株で1億円・損切りの原則
自分が投資経験数年あった場合、
今日も上がりましたね、日経平均。
これで5連騰・・・といっても幅は大したことありませんが。
でも、日経平均が上がると、
それ以上に上昇する銘柄が多数出現するので、
これが好ましいんです。
最近の日立株とか、
富士フィルムとか、
富士通、リクルートとかです。
トヨタも。
(1)このところずっと気になっているのが
総合商社株の値動き。
一時は伊藤忠を筆頭に丸紅、三菱、三井、住友と
5大商社株が揃い踏みで上昇していたのに、
3月半ば以降失速、反発の兆しさえ見せていません。
特に大きな売り材料はなさそうなのにこの下落。
あとはもうバフェット氏の買い増し期待ですね。
(2)損切りが難しい。
こういう声がよく聞かれます。
色々調べ、期待もして買った株が下げてしまう。
そんな銘柄を簡単に損切り出来るものではありません。
しかし信じた彼氏彼女が浮気していた、
信じていた従業員が会社のお金をくすねた、
こうなったら関係を断つ他ありません。
(3)そうそう思い出しました。
損切りが出来るようになる妙薬があります。
・小さい損で敢えてすぐに切って
損切りの練習をする。
・ある銘柄を利食う時、
損している銘柄を機械的に同時に切る。
いわゆる合わせ切り。
これらの実行で損切りに馴れ、
簡単に出来るようになります。
私がそうでした。
(4)では、具体的にはどの程度のマイナスで切ればいいのか。
デイトレーダーならマイナス2パーセント以内、
通常取引なら早い人でマイナス5パーセント、
普通でマイナス7か8パーセント。
ゆっくりの人でマイナス10パーセント。
他に十分儲かっている銘柄がある人だと
マイナス20パーセントまで頑張るという人もいます。
他は大抵放置になります。
今日は同業者のある先生と、
投資初心者にとって何がもっとも大事だろうか、
という話しになりました。
■株で作ろ1億円!
私がすぐに、
「損切りでしょうね」
と言ったところ、
その先生も、
「そうですよね。私も実は最近つくづくそう思うんですよね」
ということに。
株式投資で損切りが大事ってことは、
ほとんどの投資家さんが分かっていることではないでしょうか。
しかし、分かっていることと、
実行することとは別。
そのため実際に損切りしている投資家は意外に少ない。
これが現実です。
損する前までは、
見込みが外れて損勘定になったらすぐに売る。
自分はそんなとは簡単に出来る。
こう思い、口に出したりしている人でも、
いざ損勘定=マイナスになると、
損切り
出来ない。その結果損失は大抵さらに拡大してしまう。
これではもちろん投資で儲かるどころではなく、
資金がどんどん減ってしまうことになりかねないものの、
それでも損を切れない。
私が長年多くの投資家に接して来た限りでは、
多くの人がそうなってしまっているのが実際です。
こんな悪弊を改善する方法はあるのか。
あります。
私が損をなかなか切れない人に提案するのは、
損切りの練習
これです。
文字通り損を切る練習をしてもらうのです。
柔道では、投げられた時にケガをしないように、
受け身の練習を繰り返させ、習得させます。
株式投資でも、同様に損切りの練習をしてもらうのです。
デイトレーダーの場合は、
1〜2%の下落で損切りしてみて、
それを簡単に実行できるまで練習を繰り返すのです。
つまに損切りに抵抗感がないようする。
これが大事であり、この点への着眼がなければ、
練習に力が入りませんし、
成果も上がりにくくなってしまいます。
そのため中長期投資では、
マイナス5%で切れるようする。
そのために10〜30万ほどの資金を使って、
株価が見込み外れの動きになったら、
5%のマイナスで切る。
これを幾度も繰り返してもらいます。
見込みが外れてマイナス勘定になる。
これはよくあることなので、
練習のチャンスはいくらでもあります。
それだけに繰り返しやすく、
その分練習になります。
ぜひ、ぜひ、
買い値から5%下げたら切る。
こう決めて3〜5回ほど実行してみて下さい。
実行すればするほど損切りが抵抗なく実行できるため、
やがて大きな恵みになります。
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GWでお休み。
東京スポーツの株欄「北浜のひらめき銘柄」も休載なので、
少々調子抜けの感じしてます。(笑)
■株で作ろ1億円!
株式投資でもっとも大事なことはなにか?
こう聞かれたら、あなたはどう答えます?
私は、経験上、
早めの年切り
こう答えます。
もちろん損しないように投資できれば、
早めの損切り、など不必要です。
しかし株式見込み違い、
それによる損失は付き物です。
そのため投資と損とは不即不離の関係にある、
とまで言えるほどです。
ところが多くの投資家さんと接した限りでは、
損をすることを強い意識し過ぎている方が多すぎます。
中には株式投資で損して奥さんにもう二度と投資しないよう、
誓わされたという方もおられました。
後者は極端なケースとしても、
株式投資では損を出してはならない。
こんな考えで投資に取り組んでいる人が多数だろうと思います。
しかし実際の投資では、前述したように損は付き物です。
そしてそれでよいのです。
ただ問題は、損を拡大させない。
これが非常に大事になります。
損はあって当然であり、
それは避けられないものではあるけど、
拡大させてはならない。
こういうことです。
損が出るのは投資環境の変化や、
銘柄個々の理由によるものなので避けがたいのですが、
損を拡大させるか、小さなうちに処理してしまうか(損切りするか)は、
投資家個々の考え次第です。
つまり損を小さなうちに切ってしまうことは可能なので、
自分の「損は早めに切る」を断行すればよいことになります。
早めとはどれくらいか。
私がお勧めしているのは5〜8%です。
仕事&投資、お疲れさまでした。北浜です。
米国の利上げ、結局見送りになりました。
米国市場はそれを冷静に受け止め、 NYダウは65・21ドル安ですんだのに対し、
日経平均はなんと362円安。
いかに東京市場が極端な動きをするか、改めて考えさせられますね。
東京市場はシルバーウイークを控えているから。
こんな説明も聞かれますが、では昨日の260円高はなんだったのか。
やはり休日前だったではないか。
こういうことになります。
なので、やはり大きなイベントがある時は、
それが終ってから出動した方がよい。
こう言えます。
そこで私はよく、「株は後出しジャンケンでよい」
というのですが、
「なんだ、それは。後出しジャンケンなんてよくいえるな」
と批判されることが多くて閉口します。
しかし多くの場合、後出しジャンケンの方が安全で成功しやすいのです。
さて、明日19日から23日までシルバーウイークです。
でも長期の休みはどうも苦手です。
まだかつての仕事人間の習性が直らず、
遊んでいられず、つい何かせずにはいられなくなってしまうからです。
そのため長期の休みのたびに思うのは、
休みはあってよいが、その間株式市場を開けてくれないものか、です。
株式投資をしたい人は、させてくれれば最高なのですけどね。
そうすれば日頃は勤めがあって株式投資をしたくても出来ない人も、
思い切り売買できる。
こんな楽しいことはないのじゃないでしょうか。
それが出来ない。
もちろん証券取引所をはじめ、証券各社が休みたいからです。
でも、私は言いたいですね。
ぜひセブンイレブンなどコンビニを見習って欲しい、と。
休みなく営業し続けている。
しかし実際は休みはきっちり休む。
このシステムが変わることはなさそうなので、
やむなくどこかへ出かけるしかありません。
気乗りしませんけど・・・。(笑)
では、また、です。
私は今日は反落予想でしたが、前場終って日経平均わずか3・86円安。
意外な堅調さです。
ムーディーズの日本国債格下げもほとんど影響なかったようで、好ましい限りです。
国債暴落期待論者は少々がっかりしたでしょうけどね。
そういえば、消費税追加増税を延期すれば国債が暴落すると盛んに主張していた有識者多数だったですね。
消費税引き上げ延期が決まってほぼ1カ月。
いまのところ世界の金融市場で日本の国際的な信用が失墜したという話は聞きませんし、
国債も暴落していません。
角をためて牛を殺すってことになりかねません。
⇒消費増税、「経済に打撃なら無意味」=安倍首相、英紙インタビューで(時事通信) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000020-jij-pol …
正直、今日は反発を想定していました。
昨日大幅安したところから引けにかけて戻り歩調となっていた上に、
為替もドル高円安で推移していたため、日経平均は少なくとも50円ほどは上がるだろう。
こう見ていたところ、ショッキングが材料がありました。
9月日銀短観です。
大企業製造業の業況判断指数DIがわずか1ポイントの上昇。
日経新聞の電子版は、2期ぶりの改善とプラス評価していましたが、
私の率直な感想は、わずか1ポイントの上昇ではとても改善とはいえない。
実質横ばい、期待を裏切られた点ではむしろマイナス。
こうなりましたが、市場も同じ反応を見せたことになります。
今日は私はラジオ日経の株番組「北浜の株式宅配便」出演日で、
番組がはじまる直前は日経平均はプラス50円ほどだったため、
驚きの方が大きかったのですが、その後はやはり短観に対する失望売りが勝り、
マイナス圏に大きく沈んでしまいました。
円が下げたのに、市場はそれに反応せず。
これはちょっと考えさせられますね。
それほど日銀短観期待外れの影響が大きかったのか、
それとも円安はノーサンキュウなのか。
ここは改めて考えてみる必要がありそうですね。
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- 北浜流一郎
@kabuwakitahama - 実は今日はパナソニック株も下げた。
経費増を嫌がってのことだ。
市場は賞与の一部が戻ることで社員のモチベーションが上がり収益増に寄与するのを見逃している。
⇒減らした賞与半額、社員に返還へ パナソニック(朝日新聞デジタル) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140305-00000010-
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