2012年04月

2012年04月30日

ハウス・メンテ後の水彩は玉砕

長い休みで、気候が良いゴールデンウィークは
ハウス・メンテに絶好のチャンス!
なにせ連続9日間の休みなのに、特に旅行の予定もないからね。

そんなワケで、日頃おろそかになっているところに手を付けた。
まずは、食器家具に耐震小道具の取り付け。
これは以前にも試みたんだが、木部が強烈に固くてドライバーが廻らず
ドリル・ドライバーでもダメで、諦めていたんだが…
ワイングラスなどを取り出す度に、喉に刺さった小骨のように気になっていた。

今回、"インパクト・ドライバー"を手に入れたので、これで試みた。
さすがにトルクが強くでグイグイとネジが進み設置完了。
この耐震装置は、揺れが来ると家具本体側からフックが降り
扉側の受けに填り、扉が開かず中の食器などが落ちない仕組み。
簡単な構造だけど、揺れが収まると自然に開閉が出来るようになるスグレモノ。
小さな案件が片付き、肩の荷が下りた。

その後は、窓ふきと行こうと思ったが…
曇って来ちゃったので、納戸の整理に切り替え作業続行。

しかし、単調作業に飽きちゃって、気分転換にアトリエで小物を描く事にした。
でも、やっぱり気が入ってないせいか?
力仕事の後の手は繊細に動かず、全然ダメな出来。やっぱりなぁ。
悔しいから、Facebookには
以前描いたワイン・コルクの絵を載せてお茶を濁す。(汗)

まぁ、この休み中には、ハウスメンテの他に
水彩を1枚くらいはモノにしたいねぇ。

stoper0430

oro_campo64 at 17:15|PermalinkComments(2) その他 

2012年04月29日

母とふたり、初夏のガーデニング

今日は、まるで夏の様でした。
我が家にお泊まり中の母親と、ベランダ・ガーデンニングに勤しんだんだが
オーニングをクルクルと引っ張り出して
日陰を作らないと、ウッドデッキが熱くて裸足で歩き回れないくらい。

でも、吹き抜ける風は薫風。早くも5月の風である。
汗ばむ肌に、実に気持ちが良いねぇ。
でも、庭いじりの所作は齢88の母親の方が動きが良い。(汗)
まぁ、慣れもあるんだろうが、キビキビと動きに無駄がないんだよね。
そこにいくと、こっちは無駄な動きばかりで、すぐ腰が痛くなる。
どっちが年寄りだか判らんねぇ。

しかし、冬の間、かまっていなかったベランダのグリーン達が
みるみると生気を取り戻しているようだった。
ちょっと増えすぎた野バラや合歓の木、
キングサリなどは、母親にあげるべく鉢に株分けしたりした。
お陰で、スッキリした我が家のベランダ空中ガーデン。

で、そこに新参者のミツマタを植え込んだ。
こいつ、初めて見たのは取材で行った箱根だったかなぁ…
薄黄色の筒状の小花で花心はオレンジ。それが球のように花開いて
華美ではないが、キレイで目を捉えられた。
その時から、いつかベランダに植えようと思っていたが
やっとオンラインで手に入れて植える機会が持てた。
母親も、ちょっと興味があるようだったね。
いつか、母の日にプレゼントするかなぁ。

その後は、おつかれ〜〜!って感じで
斜光を浴びつつ、オーニングの下でビールで乾杯しちゃった。
乾いた喉に極上の旨さ。
自室でレポート書きをしている息子と、寝室で昼寝中のオヤジには内緒。(笑)
初夏の空のもと、汗を流した者同士のヒミツ。(なんてね)

hiyoke0429

oro_campo64 at 16:30|PermalinkComments(0) グリーンライフ 

2012年04月28日

初夏にピッタリ!発泡日本酒

昨晩は、寝たと思ったら…電話でたたき起こされた。
なんと、懇親会帰りの息子が電車で寝過ごして、もう一度始発駅に戻り
途中駅で終電が終わり、放り出されたと言う。
昨年と同じパターンだ。デジャビュー?悪夢再来である。

降ろされた途中駅は小さく、ホテルなどの宿泊施設もなけりゃ
タクシーは長蛇の列で、乗れるまでどれくらいかかるか不明だと、泣きが入る。
ふざけんなよぉ………去年に続き二度目だろ。(呆)

しかし、親バカだなぁとは思いつつ、捨てても置けないので
ボンヤリした頭を振りつつ、高速を飛ばし"おっとり刀で駆けつける"羽目に。
小一時間かけて着けば、まだ駅前にはタクシー待ちの長い列が続いていた。
まぁ、行ってやって良かったかな。
ここのところ課題や部活などハードに過ごしていて疲れてたのかもなぁ。

しかし、年寄りは一旦目覚めるとなかなか寝付けない。
帰ってきてからも、しばし無聊をかこつ。
あぁ、この連休初日は、父親を病院に連れて行って
しかる後に我が家に連れ帰り、ノンビリとお泊まりで過ごさせる予定で
朝からのタイムスケジュールはびっしりだった。
そんな時に、寝不足である。と、嘆き節。

とは言え、久しぶりの4人での食事は愉しい。
朝からまた学校に行った息子も昼には帰ってきて一緒にランチ。
先日も作ったポルチーニのクリームパスタを、両親にも食べさせようと用意した。
前回に比べ生クリームの他に牛乳と鶏ガラスープを加え濃厚に。
パルメも思い切り削り掛ける。おぉ、溶けるねぇ。

そして、夜は家族で晩酌。
福光酒造で手に入れた微発泡のにごり酒「しろき」を、みんなで嗜む。
微発泡というので、女性向きのフルーティなヤツを予想していたが
瓶内熟成で発泡した炭酸は、舌にビシッと男前。おぉ、刺激的。
アルコール度数もしっかりあり、美味いねぇ。
今日みたい初夏の気候には爽快でピッタリ!
最近飲めるようになった日本酒。この9連休に、あれこれ試すかな。

shiroki0428

oro_campo64 at 19:57|PermalinkComments(0)  

2012年04月27日

"さざ波"という名のお皿

随分前だけど…日本料理店で波形のお皿を見た。
波波で長皿が区分されていて、味が混ざらなくて良かったなぁ。

な〜んて事を、ふと思いだし、ヒルズのBALSに探しに行ってみたら
思い違わず、スタイリッシュな波皿があったが…
在庫3つで、調べてもらったら版元にもなく、数が揃うのは夏過ぎと言われ愕然。
思い立ったら欲しいのが人情、サッサと諦めてネット検索。

しかし、和風ばかりで白皿が意外と無いんだよねぇ。
あっても、カタチが鉢ぽくて、いまひとつだったりして…あっちこっちにサーフィン。
でも、最後には見つけた!
"マーレさざ波"という3連仕切りアミューズ皿。
うん、これならいいんじゃな〜い。(笑)

オンラインで10個ほど纏め買いして、先日のお絵かき会後の宴会でデビューさせた。
小皿を取り皿として、たくさん並べるより場所も取らないし
なかなかオシャレな佇まいでいいね。
串揚げのソース皿や薬味皿と違い、キッチリ区分けられていなくて
ゆる〜く区別が出来る。しかし、ソースやドレッシングは浸食しない。
使いやすくって、なかなか便利でしたね。
しかし、"さざ波"とは、うまく名付けたもんだなぁ。

こいつ、当たり前だけどスタックできるので、いま我が家の食器棚で"さざ波皿"は、
寄せては返し…まるで波打ち際のようになっています。(笑)

sazanami0427

oro_campo64 at 20:37|PermalinkComments(0) お気に入り 

2012年04月26日

美味くて不思議なアイスプラント

学校での建築模型作りに追われたり、新入部員歓迎コンパや
道院での稽古など…
ここのところ、息子の夜は忙しいようだ。
おかげで、晩飯免除が多い。昨日も今日も、そして明日も。
すっかり、お一人様夕食が定番になりつつあり、
晩飯も段々いいかげんになってくるね。(汗)

今日なんて、用意したのはロッソ・ディ・モンタルチーノにチーズ
そして買ってきたパンだけ。
いくら何でもこれじゃなぁ…と、サラダくらいは作る事にした。
野菜室をのぞくと「アイスプラント」があった。
そうだ、昨日プレッセで見つけて買っておいたんだっけ。
今では、あちこちで見るようになったけど…
この野菜、ちょっと前には、なかなか手に出来なかったんだよね。

初めて食べた時は、その味にビックリしたもんだ。
だって、野菜自体に塩味が付いてるんだからね。
見れば判る通り、葉っぱや茎にキラキラと氷の結晶のようなモノが見え
これが、実は塩味の基。そして、名前の由来でもある。
これが後付けの味ではなく、植物そのものが形成するんだからオドロキだよね。
食感は、シャキシャキとして歯触りがとても良い。
噛む度に、このキラキラから出てくる酸味と塩味が良い感じなんだ。
おまけに、ミネラルやらカロチンも豊富な優良野菜。

で、結局ドレッシングも要らないアイスプラントを囓って
ついでに、パンも囓って…チーズとワイン。
質素なんだか?ある意味、贅沢なんだか…?(笑)
不思議な晩飯と相成りました。

ice0316

oro_campo64 at 20:20|PermalinkComments(0) 料理 

2012年04月25日

伏線を愉しむ本「ナミヤ雑貨店の奇跡」

東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇跡」を読了。
ちょっと、読みたい本が色々とあったので…
表紙のイメージで軽い読み物かも?と、後回しにしちゃったんだが…
いやぁ、先に読むんだったねぇ。久々の面白小説でした。

読み始めてすぐ、"よろず悩み相談"をする人物が経営するのが
タイトルにもなっている「ナミヤ雑貨店」で、
ナミヤ、悩み?…ダジャレ??と、気持ちが少し引いたが
その後は、グイグイと引き込まれちゃった。
巧いなぁ、相変わらずのストーリーテラーだねぇ。

物語の視点が、奇跡の雑貨店に去来する人物の視点に
ドンドン移り変わるだけでなく、過去にも未来にも視点が動いて行く。
このマルチ画面的遷移が実に心地よく
また、物語に厚みを加えている。いやいや、ページが止まらない。

また、次々に出てくる登場人物達が
化学記号の亀の子のように立体的に繋がってくる。
伏線の妙というか…そうか!ここで繋がるのか!とか
そう来るか!と、作者の術中にはまって、転がされて翻弄される。(笑)
ま、これが実に愉しい!

ここのところ、東野圭吾はミステリーばかりだったが…
殺伐とした事件の出てこない、人と人の交わりに主眼が置かれた小説は
いわば有機小説とでも言えるかも?
こういう本は、好きだねぇ。

namiya0425

oro_campo64 at 20:00|PermalinkComments(0) 読書 

2012年04月24日

花咲く、花散るプリマベーラ

いやぁ、暖かったですねぇ。
今日は会社に出ず、家で籠もっての仕事だったので
ひとり昼食は、気分転換にベランダで
サンドイッチとアイスティーとシャレこんでみました。
穏やかな風と、満開の"シジミ花"が、目にも気持ちにも優しくて
いやぁ、ついビールに代えたくなっちゃいましたぁ。

そういやぁ、見渡せばベランダは白一色です。
シジミ花、白山吹、そして、咲きかけの白い八重のチューリップ。
もう少しすると、色花も咲いてきますが…
我が家の春は、白で始まります。

そして、室内には、切り花のチューリップ。
こちらは、オレンジで華やかでしたが、そろそろ開ききり、もう枯れそう。
実は、いまGF1のフィルター機能を駆使して
枯れるまでを逐一撮ってるんです。
このチューリップの時間経過撮影は、去年も試みたのですが
うまく軌跡を追えなくて、今年も同じ色のチューリップで再チャレンジ。
ま、この様子は、僕のFacebookアルバムに載せてるんですけどね。
アーヴィン・ペンもどきで、なかなか愉しい。(笑)

室内では失われゆく時間が…
ガラス1枚隔てたベランダでは白花が咲き乱れ、伸びゆく時間。
それは対照的な花模様です。

花というヤツは、描いても撮っても難しい。
でも、やめられない。
不思議な魅力が詰まっていますねぇ。春は、だから愉しい。

sijimi0424

oro_campo64 at 16:41|PermalinkComments(0) グリーンライフ 

2012年04月23日

モンタルチーノの糸杉がやってきた

トスカーナの景色と言えば、美しき丘陵と糸杉だった。
この景色は日本には無いので「あぁ、異国に居るんだなぁ」と思わせてくれる。
ま、糸杉と言えば、有名どころではゴッホが画題にしているが
ヨーロッパの絵本にも、よく登場する。
知らずにいた頃は、デザイン的に描かれてるんだと思ってたけど…
初めてイタリアで見た時には、ちょっと感動もんだった。

今回、モンタルチーノのバンフィを訪ねた時、
ブドウ畑を囲むようにあった糸杉に、松ぼっくりのような実がなっていた。
花はもちろん見た事無いが、糸杉の実も初めて見た。
なんだか、良い色合いとカタチなので
いくつか実をもがせて戴いて、大事に持ち帰ってきた。
杉だけど…花粉症もなんのそのだ!
我が家のシンボルツリーとして植えてみようという魂胆。
何十年かかると思ってるの?と、からかわれつつもロマン、ロマン!
たとえ、小っちゃいままだって、芽吹けば愉しいじゃない。

持ち帰った実は、しっかりと固く閉じていた。
そのうち開くんじゃないかなぁ…と、チェストの上に放りっぱなしていたら
今日の事、ポロポロと種と思しきものがこぼれ出ていた。
一時の艶っぽい色は失せて、実も枯れ模様だが
これが、自然のタイミングなんだろうなぁ。
待てば海路の日和だ。

時は芽吹きの季節だし…早速、種を水に浸してみようかな。
無事に、芽吹けよぉ。

itosugi0423

oro_campo64 at 20:46|PermalinkComments(0) グリーンライフ 

2012年04月22日

チーズは、ジャムを乗せてめしあがれ

昨日は、しばらくぶりに"お絵かき会"が開催されて仲間が集った。
お題は春らしくと言う事で、黄色い金魚草。
花屋でピンクと迷ったんだが、菜の花に代表されるように春は黄色でしょう!
と決めたんだが…描くのは難儀しちゃった。
葉っぱは良いんだけど、花は黄色一色で色彩のレンジ幅が狭いので
なかなかボリューム感と水彩らしいタッチが出せなかった。
ま、それでも小さな部分に学びの跡が見えて、それはそれで良かったね。
やっぱり、描き続けなきゃねぇ。

その後は、宴会。(笑)
久しぶりの仲間との食事は、もちろんイタリアンでした。
初の試みとして、やっと手に入れたブルネロ・ジャムを味わう事と決めていた。
そのため、事前にディーン&デルーカに行って、
チーズ・アドバイザーと相談してチーズを購入してたんだ。
オススメにしたがって買ったのは「セルシュール・シェール・モロー」と
「シャビシュー・デュ・ポワトゥ」。
いずれも、シェーヴル(山羊)で、本来なら好みの分かれるところだが
ジャムやハチミツなど甘い物との相性が非常に良いとの事。
特にモローの方は、熟成時に木炭灰が塗された珍しいタイプ。
もちろんこの灰と白カビごと食すんだけどね。

食べやすいように小さくカットしたチーズを細長い皿に並べ
みんなで、ワイワイとブルネッロ・ジャムを乗せる。
ちょっとジャムだけつまみ食いしてみると…
おぉ、さすがのブルネッロ・ジャム。
とてもいい香りで、口中に爽やかなワイン味が広がり美味い!
これだけをパンに付けてもいけるね。大人の味。

さて、チーズとの相性は?これが実に良い感じでした。
山羊…?って、はじめ言ってた女性陣も、これならいける!と、
長皿2枚に用意した前菜代わりのチーズは、あっという間に売り切れ。(笑)

チーズとコンフィチュールのマリアージュというのは
ヨーロッパではよく見るが、日本ではまだまだ食されていない気がする。
でも、これは材をキチンと選べばアリだなぁ。
また、試してみよう。

jam0422

oro_campo64 at 17:21|PermalinkComments(0) 料理 

2012年04月20日

哀悼、日暮修一さん

今朝の新聞で、日暮さんの訃報を知った。
あぁ、もう新しい作品に触れる事は出来ないのかぁ…

日暮さんと言えば、世間的には「ビックコミック」の表紙が、お馴染みなんだろうが
僕にとっては、Lapitaという雑誌の表紙が印象的だった。
"30歳以上は購読禁止"を謳った、
"子供心をもった大人の雑誌"というコンセプトに、その作風はピッタリだった。
しかも、表紙を彩る画題はオールドカーや万年筆、ライカなど
大人にとって、そそられるもばかり。好きだったなぁ。

その絵は、僕にはとっても描けない細密、かつ雰囲気があって…
日本のノーマン・ロックウェルみたいだった。しかも、それが油彩なんだ。
しっかりとしたデッサン力に裏打ちされながら
あくまでも目線は温かく、どことなくほのかなユーモアが漂っていて…いいねぇ。

以前に、Lapitaの付録だったか?懸賞だったかなぁ?
表紙の絵が、ポスト・カードになったものを入手した事がある。
これを小さな額に入れて、アトリエに飾っていたんだけど…
今は、新しく買った佐々木悟郎さんの水彩画に取って代わってしまった。
やっぱり、プリントよりは生絵だからなぁ。
もちろん、日暮さんの生絵は売ってないだろうし、
たとえ売ってたとしても、僕に買える値段じゃないだろうけどね。

で、今日の事。仕舞ってあった額を引っ張り出してみた。
たぶん、「BMWイセッタ」だと思うけど…
昔懐かしき、クラッシックカーが描かれている。
この頃は、「メッサーシュミット KR175」だとか「チンクエチェント」とか
個性豊かな小っちゃなクルマがあって、良い感じだったよなぁ。
日暮さんは、僕よりも一回りも先輩だけど、日暮さんが好きなモノは僕も好きだなぁ。

歳を取ると言う事は、好きな人を失うという事でもある。
日暮修一さんのご冥福を祈ります。

higurashi0420

oro_campo64 at 20:45|PermalinkComments(0) アート 

2012年04月19日

癒される?ハーモニーハート

ちょっとしたお返しや、小さなプレゼントとして
僕が、ここのところ活用してる品が、この銀色のハート。

ピッカピカのステンレス製で、ツルツルと角がないので
持って、握って、とても気持ちが良い。
そのうえ、ちょっと揺らすとシャララーンと、えも言われぬ音がする。
そう、オルゴールが仕込まれているんだね。
ハーモニーボールのハート版って感じかなぁ。

想像するに、中に仕掛けられた鍵盤の上を
揺らす度に、球が転がって音を奏でているのだと思う。
掌に乗せ、ゆくりとと動かすと…癒されるぅ。
まぁ、オジサンの僕が言うのもなんだが…(汗)
女子達には、評判が良いようだね。と言っても、まだ2〜3人にしかあげてないけどね。

ハートというと、リズムを刻むイメージがあるけど
ハーモニーを奏でるハートは、ちょっとロマンチックで良いね。
赤い袋に収まっている様も、なかなか良い。

人様に差しあげるためには、まず自分で使ってみてからが鉄則だから
我が家にも、このハート型のハーモニーボールがある。
手持ちぶさたの時には、揺らしてみる。
部屋に音が広がる。
オヤジひとりで、何やってるんだろうなぁ…とも思うけど
ま、いいモノではある。(笑)

heart0419

oro_campo64 at 20:18|PermalinkComments(0) お気に入り 

2012年04月18日

太陽のリング

あと一月もたつと「金環日食」が見られるので、
いまから5月21日が愉しみ!
なんと言っても、関東地方で金環日食が見られるのは、
約130年振りだからねぇ。

でも、それだけじゃなくて…
思えば、もう20年以上も前になるけど
当時ドリカムの「時間旅行」って歌があって、その中には
「指輪をくれる? ひとつだけ 2012年の
金環食まで待っているから とびきりのやつを
忘れないでね そうよ 太陽のリング」って歌われていた。
ちょうど、カミさんが息子を身ごもったと判った頃で、
妙にロマンチックな気分で、その頃は息子も二十歳になるし、
記念にリングでも買うか?
な〜んて言ってたんだけど…叶わなかったね。

その金環食が、いよいよやって来るんだねぇ。
20年なんて、あっという間だったなぁ。なんだか、感慨深い。

今回の日食は、時間帯も良いんだよね。
大体、朝6時過ぎから9時頃まで続き、最大は7時半頃。
登りたての朝日がリングになる。いいよねぇ。

ところで、僕が小学生の頃、授業での太陽観察は、
ガラス板にロウのススを付けて、黒くしたもので太陽を見たんだけど…
今考えれば、アバウトだなぁ。よく目を痛めなかったものだ。
今回は、そんなことの無い様に、日食専用の眼鏡というかオペラグラスを買った。
わずか2000円もしないぐらいだけど、
3倍率、遮光度13という、ちゃんとしたお品。

早速、今朝の太陽を見てみると…
暗い画面に、ちょっと緑がかった太陽が月くらいの大きさで見えた。
朝の弱い太陽だって裸眼で見つめる事は出来ないから
うん、これなら良いね。

後は、当日の天気だけ!頼むよ、晴れてね!

sun0418

oro_campo64 at 20:59|PermalinkComments(0) コンテンポラリー 

2012年04月17日

アドリア海クルーズを夢見て

息子は、2年生になって授業内容が濃くなっただけでなく、
受講数も多くなったので、クラブ活動時間が後にシフトしたようだ。
しかも、5月には大会があるというので、
練習時間も長くなりますます帰宅が遅くなった。
そして、ついに月水金は、仲間と晩飯をチャチャッと喰うので、
晩飯は要らないと言う事になった。

まぁ、5月いっぱい迄のわずかな期間だが、ちょっと助かっちゃうなぁ。
おかげで、慌てて帰って来て、晩飯作るのは火木の2日だけ。
それ以外は、いい加減な飯でお茶をにごし、ノンビリと帰宅後を過ごす事になった。

そういやぁ、先日「紅の豚」をTVでやっていたよなぁ。
と、鬼の居ぬ間に録画チェック。(笑)このアニメは、好きでねぇ。
昔懐かしきレーザーディスクのソフトでは持っているんだけど…
いまや、TVにハードが繋がっていないからなぁ。観る事が出来ない。
そんなわけで、久しぶりに観るんで、ちょっとワクワクした。

まずは、サボイアS.21試作戦闘飛行艇が格好いい!
いつか、じっくりプラモデルを作りたいなぁ。
そして、ポルコ・ロッソの名言というか、ワイズクラックがいいよねぇ。
"飛べない豚はただの豚"だけじゃなく、大人のウィットが、そこかしこにある。
でもでも、一番は舞台がアドリア海という事だねぇ。
あぁ、いいなぁアドリア海!グッと来る。

以前にヴェネツィアに行った時、本土に泊まらずに沖合のリド島にある
デ・バーンという、ヴィスコンティの"ベニスに死す"で有名なホテルに泊まった。
ここが、アドリア海に面していたんだよねぇ。
アニメの海と同じ色で、すごくキレイな海。絶景だったね。
いつか、アドリア海をクルーズしたいなぁ。
などと夢想しながら観ていたら…息子のご帰還で、つかの間の夢破れる。(汗)

映画も、もちろん良かったけど…
あぁ、またアドリア海を見に行きたくなっちゃったなぁ。

kurenai0411

oro_campo64 at 20:26|PermalinkComments(0) 映画 

2012年04月16日

噂のポン酢ジュレを試してみた

昨晩は、息子が少し風邪気味なので、優しい食事が良いと言う。
じゃぁ、白身の魚でも焼くかなぁ…と、材料を買いに出かけたら
見た目もキレイなスズキがあった。
よしよし、これだな。アラでスープを取れば一石二鳥だ。
具材は豆腐と長ネギくらいにして、優しいスープに仕上げよう。
あとは、野菜を薄味で炊くかな?

いつもは息子中心のメニューだからねぇ。
本当は、年寄りの僕には、こんな方が良いんだろうなぁ。(笑)

さて、とは言え、スズキもポアレしただけじゃなぁ。
軽くてしっかり味がするには…流行のポン酢ジュレかな?
探してみると"鰹だしポン酢ジュレ"と"柚子胡椒ポン酢ジュレ"が見つかる。
取り敢えず両方買ってみるが、今日使うのはもちろん鰹だしタイプ。

オリーブオイルでスズキをポアレ。
そう言えば、昔フレンチのシェフに聞いた事があるが
ポアレとは、昔は蒸し焼きを意味したようだ。
それが、今では多めの油で焼くことを意味するように…
そうだ、体に優しく少なめの油で焼くんだから、今日はソテーだな。
と、妙な事に気付く。

薬味に九条ネギを輪切りにしてトッピング。
そこにポン酢ジュレ!
見た目もキラキラ、プルプルしてて旨そう!(笑)
かけポン酢と違い、具材と絡んで食べやすい、これは、いいかも!

途中で、"注ぎポン酢ジュレ"したら
息子が「なんだ、作ったんじゃないのか?」と、一言。
よせやい!そうそう、ジュレ作ってられませんよぉ。
と言ったが、今度自家製を作っても良いかもな。
そう言えば、コンソメジュレを作った時は、家族にスゴク受けたのを思い出した。
作ってみるかなぁ…自家製ポン酢ジュレ。

ponzu0416

oro_campo64 at 20:21|PermalinkComments(0) コンテンポラリー 

2012年04月15日

むこう3年間は、何も起きませんよ〜

しかしどういう事なんだろう?
いろんな不自然さを抱えながら、大飯原発の再稼働を国は進めるらしい。
ストレステストの結果・評価も意見は割れているというのに…
津波よけの防波堤は、高さが足りないというのに…
もし事故が起きた時に要となる
格納容器の圧力を下げるフィルター付きベント設備や
免震棟は、2015年までに作ると言ってるだけで、着工もしていないのに…
それでも、国は安全が確保できたから再稼働だと宣う。

福島のトーデン事故の教訓が何も活かされていない。
ごくごく普通に考えて、3年後に出来るかもしれない施設を待たずに
今日、いま現在安全と言える神経はなんなんだろう?
むこう3年は、地震も起きずに事故も起きないから
必要施設が出来ていなくてもいいんだもん!って、子供に説明してみなさい。
幼い子供でも「なんで?」と疑問に思うはずだから。
いい大人が恥ずかしく無いだろうか?
お決まりの「想定外」は、もう使えないんだよ!

一方で、中日新聞には、国のモニタリング・ポストの不正が暴かれていた。
これは、福島の空間線量が年明けから急低下しているので
調査しに行ったら、モニタリング・ポストの周辺だけが徹底的に除染され
あまつさえ、測定器の下には厚い鉄板が敷かれガンマ線を遮っていた。
モニタリング・ポストの管轄の文科省は、除染は内閣府がしたので知らない。
内閣府は、モニタリング・ポストがあるとは知らなかった。という。
鉄板まで貼ったのに?茶番が、また始まった。

またまた、北朝鮮がミサイルを発射した祭には
市民に危険を知らせるための「Jアラート」が、全く働かず
TVのニュースの方が、国より早く発射情報を捉えていたと言う。
ものスゴイ金をかけて、この"ていたらく"。
この国のポンコツぶりは、目を覆うばかりだ。

そんな、国のまやかしやポンコツぶりを見せられつつ
「原発の安全は確保された」等と言う戯言は、まともには聞けない。
どうかしてるぜ!まったく。

genpatsu0415

oro_campo64 at 16:41|PermalinkComments(0) 独り言 

2012年04月14日

人は生きてさえいればいい

イタリアに持って行った本の2冊目は、窪 美澄「晴天の迷いクジラ」。
初めて読む作家だったが、前作「ふがいない僕は空を見た」を
本屋で手にしたり離したりして…結局は、読まなかったんだけど
"人は、ただ生きていてくれるだけでいい"というテーマ性が共通らしいので
どうせなら新しい方、と「〜迷いクジラ」を手にしてみた。
"人生の転機に何度も読み返したくなる、感涙の物語"という帯の惹句にも、
ちょっと惹かれたんだけど…正直3章目までは読むのが辛かったなぁ。

主な登場人物は3人。年齢も性別も違うこの3人の半生が余りにも不幸で参る。
幸い、僕の身の回りには、これほどの不幸は無いからなぁ。
手に余る不幸を見せつけられるのに辟易としそうだった。

親に否定され、故郷は出たものの過労働で鬱になり薬が頼りのデザイナー。
絵の才能は、溢れるほどあるのに、貧しくて世間知らずゆえに
世間に流され、幼くして母親になり…ついには育児放棄して出奔した会社経営者。
過保護、過干渉の母親に振り回され、次第に病んだ"引きこもり"の女子高生。
この三人三様のジェットコースター不幸を読み続けている間の3章までが、
ほんとに辛くて、読むのをやめようかと思ったほどなんだ。
機内じゃなければ、ほんとに止めたかもなぁ。
まぁ、止めるに止められず、最終章に救いを求めて読み続けた。(汗)

そして、最終章。この3人が"湾に迷い込んだクジラ"救済で交わる事になる。
偶然が作った疑似家族が少しづつ、凍った心を少し溶かしだす。
しかし、旅を終えたあとでも、問題のほとんど解決しない。
ま、そうだよね。積年の辛さが、そう簡単には再生しないだろう。
でも、ちょっとだけ光がさしてくるようで救いもある。

読後感は、全面解決では無くとも悪くは無い。
しかし、旅先で読む本では無かったねぇ。
愉しい事と辛い事がミストされ、天気雨みたいな気分になった。

kujira0414

oro_campo64 at 16:50|PermalinkComments(0) 読書 

2012年04月13日

Felicita Felicita!

久しぶりのイタリアは、随分と愉しかったなぁ。
絵本に出てくるような丘陵地帯は、日本には無い風景で
思わずクルマを停めて、しばし眺めるほどだったし…

今回、初めてイタリアの温泉に入ろうと水着を持って行ったのに
向こうの温泉は、飲料治療が主な目的で
医者の診断を仰いでから、7つほどある源泉のうち一番体に合う温泉を飲む。
朝飯を食べていると、医者に温泉を止められる。などなど、
面倒この上ないので、諦めていたら…
目的地に行く途中で見つけた「テルメ」が、スパと同様であっさり入れた。
トスカーナの美しい景色を眼下に見ながら
イタリアの風に鼻先をなぶられて、気持ちよく身も心も解けた。
ラッキーな事続きで、
フェリーチェ、フェリーチェ!幸せ、幸せであった。

些細な嬉しい事があったり、目的が達成できた事。
知らなかった事を識った事。そんな、数々の愉しい出来事があった。

しかし、もう少しイタリア語が話せないとなぁ…
と、しばし反省もして、帰って来てからセッセと練習してる。
こんな事は、行く前にやれよ!って感じですねぇ。(笑)

そう言えば、「シエナ」に行った時
この地域の言葉が、一番美しいイタリア語だと聞いた。
現地では、イタリア語を勉強するならシエナで学べ。が、鉄則だそうです。
とは言っても、今更留学も出来ないからね。(笑)
どこかに、シエナから来てる留学生とか居ないかなぁ…
教えて欲しいなぁ、美しい言葉。

siena

oro_campo64 at 20:32|PermalinkComments(0) 独り言 

2012年04月12日

美味しそうなレザー・ジャケット

旅の楽しみは買い物でもあるわけで…
とりわけ、イタリアはファッションの国だから、
ミラノだけではなく、フィレンツェだって例外ではない。
ドゥオモの周辺には、イタリアンブランドのショップがひしめいている。

まぁ、息子の狙いは若者らしくDIESELやReplay。
ここは僕も好きだけど、今回は息子の買い物につきあう程度の気分でいたんだけど…
トルソが着ていたバターイエローのレザー・ショートジャケットを見たら
グググッと、物欲指数が上がっちゃった!(笑)
870ユーロか。まぁ、ユーロ安だし、日本で買うよりグッとお得だねぇ…
しかも、15%は免税還付されるしなぁ…
と、自分騙しの呪文を唱えつつ、着てみれば、ピッタリ!(笑)

ショート丈で、しかも後から前にテーパーが掛かっていてオシャレ。
ごく狭いダブルブレストが、また良い。
袖口も軽くラウンドしていて、切羽のところは、ま〜るくカットされてる。
もちろん、いかにも新品!という姿ではなく
あちこちにアタリ出しが施されていて、凝ってるねぇ。
ここのところ、DIESELはご無沙汰だったが、これにははまった。
ま、それでもブラックやブラウンだったら買わなかったな。
この芥子色とも違う、くすんだクリーム色のような…
いわば、イタリアの建物の色のような色にビビビッでしたねぇ。
やっぱり、歳取ったら明るい色ってワケだ。

息子が買ったブルゾンやカーディガンも
8ボタンで、狭いダブルブレスト。これが、今年のDIESELのアイコンなんだな。

今日も、半袖ポロシャツ一枚に、このレザージャケットを羽織っていた。
むふふ、テンション上がるなぁ。(笑)
とはいえ、今年はもうあまり着られないだろうなぁ。
日本はヨーロッパと違い湿度が高いから、サマー・レザーなんて夢のまた夢だもんね。
汗だくで着てるのは馬鹿みたいだし
行く春を惜しみ、来る夏まで、せいぜい愉しもうかな。

diesel0330

oro_campo64 at 21:05|PermalinkComments(0) ファッション 

2012年04月11日

遂に発見!ブルネッロ・ジャム

もう、何年も前の事だが…
ワイン屋さんのサイトで、"ワイン・クレーム"と言ったか?
"クレーム・ドゥ・ワイン"という名称だったか?もう、忘れてしまったが…(汗)
いわゆる「ワイン・ジャム」が売られていた。
そして、いくつかの種類のうちのひとつが、なんと、ブルネッロのジャムだった。
えっ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノからジャムが出来るの?
いや、たぶんサンジョベーゼ・グロッソ種
いわゆるブルネッロ種のブドウから作られてるんだろうなぁ。
これは、ぜひ食さなきゃ!と、勇んだが…
限定数入荷で、とっくに売り切れだった。以来、お目にかかる事もない。
あれこれ捜してみたが、見つからない。
たまに、特定銘柄ではない普通のワイン・ジャムが売られる事はあっても
ブルネッロ銘柄は、見た事がない。

そんなワケで、今回の旅行では、ブルネッロのワインジャムを見つけたい!
実は、密かに狙っていたんだね。
そして、偶然に助けられて、モンタルチーノ村で発見しました。
名前は、Gelatina di Brunell。ブルネッロ・ゼリーである。
でも、訊けばこれはワイン・ジャムだと言う話。
やったー!遂に見つけたぁ。

ジャムひとつで、大の大人が大喜びしてる姿は不思議だったろうなぁ。(笑)
でも、まだ食べていないんだ。見てるだけ。(汗)
まぁ、やっとの思いで見つけたのでね。そう易々とは開けない。
と言うのは冗談にしても、ただパンに塗って食べるより
美味しい食べ方はないか?あれこれ探っているところなんだ。

そして、こういうヤツは、ひとりで食べるより
ワイワイとみんなと食べた方が美味いかなぁ?とも思ってるんだ。
お楽しみは大勢で!ってワケ。

brunello0406

oro_campo64 at 20:27|PermalinkComments(0) ブルネッロ 

2012年04月10日

名画の背景を愉しむ

ヴィンチ村と言えば…
僕が初めてレオナルド・ダ・ヴィンチの伝記を読んだのは小学生だったなぁ。
かの有名な絵描きであり、技術者でもあったレオナルドが
ろくな教育も受けずに、自然と親しんで暮らしたという記述に驚いたもんだった。

でも後年に、ずっと川面の渦を見ていて
渦のカタチは、巻き毛とソックリだ!と気づき、
絵画に再現したり、初めて遠近法を取り入れたりしたのは
この頃の自然観察が基になったんだなぁ。と、得心がいった。

そんな、レオナルドの故郷を、50年も経てから訪ねられたのは
ワイン探しだけじゃなく、ワクワクしたね。
しかし、今に残るレオナルドの生家は改修中で、中に入る事は出来なかった。
まぁ、とは言え、1400年半ば頃の家が
そのまま当時の面影を持って現存しているとは、とても思えないし…
もとより、そんな期待もしていないのだから、さほど、気落ちはしない。
レオナルドの発明した各種道具類のレプリカが展示されている
レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館も、後付けだろうし…
そうすると小さな村には、オリーブやブドウが茂る自然しか見るべきモノはない。

でもね、この自然とレオナルド・ダ・ヴィンチが
生まれた場所に居て、呼吸すると言う事が嬉しいんだよねぇ。
小高い丘に建つ建物から、遠くの丘陵地帯を眺めると
そこには、レオナルドがモナリザの背景に描いたと言われる自然が
往時のまま、目の前に広がっている。
もっとも、モナリザに描いたのは、ちょっと誇張して描いたと言われるが
でも、なるほどこれが名画の背景か!と
思わせる空気の厚みと木や草の息吹が、確かにあった。
おもわず深呼吸。(笑)

vinci0405

oro_campo64 at 20:20|PermalinkComments(0) アート 

2012年04月09日

ヴィンチ村のブルネッロ

モンタルチーノのエノテカに行った時の事だが…
いやぁ、ここはさすがにブルネッロが垂涎の品揃えで、眼福だった。
でも、よ〜く見れば、いずれもお金さえ出せば買えるワイナリーの品が多い。
もちろん、見た事のないブルネッロもチラホラあったが
持って歩くのもなぁ…
しかも、水物は、いまや機内持ち込みが出来ないので
まぁ、いずれ輸入されるでしょう。と、細々買いするのは諦めた。
その分、飲んで帰ればいいもんね。(笑)

ま、当初から、ほとんど輸入されていない、
Leonardoのブルネッロ・ディ・モンタルチーノが狙いだったので
これを箱買いしようと試みた。しかし、ここでは売ってないんだよなぁ。
やっぱり、ワイナリーじゃなきゃダメか?しかし、VINITALYだし…
しかも、よく訊けば、どうもモンタルチーノ村では生産されていないらしい。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなのに???

あれこれ、現地で調べてみると…
Leonardoだけに、これのみヴィンチ村で作られているようだ。
そうか、だからレアなのかぁ。
と言う事で、今度はヴィンチ村に出かける事にした。

やっとの思いでワイナリーに辿り着き、恋い焦がれたLeonardoに出会う。
これは、かつて友人のsanjinが粘り腰で、見つけてくれたんだけど
以来、お目にかかる事もない超貴重品なんだよねぇ。

早速、エノテカでロッソ・ディ・モンタルチーノから試飲。
息子まで、スワリングして、香りを嗅いで…と、一丁前の所作。(笑)
このロッソは、日本未輸入なので、ここでしか飲めない。
う〜〜ん、感慨深い。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、ラッキーな事に
ビンテージが良年の2006年産。さすがの芳香でうっとりしちゃった。
一緒に行った友人と、ブルネッロとロッソを箱買い!
カンティネのフランチェスコという気の良いヤツが
あれこれと輸入手続きをしてくれたけど、空輸代が馬鹿にならないので
当初のもくろみより箱数を控えちゃったよ。残念。(汗)

そんな思いで買い付けた、別送品のワインが今日やっと通関して会社に届いた。
しかし、現地で見たのは木箱入りだったのに
届いたのは段ボール、きっとフランチェスコが重量を気にして
紙箱にしたんだろうなぁ。
イタリア人らしくなく、気を遣い過ぎだよぉ。木箱で欲しかったのにぃ。(笑)

vincibru0409

oro_campo64 at 20:25|PermalinkComments(6) ブルネッロ 

2012年04月08日

8対7が一番愉しい

もしも機中で本がなかったら…退屈でどうしていいか判らない。
機内エンターテイメントは、ほとんど見たりしないからなぁ。
13時間もの移動時間は、ひたすら本を読むか、もしくは寝てるかだね。
だから旅行には、たくさんの本を持って行く。

イタリアに持って行った本の一冊目は
直木賞作家池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム」。
普段読んだ事が無い作家だったが、なんだか"感が働いて"旅のお供に。
でも、まぁ普通だったかな。

僕が勤めた事がない一般会社でのメーカーや銀行とのやりとり
社内の軋轢など、知らない事を読まされた部分はあるけど
きっと、実際に企業に起きてる事の方がもっと熾烈な気がするね。
だって、コンサル出身の外様社長が、副産物としてのダウンサイジング試作を
最後の起死回生策として売り込むアイディアを
会社一筋の専務達が、"自分たちには考えつかない策"だと感心するんだが
この程度の策を思いつかなければ、それは経営者じゃないだろうに。

リストラと社会人野球の存続の兼ね合いを織り交ぜた企業小説だが
まぁ、企業小説と言うより、大人の寓話として読めば
そこかしこに爽やかな逸話があって愉しかった。
でも、この本の一番の出来は、野球好きのルーズベルト大統領が
最も面白い野球のスコアは8対7のゲームだと言った。
そこに目を付けたところでしょうね。

考えて見れば、これは何にでも言えるかも?
"点数"を"成功"に置き換えてみれば、
1対0じゃ緊迫感ばかりで…10対0じゃ大味だ。
8対7ならスリリングで愉しそうだ。しかも、達成感もある。
7回失敗しても、8回成功するのが良いんじゃないかなぁ。
と書いて気がついたが…ははは、なんだ七転び八起きじゃないか。(笑)

でも、終わってみれば、8対7の人生は愉しいはずだね。

roosevelt0408

oro_campo64 at 16:45|PermalinkComments(0) 読書 

2012年04月07日

サラってどんな花?

今日は、母親のケアで病院巡りだった。
移動のクルマの中や待合室では、いつものように四方山話。
そんなか、先日小さな土産として渡したハチミツが美味かったと聞く。

旅の土産は"消えモノ"に限るし…まぁ、イタリアなら食材には困らないからね。
と言うワケで、パン好きの両親用にモンタルチーノ村で求めたもの。
と言うのも、現地のトモコさんが、「これ美味しいわよ」と勧めてくれたから。

当たり前の話だが、ここのハチミツはイタリアに咲く花の蜜で出来ている。
だから、イタリアの花を食べるようだなぁ…と思い
なるべく日本で見ないような種類のハチミツを選んだ。
ラベンダーやローズマリーなど、ハーブの花蜜はヨーロッパぽいかも?
なかにはSallaのように、日本では聞かない花の蜜もあった。

モンタルチーノの小さな食材ショップのお祖母ちゃんに
「Sallaって、どんな花?」って聞いても、説明が判らなかった。
トモコさんに聞いても、説明が難しそうで「日本には無いから…」って感じ。
ま、なんでも判っちゃうより、なんだか判らないが
想像が膨らむような、ミステリアスもイイか?
現地では、そうは思っていたが
花好きの母に「ハチミツに書いてあったサラってどんな花なの」と聞かれ
やっぱり気になって、ネットで捜してみたが…
「サラ」は無く、夏椿の「沙羅」ばかりが出てくる。(笑)

まぁ、このまま知らないのも良い事かもね。
今度またイタリアに行った時、なにかの拍子にバッタリ出会って
「おぉ、これかぁサラの花って!」と言う事になるかもしれないから。
そんな新鮮なオドロキの為に、謎はこのままにしておこうかな。

miele0405

oro_campo64 at 17:39|PermalinkComments(0) その他 

2012年04月06日

大人のグリーン・ツーリズムを味わうなら…

フィレンツェ郊外にクルマを1時間ほど走らせると、
キャンティ・クラシコ地区になり、そこにイル・ボッロという村がある。
ここは、かの有名なフェラガモ家が、
村とその周りの広大な土地を買ってグリーン・ツーリズムを
愉しめるように開発した場所なんだよね。

ブドウ畑の間を走っていると、唐突に糸杉に囲まれた邸宅にぶつかる。
「ここかなぁ?」「おぉ、デカイ鉄扉があるよぉ」
「でも、閉ざされていて入れないし…」
「あそこで、ピンポーンってやるんじゃないの?」
なんて軽口を叩きながら、なおも道を回り込むと…
IL BORROと表示のある施設に行き会う。
そして、その奥、一本道で繋がっていたのが、中世の村そのままの宿泊棟だった。
なんと、良い雰囲気じゃないですか!歴史に身を置く感じがするねぇ。

村には、僕たちと数人のイタリア人だけしか居ないみたいで、静かなもんだ。
昼食後、折角だからメイン・ヴィラを見学しようか?と
スタッフに聞けば、さっきの門扉のところで、
ピンポーンと呼び鈴を押すらしい。
ビックリだなぁ、当てずっぽうが当たっちゃったよ!(笑)

早速、訪ねてみると開いた鉄門からヴィラまで糸杉に沿って一直線の道がずっと続く。
世田谷区よりデカイ700ヘクタールもあるそうで、笑っちゃうほど広〜〜い。
こちらの棟は、イタリア庭園を中心に豪華な施設が並んでる。
熱気球や乗馬、ゴルフなど田園リゾート・アクティビティはこちらでの愉しみ。
ワイナリーで作られる自家製のワインやオリーブオイルも旨い。
ま、でも子供達向きではないねぇ。大人の休暇地だ。

なかでも、豪華なメイン・ヴィラでの宿泊は、一週間で500万円だそうです。
でも、10ベットルーム20人まで宿泊できて
メイドやバトラーの費用まで含まれてるらしい。
割ると…ひとり一泊35,000円ほどの宿泊費か。
ウェディング・セレモニーにも使って、記念にそのまま泊まるならアリだなぁ。
秋にウェディングを迎える友人に勧めるかな?(笑)

まぁ、セレブ邸宅での目の保養はこの辺にして、
オリーブオイルを買って帰ろうかな…と、庶民はつぶやきながら
見学中、油断してた息子をパシャ!と写して蹴られたのがご愛敬。(笑)

ilborro0407

oro_campo64 at 20:53|PermalinkComments(2) グリーンライフ 

2012年04月05日

想い出のカフェ・フレッド

コーヒー好きの僕の一日は、会社でのホット・コーヒーで始まる。
昼食時にアイス・コーヒー、そして午後にまたホット。
これが長年の習慣なんだ。

そんな僕には、コーヒーの国イタリアは居心地が良いね。
イタリア人は、とにかくコーヒー好きだから、その飲み方たるや様々。
でも圧倒的人気は、カフェ(エスプレッソ)だね。

そして、基本的には、コーヒーは温かいものと信じているので、アイスは無い。
しかし、10年ほど前のミラノでの事だが
昼食時に、習慣でついアイス・コーヒーを頼んだら、なんと有った!
これが、コクがあって絶品の旨さ。カフェ・フレッドと言った。
直訳すれば"寒いコーヒー"だ。
さすがにイタリア人は、ただのアイス・コーヒーは作らないなぁと感心したが…
名前も覚えていない、ガレリアのそのカフェ以外では
「カフェ・フレッド・パルファボーレ」と言っても、怪訝な顔をされるばかり。
それ以後、飲めたためしは無かった。

今回、場所は違えど幻のカフェ・フレッドが飲めたらなぁ…
と、淡い期待を持っていたが、
あっさりとウフィッツィ美術館のテラスカフェでお目にかかった。
なんと、普通のカフェ・フレッドの他にカフェ・フレッド・カプチーノまであった。
これがクラッシュアイスと呼ぶにはあまりにも細かい
なんというか…フローズン・ダイキリみたいにミキサー氷で供された。すごく旨し!
息子や友人も一発でお気に入り。(笑)

それ以降、いろんなところでメニューを見ると
いまや、カフェ・フレッドは定番メニューになってるようだ。
でも、その供し方は店によってだいぶ違う。
氷は基本的には無い様だ。クレマが立って薫り高いのや
濃いヤツが少量カクテルグラスに入っているものなど。
中には酒が入っているものまでオーダーできる。

年月が、このコーヒーを定着させてくれたんだね。
でも、旨さには差がある。まだまだ、発展途上なのかもねぇ。

cafefreddo0404


oro_campo64 at 20:36|PermalinkComments(0) お気に入り 

2012年04月04日

ブルネッロが結んだ縁

今回の旅行では、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの故郷の村を訪ねて
レアなブルネッロに出会いたい!なんて事を夢見ていた。

だからモンタルチーに向かって、
トスカーナの美しい丘陵地帯をノンビ〜リと走ってた時も
ドンドンとワクワク感が募って…たまらなかったねぇ。
やがて町に着き、ともかくモンタルチーノの空気を身体に入れる。
あぁ、ここが大好きなワインの生まれた場所かぁ。感慨深い。

町をちょっと散策しながら、どこのワイナリーを訪ねようかなぁと情報収集。
すると、なんと!イタリアでは年に一度のワイン祭り「VINITALY 2012」が
開催中で、ワイナリーの関係者は、み〜〜んなヴェローナに行っちゃってるらしい。
特に、家族経営の小規模ワイナリーは、みんな出払ってて誰も居ないんだと。
が〜〜〜〜ん!
そりゃそうだろうなぁ、世界中から買い付けに来る一大イベントだもんね。

しかし…さて、どうするかなぁ。
とりあえずモンタルチーの丘にある、お城のようなエノテカを目指す。
ブルネッロでも試飲しながら考えるかぁ…
そんな時、なんとバッタリ日本人の方にお会いする。
しかも、その方の息子さんは、ブルネッロで有名なBanfiにお勤めなんだと言う。
そのうえ、息子さんの奥さんが近くでアクセサリーショップをやってるから
詳しく聞いてご覧なさい。と、案内された。なんという僥倖。
そして、トモコさんがBanfiに電話して、テイスティング予約をしてくれた。
いつもブルネッロは、人を結んでくれるなぁ。

かくしてBanfiを訪ねる事となった。
郊外を走ると、やがてエチケットに描かれているお城が見えてきた。
おぉ、Castello Banfiだ。美しいなぁ。
このお城のエノテカでティスティングと昼食。
もちろん、昼食には料理に合わせて皿ごとに相応しいワインが付く。
料理もなかなか凝っていて美味しい。至福の時だったね。

しかし、ここでもVINITALYの影響で人手が足りないとの事で
工場見学まではかなわなかった。あぁ、残念。
でも、まぁ…また来いよ。と言う事なんでしょうねぇ。
叶ったり叶わなかったりするけど、予定を組まない旅は、だから愉しい。

montalcino0404

oro_campo64 at 20:25|PermalinkComments(0) ブルネッロ 

2012年04月03日

メジチ家のオフィスを観に行く

以前フィレンツェに行った時は、ウフィッツィ美術館には入れなかった。
というのも、当日券を求めて地元の方々が朝から根気よく並んでいて
その列たるや長蛇。見ただけで観光客は諦めるね。
で、前回に懲りて、今回はウフィッツィ美術館に予約を入れておいた。

予約優先で人数制限して、館内でゆっくり鑑賞できるように
当日券は、混み具合を勘案しながら売る。だから長蛇の列が出来るんだね。
しかし、このシステムは良いねぇ。日本でもやればいいのに。

おかげで、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、ボッティチェリを堪能。
しかし、僕にとって、ウフィッツィ美術館それ自体を鑑賞する事も
目的のひとつだったんだ。
ウフィッツィは、英語で言うところのオフィスで
もともとは、メジチ家の事務所だったわけだ。
ヴェッキオ橋と繋がっている秘密回廊がその名残だね。
そんな美術品と言っても良いような館には、
美しいだけでなく、知らなかった知識も眠っていた。

実は、今回初めて知ったんだが、この美術館には奇っ怪な天井絵があった。
花の手足を持った精や、肩から羽が生えている人間など。
さらには魚、動物へと連続変化する絵などまで。
これらは、大昔に洞窟に描かれていた古代美術装飾らしくて、
それをモチーフに、天井絵画として15世紀に再現されたらしい。
妖精の様に美しくも、よく見れば不思議な造形。

これが、洞窟(グロット)に描かれていた奇っ怪な絵と言う意味で
「グロテスク」と言う言葉の語源になったとの事。
もっとも、日本で言うグロとは、ちょっとニュアンスが違う気がするけどね。
いやぁ、知らなかったぁ。
この歳にもなって、識る喜びを味わえるなんてねぇ。
さすが、歴史のイタリア。
もっと調べたり、聞いたりすれば…
ウフィッツィには、まだまだ秘密が眠っていそうだね。

uffizi0403

oro_campo64 at 20:20|PermalinkComments(2) アート 

2012年04月02日

スローライフの国だから…

久しぶりにイタリアに行くのに、エアーはやっぱりAlitaliaかな?
だって、行く国の飛行機を使う方が、旅という雰囲気が出ていいもんね。
ということで、今回もAlitaliaを使った。
ちょっと贅沢にマニフィカ(ビジネスクラス)で行ったんだけど
相変わらず、このクラスは快適だったなぁ。

まずは、食事がいいもん。
きちんとテーブルにはクロスが敷かれ、
リチャード・ジノリのベッキオホワイトの食器が並び
アンティパストからプリモ・ピアット、
セコンド・ピアット、ドルチェ、カフェまで、順々に供される。
ワインは数種類から選べるし、メインも選べるだけでなく、ミックスも可能なんだ。
食後酒のグラッパ、リモンチェッロまで用意がある。
サラダに使うドレッシングだって
よくあるコーヒーミルクの小容器などには入っていない。
ちゃんとガラスの小瓶に入っている。
やはり、スローフードの国だよなぁ。食べる事を楽しむ気概がある。

寝具もブランケットではなく、中綿が入った掛け布団。
おかげでフラットシートと相まって、熟睡できる。
ま、食事に始まって"生活全般を愉しむ"という精神が機内に行き渡っている。
こういうイタリア的こだわりが、僕は大好きなんだなぁ。

しかし、ヨーロッパは平等を嫌う階級社会だから、
このサービスもマニフィカだからだろうね。
やっぱり、ちょっと背伸びをして、無理をした甲斐があったかな?(汗)

あとは、片言でもイタリア語を話せば、もうニコニコ対応だし
旅の始まりは、ググッと愉しくなくるね。だから、やっぱりねぇ。
僕は、Alitaliaが好き!

alitalia0402

oro_campo64 at 20:45|PermalinkComments(0) お気に入り 

2012年04月01日

帰ってきたら…ART FAIR TOKYO 2012

イタリアで一週間過ごして帰ってきたら…今日がART FAIRの最終日。
時差ボケもなんのその、駆け込み鑑賞に東京国際フォーラムまで出かけた。
何故って?このフェアには、敬愛する水彩画家の永山裕子さんが
ブース展示をしているからねぇ。ぜひ、新作を観に行かなければ!と言うワケ。

実は、永山さんが招待券をくださると言ってくれたので
同行する仲間の分も頂戴と携帯にメールして、
とってもユーモラスなお返事を戴いた。
まぁ、私信なので、ここに公開はしないけどね。笑ったぁ〜。
永山さんて、世界的アーティストなのに、お茶目だよなぁ。

ART FAIRでの永山さんの展示は、20数点でこぢんまりしてたけど
中身の絵は相変わらず濃くって、良い感じだった。
なかでも、庭の野バラを描いた1枚は、(もちろん売約済みだったが)
イタリア行ってなければ、初日に行って絶対に買ってた逸品だったねぇ。
もう、ずっと眺めていた。返す返すも、手に入れられなかったのが残念だなぁ。
永山さんが写真を撮っても良いと言うので写メ。
ライトが映り込んじゃったけど…良いよねぇ。(写真上)

相変わらずシャイな、永山さんともお話が出来て嬉しかったね。
ついでに、「屋外でのバラ絵をまた描いてね」と、ちゃっかりリクエスト。

今回の描き下ろしは、パネル貼りしたアルシュ紙のパネルサイドまで
絵が描かれていて立体的。だから額無しでアクリルボックスに入っていた。
そして、右横から観るのと、左横から観るとのでは趣が微妙に変わる
斬新なこの額装は、実に絵にマッチして良い感じだった。
大御所なのに、いつも新しい試みがあって、こういうところも好きだなぁ。
やっぱりデザイン志向がある永山さんらしくて良いねぇ。
画廊の方が「横にまで描いてあって、今回の作品はお得です」って
セールス・トークするのぉって、永山さんは笑っていたけど…
それは無いよなぁ。(笑)

では、また次回の展覧会でと約束して辞去。
あぁ、早くも9月4日からの
東京セントラル美術館で開催予定の「夢中展」が愉しみだなぁ。

nagayama001

oro_campo64 at 20:39|PermalinkComments(0) 水彩