

日足チャートで見るカシオ計算機(6952)株、緊急診断

  自分が愛用している携帯電話や電卓、電子辞書、デジカメなどのメーカー株は、いつもなんとなく気になるもの。特に株主ではなくても株価が上がって欲しいと思ったりします。しかしそんなことでは株価はもちろん上がりません。それなりの材料がなければ株価は低迷を続けてしまうのが普通です。

  企業に支援材料がないのなら、市場全体が回復に転じればそれに支えられて上がる場合もあります。ハイテクや自動車関連株の場合は、為替が円安に転じるなら、それまでの低迷期間が嘘のように元気付いたりするのはよくあることです。

  ところがそれらの中には、実際には上がっているのに、それがほとんど市場の関心を呼ばず、相変わらず低迷を続けていると思われている銘柄があります。そのためテレビの経済番組や株の業界紙でも取り上げられることはなく、人気の圏外に置かれてしまっている。そんな銘柄です。

  カシオ計算機 <6952>もその一つになります。企業名はよく知られているものの、市場を刺激するような材料がないため、株価の上昇が話題になることはほとんどありません。そのため株価が上がっている印象がない。そんな状況にあります。

  実際同社株は、ここ2年ほど投資家の期待を裏切り続けてきました。近年の高値は06年11月。2815円の高値をつけたあとは下げに下げ、多くの銘柄が高値をつけたのは07年夏だったのに、その時にはすでに大きく値を崩してしまっていました。そしてその後も下げつづけ、底を打ったのは08年11月。株価は481円でした。つまり約2年間売られ続けたことになります。

  では、現在はどうなっているか。6月2日には924円の高値がありました。安値からはすでに2倍以上です。

  こんなカシオ計算機株を日足チャートで診断するとどういうことになるか。まず注目したいのは短期のトレンドを示す25日移動平均線です。昨年12下旬から上向きに転じ、途中2月から3月にかけて下向く局面もありましたが、いまは順調に上向き続けています。しかも興味深いのは、上昇中の株価が反落、25日移動平均線を割り込んでも、3、4日で平均線の上に戻っていることです。

  これは上昇力の強い銘柄に共通する特徴。カシオ計算機株にもそれが見られるのは、この株の基本的な動きが昨年11月までとは変ったことを意味している可能性が高くなります。

  背景にあるのは何か。今期09年3月期の赤字要因となったデジタルカメラ、液晶デバイス部門の収益改善を見込んでいること。これになるでしょう。特にデジタルカメラの新製品投入効果が期待されています。

  実際期待通りの成果が得られるのかどうか。現時点での予想は困難です。会社側としてはデジタルカメラ事業で10億円の黒字を見込んでいるとのこと。現在のところ株価はそれが達成されるであろうと見込んでいるような動きを見せています。楽観的過ぎると批判するのは簡単ですが、株価は現状に先行するもの。その意味では正当な動きをしている可能性が高いと見てよいでしょう。

  ただ目先は上昇ピッチが早過ぎて、さすがに調整が避けられず、ここでの新規投資はリスクが高い。日足チャートを見る限りこんな診断になります。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
北浜式・株式投資のキモ - 北浜流一郎

日足チャートで見るカゴメ(2811)株緊急診断

  決して悪い動きではいものの、良い動きとも言いかねる銘柄。こんな銘柄があり、それとの付き合いは案外難しいものです。業績が悪く、株価も上らない。こんな銘柄は諦めたり、頭に来たりで手放すことが出来ます。ところが中身が良く株価もそこそこ上がるものの勢いがなく、ある水準をなかなか抜けらない。こんな銘柄は付き合いにくく、イライラさせられます。

  そんな銘柄が多いのが食品分野であり、伊藤園 <2593>やコカコーラ各社株などもそんな銘柄になります。飲料需要が高まる時期なのに、株価は期待外れの動きを続けています。しかし今回取り上げたいのは、伊藤園やコカコーラ各社株ではなくカゴメ <2811>株です。

  カゴメ株は食品・飲料関連株の中では常に人気上位にいる銘柄です。株主の信頼度が極めて高いのです。カゴメ製品が多くの人に消費されているばかりではなく(我が家でも当然野菜ジュースをよく購入しています)、株主に対する情報開示姿勢などが高く評価されているのです。

  であるなら、株価はもっと上がって欲しいところなのですが、残念ながらかんばしい動きとはいえません。

  この株の高値は07年8月の2095円。そこから下げに転じ、実に今年2月12日の1305円まで下げ続けました。多くの銘柄が昨年10月に安値をつけたのに対し、この株はそれらに3カ月以上も遅れて底を打ったことになります。そのため株価の短期トレンドを示す25日移動平均線も2月下旬まで下降を続け、3月に入ってようやく上向きに転じましたが、4月の半ば以降、またまた下降してしまいました。
 
  4月の値動きがあまりに悪かったせいです。4月は日経平均株価が堅調そのものの動きになったのに関わらず、この株は27日まで下落が止まりませんでした。4月27日に発表される予定の09年3月期業績が大きく落ち込む。こう見られていたためですが、市場の関心がハイテクや自動車など輸出関連株に向かってしまい、カゴメのような内需株は人気の圏外となってしまった。これも売り要因となってしまいました。

  では、27日同社が発表した09年3月期業績はどうだったか。連結営業利益は54.9%減、利益も52.0%減で厳しいものになっていました。しかし同時に発表された2010年3月期。これが興味あるものになっていました。連結営業利益は52.9%増、利益は89.3%増予想だというのです。

  あくまでも予想なので、実際そうなるかどうかは分かりません。しかしカゴメが出して来た予想であり、それを信じるなら業績急回復予想ということになります。株価はどんな反応を見せるか。

  はっきり言って大して上がりませんでした。27日の終値は1414円からは少しは上がっています。しかし1500円で頭がつかえ、伸びられなくなっています。これは日足チャートで見ると、納得の行く水準での足踏みになります。カゴメ株にとって1500円水準は、上値抵抗線になっているからです。3月35日に1509円の高値をつけて反落しているのです。

  実はこの水準は昨年12月、そして1月にも揉み合いを演じたところ。今回それに近づいたことで戻り売り圧力に押されてしまった。こういうことになります。つまり1500円から上は非常に分厚い上値抵抗ゾーンであり、これを突き抜けるのは容易ではありせん。
  
  それでもいつか必ず抜ける。こう見てよいでしょう。それを支援する材料となり得るのは、(1)日経平均株価のさらなる上昇、(2)金融大手による投資判断引き上げ、(3 )今夏の猛暑予想、(4)輸出関連株、金融株などの高止まりによる内需株買い復活などになります。

  これらはどれも期待が持てますが、中でも特にインパクトが高くなるのは(2)です。現在のところシティグループ証券が、「売り・低リスク 目標株価800円→1200円」という判断を下していますが、今後他社が異なるレーティングを出して来るでしょう。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
ライオンはネズミを獲るにも全力を尽くす! - 北浜流一郎

株式投資レポート   好評の株式投資レポート『目指せ資金倍増』5月3週号、5月15日(金)発行です

 

 

日足チャートで読む東レ(3402)株緊急診断

  市場にはなぜかほとんど話題にならない株があります。それが常態という銘柄もあるのですが、中にはかつてはかなり人気が集まっていたのに、いまはほとんど忘れられている。こんな感じの銘柄があります。

  ほとんど話題になったことがないのなら、諦めもつきます。しかし以前人気化したことがある銘柄の場合、諦め切れない。これがこんな銘柄を所有している人の偽らざる気持ちでは。

  そんな銘柄の一つが東レ <3402>株です。この株は02年12月に230円の安値をつけたあと上昇に転じ、06年5月には1120円の高値をつけました。上昇要因となったのは、炭素繊維と海水淡水化用逆浸透膜需要の拡大でした。炭素繊維はボーイング社用航空機向け需要増が背景にあり、逆浸透膜は中東諸国での水処理プラント向けに製造が間に合わないほどでした。

  炭素繊維、逆浸透膜ともに世界屈指の技術力と実績を持つだけに、「毎日が東レ株」と言ってよほど人気が高まったこともあります。ところが前述したように06年5月に1120円の高値をつけたあとの動きは、無残といってよいでしょう。途中07年5月から7月にかけて一時反発したこともあるのですが、後は下落の一途、先月3月9日には350円の安値をつけたのです。

  日足チャートでもチェックしてみましょう。多くの銘柄が昨年10月28日前後に最安値をつけたのに対し、この株の底打ちは遅れに遅れ、前述したように1カ月ほど前。その間日足チャートは複雑な動きになり、短期トレンドを示す25日移動平均線は下落続きでした。日足チャートの形としては、お世辞にも美しいとはいえない形でした。

  しかし3月23日、株価が400円を回復した辺りから25日移動平均線は上向きに転じました。これは短期トレンドの好転であり、株価にとってはプラス要因と見ることが出来ます。その後株価は436円まで上昇したところで調整を入れたものの、間もなく再起し4月14日には447円の高値がありました。

  上がっても小幅に過ぎず、かつての勢いはほとんどありません。それでもトレンドの転換は明らかで、今後もそれが継続すると見られますが、気がかり材料は消えていません。ゴールドマン・サックス証券は「売り推奨」を継続していますし、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは東レの無担保長期債務格付けA3の見通しを、安定的からネガティブに変更したばかりです。

  東レ株にとってこれらは当然逆風。そのためこのところ株価は調整色を強めています。そのため株価は420円前後となっているのですが、この水準はたまたま25日移動平均線価格の422円とほぼ同じです。

  ここで株価は止まるのかどうか。チャートの基本的な見方からは止まってもおかしくないところです。ただ原則はあくまでも原則なので、ここで止まるとは限りませんが、いわゆる「良いところまで下げている」状態にあることは確かです。

  ただ東レはゴールデン・ウイークが明けた5月11日、通期の決算発表を予定しています。それは当然厳しいものになるでしょう。株価はそこで下げてしまうこともあり得ます。新たに投資する場合は、そこから狙う。これが良策といえます。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
下値支持線で待ち伏せして買う - 北浜流一郎

 365日ほったらかしで毎月安定した利益を獲得!
貯金ゼロからはじめる夢の家賃収入

難しい時だから頼りになる株式投資虎の巻です
渋谷高雄の儲かる投資家育成プログラム

信越化学(4063)株、日足チャートで緊急再診断

  あれから約2カ月。こう書いても、初めてこの欄をお読みの方は、なんのことかお分かりにならないかも知れないですね。実は私は、2月13日、すでに一度信越化学工業 <4063>株を株価診断したことがあるのです。

  その時から約2カ月が過ぎ、信越化学株がまた興味ある水準となっているため、日足チャートで緊急に再診断してみようというわけです。

  前回診断した時の株価は4500円前後でした。診断としては目先の蓋である4500円突破に2、3回チャレンジして成功、その後上がるだろうとの予想になりました。結果は2、3回のチャレンジではなく、一発でクリア、3月27日には5260円の高値をつけるところまで上昇しました。

  2月13日時点での診断としては、成功だったといえるでしょう。しかし順調に上ったのはそこまで。3月30日には急落、その後反発して4月6日には5240円まで戻ったものの、それも長続きしませんでした。現在の水準は4700円前後です。

  新営業年度に入り、多くの銘柄が上値追いとなっている中で、この株は取り残された形になっています。横ばいならまだしも、下げているのですから、この株しては軟調そのものの動きと見るべきかもしれません。

  何があったのか。4月7日信越化学は09年3月期の連結業績予想を下方修正し、円業利益を3070億円から前年比16%減の2400億円に引き下げたのです。営業減益は15年ぶり。利益は2000億円から1600億円に下方修正されました。世界的な景気減速の影響で、主力製品である半導体用シリコンウエハの需要減に見舞われたためです。

  これは信越化学の株主にとっては非常にショッキングなことだったようです。株は大量の売りを浴び、一気に4660円まで売り込まれてしまいました。その後、市場全体の回復に合わせて一時5040円まで戻ったのですが、続きませんでした。新たな売りが出てまたまた下げてしまい、現在は前述したように4700円前後です。

  このような展開を日足チャートで診断してみると、どんなことになるのか。まずすぐに分かるのは、短期のトレンドを示す25日移動平均線は昨年暮れに上向きに転じて以降、いまでもそれがキープされていることです。上昇トレンドに変化はありません。

  前回と異なり、今回特に興味深いのは株価水準です。現在の4700円前後は、実はこの1カ月ほどの間に3回サポートラインとなっているところです。
  
  1回目は3月19日でした。株価は前日の4840円から下げて19日、4640円で止まりました。2回目は4月1日でした。3月27日に5260円の高値をつけたあと同日ようやく止まりました。その時の価格は4660円でした。
  
  そして3回目です。4月8日。この時の安値も4660円。つまり4640円から4660円で底を打っていることになり、現在の水準はそこまで50円前後を残すのみとなっています。

  このような状況を実際の投資に活かすには、株価が前述した4640円や4660円に下げたところで考えるのではなく、現在のような水準で今後の対応策を考える。これが大事です。この点で信越化学株は興味ある水準に下げていることになります。

  株の売り要因となった09年3月期業績の減額修正はどう考えればよいのか。赤字転落企業が多い中で、1600億円もの利益を確保した事実に目を向けたいところです。(執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)

【関連記事・情報】
トレンドはフレンド - 北浜流一郎
携帯でも読める有料メルマガ
2010年6月より、foomiiにて、携帯電話でも読める有料メルマガの配信を開始しました。
登録希望の方は、下記より読者登録をお願いします。

携帯電話での登録は、こちらからQRコードを読み込んでアクセスしてください。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
QRコード
QRコード
Amazonライブリンク
Profile


■金鉱脈銘柄で逆転勝ち ! の株プロセレクター

1943年。鹿児島県生まれ。
慶応大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て株プロセレクターへ。

いまは「東京スポーツ」「ネットマネー」「投資レーダー」「日本証券新聞」「株主手帳」などの株式欄を担当、ラジオ日経の株番組「北浜の株式宅配」出演などお蔭様でどれも長期連載となっています。

著書は「自分年金はこの3つの銘柄で作りなさい!」他があります。

「証券スクール・オブ・ビジネス」と「フィジックス・アカデミー」の両校で金泉銘柄による株で自分年金作りを教えてもいます。

好きな歌手は「青江三奈」「水森かおり」。
仕事中も聞いていることが多く、家族には完全にあきれられています。

■HP⇒株リッチ放送局⇒http://kabu-rich.com/
■北浜の無料メールマガジン
株式投資は考え方、やり方次第
北浜の有料メルマガ。▼サンプル号と今月発行全号を無料で試し読みできます。
■有料メルマガ、株リッチ進化大学★サンプル号を見る
北浜の「Kaeta」体験
■ブログの約束
「資金倍増」を毎日サポートします
■リンクフリーです
■当ブログはリンクフリーです。
当方に連絡も不要です。
お互い仕事がある身です。
よけいな手間、気遣いは無用です。
自由にご利用下さい。
■当ブログはヤフーカテゴリ登録認可サイトです
Yahoo! JAPAN
Archives
Amazonライブリンク
キャンペーン!!


Amazonライブリンク
  • ライブドアブログ