2012年02月11日

オーマンディ/フィラデルフィアo  ヒンデミット 画家マチス(52)

ヒンデミット  画家マチス
オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団  (52)




私はこの作品が苦手でほとんど聴かなかったのだが、調べてみるとキャプテンは多くの録音を残している。横田さんのページによると40年、52年、62年と3回の正規録音があり、この他にバイエルン放送交響楽団とのライヴ(59)とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とのライヴ(67)が残されている。キャプテンはこの作品を結構気に入っていたようだね。幸か不幸か、私は40年盤と62年盤は持っていないので52年盤を聴いてみた。
モントゥーの洗練された演奏の後に聴くとこれはさすがに重い。サウンドもフレージングも濃厚で粘着力が高い。作品自体がかなり粘着性のあるものなので、なんだかネバネバである。場面ごとの描き分けにももっと改善の余地があるような気がする。わりあい一本調子だ。
ただこのディスクはプライヴェートLPからの復刻盤なので音がダンゴ状なのはそういう所に起因しているのかもしれない。このコンビに期待できるパフォーマンスをこのディスクからは伺うことは難しい。

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2012年02月10日

その人は窓の向こうを通過して行った

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昨日は突発的に猥談メンバーが新地で合流。色々な偶然が重なり結局約4千万人ものメンバーが集結した。
最後に登場された都の東北代打フルヴェン理事は一旦お店を通過して行った。ちょうどその時、私は店内から暇つぶしににこの写真を撮ったのだが、そこには通過していくフルヴェン理事の姿があった。
今回、重鎮は連絡が付かず不参加。
電話に出られない場所は一体どこだったのか・・・?
またお風呂でフィガロ・・・?

<業務連絡>
大大阪路地裏ツアーは日程を変更することになりました。
詳細は後ほど。

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2012年02月08日

不確定性原理の破れ

今年は新年早々、不確定性原理の破れが指摘された。

<ハイゼンベルクの式>
εqηp ≧ h/4π

<小澤正直氏の式>
εqηp + σqηp + σpεq ≧ h/4π

と、書かれてもなんのことだかさっぱりわからないのだが・・・。
不確定性原理とは極小のスケールでは位置やポテンシャルを正確に特定できないという考え。しかし報道によるとハイゼンベルクは量子ゆらぎと測定による影響を混同していたのだと言うではないか。これで現代物理の基本がひっくり返ってしまったんだね。
ハイゼンベルクは不確定性原理の手柄で32年にノーベル賞を受賞しているのだが、彼の受賞はどうなってしまうのか。またハイゼンベルクの原理を破ってみせた小澤正直氏はノーベル賞を取れるのだろうか。もはや私は超ドレッドノート級の煩悩グルグル状態である。これでは脳内にカルマン渦が発生するかもしれない。


「破れ」というのは日常の色んなところに転がっているものだ。
ある日私は知り合いをネットで検索してみたら呆気なく彼の動画が出てきた。私が知っていた頃の彼は若く、スマートで精悍だった。ところがネットで再会した彼はでっぷりと太って禿げていた。
彼は当時から生え際に退行の兆しがあったのだが、本人は楽観していた。しばらくすると更に生え際は後退し、仲間からは「A爺A」と呼ばれるようになった。
そのうち、彼の頭部がどうなるのか賭けようという話しになり、私は「後退」の口に乗った。その後合う機会は無かったのだが、彼が自分の動画を投稿していたことで彼の主張に「破れ」が認められた訳だ。いま私は彼に「土佐鶴」一合を要求する権利がある。


「破れ」は我々のケータイにも潜んでいる。先日の凡人日和に妻が先進国首脳猥談理事女史の誕生日のデータが勝手にケータイに貼りついていると言い出した。見ると確かにカレンダーに理事女史の誕生日のデータが張り付いている。妻はこういう操作をした覚えがないという。念のために私も自分の第3コギト・エルゴ・スム号(ケータイ)を確認してみたところ同様のデータが張り付いていた。知らない間にご自身の誕生日を猛アピールしているとはさすが猥談メンバー女史である。素晴らしい。しかし話しはこれで終わらなかった。
彼女は確か妻と2つくらいしか歳が変わらなかったはずだが、そのデータでは生年月日が1988年となっているではないか。ここに理事女史に対し年齢サバ読み疑惑が生起した。そうか、オフィシャルにはこういう年齢で通されているんだね、などと妻と話してみんなには黙っておくことにした。
と、私はここでひとつのことに気が付いた。1988年といえば中日が優勝した年ではないか。そうか。彼女も実は中日ファンだったのだな。しかし凶暴な阪神ファンが満ち溢れる大阪ではこれを公表することを恐れて敢えて隠しメッセージでささやかに主張していたのか。さすが芸術家である。年齢のサバ読みなどというセコいことを彼女がやる訳がない。そんな勘違いをした自分を私は恥ずかしく思った。
こうして彼女へのサバ読み疑惑には「破れ」が確認された。そしてこの日以来、彼女は「サバの女王1988理事」と呼ばれることが全会一致で可決されたのだった。


群馬県にはどういう理由か知らないが「やぶれかぶれ」という居酒屋が多い。チェーン店とかではなく、いずれも個人のお店だと思う。私は一時、よく群馬に行くことがあって「やぶれかぶれ」という居酒屋にも一度行ったことがある。お店は名前に似合わず常識的で、破天荒でもなんでもなかった。
ただそこの暖簾が破れていて、「やぶれかぶれ」の「かぶ」の部分が無くなっていた。これでは居酒屋「やぶれれ」である。あのお店では暖簾の破れだけが唯一「やぶれかぶれ」な状態にあった。


自慢ではないが、私の上司はダメな人だ。以前はもっと上の方にいたのだが、どんどん落ちてきて今では私のすぐ上にいる。先日、このダメ上司とダイアローグしていた時のこと。私は彼のズボンが破けてヒザが出ているのに気付いた。思わずガン見する私の視線にダメ上司は気付いたのだろう。おもむろに足を組んでヒザの穴を隠した。すると今度は組まれた足元の靴下が目に入った。その靴下はつま先も踵もズルムケに破れていた。彼は靴下の穴は隠そうとしなかった。
誰か私の上司にズボンと靴下を買ってあげてくれないだろうか。

see you!

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2012年02月05日

クロノスクァルテット  冬は厳しく

サリネン     冬は厳しく
ライリー     狼男、月下に乱舞
ペルト      フラトレス
ウェーベルン  6つのバガテル
ゾーン      狂った果実
ピアソラ     タンゴの為の4人
シュニトケ    クァルテット
バーバー     アダージョ
伝承曲      ドアは半開き

クロノスクァルテット




凡人日和だった先日、ゴソゴソしていたら高校時代に買ったクロノスクァルテットのアルバムが出てきたので再生してみた。懐かしいねぇ。もう20年以上聴いていなかったが、今聴いても色褪せていない。いい演奏だ。
私はこのアルバムの収録作品ではシュニトケが一番気に入っている。見通しの良い、未来志向のこの作品はSF感覚で気軽に楽しめるところがいいね。
ピアソラの「タンゴの為の4人」は高校の頃に仲間とふざけて「丹後の為の4人」などという曲を作ってみたことがあった。このダジャレを当時はいけてると思っていたが、よく考えるとむしろ恥ずかしい部類に入ると思う。若さはバカさだ。
このアルバムにはミニマム系の作品が収録されているが、私はミニマムというのは結構リアリティがあると思う。人生はほぼ同じような毎日の繰り返しだ。しかしそういう日常を繰り返していくうちに気付かないくらい遠い世界に行ってしまう。単調なフレーズが徐々にその姿を変えていくミニマムミュージックは人生そのものだと私は思う。

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2012年02月04日

モントゥー/フィラデルフィアo  ヒンデミット 画家マチス

ヒンデミット  画家マチス
モントゥー/フィラデルフィア管弦楽団




ヒンデミットという人がどう面白いのか私にはよくわからない。確かヒンデミットも相当な自信家だったが、自信家の作曲家で面白いと思う人は誰かいただろうか。仕事の優劣は才能だけで決まるわけではないと思う。
画家マチスも音が多すぎるというか、私のような凡人小市民にはなかなか全貌を見渡すことが難しい作品だ。このモントゥー盤を聴いてもそういう印象は変わらないのだが、しかしこれまで聴いて来た演奏に比べると随分見通しがいいと思う。場面ごとの描き分けが丁寧だからかもしれない。この作品は重い展開が続いてうんざりしてくるのだが、なんとか聴けたのはモントゥーのお蔭かと思う。
個人的には例によってオーマンディの個性とモントゥーの個性が並び立っている状態が大変興味深い。

ormandy at 00:33|この記事のURLComments(0)この記事をクリップ!客演指揮者 | フィラデルフィア管弦楽団